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聖女巡礼の旅
聖地巡礼
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先に到着していた竜人族の騎士、ディオルグ他数名が、休憩やもしもの為の療養用の簡易テントなどを設置していた。
絶対に怪我をしないとは言い切れないからだ。
ポーションが直ぐに使用できるように馬車から降ろしたりもしているようだ。
「来たか!」
そう言って手を振りながらディオルグが近づいて来る。
「オレ達が先に偵察して来るから、ここで少し休んでいてくれ。」
そう言って、ニコニコしている。
『疲れ』という単語を知らないような感じだ。
うん、元気だね…
「俺も一緒に行くよ」
狼の獣人の騎士であるオズバン。相変わらずの元気な男だ。
ニコニコしながらディオルグの側に近づいている。
オズバンもユーデルに騎乗して一緒にここまで来たのにな…
まぁ、元々の予定通りと言えばそうなのだが…
情報と照らし合わせるように先行して数名が先に調査。
その後をって感じだ。
この場所に来る前にも調査は勿論されているが、時間が経つにつれて変化もある。
森自体にもだが、魔獣の種類や凶暴化の状態。そして数だ。
倒せるものは先に討伐して、ある程度道を切り開いてくれている。
情報は、あの伝達で用いられる魔法陣が描かれたものだ。
声を確実に届けてくれるから重宝されている。
「じゃ、ちょっくら行ってくる」
そう言うと、まるで近くに散歩にでも出かけるように鼻歌を歌いながら歩いて行った。
彼らが強いのはもう十分理解したんだけど…
緊張感が足りないと思うのは私だけであろうか??
気にしたら負けのような気がしる。
「あの二人なら大丈夫でしょう。聖女様は御力を温存されて、今は休みましょう。」
そう言いながら、椅子を準備されてそこに座らされる。
いつも思うよ、何処からそのパラソルとテーブルにお茶セットを出してくるのだろうかって。
空間魔法というのは理解できている。
でも、不思議に思ってしまうのだからなぁ~~
気持ちを落ち着かせて、体力アップを期待してのお茶とお菓子。
密かにポーションを入れているのは知っているけど…味は特に変わっていない。
一口お茶で喉を潤すと、身体がポカポカしてくる。
今回のお菓子はマフィンが準備されていて、一口齧るとこれもまた魔力がスーッと染み渡る感じがした。
絶対に怪我をしないとは言い切れないからだ。
ポーションが直ぐに使用できるように馬車から降ろしたりもしているようだ。
「来たか!」
そう言って手を振りながらディオルグが近づいて来る。
「オレ達が先に偵察して来るから、ここで少し休んでいてくれ。」
そう言って、ニコニコしている。
『疲れ』という単語を知らないような感じだ。
うん、元気だね…
「俺も一緒に行くよ」
狼の獣人の騎士であるオズバン。相変わらずの元気な男だ。
ニコニコしながらディオルグの側に近づいている。
オズバンもユーデルに騎乗して一緒にここまで来たのにな…
まぁ、元々の予定通りと言えばそうなのだが…
情報と照らし合わせるように先行して数名が先に調査。
その後をって感じだ。
この場所に来る前にも調査は勿論されているが、時間が経つにつれて変化もある。
森自体にもだが、魔獣の種類や凶暴化の状態。そして数だ。
倒せるものは先に討伐して、ある程度道を切り開いてくれている。
情報は、あの伝達で用いられる魔法陣が描かれたものだ。
声を確実に届けてくれるから重宝されている。
「じゃ、ちょっくら行ってくる」
そう言うと、まるで近くに散歩にでも出かけるように鼻歌を歌いながら歩いて行った。
彼らが強いのはもう十分理解したんだけど…
緊張感が足りないと思うのは私だけであろうか??
気にしたら負けのような気がしる。
「あの二人なら大丈夫でしょう。聖女様は御力を温存されて、今は休みましょう。」
そう言いながら、椅子を準備されてそこに座らされる。
いつも思うよ、何処からそのパラソルとテーブルにお茶セットを出してくるのだろうかって。
空間魔法というのは理解できている。
でも、不思議に思ってしまうのだからなぁ~~
気持ちを落ち着かせて、体力アップを期待してのお茶とお菓子。
密かにポーションを入れているのは知っているけど…味は特に変わっていない。
一口お茶で喉を潤すと、身体がポカポカしてくる。
今回のお菓子はマフィンが準備されていて、一口齧るとこれもまた魔力がスーッと染み渡る感じがした。
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