オメガ転生。

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学園生活

そんな事が

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「ん…はぁ…」

唇を割り開かされ、入り込んだ舌でほんろうされる。が、息苦しさと、快感と、温かい物が身体中に染み込んでいく感じがした。
これはいったい…でも、そんな事を考えていられなくなりそうだ…

「ふふっ…少し顔色が良くなりましたね。これで安心です。……本当はもう少しあなたを味わい、感じたいのですが、今日はこのくらいで我慢しておきますよ」

そう言うと、腰が抜けそうになっていた自分をスッと抱き上げてベットに移動し、優しく下された。
そして、衣服をくつろがせながら、ベットをきしませながら上がってきた。
えっと……

思わずドキドキ鼓動が早まるのがわかる。
飛び出しそうな勢いだ。

「そんな期待してるように目を潤ませて、頬を朱に染めては…ダメですよ。わかっていますか?」

そう言うと、横になり抱きしめられる。
腕の中に囚われて、優しく背中をさすられた。

「さぁ、眠りなさい。早く元気になってくださいね。私の忍耐をあまり試さないように」

そう言ってつむじ唇を落とされた。
これだけドキドキしては、眠れない!!そう思ったのだが、瞼が重く、眠りについてしまった。







「口づけで妖力を分け与えから、少しは落ち着いたでしょう。それにしても、この可愛さは困った物だ。番いとはこんなに愛おしく、離し難いものなのですね…無事でよかった。早く婚姻の儀を済ませ、心身共に自分のものにしてしまいたいです。そうすれば…まぁ、卒業までは待つと約束したから仕方がないが…翔…わかっているのですか?まぁ、逃がしはしませんし、勿論奪われもしませんがね…」

聖女は自分に対してかなりの執着を見せたが、それ以上に自分の部下が執着を見せるとは思えなかった。
引き渡しを請求し、城かその他の場所で尋問し、拘束し、その力が必要な時存分に使うため、調べ上げようと考えていた。が、結果的には部下の番いである事が判明し、全てにおいて部下の監視という囲いの中に閉じ込めることとなった。
部下と言っても、私の弟であるから…十分信用しているが、あそこまで執着を見せるとは思わなかった。
本人は…私には負けるというが、アレの方がかなりのものだと思う。
だから、まぁ、大丈夫だろう…

まだ問題が残っているのだから、弟を通してあの女を使い、また弟自身も、もう少しこき使っても今回の件があるから文句は言わないだろう…
今後のことを考えながら、愛しい者の寝顔を覗く。
ニヤリと口角が上がるのは仕方ないだろう/
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