オメガ転生。

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学園生活

やばいです

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ゆっくりとテイクアウトしてきた昼食を楽しむ。
これが美味しいとか、これも美味しそうだとか、そんなたわいもない話をしながら、玲奈の好きそうな物は極力彼女が食べれる様に選びとって食べてみた。
いつも上品に優雅にと口酸っぱく言われていたから、玲奈は本当に素敵な女性になった。でも、食べる姿は超可愛い。
こんな可愛い妹が、あのゲームでは悪役令嬢として、自由気ままかつ狡猾に虐めなどを行なって、最後に断罪されるなんて…今では考えられないよ。
でも、色んな小説とかゲームとかで補正力がみられるもの知っている。
この世界はゲームの様で、実際現実として生きているのだから、そんな事が起こると困る。

大切な妹や、家族を守らないと。
でも、今回自分の身に起こった事はどう説明したら良いんだろうか…
だって、モブなんだよ。自分は…
でもって、ゲーム上ではあまり話に上がらなかった…いや待て、最新作として作られているものが…

ゲーム会社公認ファンクラブホームページに少しだけ情報があったような…
その中に…

「翔!聞いてるの??」

はっとして、玲奈の方を見る。
やってしまった……
玲奈が心配そうに自分を見つめていた。
考え事をしすぎて、ついつい…

「ごめん。少し考え事してた。で、玲奈の方はどうなの?何か変わったことあったようだけど?例の令嬢の事とか?」
「私の事より、翔の事が聞きたかったんだけど…まぁいいわ。朝も言ったけど、あの令嬢、姉妹だったみたい。それも双子でね。1人は身体が弱いからって少し遅れて転向して来たの。確かにそんな感じには見受けられたけど、あの子と違って優しい感じで、でも真はしっかりしたように見受けられたは。しかも仲良しでね。あの子の今までの振る舞いに関して2人で謝りにもいっていて、みんな驚いてるのよ」
「そうなんだ。結構色々と噂が絶えない令嬢だったけど、何か理由とかあったのかなぁ…」
「そこまで詳しくは聞いてはいないけど、後から転校して来たこが、自分のせいでもあるから、申し訳ないみたいな事を言ってたと友人から聞いたの。何か事情があったのね。あってもあれはダメだとは思うけど…本人も悔いてるから、もうその件は…みたいな事になってるの。」

そうなんだ。あっちでは双子設定なんて無かったような⁇でも、えらくあっさり解決して…う~ん、少し違和感を感じるが…まぁ、それは注意するだけにしておいたら良いようにも思う。悪くならなければ…

「で、翔の方はどうなの??」

身を乗り出すようにして質問される。
全て話すわけにはいかない。そう言われてるから…
でも、かいつまんでは大丈夫か?
考慮しながら話し出した。
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