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第六章:「蠢動編」
第二十五話「第六章登場人物」
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第六章の主な登場人物です。読み飛ばしていただいても問題ありません。
【王国関係者】
マティアス・フォン・ラウシェンバッハ(1184年3月3日生まれ)
本作の主人公。
レヒト法国との戦いの後、戦利品の処分などを通じ、国内の敵であるマルクトホーフェン侯爵に謀略を仕掛ける。また、帝国に対して、二人の皇子を咬み合わせる策を実行した。
1204年6月、イリスと結婚した。
イリス・フォン・エッフェンベルク(1184年6月6日生まれ)
本作品のヒロイン。ラザファムの双子の妹。エッフェンベルク伯爵家の長女。
マティアスと婚約したため、ヴェストエッケから帰還後、貴族の夫人としての知識を母親から叩きこまれる。第二騎士団とノルトハウゼン騎士団との模擬戦では参謀としてシャイデマン男爵を補佐し、勝利に導く。
1204年6月、マティアスと結婚。
ラザファム・フォン・エッフェンベルク(1184年6月6日生まれ)
マティアスの親友。容姿端麗・文武両道・冷静沈着の完璧超人。
王国の武の名門エッフェンベルク伯爵家の長男でイリスの双子の兄。
ヴェストエッケ攻防戦で活躍し、白銀十字勲章を受勲。第二騎士団第一連隊第二大隊長に昇進する。
ハルトムート・イスターツ(1184年9月9日生まれ)
マティアスの親友。双剣使い。
ヴェストエッケ攻防戦で活躍し、白銀十字勲章を受勲。第二騎士団第一連隊第三大隊長に昇進する。
リヒャルト・フォン・ラウシェンバッハ(1159年11月30日生まれ)
ラウシェンバッハ子爵家の当主。マティアスの父親。
マティアスの策に乗り、宰相府で情報操作を手伝う。
妻ヘーデ(1162年8月22日生まれ:バーゼルト子爵家出身)、長女エリザベート(1182年10月11日生まれ)、次男ヘルマン(1186年5月15日生まれ)
クリストフ・フォン・グレーフェンベルク(1165年2月12日生まれ)
グレーフェンベルク伯爵家当主。第二騎士団団長で、実質的な王国軍のトップ。
見た目は線が細い文官タイプだが、豪胆な性格。ヴェストエッケ攻防戦での功績で、鷲獅子十字勲章を受勲し、伯爵に陞爵。マティアスの策を受けて、戦利品である軍馬の処分で宰相に貸しを作ったことにし、第四騎士団再編を有利に進めた。
カルステン・フォン・エッフェンベルク(1166年2月1日生まれ)
エッフェンベルク伯爵。ラザファムとイリスの父親。
ヴェストエッケ攻防戦での功績により、勲章を受勲。グレーフェンベルクと協力し、宰相を嵌める。第二騎士団とノルトハウゼン騎士団との模擬戦では審判役を買って出た。
ユリウス・フェルゲンハウアー(1184年10月10日生まれ)
王立学院高等部兵学部のマティアスたちの同期。
ヴェストエッケ攻防戦の功績により、白銀十字勲章を受勲し、騎士爵位を得る。第二騎士団第三連隊第二大隊長に就任。
フォルクマーク十世(1172年8月25日生まれ)
グライフトゥルム王国国王。第二王妃アラベラにより、最愛の妻マルグリットを失ってから以前よりも更に覇気がなくなる。
テーオバルト・フォン・クラース(1142年5月17日生まれ)
宰相。マルクトホーフェン侯爵派に属する侯爵。
マティアスの策に乗せられ、マルクトホーフェン侯爵家に軍馬を購入させた上、それを恩に着せる。
オットー・フォン・メンゲヴァイン(1166年8月21日生まれ)
宮廷書記官長。反マルクトホーフェン侯爵派の侯爵。
マティアスの策では当て馬にされる。
ミヒャエル・フォン・マルクトホーフェン(1181年10月15日生まれ)
マルクトホーフェン侯爵家当主。
父ルドルフと重臣アイスナーに不満を持つ。軍馬購入では失敗したアイスナーを叱責する。
コルネール・フォン・アイスナー(1149年1月4日生まれ)
マルクトホーフェン侯爵家の家臣。男爵。王都の差配を任されているが、現当主ミヒャエルとの関係が悪化しつつあり、軍馬の購入で後手に回る。
ヴィルヘルム・フォン・ノルトハウゼン(1185年7月7日生まれ)
