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異世界生活スタートです。
とりあえず…
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入ってきた人…男性は、緑色っぽい髪に、紫色の瞳の穏やかそうな雰囲気の男性だった。
あくまで私目線の見た目なんだけど。
実際は、けっこう走ってきた感じからしたら、そうではないかも知れない…
「あ~、ユーリ、こいつはここの薬草研究所の職員で、ルーカルと言う」
「えっと…ルーカス•バルトスと言います。薬草研究所の職員をしていて、常日頃ポーション製作や新たなポーション開発研究をしたりしています。」
白衣が姿の男性。青年と思える人がそう挨拶してくれた。
だから…
「初めまして、こちらの近くにあるシュタルク領主様にお世話になっている、ユウリ•アキモトと言います。ユウリと呼んでください。」
こちらの世界では、日本人名は呼びにくいのかもしれないから、こちら風に言ってみた。
「ユーリさんですね。よろしくお願いします。」
そう言って、にこやかに笑顔で返事してくれたが、その笑顔が好青年の笑顔で眩しく感じる。
この世界。本当に美形が多い。
あったほとんどの人が美形ばかりだ…
向こうではきっとアイドルになれるよ…
思わず脳内キャーキャー言ってます。
アイドルを目の前にしたって感じです。
「ルーカス。明日から彼女はここの職員として研究所に入ってもらう事になった。でだ、お前、ユーリの面倒を見てやってくれ。」
「えっ?所長??」
「何だ?この前助手が欲しいってぼやいてただろ?ちょうど良いじゃないか。そう言うわけでヨロシク!」
そう言いながら、嬉しそう…そして、何やら威圧感満載の笑顔で彼の肩を叩いていた。
「ユーリ、ルーカスがしっかり面倒見てくれるから大丈夫だ。困ったらルーカスに頼る事。それか、俺のところにいつでも来ていい。」
「はい。ありがとうございます。」
無理やり押し付けられて可哀想に思ったけど、指導してくれる人を付けてくれたのは嬉しい。
「はぁ…………分かりました。じゃ、ユーリ、明日からヨロシク。白衣とかその他準備しておくよ。あと、薬草園の手入れとかも手伝ってもらって、後々仕事としてやってもらうから、それなりの格好で来て」
そう言って、『まだ仕事が残っているから…』と部屋を出て行った。
「あいつはとっても優秀で面倒見が良いから大丈夫。明日から一人で来てくれ。」
「はい。よろしくお願いします。」
そう言って、しばらく雑談をした後、私達も後にした。
「明日から一人でと言われましたが、ここまでの護衛として、控えさせてもらいますね。もちろん、邪魔は致しませんので、ご心配なく」
帰りの道で、護衛騎士として付いてくれているアルホンスにここに通う事を伝えたら、そう返事が返ってきた。
一人で大丈夫と言って、護衛をお断りしたのだが、それは聞き届けられなかった。
このぐらいの事は安全だと思うんだけど…
まぁ、異世界から来た者。しかも、この国から『邪魔者』扱いされた者だから、何がしかの問題があるのだろう…
仕方なく、研究所の邪魔にならないように、迷惑をかけないように離れて護衛という事で話がついた。
『隠れての護衛は得意だ』と、にこやかに応えられたから、まぁ良いだろうということにした。
あくまで私目線の見た目なんだけど。
実際は、けっこう走ってきた感じからしたら、そうではないかも知れない…
「あ~、ユーリ、こいつはここの薬草研究所の職員で、ルーカルと言う」
「えっと…ルーカス•バルトスと言います。薬草研究所の職員をしていて、常日頃ポーション製作や新たなポーション開発研究をしたりしています。」
白衣が姿の男性。青年と思える人がそう挨拶してくれた。
だから…
「初めまして、こちらの近くにあるシュタルク領主様にお世話になっている、ユウリ•アキモトと言います。ユウリと呼んでください。」
こちらの世界では、日本人名は呼びにくいのかもしれないから、こちら風に言ってみた。
「ユーリさんですね。よろしくお願いします。」
そう言って、にこやかに笑顔で返事してくれたが、その笑顔が好青年の笑顔で眩しく感じる。
この世界。本当に美形が多い。
あったほとんどの人が美形ばかりだ…
向こうではきっとアイドルになれるよ…
思わず脳内キャーキャー言ってます。
アイドルを目の前にしたって感じです。
「ルーカス。明日から彼女はここの職員として研究所に入ってもらう事になった。でだ、お前、ユーリの面倒を見てやってくれ。」
「えっ?所長??」
「何だ?この前助手が欲しいってぼやいてただろ?ちょうど良いじゃないか。そう言うわけでヨロシク!」
そう言いながら、嬉しそう…そして、何やら威圧感満載の笑顔で彼の肩を叩いていた。
「ユーリ、ルーカスがしっかり面倒見てくれるから大丈夫だ。困ったらルーカスに頼る事。それか、俺のところにいつでも来ていい。」
「はい。ありがとうございます。」
無理やり押し付けられて可哀想に思ったけど、指導してくれる人を付けてくれたのは嬉しい。
「はぁ…………分かりました。じゃ、ユーリ、明日からヨロシク。白衣とかその他準備しておくよ。あと、薬草園の手入れとかも手伝ってもらって、後々仕事としてやってもらうから、それなりの格好で来て」
そう言って、『まだ仕事が残っているから…』と部屋を出て行った。
「あいつはとっても優秀で面倒見が良いから大丈夫。明日から一人で来てくれ。」
「はい。よろしくお願いします。」
そう言って、しばらく雑談をした後、私達も後にした。
「明日から一人でと言われましたが、ここまでの護衛として、控えさせてもらいますね。もちろん、邪魔は致しませんので、ご心配なく」
帰りの道で、護衛騎士として付いてくれているアルホンスにここに通う事を伝えたら、そう返事が返ってきた。
一人で大丈夫と言って、護衛をお断りしたのだが、それは聞き届けられなかった。
このぐらいの事は安全だと思うんだけど…
まぁ、異世界から来た者。しかも、この国から『邪魔者』扱いされた者だから、何がしかの問題があるのだろう…
仕方なく、研究所の邪魔にならないように、迷惑をかけないように離れて護衛という事で話がついた。
『隠れての護衛は得意だ』と、にこやかに応えられたから、まぁ良いだろうということにした。
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