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調査です
店番
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「ん?エリスはギルドに行ってるよ。」
「そっか、エリアばあさん、果物欲しいんだけどな…」
「あ~っ、ちょっと待ってよ………イタタタ」
お婆さんが立ち上がろうとして、腰痛を訴えいる。
大丈夫かなぁ……
「あ~、無理すんな。また………」
「おじさん、どれがいるの?僕たち計算とかできるから……お婆さん、手伝うね」
ウィルがそう声かけている。
しかも、すごくニコニコ笑顔だ。
相場とか知りたいって言ってたし、情報収集もしたいって言っていたからかなぁ……親切心もあると思うけど……
なら、私も協力して……それに、面白そうだ……
「良いのかい?」
「「うん!」」
子供らしく返事する。お婆さんに聞きながら、果物を買いに来た男性に対応した。
果物の値段は値札のような物を置いてくれていたからわかる。
お手製であろう紙袋に、数個の果物を入れてお金を受け取ってから渡した。
「僕たち、ありがとう。助かったよ。」
そう言って帰って行った。
このぐらいの値段なんだ。
全て税込なんだね。お婆さんが言うには商品の1割が税金なんだとか……計算は簡単になったけど、元々の生活していく上で、及び商売するための税金もこの所ドンドン上がって言ってるのに、物も税金がかかって大変なんだとか……
税金が良いように国民に還元出来てたら良いけど、還元されず、取られてばかりだと……そのうち暴動が起きる。
還元するなら、どの分野に還元したら良いのかも見とかないとな……
そんな事を考えながら手伝っていると、人が集まり、次々と購入していってくれた。
傷物は、お婆さんに許可を貰って少し安価に売り捌き、全商品売り切った。
達成感。たまらない……
「おばあちゃんただいま。」
「お帰りエリス。」
「「お帰りなさい。」」
一瞬、エリスさんが戸惑っている………
???
「おばあちゃん、商品は?」
「あぁ、この坊や達が手伝ってくれてね」
ニコニコして答えてくれた。
「お金はこっち。あと、傷物はお婆さんの許可も貰って、少し安く売ったよ。」
「あら………ありがとう。物凄く助かったわ。」
「こっちも、お手伝いさせてもらってありがとう。」
ウィルと2人で答えて言った。
あっ………そろそろ帰らないと……
「お礼はどうしようか……」
エリスさんが悩んでる。
それなら……って顔してるね、ウィル。
「ねぇ、もしよかったらまたお手伝いさしてくれる?」
「それは、有難いけど……」
「勉強にもなるから、それをお礼に……ね。」
ニコニコしながらお願いしてる。
ここを拠点に市場調査するつもりかな?
やばい、もう帰らないとバレる……
「僕たちもう帰るね。また明後日くるね」
「「バイバイ、エリスさん、お婆さん」」
「僕達、名前は?」
「僕はアキ」
「リョウ」
「「またね!」」
そう言って、2人でかけて行った。
「これから、あそこで手伝いしながら、色々調べれるね」
「そうだね、手伝いも楽しかったしね」
2人でもと来た道を戻り、城内に入る。
よかった、ばれてない
懐中時計と、ロケットペンダントから、それぞれの服を取り出して、急いで着替えて素知らぬ顔で部屋に戻った。
「そうそう、今日の果物の値段、メモしておこう。あと、今日の情報も……」
そう呟きながら、メモし出した。
それを、懐中時計にしまっている。
今度、録音メモ機能でも付けようかなぁ……
「あっ、そうだ、シロさんに頼んでた物見に行こうよ。」
「何頼んだの?」
「見てのお楽しみ!」
2人シロさんの部屋に行く。
シロさんの事は、父上には報告しておいたんだ。
呆れてたけどね……
私の護衛になるだろう……って許可貰って、一室も与えられた。
私的にはウィルも一緒に護衛してくれると有難いんだが……
