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悪役令嬢回避
学園祭…早い婚約
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ついに学園祭当日だ。
あの日のことは、兄様達が父様に報告してくれたんだ。
私達の~えっと、そう、婚約に関しては、父様は少し渋い顔をしていたが、「まぁそうなるとは思っていた」と笑っていた。母様はもう大喜びで、「これで本当に私達の子供ね」って言っていたんだ。
「邪魔が入ったら困るから、こういう事はさっさと行いましょう。結婚式は盛大にね。」
母様のその一言で、その日のうちに父様のご友人の一人である神官様が来られたんだ。
屋敷の者達も大喜びで頑張って、昼に婚約式を行い、その後食事会になったんだ。
式は屋敷内の祈りの場。結婚式の場合は飾られる花は白一色だが、婚約式は色とりどりの花で飾られるんだって。
既にエル兄様耳とアシュ兄様の耳には婚約の証しのイヤーカフが。私とギル兄様にはピアスが付けられていたのには、神官様は一瞬「ぷっ…ぷふぁ」って大笑われてしまったんだ。お腹を抱えて、肩を揺らしてだ。
「さすがグレンの子供達だ。もう何と言ったら良いやら。幸せなら良いよ。うん、良い事だ!」
そう言って、式の前に軽く抱きしめられたんだ。
その後、神官様が持ってきていた国教神である創世神ガルディエーヌ様の像を取り出して飾った。
魔属性診断の時にかけられた時と同じように、今回は水晶でなくその像の前で聖水をかけられたんだ。
周りがキラキラしたような感じが今回は感じられた。
そして暖かく包まれるような優しい香り付きで…。
そして、誓いの言葉を贈り合い、婚約の契約書にサインしたんだ。
すると、それは不思議な感じで消えた。消えてキラキラと輝きながら、神の像とエル兄様とアシュ兄様のイヤーカフにつけられている僕達の色の魔石に吸い込まれたんだ。私とギル兄様が付けているピアスの石にも同じように吸い込まれた。
これは一体?
「これで無事婚約は成立です。ギルベルト・ダルク・フィンレイ様、レイチェル・フィンレイ様おめでとうございます。そしてもう一組、アシュレイ・ダルク・フィンレイ様、エドワルド・フィンレイ様おめでとうございます。今後もお互いを知り、協力しながら愛を育んでいってください。あらゆる苦難もあるかもしれませんが、今後のお二人の幸せをお祈りしております。」
そう言って微笑んでいた。
その後、家族の食事会として、神官様も一緒に食事をとったんだ。
屋敷の者も手が空くものは参加していた。参加できない者は、私達の食事会の後、同じような食事が侍女や侍従達の控え室に準備されてそれぞれで食べるのだとか。
領所属の騎士団にも、領の政務を行う文官達にも食事が提供されるらしい。ただし、アルコールは禁止で、ジュースや紅茶などが提供となるらしい。弾けるジュースもあるらしく、それをアルコールの代わりとして楽しむんだと言っていた。
母様がいつの間に準備してくださっていたのか、ギル兄様と私。アシュ兄様とエル兄様の服はそれぞれお揃いで、お互いの色が入っていたんだ。しかも、アクセサリーまでお互いの色で…そんな姿で婚約式からそのまま食事会を楽しんだんだ。その時は汚してしまったらって心配したんだ。
だけど、ふと不安になって「こんな感じで婚約してしまって良かったのだろうか…」とエル兄様と一緒に呟いてしまった。
だって、私達はまだ屋敷で勉強中の子供だ。兄様達の事は大好きなんだけれど…他の人には渡したくもないけれど、将来『悪役』と言うレッテルを貼られる予定なんだ。
まだ『聖女』が現れていないこの時に…。
まるでフライングしての幸運を先取りしている気分だ。
本当にいいの?