ノルトハウゼン伯爵家の嫡男。王立学院高等部兵学部の学生。
1203年王立学院高等部兵学部の次席。首席を争うほど優秀であり、第二騎士団に入団することを希望するが、伯爵家の家臣が納得せず、マティアスとイリスに相談した。
卒業後、第二騎士団に入団した。
ロベルト・フォルカー(1185年8月4日生まれ)←New
1203年王立学院高等部兵学部の第五席。王家直属の騎士爵家の次男。ヴィルヘルムと友人となり、マティアスらの薫陶を受け、第五席にまで昇り詰めた。
卒業後、第二騎士団に入団した。
エルンスト・フォン・ヴィージンガー(1185年2月14日生まれ)←New
1203年王立学院高等部兵学部の首席。マルクトホーフェン侯爵家に属するヴィージンガー子爵家の嫡男。記憶力が抜群で座学でトップ。実技も戦術の教本を記憶し、卒なくこなしたため、首席となった。
マティアスの流した噂により、ミヒャエルの側近となる。
カスパル・フォン・ノルトハウゼン(1157年9月7日生まれ)
ノルトハウゼン伯爵家当主。ノルトハウゼン騎士団団長。
騎士団が旧来のやり方に固執することに苦慮する。第二騎士団との模擬戦ではノルトハウゼン騎士団の指揮を執り敗北。その後、改革に着手する。
ベルトホルト・フォン・シャイデマン(1161年2月11日生まれ)
第二騎士団参謀長。ノルトハウゼン伯爵家に属する男爵。
沈着冷静で思慮深いが、独創的な作戦を立てることは苦手。指揮官としての能力は高い。
第二騎士団の大隊を率いてノルトハウゼン騎士団と模擬戦を行い、勝利する。これにより、ノルトハウゼン騎士団の意識を変えた。
ニコラス・フォン・バウマン(1160年12月1日生まれ)←New
ノルトハウゼン伯爵家に属する男爵。髭に覆われた強面で全身鎧を身に着けている。騎士団の部隊長として150名の兵士を指揮する。見た目通り猛将タイプで、騎兵による突進力には定評がある。
ハンス・フォン・ダイスラー(1165年1月31日生まれ)←New
ノルトハウゼン伯爵家に属する男爵。大型の盾と長剣を使う。騎士団の部隊長として150名の兵士を指揮する。攻防のバランスがよいが、視野は広くない。
マンフレート・フォン・ホイジンガー(1165年11月2日生まれ)
王国騎士団第三騎士団長。ホイジンガー伯爵。オレンジ色に近い赤毛で中肉中背。
マルクトホーフェン侯爵に対して距離を取っていたが、騎士団改革に口を挟むことが多くなったため、反対派になった。
帝国の情報を聞き、危機感を持つ。
コンラート・フォン・アウデンリート(1167年10月15日生まれ)←New
アウデンリート子爵。身長185cmでやせ型、豊かな金髪の美男子。先代のレベンスブルク侯爵の次男でマルグリットの兄。
マルクトホーフェン侯爵家に罰を与えなかった王家を見限り、実戦部隊への異動を希望し、1204年の軍制改革で王国第四騎士団長に就任した。
帝国の情報を聞き、危機感を持つ。
ゲルティ・ベーア(1160年2月10日生まれ)
熊獣人族の長。身長二メートルを超える体格を持ち、膂力も強い。
ラウシェンバッハ領の獣人入植地に到着後、デニス・ヴォルフと出会う。マティアスに対しては強い恩義を感じており、デニスの策に乗る。
デニス・ヴォルフ(1160年3月1日生まれ)
狼人族の族長。獣人入植地の責任者。
マティアスに絶対の忠誠を誓っており、ゲルティ・ベーアを使って、影からの指導を受けられるように画策する。
ロマーヌス・マインホフ(1162年9月13日生まれ)
シュヴェーレンベルク王立学院研究科教授で戦史の研究家。マティアスの上司として、結婚式に出席。
エーギンハルト・フォン・ユルゲンス(1150年5月20日)
シュヴェーレンブルク王立学院学院長。ユルゲンス伯爵家当主。マティアスとイリスの結婚式に出席。
【叡智の守護者関係者】
マグダ(2000歳くらい)
叡智の守護者の事実上のトップ。神の側近である助言者。
マティアスから帝国への経済戦を提案された。
【商人組合関係】
ライナルト・モーリス(1172年12月12日生まれ)
商人組合に属するヴィントムントの大商人。モーリス商会を率い、マティアスや叡智の守護者の情報分析室の指示を受けて、情報収集や情報分析に当たる。マティアスの指示を受け、リヒトプレリエ大平原の遊牧民やゴットフリート皇子に情報を流した。
