177 / 302
学園生活
そんな事が(雅貴)
しおりを挟む
「これは笑うしかないね…」
相手もそういうのだから…どんだけ腐ってしまったのか…
過去に会ったあの者達は、嫌いではないが、こんな事は決して許しはしなかった。
なのに、その後継達は…
「まぁ、一部の者達が…だな…」
「そうでしょうね…自分達が崇め奉っている方々とオメガとが子を作れば、優秀は後継が産まれますしね…又は、自分達より優秀とされるアルファを屈辱的に扱えば、優越感に浸れるでしょうしね…」
「こんな事を知ったら…どう思うのだろうね…」
今のあの職についているのは…
「彼が知れば悲しむでしょうね…」
銀色の髪に、蒼瞳の美丈夫であるあの男を思い浮かべる。
慈愛の象徴とされているあの男を。
まぁ、怒らせたら怖い男でもあるのだが、よほどでない限り怒った姿は過去に数回だけだ。
「アレには対の者がいたはずですよね…」
「そうでしたね…それの対抗してでしょうかね…」
面倒臭い…その一言に尽きるが、自分の愛しい者達に被害が被る可能性があるのなら…
そして、もう卒業してしまいたいが、この国の仕事も関係してくるし
この国の長であり、友でもある者からの…
「すまないね。君達、妖とはまた違う異種でもある者達の…汚点か…」
「まぁ、まだ酷いほどではなかったので、放置していた私の責任もありますから…」
宗教関係ほどめんど臭い者はない。
自分達の考えを正当化して、いかに必要かなどを布教していくのだから…
決して全てが悪いわけではない。一部が……
すぐさま、影のものに指示し、殿下と方針を決めて行った。
相手もそういうのだから…どんだけ腐ってしまったのか…
過去に会ったあの者達は、嫌いではないが、こんな事は決して許しはしなかった。
なのに、その後継達は…
「まぁ、一部の者達が…だな…」
「そうでしょうね…自分達が崇め奉っている方々とオメガとが子を作れば、優秀は後継が産まれますしね…又は、自分達より優秀とされるアルファを屈辱的に扱えば、優越感に浸れるでしょうしね…」
「こんな事を知ったら…どう思うのだろうね…」
今のあの職についているのは…
「彼が知れば悲しむでしょうね…」
銀色の髪に、蒼瞳の美丈夫であるあの男を思い浮かべる。
慈愛の象徴とされているあの男を。
まぁ、怒らせたら怖い男でもあるのだが、よほどでない限り怒った姿は過去に数回だけだ。
「アレには対の者がいたはずですよね…」
「そうでしたね…それの対抗してでしょうかね…」
面倒臭い…その一言に尽きるが、自分の愛しい者達に被害が被る可能性があるのなら…
そして、もう卒業してしまいたいが、この国の仕事も関係してくるし
この国の長であり、友でもある者からの…
「すまないね。君達、妖とはまた違う異種でもある者達の…汚点か…」
「まぁ、まだ酷いほどではなかったので、放置していた私の責任もありますから…」
宗教関係ほどめんど臭い者はない。
自分達の考えを正当化して、いかに必要かなどを布教していくのだから…
決して全てが悪いわけではない。一部が……
すぐさま、影のものに指示し、殿下と方針を決めて行った。
0
お気に入りに追加
508
あなたにおすすめの小説
転生してギルドの社畜になったけど、S級冒険者の女辺境伯にスカウトされたので退職して領地開拓します。今更戻って来いって言われてももう婿です
途上の土
ファンタジー
『ブラック企業の社畜」ならぬ『ブラックギルドのギル畜』 ハルトはふとしたきっかけで前世の記憶を取り戻す。
ギルドにこき使われ、碌に評価もされず、虐げられる毎日に必死に耐えていたが、憧れのS 級冒険者マリアに逆プロポーズされ、ハルトは寿退社(?)することに。
前世の記憶と鑑定チートを頼りにハルトは領地開拓に動き出す。
ハルトはただの官僚としてスカウトされただけと思っていたのに、いきなり両親に紹介されて——
一方、ハルトが抜けて彼の仕事をカバーできる者がおらず冒険者ギルドは大慌て。ハルトを脅して戻って来させようとするが——
ハルトの笑顔が人々を動かし、それが発展に繋がっていく。
色々問題はあるけれど、きっと大丈夫! だって、うちの妻、人類最強ですから!
※中世ヨーロッパの村落、都市、制度等を参考にしておりますが、当然そのまんまではないので、史実とは差異があります。ご了承ください
※カクヨムにも掲載しています。現在【異世界ファンタジー週間18位】
嘘の日の言葉を信じてはいけない
斯波良久@出来損ないΩの猫獣人発売中
BL
嘘の日--それは一年に一度だけユイさんに会える日。ユイさんは毎年僕を選んでくれるけど、毎回首筋を噛んでもらえずに施設に返される。それでも去り際に彼が「来年も選ぶから」と言ってくれるからその言葉を信じてまた一年待ち続ける。待ったところで選ばれる保証はどこにもない。オメガは相手を選べない。アルファに選んでもらうしかない。今年もモニター越しにユイさんの姿を見つけ、選んで欲しい気持ちでアピールをするけれど……。
前世持ちは忙しい
ふゆの桜
BL
前世からの約束通り田舎でのんびり暮らし始めた僕(セイン)とマシュー。このままずっと穏やかな日々が続く……んじゃなかったの? のんびりイチャイチャできたのは最初の1年のみで、それ以降は何か雲行きが怪しい。
「伝えたかった言葉を君へ」に続くセインシリーズ2作目で、こちらが本編となります。全3章+最終章(3話)。前作を読んでなくても問題無いように1話目に補足を付けますが、前作を読んだ方が設定等わかりやすいと思われます。
他サイト投稿済の作品を、微妙に修正して投稿する予定です。こちらは18禁作品となります。
欠陥αは運命を追う
豆ちよこ
BL
「宗次さんから番の匂いがします」
従兄弟の番からそう言われたアルファの宝条宗次は、全く心当たりの無いその言葉に微かな期待を抱く。忘れ去られた記憶の中に、自分の求める運命の人がいるかもしれないーー。
けれどその匂いは日に日に薄れていく。早く探し出さないと二度と会えなくなってしまう。匂いが消える時…それは、番の命が尽きる時。
※自己解釈・自己設定有り
※R指定はほぼ無し
※アルファ(攻め)視点
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
この愛のすべて
高嗣水清太
BL
「妊娠しています」
そう言われた瞬間、冗談だろう?と思った。
俺はどこからどう見ても男だ。そりゃ恋人も男で、俺が受け身で、ヤることやってたけど。いきなり両性具有でした、なんて言われても困る。どうすればいいんだ――。
※この話は2014年にpixivで連載、2015年に再録発行した二次小説をオリジナルとして少し改稿してリメイクしたものになります。
両性具有や生理、妊娠、中絶等、描写はないもののそういった表現がある地雷が多い話になってます。少し生々しいと感じるかもしれません。加えて私は医学を学んだわけではありませんので、独学で調べはしましたが、両性具有者についての正しい知識は無いに等しいと思います。完全フィクションと捉えて下さいますよう、お願いします。
成り行き番の溺愛生活
アオ
BL
タイトルそのままです
成り行きで番になってしまったら溺愛生活が待っていたというありきたりな話です
始めて投稿するので変なところが多々あると思いますがそこは勘弁してください
オメガバースで独自の設定があるかもです
27歳×16歳のカップルです
この小説の世界では法律上大丈夫です オメガバの世界だからね
それでもよければ読んでくださるとうれしいです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる