110 / 302
学園生活
やばいです
しおりを挟む
玲奈と別れて、自分なりにあらゆる持てる手を使って情報をかき集めた。
確かに以前のような事はなかった。本当に綺麗さっぱりとだ。
二人で教科書を覗きながら、その横に囲むように男子生徒達がいたり、散歩中などで常に数人の男子生徒をはべらすようにして歩いていたぐらいだ。
あとは…これはいったいどう言う事だろうか?
窓際から外を除けば二人の姿が…みたいな事が続き、クラスメイトから、『お前もか?』みたいな事を言われ続けたのには驚いた。
そんなに見ているつもりは無かったんだけどな…
「この頃あの二人、周りには男子生徒が多いね、何か知ってる?」
側にいた仲の良い友人に聞いてみる。
何のこと?みたいな表情をされたが、『いつもの事』と言っていた。
確かに可愛らしい容姿をしているし、他の者達と接する姿は微笑ましく思えるのだろうが…何かしっくりこない。
引いていえば…あざとい??
こんな事を言っても良いものかとは思うけれど…
女生徒達に対してはあまり相手にしていないような素振りをして、男子生徒がそばを通ったりすると、自分は悪くないみたいな態度や、自分の都合のいいように相手を誘導して会話や行動をしているようにも見えた。
しかも二人共がいつも一緒で…
一人の時も、恋人や婚約者がいるのに、平気で近づいて色々と問題を起こしていたが、今度は相手が二人に引き寄せられていると言う感じだ。そうだ、引き寄せられて、良いようにされてるんだ。
何人かが結果的に家同士の問題まで発展していると言う情報が手に入った。
でも、いったい何がそうさせてるんだろうか?
ゲームや小説などで時々取り出される精神的操作魔法とか言う感じか?
魅了もそんな感じの力だったはず。
でも、その力が酷すぎる場合、学園から何かしらの動きがあるだろうし、国家的にも野放しにできないから、囲うか拘束か、もしくは…
考えたくないなぁ…
それに、彼女に関しては、自分自身が拘束された時に関係があったと思う。
だってあの時、あのように関わって、気がつけば……
あ~っ、嫌な事を思い出してしまった…
確かに以前のような事はなかった。本当に綺麗さっぱりとだ。
二人で教科書を覗きながら、その横に囲むように男子生徒達がいたり、散歩中などで常に数人の男子生徒をはべらすようにして歩いていたぐらいだ。
あとは…これはいったいどう言う事だろうか?
窓際から外を除けば二人の姿が…みたいな事が続き、クラスメイトから、『お前もか?』みたいな事を言われ続けたのには驚いた。
そんなに見ているつもりは無かったんだけどな…
「この頃あの二人、周りには男子生徒が多いね、何か知ってる?」
側にいた仲の良い友人に聞いてみる。
何のこと?みたいな表情をされたが、『いつもの事』と言っていた。
確かに可愛らしい容姿をしているし、他の者達と接する姿は微笑ましく思えるのだろうが…何かしっくりこない。
引いていえば…あざとい??
こんな事を言っても良いものかとは思うけれど…
女生徒達に対してはあまり相手にしていないような素振りをして、男子生徒がそばを通ったりすると、自分は悪くないみたいな態度や、自分の都合のいいように相手を誘導して会話や行動をしているようにも見えた。
しかも二人共がいつも一緒で…
一人の時も、恋人や婚約者がいるのに、平気で近づいて色々と問題を起こしていたが、今度は相手が二人に引き寄せられていると言う感じだ。そうだ、引き寄せられて、良いようにされてるんだ。
何人かが結果的に家同士の問題まで発展していると言う情報が手に入った。
でも、いったい何がそうさせてるんだろうか?
ゲームや小説などで時々取り出される精神的操作魔法とか言う感じか?
