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異世界生活スタートです。
とりあえずは…
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そっとベットに横たわらされ、口移しで水をいただいた。
もう、抵抗できません。
頭の中は、霧が立ち込めた感じで真っ白です。
そっと差し込まれた肉厚の…そこから注がれる冷たい…
「美味しい…」
身体中が火照って仕方ない時に、この冷たい飲み物。
『美味しい』の一言です。
そっと頭を撫でられ、片手を握られ…
そのまま深い眠りについてしまった。
「私の番。やっと見つけました。まさか異世界にいたとは…今後は離しません。奪われることもなく、逃しもしない。私のモノです」
そう呟くように宣言されていたとは思いもよらなかった。
※※※※※ ※※※※※ ※※※※※ ※※※※※ ※※※※※
「ん………」
ベットの中で伸びをして、ゆっくり目を覚ます。
「お目覚めですか?体調はいかがですか?」
侍女のケイトさんとエミリーさんがそっと声をかけてきた。
少し心配そうに…耳と尻尾が見えてたら、きっと垂れてるだろうね…
「大丈夫ですよ。何だかスッキリしています。昨日?『竜人族』のお二人に会って…あっあ~~~~~~っ!!!」
思い出した。二人に挟まれるように座って、でもって、そう、片方の護衛の騎士っぽい人に『魔力の流し方』とかを教わって………………
次々思い出す羞恥な過去。
顔が真っ赤に染まっているのがわかるよ…
そして、頭の中の小さな私達が、わちゃわちゃと暴れ走り回ってる…
プッシュ~~~~って音が出そうなぐらいに、身悶え、シーツの中に隠れたくなった。
「消えたい…」
小さな呟きに…
「それは困る」と言う返答と共に、抱きしめられ………と言うよりも、今足音…そう、足音しなかったんですけど…気配もなかったよね。
何処にいたの?この人???
もう、抵抗できません。
頭の中は、霧が立ち込めた感じで真っ白です。
そっと差し込まれた肉厚の…そこから注がれる冷たい…
「美味しい…」
身体中が火照って仕方ない時に、この冷たい飲み物。
『美味しい』の一言です。
そっと頭を撫でられ、片手を握られ…
そのまま深い眠りについてしまった。
「私の番。やっと見つけました。まさか異世界にいたとは…今後は離しません。奪われることもなく、逃しもしない。私のモノです」
そう呟くように宣言されていたとは思いもよらなかった。
※※※※※ ※※※※※ ※※※※※ ※※※※※ ※※※※※
「ん………」
ベットの中で伸びをして、ゆっくり目を覚ます。
「お目覚めですか?体調はいかがですか?」
侍女のケイトさんとエミリーさんがそっと声をかけてきた。
少し心配そうに…耳と尻尾が見えてたら、きっと垂れてるだろうね…
「大丈夫ですよ。何だかスッキリしています。昨日?『竜人族』のお二人に会って…あっあ~~~~~~っ!!!」
思い出した。二人に挟まれるように座って、でもって、そう、片方の護衛の騎士っぽい人に『魔力の流し方』とかを教わって………………
次々思い出す羞恥な過去。
顔が真っ赤に染まっているのがわかるよ…
そして、頭の中の小さな私達が、わちゃわちゃと暴れ走り回ってる…
プッシュ~~~~って音が出そうなぐらいに、身悶え、シーツの中に隠れたくなった。
「消えたい…」
小さな呟きに…
「それは困る」と言う返答と共に、抱きしめられ………と言うよりも、今足音…そう、足音しなかったんですけど…気配もなかったよね。
何処にいたの?この人???
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