123 / 302
学園生活
やばいです
しおりを挟む
「それよりも、明日の宴は翔は迎えが来るんですよね。玲奈は僕と行くことになるよ。父さんは母さんとだしね」
兄がにこやかな笑顔で今後の予定を呟いた。
思わず「えっ?」って返事してもおかしくはないと思う。
なんで?どうして?
「確かそうだったよね?父さん」
「あぁ、そうだ。沙也加さんは身重で今は大切なときだからね。兄としてしっかり頼んだぞ」
玲奈と2人で顔を見合わせ、はて??と首を傾げてしまう。
「ちょっと待って。僕は?迎えってどういう事?」
「そうよ。2人の兄が私と一緒じゃないの?」
2人で両親と兄に詰め寄る勢いで聞いてみるが、「それは、明日のお楽しみよ」で終わってしまった。
両親と兄の意味深な笑顔が怖い。
侍従達も何か知っていそうだが、家の主人が教えないのなら、きっと教えてもらえないだろう。
モヤモヤする。
食事を終えて、兄以外リビングでたわいもない話をして、就寝となった。
モヤモヤで眠れないと思ったが、身体は正直なもので疲れてます~~と訴えるが如く、いつのまにか眠りの世界に落ちていた。
なんか納得できないんだけど…
兄がにこやかな笑顔で今後の予定を呟いた。
思わず「えっ?」って返事してもおかしくはないと思う。
なんで?どうして?
「確かそうだったよね?父さん」
「あぁ、そうだ。沙也加さんは身重で今は大切なときだからね。兄としてしっかり頼んだぞ」
玲奈と2人で顔を見合わせ、はて??と首を傾げてしまう。
「ちょっと待って。僕は?迎えってどういう事?」
「そうよ。2人の兄が私と一緒じゃないの?」
2人で両親と兄に詰め寄る勢いで聞いてみるが、「それは、明日のお楽しみよ」で終わってしまった。
両親と兄の意味深な笑顔が怖い。
侍従達も何か知っていそうだが、家の主人が教えないのなら、きっと教えてもらえないだろう。
モヤモヤする。
食事を終えて、兄以外リビングでたわいもない話をして、就寝となった。
モヤモヤで眠れないと思ったが、身体は正直なもので疲れてます~~と訴えるが如く、いつのまにか眠りの世界に落ちていた。
なんか納得できないんだけど…
1
お気に入りに追加
508
あなたにおすすめの小説
運命の君
沢渡奈々子
BL
【はじめに】このお話はBL(Boy's Love)です。他の投稿作品(NL)から来られた方はご注意くださいませ。【注意】
【オメガバース】設定捏造&造語あり注意。
ごくごく普通のベータである蒼は、ある日超美形のアルファ・鳴海から友達になってほしいと言われ快諾する。それからしばらくして、蒼はオメガと間違えられてアルファの小野塚に襲われるが……。
欠陥αは運命を追う
豆ちよこ
BL
「宗次さんから番の匂いがします」
従兄弟の番からそう言われたアルファの宝条宗次は、全く心当たりの無いその言葉に微かな期待を抱く。忘れ去られた記憶の中に、自分の求める運命の人がいるかもしれないーー。
けれどその匂いは日に日に薄れていく。早く探し出さないと二度と会えなくなってしまう。匂いが消える時…それは、番の命が尽きる時。
※自己解釈・自己設定有り
※R指定はほぼ無し
※アルファ(攻め)視点
異世界に来たようですが何も分かりません ~【買い物履歴】スキルでぼちぼち生活しています~
ぱつきんすきー
ファンタジー
突然「神」により異世界転移させられたワタシ
以前の記憶と知識をなくし、右も左も分からないワタシ
唯一の武器【買い物履歴】スキルを利用して異世界でぼちぼち生活
かつてオッサンだった少女による、異世界生活のおはなし
【R18】番解消された傷物Ωの愛し方【完結】
海林檎
BL
強姦により無理やりうなじを噛まれ番にされたにもかかわらず勝手に解消されたΩは地獄の苦しみを一生味わうようになる。
誰かと番になる事はできず、フェロモンを出す事も叶わず、発情期も一人で過ごさなければならない。
唯一、番になれるのは運命の番となるαのみだが、見つけられる確率なんてゼロに近い。
それでもその夢物語を信じる者は多いだろう。
そうでなければ
「死んだ方がマシだ····」
そんな事を考えながら歩いていたら突然ある男に話しかけられ····
「これを運命って思ってもいいんじゃない?」
そんな都合のいい事があっていいのだろうかと、少年は男の言葉を素直に受け入れられないでいた。
※すみません長さ的に短編ではなく中編です
成り行き番の溺愛生活
アオ
BL
タイトルそのままです
成り行きで番になってしまったら溺愛生活が待っていたというありきたりな話です
始めて投稿するので変なところが多々あると思いますがそこは勘弁してください
オメガバースで独自の設定があるかもです
27歳×16歳のカップルです
この小説の世界では法律上大丈夫です オメガバの世界だからね
それでもよければ読んでくださるとうれしいです
転生してギルドの社畜になったけど、S級冒険者の女辺境伯にスカウトされたので退職して領地開拓します。今更戻って来いって言われてももう婿です
途上の土
ファンタジー
『ブラック企業の社畜」ならぬ『ブラックギルドのギル畜』 ハルトはふとしたきっかけで前世の記憶を取り戻す。
ギルドにこき使われ、碌に評価もされず、虐げられる毎日に必死に耐えていたが、憧れのS 級冒険者マリアに逆プロポーズされ、ハルトは寿退社(?)することに。
前世の記憶と鑑定チートを頼りにハルトは領地開拓に動き出す。
ハルトはただの官僚としてスカウトされただけと思っていたのに、いきなり両親に紹介されて——
一方、ハルトが抜けて彼の仕事をカバーできる者がおらず冒険者ギルドは大慌て。ハルトを脅して戻って来させようとするが——
ハルトの笑顔が人々を動かし、それが発展に繋がっていく。
色々問題はあるけれど、きっと大丈夫! だって、うちの妻、人類最強ですから!
※中世ヨーロッパの村落、都市、制度等を参考にしておりますが、当然そのまんまではないので、史実とは差異があります。ご了承ください
※カクヨムにも掲載しています。現在【異世界ファンタジー週間18位】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる