オメガ転生。

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学園生活

事件です※

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「なんて可愛らしいのでしょう。このまま私のものになってくださいね」
「だめ……ん…」
「可愛らしい抵抗ですね。知ってますか?逃げたり拒否されると、ますます追いかけ、捕らえて…」

赤い瞳が、ギラついて見えた。

「そうそう、遥か昔、番いに酷く拒否をされ、逃げられかけた者がいました。その者はどうしたと思いますか??」

何だか恐ろしく感じる。背中に嫌な汗をかく…
これは、拒否してはいけないのだろうか…
でもでもでも……

「ふふふっ、私はそんな事しませんよ。狩は楽しまないとね…捕らえる獲物は、愛しい者ですし…」

ちょっと怖い発言をしている。
逃げたいけど、身体が熱って思い通りにならない。
私の上にまたがっているものに、そのまま蹂躙されたいと反応しているようだ。
甘い香りが纏わり付き、もっともっとと思ってしまう自分もいる。

「あぁ、泣かないで。私は貴方を泣かしたいのではないのですよ。鳴したいのです。こうやって…」

唇が頬に伝う涙を拭い取ってくれると…そう思う矢先に、ぷつりと入ってくるものを感じた。
それは初めは優しく撫で、やがてある場所を探し見つけるようにうごめいた…

「あっ…あぁ…はぅ…ん…そこダメ~~~~~~!!」

ピクピクと引きつる。
目の前が一瞬真っ白になり、鈴口から熱いものが吹き出しそうになる。
そう、なったんだ。
なのに、それは…いつのまにか、彼の口の中に収まり、いっきに吸い上げられた。

飲み干した唇を赤い舌で舐める。
艶かしく感じてしまうのは、自分だけだろうか…
自分の思考がおかしくなっていく気がした。
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