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学園生活
そんな事が(雅貴)
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ある程度仕事を終え、今日は早めに屋敷に戻った。
愛しい翔が、友人達と旅行に行く話がある事は聞いていたし、報告にも上がっていた。
翔自身が楽しみにしていたようだから、ダメだとは言わないが、気分は悪い。
いくら婚約者としても、婚姻を結んではいないのだから、どこで横槍が入るかわからない。
入らせる気もないが、邪魔だてするようなら、容赦はしない。
護衛は勿論つけておく。本人に気づかれないように細心の注意を払ってだが。
そうだ、我が領地の屋敷に宿泊させるのも良いだろう。
そうすれば、私がもし不在であっても、屋敷の者達がしっかり注意してくれるはずだ。
しかも、いつヒートを起こしても対応が早いはず。
すでに私のモノだとしっかり刻んで入るが、本人の体調が悪くなるのも可哀想だ。
何かのきっかけで、私を求めて起こす可能性は十分にあるしな。
この前も、そんな感じだったし…
よし、しっかり長期休暇をもぎ取れるよう、部下に仕事を割り振っておこう。
良い考えだ…
自室の電話が鳴り、受話器を取る。
『旦那様。翔様からお電話が入っております。いかがいたしますか?』
受話器の向こうはこの屋敷の執事の高柳だ。
回線を回してもらい、そのまま相手に声をかけた。
『今晩は。こんな時間にすみません』
「いゃ、電話をかけてくれて嬉しいよ。どうしたんですか?」
何となくかけてきた理由はわかるのだが、あえてそう声をかける。
『旅行先が大方決まったのでお伝えしておこうと…あと、もし良ければお勧めスポットとか教えてもらえればなぁ~なんて思って…お仕事でお疲れのところ、こんな事で電話してごめんなさい』
「ふふっ、良いんですよ。些細な事でも教えてくれたら嬉しいし、君の声が聞けて嬉しいから。今すぐ会いたいぐらいだ」
何となくだが、受話器の向こうで翔が照れているのがわかる。
本当に可愛らしい。
早く身も心も全てを喰らい尽くしてしまいたいぐらい、愛してる。
何で今この時そばにいないんだろう…
相手が寮生活の学生である事が残念で仕方がない。
卒業したら、自分の側に置いておくのに…
そのための段取りもしっかりすすめている。
あの鬼道院 一雅にも笑われたがな…
アイツだって、自分の番いを一時期ずっと側にいさせていたんだから、人のことは言えないだろう。
今は子供もいるから、屋敷に置いているようだが…
そう、一時期自分の所属場所に連れて行き、いつも側に置いていた。
会議の時も、執務の時、演習の時などずっとだ。
あの時協力したのだから、私の時も協力してもらう。
『もしもし、雅貴さん?』
いかん、考え事をしていた。
「少し考え事をしてしまった。そうだ、もし良ければ私の屋敷に泊まらないかい?屋敷の者も喜ぶし、私も少し領地に戻るから、来てくれると嬉しい。勿論、友人達も歓迎するよ」
本当は翔だけでも良いのだが、翔の婚約者が私である事を十分知らしめておく必要もある。特にあの幼馴染という青年だ。翔に恋慕しているのは側から見てもわかるし、そう報告も上がっている。密かに引き離しても良いが、翔が悲しむのは論外だしな…
それから小一時間しっかり話して受話器を置いた。
そんなに話す事はないだろうと思うかもしれないが、愛しい者との貴重な時間だ。少しでも長く声を聞きたいと思う気持ちは許してもらいたい。
旅行に行く前にあってせっかくの印を視えなくする約束もした。
牽制の意味では視えなくしたくは無かったが、温泉を楽しみたいという気持ちも理解できるし、そういう約束だから、仕方ないか…
さて、護衛の配置とかも考えておこうか…
愛しい翔が、友人達と旅行に行く話がある事は聞いていたし、報告にも上がっていた。
翔自身が楽しみにしていたようだから、ダメだとは言わないが、気分は悪い。
いくら婚約者としても、婚姻を結んではいないのだから、どこで横槍が入るかわからない。
入らせる気もないが、邪魔だてするようなら、容赦はしない。
護衛は勿論つけておく。本人に気づかれないように細心の注意を払ってだが。
そうだ、我が領地の屋敷に宿泊させるのも良いだろう。
そうすれば、私がもし不在であっても、屋敷の者達がしっかり注意してくれるはずだ。
しかも、いつヒートを起こしても対応が早いはず。
すでに私のモノだとしっかり刻んで入るが、本人の体調が悪くなるのも可哀想だ。
何かのきっかけで、私を求めて起こす可能性は十分にあるしな。
この前も、そんな感じだったし…
よし、しっかり長期休暇をもぎ取れるよう、部下に仕事を割り振っておこう。
良い考えだ…
自室の電話が鳴り、受話器を取る。
『旦那様。翔様からお電話が入っております。いかがいたしますか?』
受話器の向こうはこの屋敷の執事の高柳だ。
回線を回してもらい、そのまま相手に声をかけた。
『今晩は。こんな時間にすみません』
「いゃ、電話をかけてくれて嬉しいよ。どうしたんですか?」
何となくかけてきた理由はわかるのだが、あえてそう声をかける。
『旅行先が大方決まったのでお伝えしておこうと…あと、もし良ければお勧めスポットとか教えてもらえればなぁ~なんて思って…お仕事でお疲れのところ、こんな事で電話してごめんなさい』
「ふふっ、良いんですよ。些細な事でも教えてくれたら嬉しいし、君の声が聞けて嬉しいから。今すぐ会いたいぐらいだ」
何となくだが、受話器の向こうで翔が照れているのがわかる。
本当に可愛らしい。
早く身も心も全てを喰らい尽くしてしまいたいぐらい、愛してる。
何で今この時そばにいないんだろう…
相手が寮生活の学生である事が残念で仕方がない。
卒業したら、自分の側に置いておくのに…
そのための段取りもしっかりすすめている。
あの鬼道院 一雅にも笑われたがな…
アイツだって、自分の番いを一時期ずっと側にいさせていたんだから、人のことは言えないだろう。
今は子供もいるから、屋敷に置いているようだが…
そう、一時期自分の所属場所に連れて行き、いつも側に置いていた。
会議の時も、執務の時、演習の時などずっとだ。
あの時協力したのだから、私の時も協力してもらう。
『もしもし、雅貴さん?』
いかん、考え事をしていた。
「少し考え事をしてしまった。そうだ、もし良ければ私の屋敷に泊まらないかい?屋敷の者も喜ぶし、私も少し領地に戻るから、来てくれると嬉しい。勿論、友人達も歓迎するよ」
本当は翔だけでも良いのだが、翔の婚約者が私である事を十分知らしめておく必要もある。特にあの幼馴染という青年だ。翔に恋慕しているのは側から見てもわかるし、そう報告も上がっている。密かに引き離しても良いが、翔が悲しむのは論外だしな…
それから小一時間しっかり話して受話器を置いた。
そんなに話す事はないだろうと思うかもしれないが、愛しい者との貴重な時間だ。少しでも長く声を聞きたいと思う気持ちは許してもらいたい。
旅行に行く前にあってせっかくの印を視えなくする約束もした。
牽制の意味では視えなくしたくは無かったが、温泉を楽しみたいという気持ちも理解できるし、そういう約束だから、仕方ないか…
さて、護衛の配置とかも考えておこうか…
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