オメガ転生。

学園生活

そんな事が(雅貴)

それからも、色々と報告が上がり、排除及び捕撲指示を出していく。
ある程度捕撲しては、尋問その他目的にてとっておきの場所にご招待して行くようにも指示している。

優秀な者達は、報告はしてくるが、適宜対応して行ってくれていた。

「殿下方も、少しは休んでください」

そう言いながら…でも、仕事は減らしてでもくれるんだが…
殿下と食事を共にしながら、つい愚痴りたくもなる。

以前とは違う自分達にお互い戸惑いながら…

そう、お互いが求める者があわられる前は、側から見れば、仕事が恋人ではないか…みたいな事を言われていた。
好き好んでしていたわけではない。
ただ、すればするほどスムーズに国自体いい方向に進むから、していただけだ。

今は、あの者との幸せな時間をどう捻出するか…あの者が喜ぶ顔を想像して頑張っているだけだ…

食事後、少し休み、この宿自慢の湯に浸かる。
さて…

何やら嫌な予感がする。

急ぎで湯から出て…

「呼んでいる」

そう思い、展開した…