149 / 302
学園生活
そんな事が
しおりを挟む
起きてふと周りを見回すと、机の上にメモが置かれていた。
『友人との旅行に行く時は、必ず日程と場所を伝える事。宿泊の場合、友人との同室は許しません。』
えっと…宿泊での旅行といえば、数人の同性の友人同士、同室が醍醐味だと思うんだけど…
ほら、ツインとかの部屋取るよね…
畳の部屋とかなら、数人で布団敷き詰めて、枕投げとか…本当はそんな事したらいけないんだけど、前世では…したなぁ…でも、友人と同室はダメだというならシングルか…
そうそう、夜中の友人同士の談話で寝落ちも禁止って事だよなぁ~、守らないと後が怖い。
オメガである自分に対しての心配だとは思うけど…きっとそうだ。
友人はアルファやベータであるから、何かあってはいけないしね…
うん、襲われるのはごめんだ。
まぁ、行かないという選択肢もあるんだろうけど、思い出の一つとして行きたいし…
今日みんなで話し合う前に、玲奈に相談しておくか。
その方が個室希望とか、その他のことで話が通りやすいだろう。
泊まりでなく、日帰りなら何の問題もないしね。
うん、そうしよう。そして、雅貴さんに伝えたら良いだろう。
というか、いつの間に婚約者になってるんだろうか?
まぁ、あんな事やこんな事されてしまって、自分自身嫌とは思っていないのだから…うん。嫌いじゃない。ならOKって事?う~ん。恋愛経験前世でもほとんど無いしなぁ…
本とかゲームとか、友人知識。そんなもんだ。
そういえば、背中に唇や舌を這わされた時、なぜか物凄くゾクゾクしたんだけど…しかも、何かそこからひろがる温かいものも感じて…
何かあるんだろうか?
今まで特に気にした事ないんだけど…
鏡でも見てないし…
恐々と鏡に自分の背中を映す。
何これ??
そこには何とも綺麗な模様がくっきりと。そう、まるで黒色の刺青のように入っていた。
「嘘だろ?!」
『友人との旅行に行く時は、必ず日程と場所を伝える事。宿泊の場合、友人との同室は許しません。』
えっと…宿泊での旅行といえば、数人の同性の友人同士、同室が醍醐味だと思うんだけど…
ほら、ツインとかの部屋取るよね…
畳の部屋とかなら、数人で布団敷き詰めて、枕投げとか…本当はそんな事したらいけないんだけど、前世では…したなぁ…でも、友人と同室はダメだというならシングルか…
そうそう、夜中の友人同士の談話で寝落ちも禁止って事だよなぁ~、守らないと後が怖い。
オメガである自分に対しての心配だとは思うけど…きっとそうだ。
友人はアルファやベータであるから、何かあってはいけないしね…
うん、襲われるのはごめんだ。
まぁ、行かないという選択肢もあるんだろうけど、思い出の一つとして行きたいし…
今日みんなで話し合う前に、玲奈に相談しておくか。
その方が個室希望とか、その他のことで話が通りやすいだろう。
泊まりでなく、日帰りなら何の問題もないしね。
うん、そうしよう。そして、雅貴さんに伝えたら良いだろう。
というか、いつの間に婚約者になってるんだろうか?
まぁ、あんな事やこんな事されてしまって、自分自身嫌とは思っていないのだから…うん。嫌いじゃない。ならOKって事?う~ん。恋愛経験前世でもほとんど無いしなぁ…
本とかゲームとか、友人知識。そんなもんだ。
そういえば、背中に唇や舌を這わされた時、なぜか物凄くゾクゾクしたんだけど…しかも、何かそこからひろがる温かいものも感じて…
何かあるんだろうか?
今まで特に気にした事ないんだけど…
鏡でも見てないし…
恐々と鏡に自分の背中を映す。
何これ??
そこには何とも綺麗な模様がくっきりと。そう、まるで黒色の刺青のように入っていた。
「嘘だろ?!」
0
お気に入りに追加
508
あなたにおすすめの小説
運命の君
沢渡奈々子
BL
【はじめに】このお話はBL(Boy's Love)です。他の投稿作品(NL)から来られた方はご注意くださいませ。【注意】
【オメガバース】設定捏造&造語あり注意。
ごくごく普通のベータである蒼は、ある日超美形のアルファ・鳴海から友達になってほしいと言われ快諾する。それからしばらくして、蒼はオメガと間違えられてアルファの小野塚に襲われるが……。
欠陥αは運命を追う
豆ちよこ
BL
「宗次さんから番の匂いがします」
従兄弟の番からそう言われたアルファの宝条宗次は、全く心当たりの無いその言葉に微かな期待を抱く。忘れ去られた記憶の中に、自分の求める運命の人がいるかもしれないーー。
けれどその匂いは日に日に薄れていく。早く探し出さないと二度と会えなくなってしまう。匂いが消える時…それは、番の命が尽きる時。
※自己解釈・自己設定有り
※R指定はほぼ無し
※アルファ(攻め)視点
異世界に来たようですが何も分かりません ~【買い物履歴】スキルでぼちぼち生活しています~
ぱつきんすきー
ファンタジー
突然「神」により異世界転移させられたワタシ
以前の記憶と知識をなくし、右も左も分からないワタシ
唯一の武器【買い物履歴】スキルを利用して異世界でぼちぼち生活
かつてオッサンだった少女による、異世界生活のおはなし
成り行き番の溺愛生活
アオ
BL
タイトルそのままです
成り行きで番になってしまったら溺愛生活が待っていたというありきたりな話です
始めて投稿するので変なところが多々あると思いますがそこは勘弁してください
オメガバースで独自の設定があるかもです
27歳×16歳のカップルです
この小説の世界では法律上大丈夫です オメガバの世界だからね
それでもよければ読んでくださるとうれしいです
転生してギルドの社畜になったけど、S級冒険者の女辺境伯にスカウトされたので退職して領地開拓します。今更戻って来いって言われてももう婿です
途上の土
ファンタジー
『ブラック企業の社畜」ならぬ『ブラックギルドのギル畜』 ハルトはふとしたきっかけで前世の記憶を取り戻す。
ギルドにこき使われ、碌に評価もされず、虐げられる毎日に必死に耐えていたが、憧れのS 級冒険者マリアに逆プロポーズされ、ハルトは寿退社(?)することに。
前世の記憶と鑑定チートを頼りにハルトは領地開拓に動き出す。
ハルトはただの官僚としてスカウトされただけと思っていたのに、いきなり両親に紹介されて——
一方、ハルトが抜けて彼の仕事をカバーできる者がおらず冒険者ギルドは大慌て。ハルトを脅して戻って来させようとするが——
ハルトの笑顔が人々を動かし、それが発展に繋がっていく。
色々問題はあるけれど、きっと大丈夫! だって、うちの妻、人類最強ですから!
※中世ヨーロッパの村落、都市、制度等を参考にしておりますが、当然そのまんまではないので、史実とは差異があります。ご了承ください
※カクヨムにも掲載しています。現在【異世界ファンタジー週間18位】
嘘の日の言葉を信じてはいけない
斯波良久@出来損ないΩの猫獣人発売中
BL
嘘の日--それは一年に一度だけユイさんに会える日。ユイさんは毎年僕を選んでくれるけど、毎回首筋を噛んでもらえずに施設に返される。それでも去り際に彼が「来年も選ぶから」と言ってくれるからその言葉を信じてまた一年待ち続ける。待ったところで選ばれる保証はどこにもない。オメガは相手を選べない。アルファに選んでもらうしかない。今年もモニター越しにユイさんの姿を見つけ、選んで欲しい気持ちでアピールをするけれど……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる