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異世界生活
異世界(エリザベート)
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それから数日後、やっと父から許可が降りた。
兄上や、家臣からの反対もあったようだが、母が父に取り成してくれた。
母は私の恋心を理解して、逢いに行くぐらい大丈夫だろう。視察や慰問として行くのであれば、国民にも好印象を得られる。これは、皇女としての義務とも言えると言って下さったようだ。
いつも自分の事中心にしか考えない母だが、この時は有難いと感謝してお礼を述べた。
視察の馬車も、皇女として威厳を持たせるために、初めに準備された質素な物から、私に似合う白い高級な物に変えていただいた。
皇女がわざわざ出向いて行くのだから、転移門を使うのでなく、普通の街道を通って行く事にもなった。
護衛の騎士も精鋭揃いで、場合によっては皇女指示で魔獣討伐を行い、国民から支持を得るようにとも言われた。
自分に似合うドレスや宝石類は衣装箱に入れている。
慣れない旅であるからと、ドレスに関してはかなり妥協しました。
国民から好印象に見えるように、侍女長はじめ、侍女達に命じましたもの。
ただ、彼の方のそばにいる時は、私に似合う彼の方の色を入れさせました。
もう、ワクワクです。
待っていてくださいね。
私の愛しい騎士、アルホンス•セイクリオン様。
兄上や、家臣からの反対もあったようだが、母が父に取り成してくれた。
母は私の恋心を理解して、逢いに行くぐらい大丈夫だろう。視察や慰問として行くのであれば、国民にも好印象を得られる。これは、皇女としての義務とも言えると言って下さったようだ。
いつも自分の事中心にしか考えない母だが、この時は有難いと感謝してお礼を述べた。
視察の馬車も、皇女として威厳を持たせるために、初めに準備された質素な物から、私に似合う白い高級な物に変えていただいた。
皇女がわざわざ出向いて行くのだから、転移門を使うのでなく、普通の街道を通って行く事にもなった。
護衛の騎士も精鋭揃いで、場合によっては皇女指示で魔獣討伐を行い、国民から支持を得るようにとも言われた。
自分に似合うドレスや宝石類は衣装箱に入れている。
慣れない旅であるからと、ドレスに関してはかなり妥協しました。
国民から好印象に見えるように、侍女長はじめ、侍女達に命じましたもの。
ただ、彼の方のそばにいる時は、私に似合う彼の方の色を入れさせました。
もう、ワクワクです。
待っていてくださいね。
私の愛しい騎士、アルホンス•セイクリオン様。
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