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事件?
急遽里帰り
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「大丈夫ですか?」
そう言って、シロさんから私を奪う様に抱きしめてきた。
確かに、君は私の夫だよ。だが、シロさんに対してその対応はどうかと思うよ。
現に、シロさんが鬼の形相になっている。
「離せ、鬱陶しい。ちょっと悪夢を見てシロさんに起こしてもらっただけだ。シロさんにさっきの対応はどうかと思うんだけどね。ちょっと!!」
「あぁ、そうなのですね。ありがとうございます。ここからは私が付いていますので、下がってくれて良いですよ」
そう言うと、私をさらに抱きしめて、頬に、唇にと口づけを落としてくる。
「シロ…ごめん…」
男をどうにか突っぱねて、シロさんにお詫びを口にする。
シロさんも、仕方ないですね…みたいな顔を一瞬して、部屋を出て……行く訳ないよね…
「いくら夫だと言っても、我が主人に対して…」
そう言って、襟首捕まえてひっぺがした。
まるでポイ捨てするように…
思わず呆れ顔で見てしまったが、まぁいっか。
「大丈夫ですか?また…」
「うん。ウィルに何かある予感がして…」
「ふむ…」
「おい!」
「うるさいですね。外野は黙ってください!」
シロさんが、アイツに対して塩対応だ…
何やら呟いて、部屋の外に放り出す様に、この空間から弾き出した。
相変わらずだな…
「では、行かれますか?」
「うん。行ける?」
「了解しました。では…」
シロさんが何やら呟き魔法陣を浮かび上がらせ展開する。
そして…
いつの間にか、実家である城の自室に移転した。
「シロさん…こんな事もできるのね。」
「とりあえず、このまま結界も張っておきますね。まだ夜中ですから、もう少しだけお休みください。ヤツにはこの国にまだ入らせませんから…」
最後の方の言葉は聞き取れなかったけど、何やらやってくれるのね…
と言うか、どれだけチートなんですか!?
まぁ、ウィルに関して安心できたら帰るし、とりあえず、里帰りということにしてもらおう!!
そう考えて、とりあえず体力温存で自分のベットに潜り込んだ。
兄達が、いつでも帰ってきていい様にしておくと言ってくれてたけど、部屋がそのままで、しかも掃除もされていただなんて感謝だね…
そんな事を考えて、夢の中に落ちていった。
そう言って、シロさんから私を奪う様に抱きしめてきた。
確かに、君は私の夫だよ。だが、シロさんに対してその対応はどうかと思うよ。
現に、シロさんが鬼の形相になっている。
「離せ、鬱陶しい。ちょっと悪夢を見てシロさんに起こしてもらっただけだ。シロさんにさっきの対応はどうかと思うんだけどね。ちょっと!!」
「あぁ、そうなのですね。ありがとうございます。ここからは私が付いていますので、下がってくれて良いですよ」
そう言うと、私をさらに抱きしめて、頬に、唇にと口づけを落としてくる。
「シロ…ごめん…」
男をどうにか突っぱねて、シロさんにお詫びを口にする。
シロさんも、仕方ないですね…みたいな顔を一瞬して、部屋を出て……行く訳ないよね…
「いくら夫だと言っても、我が主人に対して…」
そう言って、襟首捕まえてひっぺがした。
まるでポイ捨てするように…
思わず呆れ顔で見てしまったが、まぁいっか。
「大丈夫ですか?また…」
「うん。ウィルに何かある予感がして…」
「ふむ…」
「おい!」
「うるさいですね。外野は黙ってください!」
シロさんが、アイツに対して塩対応だ…
何やら呟いて、部屋の外に放り出す様に、この空間から弾き出した。
相変わらずだな…
「では、行かれますか?」
「うん。行ける?」
「了解しました。では…」
シロさんが何やら呟き魔法陣を浮かび上がらせ展開する。
そして…
いつの間にか、実家である城の自室に移転した。
「シロさん…こんな事もできるのね。」
「とりあえず、このまま結界も張っておきますね。まだ夜中ですから、もう少しだけお休みください。ヤツにはこの国にまだ入らせませんから…」
最後の方の言葉は聞き取れなかったけど、何やらやってくれるのね…
と言うか、どれだけチートなんですか!?
まぁ、ウィルに関して安心できたら帰るし、とりあえず、里帰りということにしてもらおう!!
そう考えて、とりあえず体力温存で自分のベットに潜り込んだ。
兄達が、いつでも帰ってきていい様にしておくと言ってくれてたけど、部屋がそのままで、しかも掃除もされていただなんて感謝だね…
そんな事を考えて、夢の中に落ちていった。
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