「エル、レインどうした?あぁ、ちょっと早い婚約となったけれど、これで良いんだよ。ギルやアシュから実際婚約希望と打診が多く届いて困ってたんだ。二人は最初からエルとレインって決めててね。絶対に伴侶にするって言っていたんだよ。私からは、エルとレインの気持ちが沿うのなら良いとも言っていたんだ。学園中に婚約が結べ、卒業後婚姻になれば良いなとは思っていたんだけれどもね…。エルとレインがスキルで見たような事が起こるなら、この時期でも良いと判断したんだ。屋敷の者達も歓迎しているしね。だからおめでとう。まだ油断は禁物だけれど、父様はもっと頑張るよ。ギルのアシュも今まで以上にエルとレインを守れるし守るだろう。エルもレインも、単に守られるだけでなく、ギルやアシュを助けあって幸せになるんだよ。まずはおめでとう。」
「父様…僕達はまだ弟や妹だけれど…」
「あぁ、養子のままなのを気にしているのか?養子のまま婚約婚姻の事例は過去にもあるから大丈夫だ。ギルは私の後継者としてフィンレイ侯爵となるが、私には他にも爵位があるからね。アシュにも爵位を引き継いでもらうからね。二人は貴族の夫を支える夫人だ。これからもいっぱい学ぶ事があるから、頑張るんだぞ。」
そう言ってぎゅーっと抱きしめてくれたんだ。
「父上、私のレインを返してください!」
「父上、僕のエルを返してください!」
母様に捕まっていた兄様達が私達を奪い取るようにして抱きしめたんだ。
「お前達。わかっていると思うが、いくら婚約したと言っても節度を忘れないように!度が過ぎる接触はまだ禁止だ。わかっているね!」
父様のこの一言で、兄様達が少し不満そうな顔をされた。それを横で見ていたレイが笑ってた。
神官様もだ。
「お前、どの口が言っているんだ!クククッ…」そう言って笑い転げているのは神官様だ。
父様の友人だと言われるが…。
「これで一つは問題に対して先手は打てた。後は…レイ大丈夫だよな?」
「あぁ、大丈夫だ。今はこの二組の幸せを願って、乾杯だな。」
レイが父上の友人としてそう言うと、侍従達がジュースを持ってきた。
それはシュワシュワしていて…。
「これは婚約式のパーティーで出されるりんごのジュースだ。炭酸水で割られているもので、りんごも糖度の高い品種が使われるんだよ。結婚式にはこのりんごを使ったお酒を振る舞うんだ。」
そう教えられて、ついついグラスに注がれたジュースを見つめる。
カクテル風に三角にグラスに赤い可愛らしい果物が入っていたんだ。
それが何ともいえない気がして…。
うん、可愛い。
「それでは、二組のカップルの今後の幸せを祈り、フィンレイ領の発展も祈って乾杯!」
そう言うと、周りで「乾杯!」と微笑んで言い合って、軽くグラスを持ち上げた。
そして、一口飲むと。甘いリンゴに炭酸のシュワシュワで、幸せの気分になったんだ。
その日はものすごく楽しく幸せな一日だった。
神官様は、別の神官様がお迎えに来て、渋々帰られたんだ。
神官様に対して頭を下げて挨拶して「お迎えにまいりました。」と、迎えにきた神官様様から言われている姿は…。
やっぱり、父様の友人の神官様は、神官の中でもかなりの高位の方なんだと思ったんだ。
「またね~。」と手を振られてしまい、ついついエル兄様と私は手を振ってお送りしたんだ。
母様は笑ってたけどね。父様とレイは苦笑いしてたんだ。
その日の夕食も豪華で驚いたんだ。
父様や母様からお祝いの品をいただいて、兄様達とにっこりしたんだ。
もらったのはお揃いのチェーンの腕輪。全部がチエーンではなくて、装飾された小さな石が二つついていたんだ。それを嵌め込んでいる小さなプレートにはフィンレイの家紋が彫られていたんだ。裏側には今日の日付と私ととギル兄様のお名前だった。エル兄様の方は、同じようなチェーンで、装飾された石が私とアシュ兄様のだったんだ。
父様と母様が、これは受け入れる側の両親が婚約式の時に準備して婚約式後につける者らしい。
未来の夫婦になる者に祝福をみたいな感じでだ。
母様が私とエル兄様に。父様がギル兄様とアシュ兄様につけてくれたんだ。
もう嬉しすぎてついついすりすりしてしまった。
夜は兄様達に部屋まで送ってもらうのはいつもと同じ。
部屋に入る前に額頬にキスを贈られて、私は自分の部屋の中に入ったんだ。
侍女達にお世話になり入浴後寝室のベッドに飛び込んだ。
もう、嬉しすぎてだ。
だって、兄様、誰が見ても素敵だと思うの。それが私を選んでくれた。
あの時の姿はカッコよかったし、嬉しそうに微笑んでくれるのも…
婚約式の事をついつい思い出してしまったんだ。
ギル兄様にいただいたピアスをそっと触り、母様に付けてもらった腕輪を眺めた。ちょっと手を動かすとシャランと鳴るのが嬉しかった。腕輪なんだけど、良い音って思ったんだ。
腕輪の飾りを眺めて…、思わずまた嬉しくなったんだ。
「もうそろそろお休みください。」
侍女達にクスクス笑われてしまい、少し恥ずかしく頬が赤くなるが…うん、もう寝よう…。
そう思ってシーツを引っ張ったんだ。
何だかギル兄様様が側にいてくれているような不思議間で包まれて…私は夢の中に落ちていったんだ…。
あの日のことは、兄様達が父様に報告してくれたんだ。
私達の~えっと、そう、婚約に関しては、父様は少し渋い顔をしていたが、「まぁそうなるとは思っていた」と笑っていた。母様はもう大喜びで、「これで本当に私達の子供ね」って言っていたんだ。
「邪魔が入ったら困るから、こういう事はさっさと行いましょう。結婚式は盛大にね。」
母様のその一言で、その日のうちに父様のご友人の一人である神官様が来られたんだ。
屋敷の者達も大喜びで頑張って、昼に婚約式を行い、その後食事会になったんだ。
式は屋敷内の祈りの場。結婚式の場合は飾られる花は白一色だが、婚約式は色とりどりの花で飾られるんだって。
既にエル兄様耳とアシュ兄様の耳には婚約の証しのイヤーカフが。私とギル兄様にはピアスが付けられていたのには、神官様は一瞬「ぷっ…ぷふぁ」って大笑われてしまったんだ。お腹を抱えて、肩を揺らしてだ。
「さすがグレンの子供達だ。もう何と言ったら良いやら。幸せなら良いよ。うん、良い事だ!」
そう言って、式の前に軽く抱きしめられたんだ。
その後、神官様が持ってきていた国教神である創世神ガルディエーヌ様の像を取り出して飾った。
魔属性診断の時にかけられた時と同じように、今回は水晶でなくその像の前で聖水をかけられたんだ。
周りがキラキラしたような感じが今回は感じられた。
そして暖かく包まれるような優しい香り付きで…。
そして、誓いの言葉を贈り合い、婚約の契約書にサインしたんだ。
すると、それは不思議な感じで消えた。消えてキラキラと輝きながら、神の像とエル兄様とアシュ兄様のイヤーカフにつけられている僕達の色の魔石に吸い込まれたんだ。私とギル兄様が付けているピアスの石にも同じように吸い込まれた。
これは一体?
「これで無事婚約は成立です。ギルベルト・ダルク・フィンレイ様、レイチェル・フィンレイ様おめでとうございます。そしてもう一組、アシュレイ・ダルク・フィンレイ様、エドワルド・フィンレイ様おめでとうございます。今後もお互いを知り、協力しながら愛を育んでいってください。あらゆる苦難もあるかもしれませんが、今後のお二人の幸せをお祈りしております。」
そう言って微笑んでいた。
その後、家族の食事会として、神官様も一緒に食事をとったんだ。
屋敷の者も手が空くものは参加していた。参加できない者は、私達の食事会の後、同じような食事が侍女や侍従達の控え室に準備されてそれぞれで食べるのだとか。
領所属の騎士団にも、領の政務を行う文官達にも食事が提供されるらしい。ただし、アルコールは禁止で、ジュースや紅茶などが提供となるらしい。弾けるジュースもあるらしく、それをアルコールの代わりとして楽しむんだと言っていた。
母様がいつの間に準備してくださっていたのか、ギル兄様と私。アシュ兄様とエル兄様の服はそれぞれお揃いで、お互いの色が入っていたんだ。しかも、アクセサリーまでお互いの色で…そんな姿で婚約式からそのまま食事会を楽しんだんだ。その時は汚してしまったらって心配したんだ。
だけど、ふと不安になって「こんな感じで婚約してしまって良かったのだろうか…」とエル兄様と一緒に呟いてしまった。
だって、私達はまだ屋敷で勉強中の子供だ。兄様達の事は大好きなんだけれど…他の人には渡したくもないけれど、将来『悪役』と言うレッテルを貼られる予定なんだ。
まだ『聖女』が現れていないこの時に…。
まるでフライングしての幸運を先取りしている気分だ。
本当にいいの?