まぁ、ウィルにも心を許してくれてるから良しとしとこう。
しっかりお願いしたからね……
「そっか、エリアばあさん、果物欲しいんだけどな…」
「あ~っ、ちょっと待ってよ………イタタタ」
お婆さんが立ち上がろうとして、腰痛を訴えいる。
大丈夫かなぁ……
「あ~、無理すんな。また………」
「おじさん、どれがいるの?僕たち計算とかできるから……お婆さん、手伝うね」
ウィルがそう声かけている。
しかも、すごくニコニコ笑顔だ。
相場とか知りたいって言ってたし、情報収集もしたいって言っていたからかなぁ……親切心もあると思うけど……
なら、私も協力して……それに、面白そうだ……
「良いのかい?」
「「うん!」」
子供らしく返事する。お婆さんに聞きながら、果物を買いに来た男性に対応した。
果物の値段は値札のような物を置いてくれていたからわかる。
お手製であろう紙袋に、数個の果物を入れてお金を受け取ってから渡した。
「僕たち、ありがとう。助かったよ。」
そう言って帰って行った。
このぐらいの値段なんだ。
全て税込なんだね。お婆さんが言うには商品の1割が税金なんだとか……計算は簡単になったけど、元々の生活していく上で、及び商売するための税金もこの所ドンドン上がって言ってるのに、物も税金がかかって大変なんだとか……
税金が良いように国民に還元出来てたら良いけど、還元されず、取られてばかりだと……そのうち暴動が起きる。
還元するなら、どの分野に還元したら良いのかも見とかないとな……
そんな事を考えながら手伝っていると、人が集まり、次々と購入していってくれた。
傷物は、お婆さんに許可を貰って少し安価に売り捌き、全商品売り切った。
達成感。たまらない……
「おばあちゃんただいま。」
「お帰りエリス。」
「「お帰りなさい。」」
一瞬、エリスさんが戸惑っている………
???
「おばあちゃん、商品は?」
「あぁ、この坊や達が手伝ってくれてね」
ニコニコして答えてくれた。
「お金はこっち。あと、傷物はお婆さんの許可も貰って、少し安く売ったよ。」
「あら………ありがとう。物凄く助かったわ。」
「こっちも、お手伝いさせてもらってありがとう。」
ウィルと2人で答えて言った。
あっ………そろそろ帰らないと……
「お礼はどうしようか……」
エリスさんが悩んでる。
それなら……って顔してるね、ウィル。
「ねぇ、もしよかったらまたお手伝いさしてくれる?」
「それは、有難いけど……」
「勉強にもなるから、それをお礼に……ね。」
ニコニコしながらお願いしてる。
ここを拠点に市場調査するつもりかな?
やばい、もう帰らないとバレる……
「僕たちもう帰るね。また明後日くるね」
「「バイバイ、エリスさん、お婆さん」」
「僕達、名前は?」
「僕はアキ」
「リョウ」
「「またね!」」
そう言って、2人でかけて行った。
「これから、あそこで手伝いしながら、色々調べれるね」
「そうだね、手伝いも楽しかったしね」
2人でもと来た道を戻り、城内に入る。
よかった、ばれてない
懐中時計と、ロケットペンダントから、それぞれの服を取り出して、急いで着替えて素知らぬ顔で部屋に戻った。
「そうそう、今日の果物の値段、メモしておこう。あと、今日の情報も……」
そう呟きながら、メモし出した。
それを、懐中時計にしまっている。
今度、録音メモ機能でも付けようかなぁ……
「あっ、そうだ、シロさんに頼んでた物見に行こうよ。」
「何頼んだの?」
「見てのお楽しみ!」
2人シロさんの部屋に行く。
シロさんの事は、父上には報告しておいたんだ。
呆れてたけどね……
私の護衛になるだろう……って許可貰って、一室も与えられた。
私的にはウィルも一緒に護衛してくれると有難いんだが……
まぁ、ウィルにも心を許してくれてるから良しとしとこう。
しっかりお願いしたからね……
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