竜の恋人

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異世界で愛を呟かれ

異世界で愛を呟かれ♡

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私の両手は一つにまとめられ、頭上にアルの片手で縫い止められた。
顔中に優しいキスが贈られたかと思ったら、貪るように唇を奪われ続ける。
そして、空いた手で器用に胸元をはだけさせられた。

そっと触れられるのは私の寂しい胸元。
アルの温かい温もりに包まれる。
初めは優しく撫でるように触れられ、次第にやわやわと感触を確かめられた。

片手ですっぽりと収まってしまう私のものは、だんだんと先が…

「美味しそうだ…」

熱のこもった声をわざと耳元で呟かれる。
呟いた後、首筋から胸元へと唇が這わされたかと思ったら、ねっとりとした温かいものを感じた。
そう、彼の舌だ。
時々チュチュとリップ音をさせて降りてくると思ったら…

「アッ…」

キツく吸われた。
何度か繰り返されながらさらに下に辿られて、胸の頂にねっとりと絡まる感じがした。
かと思うと、温かいものの中に入る感じが…
涙目になりそうになりながら、そっとそちらに視線を送る。
アルと目があった。
絡みつきそうな視線。瞳から熱を感じて何とも言えない。
アルは蕩けそうな顔で私の反応を楽しみながら、さらに…

「あっあぁ…ん~~~~」

自分では信じられない声。
これ…私…
恥ずかしい……

いつのまに外されたのか、自分の両手で声を抑えるように口元に持っていく。

彼の髪が私の肩に触れ、彼の香りでまた身体が熱くなる。
片方の胸は彼の舌に翻弄され、空いた方には…

ピンと弾かれたり、摘まれて頂を弄ばれたかと思うと、あたたかいぬくもりで包まれて揉まれた。

「あ…」

必死で口元を抑えるが、それでも声が漏れ出てきた。

「可愛い…なんて可愛いんだろう…やっと手に入れた…」

そう嬉しそうに呟く声を聞き…
返事なんてできない。それどころではないのよ。
身体がアツい。おかしくなりそう……

「こっちも可愛がってあげる。幸せそうだ…」

そう言って、頬に唇に優しくキスを贈られ、反対側を同じように…

「アッあぁ…………ん~~~」

両手を彼の肩にそっと導かれて回された。
そこには…いつのまに脱いだのか??
目の前の男性は、逞しい裸体を披露していた。
そして私の着ていたものは………

チラッと探すと、ベットから離れた場所にアルが着ていたであろう衣服と私の着ていた物が…

私の上からクスクスと笑う声が…

「優里。余裕だね。ならもう少し頑張らないといけないね」

舌舐めずりする美しき獣がそう嬉しそうに呟いた。
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