【ゾルダート帝国関係者】
コルネリウス二世(1157年2月3日生まれ)
ゾルダート帝国第十一代皇帝。1192年に若干35歳で即位。リヒトロット皇国との戦いで功績を上げた軍事の天才。
マティアスの情報を聞き、諜報局に調査を命じる。
ヴァルデマール・シュテヒェルト(1159年4月10日生まれ)
内務尚書。金色の長髪を後ろで括った派手な見た目。年齢より若く見られることが多く、舞踏会が良く似合う印象。
グライフトゥルム王国がヴェストエッケで勝利した情報を受け、王国に対する疑問を持ち、調査を行った。その際にマティアスの情報に気づく。
マクシミリアン・クルーガー(1180年8月3日生まれ)
コルネリウス二世の次男。第一軍団第三師団長。
若いが冷徹な戦略家であり政治家。南部鉱山地帯でのゲリラ討伐を提案し実行。討伐にほぼ成功する。
ゴットフリート・クルーガー(1175年7月23日生まれ)
コルネリウス二世の長男。第一軍団第二師団長。
マクシミリアンに対抗するため、リヒトプレリエ大平原の遊牧民討伐を提案。マティアスの策を受けたモーリス商会の情報により、大勝利を収める。その功績により、第三軍団長に就任した。
ウーヴェ・ケプラー(1163年4月12日生まれ)←New
ゾルダート帝国軍の将。第一軍団第二師団第一連隊長。髭面でゴツイ体格、頑丈な鎧を身に纏い、騎槍を手にする、いかにも猛将という見た目。
大平原での戦いで活躍する。
セリム・ヒンメル(1178年2月10日生まれ)←New
リヒトプレリエ大平原の遊牧民ヒンメル族の戦士長。族長トルゲの長男。身長170cmほどと小柄だが、弓と槍の名手で、実力で戦士長の地位を手に入れた猛者。
1204年2月のゴットフリートの大平原侵攻作戦で最初に帝国軍と当たり、その実力を目の当たりにする。
トルゲ・ヒンメル(1159年11月10日生まれ)←New
リヒトプレリエ大平原の遊牧民ヒンメル族の族長。身長170cmほどと小柄だが、弓と槍の名手。戦略家、政治家としても優秀で、最も西に位置するヒンメル族の族長として、皇国や帝国の情報を集めていた。
モーリス商会の情報を基に戦略を立て、部族の被害を最小限にとどめる。
ワレリー・ゾンネ(1154年7月14日生まれ)←New
リヒトプレリエ大平原の遊牧民ゾンネ族の族長。身長180cmと遊牧民にしては大柄。威風堂々としてたたずまいで、族長たちからも一目置かれている。
大敗北を受けて意気消沈する。
【レヒト法国関係者】
フィデリオ・リーツ(1159年11月2日生まれ)
黒鳳騎士団団長。身長180センチほどで頬に傷がある。黒い鎧とマントを纏うことが多い。
ヴェストエッケ攻防戦後、法国軍を率いて撤退する。領都に戻り、処刑されるつもりだったが、ロッシジャーニに諭され、鳳凰騎士団再建に取り組むことになった。
マルク・ニヒェルマン(1155年11月2日生まれ)
北方教会の総主教。
黒狼騎士団が大損害を受けたことで、リーツをなじる。
エックバルト・プラティンス(1152年3月28日生まれ)←New
白狼騎士団団長。白髪で灰色の瞳、細身で鋭い眼光。1190年代のヴェストエッケでの戦いで武勲を挙げ、白狼騎士団団長に上り詰めた。大局を見る目はないが、優秀な戦術家であり、リートミュラーに策を授けた。
ヘルミン・シェーラー(1146年7月6日生まれ)
南方教会総主教
ヴェストエッケ攻防戦での敗北を知り激怒。リーツを処分すると息巻いた。
ドミニク・ロッシジャーニ(1158年10月22日生まれ)←New
青鳳騎士団団長。やせ型で眼光が鋭く鷲鼻。
ヴェストエッケ攻略作戦失敗により、白鳳騎士団団長に昇格。槍の達人だが、指揮官としても優秀。大局を見る目を持ち、鳳凰騎士団のヴェストエッケ攻略作戦に反対する。
リーツの才能を惜しみ、怒り狂うシェーラーを説得し、処刑を取りやめさせた。
【王国関係者】
マティアス・フォン・ラウシェンバッハ(1184年3月3日生まれ)
本作の主人公。
レヒト法国との戦いの後、戦利品の処分などを通じ、国内の敵であるマルクトホーフェン侯爵に謀略を仕掛ける。また、帝国に対して、二人の皇子を咬み合わせる策を実行した。
1204年6月、イリスと結婚した。