「エル、レインどうした?あぁ、ちょっと早い婚約となったけれど、これで良いんだよ。ギルやアシュから実際婚約希望と打診が多く届いて困ってたんだ。二人は最初からエルとレインって決めててね。絶対に伴侶にするって言っていたんだよ。私からは、エルとレインの気持ちが沿うのなら良いとも言っていたんだ。学園中に婚約が結べ、卒業後婚姻になれば良いなとは思っていたんだけれどもね…。エルとレインがスキルで見たような事が起こるなら、この時期でも良いと判断したんだ。屋敷の者達も歓迎しているしね。だからおめでとう。まだ油断は禁物だけれど、父様はもっと頑張るよ。ギルのアシュも今まで以上にエルとレインを守れるし守るだろう。エルもレインも、単に守られるだけでなく、ギルやアシュを助けあって幸せになるんだよ。まずはおめでとう。」
「父様…僕達はまだ弟や妹だけれど…」
「あぁ、養子のままなのを気にしているのか?養子のまま婚約婚姻の事例は過去にもあるから大丈夫だ。ギルは私の後継者としてフィンレイ侯爵となるが、私には他にも爵位があるからね。アシュにも爵位を引き継いでもらうからね。二人は貴族の夫を支える夫人だ。これからもいっぱい学ぶ事があるから、頑張るんだぞ。」
そう言ってぎゅーっと抱きしめてくれたんだ。
「父上、私のレインを返してください!」
「父上、僕のエルを返してください!」
母様に捕まっていた兄様達が私達を奪い取るようにして抱きしめたんだ。
「お前達。わかっていると思うが、いくら婚約したと言っても節度を忘れないように!度が過ぎる接触はまだ禁止だ。わかっているね!」
父様のこの一言で、兄様達が少し不満そうな顔をされた。それを横で見ていたレイが笑ってた。
神官様もだ。
「お前、どの口が言っているんだ!クククッ…」そう言って笑い転げているのは神官様だ。
父様の友人だと言われるが…。
「これで一つは問題に対して先手は打てた。後は…レイ大丈夫だよな?」
「あぁ、大丈夫だ。今はこの二組の幸せを願って、乾杯だな。」
レイが父上の友人としてそう言うと、侍従達がジュースを持ってきた。
それはシュワシュワしていて…。
「これは婚約式のパーティーで出されるりんごのジュースだ。炭酸水で割られているもので、りんごも糖度の高い品種が使われるんだよ。結婚式にはこのりんごを使ったお酒を振る舞うんだ。」
そう教えられて、ついついグラスに注がれたジュースを見つめる。
カクテル風に三角にグラスに赤い可愛らしい果物が入っていたんだ。
それが何ともいえない気がして…。
うん、可愛い。
「それでは、二組のカップルの今後の幸せを祈り、フィンレイ領の発展も祈って乾杯!」
そう言うと、周りで「乾杯!」と微笑んで言い合って、軽くグラスを持ち上げた。
そして、一口飲むと。甘いリンゴに炭酸のシュワシュワで、幸せの気分になったんだ。
その日はものすごく楽しく幸せな一日だった。
神官様は、別の神官様がお迎えに来て、渋々帰られたんだ。
神官様に対して頭を下げて挨拶して「お迎えにまいりました。」と、迎えにきた神官様様から言われている姿は…。
やっぱり、父様の友人の神官様は、神官の中でもかなりの高位の方なんだと思ったんだ。
「またね~。」と手を振られてしまい、ついついエル兄様と私は手を振ってお送りしたんだ。
母様は笑ってたけどね。父様とレイは苦笑いしてたんだ。
その日の夕食も豪華で驚いたんだ。
父様や母様からお祝いの品をいただいて、兄様達とにっこりしたんだ。
もらったのはお揃いのチェーンの腕輪。全部がチエーンではなくて、装飾された小さな石が二つついていたんだ。それを嵌め込んでいる小さなプレートにはフィンレイの家紋が彫られていたんだ。裏側には今日の日付と私ととギル兄様のお名前だった。エル兄様の方は、同じようなチェーンで、装飾された石が私とアシュ兄様のだったんだ。
父様と母様が、これは受け入れる側の両親が婚約式の時に準備して婚約式後につける者らしい。
未来の夫婦になる者に祝福をみたいな感じでだ。
母様が私とエル兄様に。父様がギル兄様とアシュ兄様につけてくれたんだ。
もう嬉しすぎてついついすりすりしてしまった。
夜は兄様達に部屋まで送ってもらうのはいつもと同じ。
部屋に入る前に額頬にキスを贈られて、私は自分の部屋の中に入ったんだ。
侍女達にお世話になり入浴後寝室のベッドに飛び込んだ。
もう、嬉しすぎてだ。
だって、兄様、誰が見ても素敵だと思うの。それが私を選んでくれた。
あの時の姿はカッコよかったし、嬉しそうに微笑んでくれるのも…
婚約式の事をついつい思い出してしまったんだ。
ギル兄様にいただいたピアスをそっと触り、母様に付けてもらった腕輪を眺めた。ちょっと手を動かすとシャランと鳴るのが嬉しかった。腕輪なんだけど、良い音って思ったんだ。
腕輪の飾りを眺めて…、思わずまた嬉しくなったんだ。
「もうそろそろお休みください。」
侍女達にクスクス笑われてしまい、少し恥ずかしく頬が赤くなるが…うん、もう寝よう…。
そう思ってシーツを引っ張ったんだ。
何だかギル兄様様が側にいてくれているような不思議間で包まれて…私は夢の中に落ちていったんだ…。
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