オメガ転生。

学園生活

事件です

やっと手に入れた。
あの時、初めて出会い、ほぼ一目惚れだった。
あの子を絶対に手に入れて、自分のものにし、閉じ込めてしまおうと考えた。

密かにあの子のことを調べさせ、常に見守るように努力した。
そして、あの子…彼のために、特別にこの部屋を作った。

彼のための特別な部屋。そして、彼と楽しむための趣向の物を集め、その為の特別なベットも準備した。
ゆっくりと愛でるための、少し大きめのベットには、鎖も付けてある。
彼の体を鎖で繋ぎ、勿論それで怪我をさせないような配慮はしてある。

今、そのベットに眠っている愛しい彼。
彼の首には特別性の首輪で鎖に繋ぎ、足首にも鎖で繋いでおいた。
両手はあえて一つにまとめるような拘束具を付けてある。

彼の美しい体には衣服は必要ない。そのかわり、美しい宝石を使った鎖などで着飾らせた。
動くたびに光の反射が美しく、シャラシャラと音がするのも良いものだ。

そして、そのベットはまるで大きな鳥籠を床に置いたような形の檻の中央に置いてある。
逃さないため、そして観賞用にいい感じだ。

他にも彼と楽しむための部屋がある。
特別性の風呂もあえて作っておいた。

さて、そろそろ目を覚まさないだろうか…
彼の瞳に自分を写して欲しい。
自分の主人が誰であるかをしっかりとその体に刻みつけたい。
そして、他のものにも見せたい。

自分が愛しい者を可愛がる姿を他の者に見せびらかせたい。

あの娘を使って手に入れた。
あの娘はまだまだ使えるだろう。
抵抗するなら、もう1人がどうなるか…と、脅せばこちらの思うように動くのだから。

あの時、あの娘の力を知り、利用する計画を練った。
初めは思うようにいかなかったが、終わりよければ全てよしだ。

さぁ、楽しませてもらうよ。
一緒に楽しもう…

ベットの上に上がり、愛しい者にそっと口付ける。

さぁ、お楽しみ開始だ…