魅了もそんな感じの力だったはず。
でも、その力が酷すぎる場合、学園から何かしらの動きがあるだろうし、国家的にも野放しにできないから、囲うか拘束か、もしくは…
考えたくないなぁ…
それに、彼女に関しては、自分自身が拘束された時に関係があったと思う。
だってあの時、あのように関わって、気がつけば……
あ~っ、嫌な事を思い出してしまった…
1
お気に入りに追加
508
あなたにおすすめの小説
運命の君
沢渡奈々子
BL
【はじめに】このお話はBL(Boy's Love)です。他の投稿作品(NL)から来られた方はご注意くださいませ。【注意】
【オメガバース】設定捏造&造語あり注意。
ごくごく普通のベータである蒼は、ある日超美形のアルファ・鳴海から友達になってほしいと言われ快諾する。それからしばらくして、蒼はオメガと間違えられてアルファの小野塚に襲われるが……。
欠陥αは運命を追う
豆ちよこ
BL
「宗次さんから番の匂いがします」
従兄弟の番からそう言われたアルファの宝条宗次は、全く心当たりの無いその言葉に微かな期待を抱く。忘れ去られた記憶の中に、自分の求める運命の人がいるかもしれないーー。
けれどその匂いは日に日に薄れていく。早く探し出さないと二度と会えなくなってしまう。匂いが消える時…それは、番の命が尽きる時。
※自己解釈・自己設定有り
※R指定はほぼ無し
※アルファ(攻め)視点
異世界に来たようですが何も分かりません ~【買い物履歴】スキルでぼちぼち生活しています~
ぱつきんすきー
ファンタジー
突然「神」により異世界転移させられたワタシ
以前の記憶と知識をなくし、右も左も分からないワタシ
唯一の武器【買い物履歴】スキルを利用して異世界でぼちぼち生活
かつてオッサンだった少女による、異世界生活のおはなし
だからその声で抱きしめて〖完結〗
華周夏
BL
音大にて、朱鷺(トキ)は知らない男性と憧れの美人ピアノ講師の情事を目撃してしまい、その男に口止めされるが朱鷺の記憶からはその一連の事は抜け落ちる。朱鷺は強いストレスがかかると、その記憶だけを部分的に失ってしまう解離に近い性質をもっていた。そしてある日、教会で歌っているとき、その男と知らずに再会する。それぞれの過去の傷と闇、記憶が絡まった心の傷が絡みあうラブストーリー。
《深谷朱鷺》コンプレックスだらけの音大生。声楽を専攻している。珍しいカウンターテナーの歌声を持つ。巻くほどの自分の癖っ毛が嫌い。瞳は茶色で大きい。
《瀬川雅之》女たらしと、親友の鷹に言われる。眼鏡の黒髪イケメン。常に2、3人の人をキープ。新進気鋭の人気ピアニスト。鷹とは家がお隣さん。鷹と共に音楽一家。父は国際的ピアニスト。母は父の無名時代のパトロンの娘。
《芦崎鷹》瀬川の親友。幼い頃から天才バイオリニストとして有名指揮者の父と演奏旅行にまわる。朱鷺と知り合い、弟のように可愛がる。母は声楽家。
成り行き番の溺愛生活
アオ
BL
タイトルそのままです
成り行きで番になってしまったら溺愛生活が待っていたというありきたりな話です
始めて投稿するので変なところが多々あると思いますがそこは勘弁してください
オメガバースで独自の設定があるかもです
27歳×16歳のカップルです
この小説の世界では法律上大丈夫です オメガバの世界だからね
それでもよければ読んでくださるとうれしいです
転生してギルドの社畜になったけど、S級冒険者の女辺境伯にスカウトされたので退職して領地開拓します。今更戻って来いって言われてももう婿です
途上の土
ファンタジー
『ブラック企業の社畜」ならぬ『ブラックギルドのギル畜』 ハルトはふとしたきっかけで前世の記憶を取り戻す。
ギルドにこき使われ、碌に評価もされず、虐げられる毎日に必死に耐えていたが、憧れのS 級冒険者マリアに逆プロポーズされ、ハルトは寿退社(?)することに。
前世の記憶と鑑定チートを頼りにハルトは領地開拓に動き出す。
ハルトはただの官僚としてスカウトされただけと思っていたのに、いきなり両親に紹介されて——
一方、ハルトが抜けて彼の仕事をカバーできる者がおらず冒険者ギルドは大慌て。ハルトを脅して戻って来させようとするが——
ハルトの笑顔が人々を動かし、それが発展に繋がっていく。
色々問題はあるけれど、きっと大丈夫! だって、うちの妻、人類最強ですから!
※中世ヨーロッパの村落、都市、制度等を参考にしておりますが、当然そのまんまではないので、史実とは差異があります。ご了承ください
※カクヨムにも掲載しています。現在【異世界ファンタジー週間18位】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる