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異世界生活スタートです。
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駆け出して一時間ぐらいだろうか?
思ったよりも遠かった。
徒歩で行けるぐらいだと思っていたんだ。
まぁ、途中で川があったりしたのもあるけれど…
橋を渡って、ここまではスムーズに森の入り口に無事到着。
「もう少し奥にまで行けるから、そのまま捕まって」
そう言いながら、森の道をかけて行った。
開けた場所には、教えてもらった通り、湖が見えた。
その周辺を囲むように花々が咲き乱れている。
「綺麗…」
当初の『薬草採取』の目的を忘れそうなぐらい、綺麗だった。
そっと下ろされ、周りをぐるっと見渡した。
乗ってきた馬をどこかに繋ぐのかと思えば、そっと離していた。
勝手に草を喰んだりするから、大丈夫だと。
そう言うものなのか?
こてんと首を傾げて考えるも、それがこの世界の常識なんだろうと言うことにした。
後で聞いたら、特殊訓練を受けた馬だけだと言っていた。
どんだけの訓練でこんなに賢いんだろうね??
手を引いて案内された場所は、希望のものが群生していた。
「こんなにたくさん、すごい…」
しゃがみ込んでせっせと採取する。
愛おしそうにその姿を見守られていたのは知らなかった。
護衛でついてきてくれているぐらいに考えて集中していたからね。
「そろそろ休憩にしよう」
そう呼び止められ、また湖のそばに行く。
レジャーシートを広げられ、真ん中に置かれたランチボックス。
どこから出したの?
「マジックバックに入れてきておいたから、出来立てと変わらないよ。食べよう」
コップに紅茶を注がれて、それにもびっくりだ。
どれだけすごいんだろう?
だって、液体だよ??
魔法で水を出してお湯にする事も可能だけれど、自分はお茶をいれるのが苦手だからと、準備したものを入れてきたと言っていた。
水…出せるのね。湯も沸かせるんだ。
すごく便利…
空気中の水分を集めて、火の魔法で沸かすんだろうか?
想像だけど…
アニメや小説とかでよく描写されていた。
空気中の水分は想像できるけどね…何となく。
寒い日の結露がイメージできるから、そんな感じ?
そう思って聞いて見たら、まぁそんな感じかなって笑ってた。
笑顔はよく見せてくれていたけれど、彼にとっては当たり前の事を聞いたもんだから、おもっきり笑われてしまった。
その笑顔はとてもまぶしくて、可愛いと思ったのは内緒だ。
思ったよりも遠かった。
徒歩で行けるぐらいだと思っていたんだ。
まぁ、途中で川があったりしたのもあるけれど…
橋を渡って、ここまではスムーズに森の入り口に無事到着。
「もう少し奥にまで行けるから、そのまま捕まって」
そう言いながら、森の道をかけて行った。
開けた場所には、教えてもらった通り、湖が見えた。
その周辺を囲むように花々が咲き乱れている。
「綺麗…」
当初の『薬草採取』の目的を忘れそうなぐらい、綺麗だった。
そっと下ろされ、周りをぐるっと見渡した。
乗ってきた馬をどこかに繋ぐのかと思えば、そっと離していた。
勝手に草を喰んだりするから、大丈夫だと。
そう言うものなのか?
こてんと首を傾げて考えるも、それがこの世界の常識なんだろうと言うことにした。
後で聞いたら、特殊訓練を受けた馬だけだと言っていた。
どんだけの訓練でこんなに賢いんだろうね??
手を引いて案内された場所は、希望のものが群生していた。
「こんなにたくさん、すごい…」
しゃがみ込んでせっせと採取する。
愛おしそうにその姿を見守られていたのは知らなかった。
護衛でついてきてくれているぐらいに考えて集中していたからね。
「そろそろ休憩にしよう」
そう呼び止められ、また湖のそばに行く。
レジャーシートを広げられ、真ん中に置かれたランチボックス。
どこから出したの?
「マジックバックに入れてきておいたから、出来立てと変わらないよ。食べよう」
コップに紅茶を注がれて、それにもびっくりだ。
どれだけすごいんだろう?
だって、液体だよ??
魔法で水を出してお湯にする事も可能だけれど、自分はお茶をいれるのが苦手だからと、準備したものを入れてきたと言っていた。
水…出せるのね。湯も沸かせるんだ。
すごく便利…
空気中の水分を集めて、火の魔法で沸かすんだろうか?
想像だけど…
アニメや小説とかでよく描写されていた。
空気中の水分は想像できるけどね…何となく。
寒い日の結露がイメージできるから、そんな感じ?
そう思って聞いて見たら、まぁそんな感じかなって笑ってた。
笑顔はよく見せてくれていたけれど、彼にとっては当たり前の事を聞いたもんだから、おもっきり笑われてしまった。
その笑顔はとてもまぶしくて、可愛いと思ったのは内緒だ。
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