3 / 193
異世界に転移してしまいました。
説明よろしく!
しおりを挟む
侍女の人だろう。優雅に白いティーポットから温かいお茶を注ぎ、それぞれの前に置いてくれた。
その後、スッと背後に下がり、部屋から出ていった。
重要な極秘の会話が始まるからだろうか?
どんな相手だろうと、妹を護るのが姉の勤め。
いくら双子で、数分差で生まれただけでも、姉は姉なんだからね。
それに、たった二人の姉妹。
手を取り合って頑張って来たんだ。
祖父母の助けは、あったけれど。
そう意気込んで、注がれているカップを見つめる。
変な薬とか入っていたらと思ったけど、相手も同じ物を飲んでいるから大丈夫だと思うけど…
妹がカップを持ち、勧められるまま、一口飲んでいた。
思わず『ちょっと!』と止めようとしたけれど、間に合わなかった。
気持ちはわかるのよ。
緊張して口の中カラカラで、あり得ない事がいきなり起こって、気持ちを落ち着かせたい気持ちがあるのもわかるけど、そこは…
止める暇もなく飲んでしまった…でも、変わった感じは特にないようだ。
もう一度じっとカップを見つめていたが、女は度胸と決意し、とりあえず一口飲んだ。
極上の茶葉なのだろう。ほのかに甘味も感じるから、砂糖かなにかも入れてくれたのだろうか。
安心感を持たせるための配慮だろう。
ホッとする感じだ。
いゃまて、待つのよ私!
「さて…」
そう言って、目の前に座った人物は自己紹介を始めた。
この国の皇太子だそうだ。
どうりで偉そうだ…
腹黒皇子って感じがするけど。
貴族階級とかは、そう言う人が多いにいるのかも知れないけどね。
足の引っ張りあい?
知っている歴史的な事柄でもよく聞く話だ。
兄弟でとか、身内関係とか、範囲を大きくしたら、国同士か?
ここはどうかは知らないけれど。
先入観を持って対応するのは、良くないのはわかるけど。
と言うか、一般庶民の学生が、そんなお偉いさんと会う事自体まずないから、はっきり言って、どう対応したら良いかわからない…
けど、妹を守る必要性があるから、わかる範囲で出来るだけ大人の対応をしよう。
牽制も大事だし。情報を得る事も大事。
まだ子供だけれど、馬鹿にされるわけにはいかない。
学生ですが…
下手に『不敬罪』とか言われても困るから、要注意だし。
相手がたとえ『拉致犯』であっても、『召喚者』とかいうものであるのだから、何がしかあるのだろう。
そんな事を考えながら、妹と手を繋いで話を聞く体制をとった。
妹の手が、私の手をギュってしてくる。
恐怖心が伝わってくる。
大丈夫だよ…
そして、聞いた話がこんな感じだ。
この世界。
古代にかなり発展したみたいたが、自然災害や戦争などの破壊行為などのせいでか、現在人々が住んでいると思われる島や土地など以外はほぼ海に沈んでしまっているらしい。
遥か向こうには、土地が有ると思われるが、この世界の住人が住むようなところではない感じで、全てが確認できないから、この大陸全土周辺しかわかっていないとか。
彼らが言う『瘴気』や『魔獣』『悪魔』と言うのが、自然災害とか、破壊行動とかによるものだと推測したんだ。
まるでゲームやアニメとかの設定みたいだ…
今流行りのモノにも思えた。
彼らが言う古代遺跡が各地場所で発見され、神話や伝承されている内容ともほぼ合っているため、間違いないだろうとの事。
で、現在、今いる場所は、大きな大陸の大陸中央を位置する『ヒト族の国』
神を祀る神殿とかある神都市を含めている。
中心地って、良く『聖地』扱いとか、主要地域扱いされるけど(あくまで私の意見だ。実際はどうだか知らない)、ここもそうなんだろうか?
現在いるこの国の周囲を囲むように
東側は『獣人の国』
西側は『妖精の国』
南側の『竜の国』
北側は『魔人の国』
と言われているらしい。
『獣人』『竜人』『妖精』『魔人』…
頭が痛くなりそうだ…
もろ異世界…はぁ…………
自分が遭遇しないで、見ている分にはワクワクするキーワードだけど、実際自分が遭遇するなら…
なんか嫌だ。
それで、どの国も、国が掲げている種族だけが住んでいるわけではないようで、その国に多く住んでいる種族であり、治めている者が、主な国の種族名のようだ…
『竜の国』は竜人が国を起こしていて、竜人が治めているだけ?
うん、深くは考えたらダメだ。訳がわからなくなる。
他もそんな感じで、住んでるのは、この国ならヒト族が多いが、竜人族も妖精族、魔人族とか獣人族も住んでいる。
性別は男女あるが、婚姻は男女問わず同性•別種族間でも可能。
ただ、『竜人』と『獣人』には『番』という特別な感覚があるらしい。
なんか凄いね。婚姻情報。
寿命は種族で違うけど、『番』の場合は長寿の種族の相手が亡くなるまでとの事だった。
『番』じゃなかったら、どうなるんだろうね。
で、今回呼び出した理由が、この世界での『数百年かに一度瘴気が桁外れに多くなる』という緊急事態であるらしい。
古代文明が消えたのは、瘴気が増えた理由は端折られたが、その瘴気が多く拡大し、凶暴な魔獣が増えたとか。
それを引き金に、『悪魔』が『世界の扉』からやって来た。
混沌の時代だ…
この世界は『光と闇』の神が作った世界であったが、その『悪魔』により滅亡に向かってしまった。
人々は神に祈り、現れたのが『聖女』であった。
神の代行者である『聖女』の力により、瘴気を抑え、『悪魔』の力が抑えられたことにより、扉の向こうに押し返す事が出来たとか…
倒した訳ではないんだね。
しかし、数百年に一度の周期で瘴気が増え、また『扉』が開く脅威が訪れるようになった。
人々がその脅威に苛まれていた時、神は『聖女』を使わす方法を伝えた。
この世界とは別の世界からやって来る『聖女』。
神代行者としてやって来る者を護り、助け、脅威を避けるようにと神託を残して…
そして、その脅威が現実に広がり始めた…
白と赤の二色の月がお互い満月となり輝く時、その者を呼び出す…
ヒト族の神殿内に秘匿された術式を展開して、来ていただいたのだと説明された…
ただ、聖女は常に一人。
黒髪の黒い瞳の女性は、この世界で聖女のみとされていたらしい…
時々魔力の多い者として生まれたヒト族の男性は、髪と瞳が『黒』となる事があるが、それ以外では、魔力の多い者として髪や瞳のみ『黒』となる。
だから、今回二人も現れ、しかも、二人ともが伝承されてきた『聖女』と同じ姿というのも、問題だと説明された。
ただ、『聖女は常に一人』の概念だ。
黒髪の黒い瞳の女性は、この世界で聖女のみとされてるから
そんな事、知った事ではない!!
その後、スッと背後に下がり、部屋から出ていった。
重要な極秘の会話が始まるからだろうか?
どんな相手だろうと、妹を護るのが姉の勤め。
いくら双子で、数分差で生まれただけでも、姉は姉なんだからね。
それに、たった二人の姉妹。
手を取り合って頑張って来たんだ。
祖父母の助けは、あったけれど。
そう意気込んで、注がれているカップを見つめる。
変な薬とか入っていたらと思ったけど、相手も同じ物を飲んでいるから大丈夫だと思うけど…
妹がカップを持ち、勧められるまま、一口飲んでいた。
思わず『ちょっと!』と止めようとしたけれど、間に合わなかった。
気持ちはわかるのよ。
緊張して口の中カラカラで、あり得ない事がいきなり起こって、気持ちを落ち着かせたい気持ちがあるのもわかるけど、そこは…
止める暇もなく飲んでしまった…でも、変わった感じは特にないようだ。
もう一度じっとカップを見つめていたが、女は度胸と決意し、とりあえず一口飲んだ。
極上の茶葉なのだろう。ほのかに甘味も感じるから、砂糖かなにかも入れてくれたのだろうか。
安心感を持たせるための配慮だろう。
ホッとする感じだ。
いゃまて、待つのよ私!
「さて…」
そう言って、目の前に座った人物は自己紹介を始めた。
この国の皇太子だそうだ。
どうりで偉そうだ…
腹黒皇子って感じがするけど。
貴族階級とかは、そう言う人が多いにいるのかも知れないけどね。
足の引っ張りあい?
知っている歴史的な事柄でもよく聞く話だ。
兄弟でとか、身内関係とか、範囲を大きくしたら、国同士か?
ここはどうかは知らないけれど。
先入観を持って対応するのは、良くないのはわかるけど。
と言うか、一般庶民の学生が、そんなお偉いさんと会う事自体まずないから、はっきり言って、どう対応したら良いかわからない…
けど、妹を守る必要性があるから、わかる範囲で出来るだけ大人の対応をしよう。
牽制も大事だし。情報を得る事も大事。
まだ子供だけれど、馬鹿にされるわけにはいかない。
学生ですが…
下手に『不敬罪』とか言われても困るから、要注意だし。
相手がたとえ『拉致犯』であっても、『召喚者』とかいうものであるのだから、何がしかあるのだろう。
そんな事を考えながら、妹と手を繋いで話を聞く体制をとった。
妹の手が、私の手をギュってしてくる。
恐怖心が伝わってくる。
大丈夫だよ…
そして、聞いた話がこんな感じだ。
この世界。
古代にかなり発展したみたいたが、自然災害や戦争などの破壊行為などのせいでか、現在人々が住んでいると思われる島や土地など以外はほぼ海に沈んでしまっているらしい。
遥か向こうには、土地が有ると思われるが、この世界の住人が住むようなところではない感じで、全てが確認できないから、この大陸全土周辺しかわかっていないとか。
彼らが言う『瘴気』や『魔獣』『悪魔』と言うのが、自然災害とか、破壊行動とかによるものだと推測したんだ。
まるでゲームやアニメとかの設定みたいだ…
今流行りのモノにも思えた。
彼らが言う古代遺跡が各地場所で発見され、神話や伝承されている内容ともほぼ合っているため、間違いないだろうとの事。
で、現在、今いる場所は、大きな大陸の大陸中央を位置する『ヒト族の国』
神を祀る神殿とかある神都市を含めている。
中心地って、良く『聖地』扱いとか、主要地域扱いされるけど(あくまで私の意見だ。実際はどうだか知らない)、ここもそうなんだろうか?
現在いるこの国の周囲を囲むように
東側は『獣人の国』
西側は『妖精の国』
南側の『竜の国』
北側は『魔人の国』
と言われているらしい。
『獣人』『竜人』『妖精』『魔人』…
頭が痛くなりそうだ…
もろ異世界…はぁ…………
自分が遭遇しないで、見ている分にはワクワクするキーワードだけど、実際自分が遭遇するなら…
なんか嫌だ。
それで、どの国も、国が掲げている種族だけが住んでいるわけではないようで、その国に多く住んでいる種族であり、治めている者が、主な国の種族名のようだ…
『竜の国』は竜人が国を起こしていて、竜人が治めているだけ?
うん、深くは考えたらダメだ。訳がわからなくなる。
他もそんな感じで、住んでるのは、この国ならヒト族が多いが、竜人族も妖精族、魔人族とか獣人族も住んでいる。
性別は男女あるが、婚姻は男女問わず同性•別種族間でも可能。
ただ、『竜人』と『獣人』には『番』という特別な感覚があるらしい。
なんか凄いね。婚姻情報。
寿命は種族で違うけど、『番』の場合は長寿の種族の相手が亡くなるまでとの事だった。
『番』じゃなかったら、どうなるんだろうね。
で、今回呼び出した理由が、この世界での『数百年かに一度瘴気が桁外れに多くなる』という緊急事態であるらしい。
古代文明が消えたのは、瘴気が増えた理由は端折られたが、その瘴気が多く拡大し、凶暴な魔獣が増えたとか。
それを引き金に、『悪魔』が『世界の扉』からやって来た。
混沌の時代だ…
この世界は『光と闇』の神が作った世界であったが、その『悪魔』により滅亡に向かってしまった。
人々は神に祈り、現れたのが『聖女』であった。
神の代行者である『聖女』の力により、瘴気を抑え、『悪魔』の力が抑えられたことにより、扉の向こうに押し返す事が出来たとか…
倒した訳ではないんだね。
しかし、数百年に一度の周期で瘴気が増え、また『扉』が開く脅威が訪れるようになった。
人々がその脅威に苛まれていた時、神は『聖女』を使わす方法を伝えた。
この世界とは別の世界からやって来る『聖女』。
神代行者としてやって来る者を護り、助け、脅威を避けるようにと神託を残して…
そして、その脅威が現実に広がり始めた…
白と赤の二色の月がお互い満月となり輝く時、その者を呼び出す…
ヒト族の神殿内に秘匿された術式を展開して、来ていただいたのだと説明された…
ただ、聖女は常に一人。
黒髪の黒い瞳の女性は、この世界で聖女のみとされていたらしい…
時々魔力の多い者として生まれたヒト族の男性は、髪と瞳が『黒』となる事があるが、それ以外では、魔力の多い者として髪や瞳のみ『黒』となる。
だから、今回二人も現れ、しかも、二人ともが伝承されてきた『聖女』と同じ姿というのも、問題だと説明された。
ただ、『聖女は常に一人』の概念だ。
黒髪の黒い瞳の女性は、この世界で聖女のみとされてるから
そんな事、知った事ではない!!
6
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

番から逃げる事にしました
みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。
前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。
彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。
❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。
❋独自設定有りです。
❋他視点の話もあります。
❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。

断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。

完結 「愛が重い」と言われたので尽くすのを全部止めたところ
音爽(ネソウ)
恋愛
アルミロ・ルファーノ伯爵令息は身体が弱くいつも臥せっていた。財があっても自由がないと嘆く。
だが、そんな彼を幼少期から知る婚約者ニーナ・ガーナインは献身的につくした。
相思相愛で結ばれたはずが健気に尽くす彼女を疎ましく感じる相手。
どんな無茶な要望にも応えていたはずが裏切られることになる。

【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。

【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる