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これがいわゆる異世界転移?
何でこうなった?
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頼まれごとも終わらせて、後は兄が帰って来るのを待つだけだ。
「もうそろそろ帰って来るよね。」
「そうだね。」
そうこうしていたら、ガレージの方で車の音が聞こえてきた。
我が家には二台の車がある。
兄が乗っているのはついこの間納車してもらった車だ。
必死でボーナスとか溜め込んで購入に至ったと言っていた。
両親の乗っていた車の一台は廃車になって数年。
そのお金は廃車になってしまった車の支払いやらその他に使ったから、『もう余程でない限りローンは組まない。現金で!』が我が家のルールになっていた。
「ただいま~。」
兄が玄関のドアを開けてそう声をかけて来ると同時に我が家の猫達はお出迎えにかけて行った。
普通は犬が迎えに行くんだろうけどなぁ~。我が家は猫派で犬は飼っていない。
猫も普通はお迎えなんか行かないと思うのだが…だってアイツらは気ままだものなぁ。
だが、我が家の猫は兄が大好きでお出迎えに行くんだ。
しかも、脚にまとわりつきながら…。
俺に対しては、お腹は見せてくれたり、『頭を撫でろ』とよっては来るが、兄ほどではない。
何でだ?
「おっ、美味そうな匂い。ちょっと着替えてくるよ。」
そう言って、猫達を連れて自室に着替えに行った。
「英二、テーブルに持って行って!」
「了解。」
「こっちは飲み物置いとくね。」
姉の指示で料理をテーブルに置いて、妹と俺はジュース。兄と姉は缶ビールを置いて準備万端。
料理は中央に大皿で、各自自分がいるだけを取るスタイルだ。
ただし、全種類必ず食すのが我が家のルール。量が少なくても、作った人に感謝して必ず食べる事となっていた。
これは亡くなった母親の決めたルールだから、その後を姉が引き継いでいた。
好き嫌いは許されないんだよね。あくまで基本はだけど。
室内着に着替えた兄が『美味そう~』と言って席につき、『誕生日おめでとう!!』の合図で乾杯した。
ここまでは普通の日常だったんだ。
だがこの後、あんな事が起こると誰が予測しただろうか。
確かにこの所の天候は荒れていた。
連続の雨風がひどい時もあった。
家の近くに山や川もある。あるけど、めちゃくちゃ隣接しているわけでもない。
今までこんな大災害が起こった記憶すらないんじゃないかと思う。
テレビの画面越しで映像にみるぐらいだ。
だから、家族みんなが油断したんだ…
「もうそろそろ帰って来るよね。」
「そうだね。」
そうこうしていたら、ガレージの方で車の音が聞こえてきた。
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兄が乗っているのはついこの間納車してもらった車だ。
必死でボーナスとか溜め込んで購入に至ったと言っていた。
両親の乗っていた車の一台は廃車になって数年。
そのお金は廃車になってしまった車の支払いやらその他に使ったから、『もう余程でない限りローンは組まない。現金で!』が我が家のルールになっていた。
「ただいま~。」
兄が玄関のドアを開けてそう声をかけて来ると同時に我が家の猫達はお出迎えにかけて行った。
普通は犬が迎えに行くんだろうけどなぁ~。我が家は猫派で犬は飼っていない。
猫も普通はお迎えなんか行かないと思うのだが…だってアイツらは気ままだものなぁ。
だが、我が家の猫は兄が大好きでお出迎えに行くんだ。
しかも、脚にまとわりつきながら…。
俺に対しては、お腹は見せてくれたり、『頭を撫でろ』とよっては来るが、兄ほどではない。
何でだ?
「おっ、美味そうな匂い。ちょっと着替えてくるよ。」
そう言って、猫達を連れて自室に着替えに行った。
「英二、テーブルに持って行って!」
「了解。」
「こっちは飲み物置いとくね。」
姉の指示で料理をテーブルに置いて、妹と俺はジュース。兄と姉は缶ビールを置いて準備万端。
料理は中央に大皿で、各自自分がいるだけを取るスタイルだ。
ただし、全種類必ず食すのが我が家のルール。量が少なくても、作った人に感謝して必ず食べる事となっていた。
これは亡くなった母親の決めたルールだから、その後を姉が引き継いでいた。
好き嫌いは許されないんだよね。あくまで基本はだけど。
室内着に着替えた兄が『美味そう~』と言って席につき、『誕生日おめでとう!!』の合図で乾杯した。
ここまでは普通の日常だったんだ。
だがこの後、あんな事が起こると誰が予測しただろうか。
確かにこの所の天候は荒れていた。
連続の雨風がひどい時もあった。
家の近くに山や川もある。あるけど、めちゃくちゃ隣接しているわけでもない。
今までこんな大災害が起こった記憶すらないんじゃないかと思う。
テレビの画面越しで映像にみるぐらいだ。
だから、家族みんなが油断したんだ…
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