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異世界生活
異世界(エリザベート)
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それから数日、この屋敷内や庭園など、私の愛しい方、アルホンス様にエスコートされて散策中です。
我が国で皇族のみが着れる白を基調としたドレス。
神聖国らしい服だと思うます。それに少し彼の方の色を入れてみました。
胸元のレースやドレスの袖口や裾にちらっと見えるレースの色です。
気づいてくださっているのかしら。
いつも微笑んでくださいますが、その辺りは褒めてくださいません。
この乙女心を…悲しいです。
でも、今の目的は、この方との楽しい時間を皆様に見せつける事です。
特に、例の女です。
どこに潜んでいるのか姿を現せません。
やはり、調べさせた通り別館にいるようです。そして、時々この屋敷の近くの薬草研究所に出かけているとか。
庭園の先に別館に向かう道があるのは調査済みです。
その道も綺麗に整えられているというのですから、散歩と称して出向いても問題ないでしょう。
別館が見えれば、そこも見学させて欲しいと言えば良いのです。
この屋敷には、我が城にない貴重な装飾品もありましたし、見ていて飽きないのも事実です。
「彼方の方にも行きましょう」
そう言って、手を握ろうとしましたが、失敗しました。
急に何かを探すそぶりをされました。
どういう事?
「何かございましたか?」
少しこてんと首を傾げてみましたが、他の者達の反応は良いのですが、この方の反応は…
微笑んで下さっているので良しとしましょう。
「大丈夫です。可愛らしい小鳥が留まっていたと思ったのですが、飛び去ってしまいました。」
「そうですの?私も見たかったです。残念です。」
少し残念そうなそぶりをしてみた。
チラッと横目で愛しい方を見つめてみましたが…
「もう少し歩くのですよね」
「えぇ、向こうに」
一瞬止まって考え事をされましたが、『わかりました』と言って一緒に歩いてくださいました。
誰かに何か合図でも送られた?でも…
深く考えるのは苦手です。気にする事はやめましょう。
そう切り替えて、たわいもない会話を楽しみながら、別館につきました。
ここが例の女性が住んでいるのですね。
ぜひお会いしなくては…
我が国で皇族のみが着れる白を基調としたドレス。
神聖国らしい服だと思うます。それに少し彼の方の色を入れてみました。
胸元のレースやドレスの袖口や裾にちらっと見えるレースの色です。
気づいてくださっているのかしら。
いつも微笑んでくださいますが、その辺りは褒めてくださいません。
この乙女心を…悲しいです。
でも、今の目的は、この方との楽しい時間を皆様に見せつける事です。
特に、例の女です。
どこに潜んでいるのか姿を現せません。
やはり、調べさせた通り別館にいるようです。そして、時々この屋敷の近くの薬草研究所に出かけているとか。
庭園の先に別館に向かう道があるのは調査済みです。
その道も綺麗に整えられているというのですから、散歩と称して出向いても問題ないでしょう。
別館が見えれば、そこも見学させて欲しいと言えば良いのです。
この屋敷には、我が城にない貴重な装飾品もありましたし、見ていて飽きないのも事実です。
「彼方の方にも行きましょう」
そう言って、手を握ろうとしましたが、失敗しました。
急に何かを探すそぶりをされました。
どういう事?
「何かございましたか?」
少しこてんと首を傾げてみましたが、他の者達の反応は良いのですが、この方の反応は…
微笑んで下さっているので良しとしましょう。
「大丈夫です。可愛らしい小鳥が留まっていたと思ったのですが、飛び去ってしまいました。」
「そうですの?私も見たかったです。残念です。」
少し残念そうなそぶりをしてみた。
チラッと横目で愛しい方を見つめてみましたが…
「もう少し歩くのですよね」
「えぇ、向こうに」
一瞬止まって考え事をされましたが、『わかりました』と言って一緒に歩いてくださいました。
誰かに何か合図でも送られた?でも…
深く考えるのは苦手です。気にする事はやめましょう。
そう切り替えて、たわいもない会話を楽しみながら、別館につきました。
ここが例の女性が住んでいるのですね。
ぜひお会いしなくては…
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