イリス・フォン・エッフェンベルク(1184年6月6日生まれ)
本作品のヒロイン。ラザファムの双子の妹。エッフェンベルク伯爵家の長女。
マティアスと婚約したため、ヴェストエッケから帰還後、貴族の夫人としての知識を母親から叩きこまれる。第二騎士団とノルトハウゼン騎士団との模擬戦では参謀としてシャイデマン男爵を補佐し、勝利に導く。
1204年6月、マティアスと結婚。
ラザファム・フォン・エッフェンベルク(1184年6月6日生まれ)
マティアスの親友。容姿端麗・文武両道・冷静沈着の完璧超人。
王国の武の名門エッフェンベルク伯爵家の長男でイリスの双子の兄。
ヴェストエッケ攻防戦で活躍し、白銀十字勲章を受勲。第二騎士団第一連隊第二大隊長に昇進する。
ハルトムート・イスターツ(1184年9月9日生まれ)
マティアスの親友。双剣使い。
ヴェストエッケ攻防戦で活躍し、白銀十字勲章を受勲。第二騎士団第一連隊第三大隊長に昇進する。
リヒャルト・フォン・ラウシェンバッハ(1159年11月30日生まれ)
ラウシェンバッハ子爵家の当主。マティアスの父親。
マティアスの策に乗り、宰相府で情報操作を手伝う。
妻ヘーデ(1162年8月22日生まれ:バーゼルト子爵家出身)、長女エリザベート(1182年10月11日生まれ)、次男ヘルマン(1186年5月15日生まれ)
クリストフ・フォン・グレーフェンベルク(1165年2月12日生まれ)
グレーフェンベルク伯爵家当主。第二騎士団団長で、実質的な王国軍のトップ。
見た目は線が細い文官タイプだが、豪胆な性格。ヴェストエッケ攻防戦での功績で、鷲獅子十字勲章を受勲し、伯爵に陞爵。マティアスの策を受けて、戦利品である軍馬の処分で宰相に貸しを作ったことにし、第四騎士団再編を有利に進めた。
カルステン・フォン・エッフェンベルク(1166年2月1日生まれ)
エッフェンベルク伯爵。ラザファムとイリスの父親。
ヴェストエッケ攻防戦での功績により、勲章を受勲。グレーフェンベルクと協力し、宰相を嵌める。第二騎士団とノルトハウゼン騎士団との模擬戦では審判役を買って出た。
ユリウス・フェルゲンハウアー(1184年10月10日生まれ)
王立学院高等部兵学部のマティアスたちの同期。
ヴェストエッケ攻防戦の功績により、白銀十字勲章を受勲し、騎士爵位を得る。第二騎士団第三連隊第二大隊長に就任。
フォルクマーク十世(1172年8月25日生まれ)
グライフトゥルム王国国王。第二王妃アラベラにより、最愛の妻マルグリットを失ってから以前よりも更に覇気がなくなる。
テーオバルト・フォン・クラース(1142年5月17日生まれ)
宰相。マルクトホーフェン侯爵派に属する侯爵。
マティアスの策に乗せられ、マルクトホーフェン侯爵家に軍馬を購入させた上、それを恩に着せる。
オットー・フォン・メンゲヴァイン(1166年8月21日生まれ)
宮廷書記官長。反マルクトホーフェン侯爵派の侯爵。
マティアスの策では当て馬にされる。
ミヒャエル・フォン・マルクトホーフェン(1181年10月15日生まれ)
マルクトホーフェン侯爵家当主。
父ルドルフと重臣アイスナーに不満を持つ。軍馬購入では失敗したアイスナーを叱責する。
コルネール・フォン・アイスナー(1149年1月4日生まれ)
マルクトホーフェン侯爵家の家臣。男爵。王都の差配を任されているが、現当主ミヒャエルとの関係が悪化しつつあり、軍馬の購入で後手に回る。
ヴィルヘルム・フォン・ノルトハウゼン(1185年7月7日生まれ)
ノルトハウゼン伯爵家の嫡男。王立学院高等部兵学部の学生。
1203年王立学院高等部兵学部の次席。首席を争うほど優秀であり、第二騎士団に入団することを希望するが、伯爵家の家臣が納得せず、マティアスとイリスに相談した。
卒業後、第二騎士団に入団した。
ロベルト・フォルカー(1185年8月4日生まれ)←New
1203年王立学院高等部兵学部の第五席。王家直属の騎士爵家の次男。ヴィルヘルムと友人となり、マティアスらの薫陶を受け、第五席にまで昇り詰めた。
卒業後、第二騎士団に入団した。
エルンスト・フォン・ヴィージンガー(1185年2月14日生まれ)←New
1203年王立学院高等部兵学部の首席。マルクトホーフェン侯爵家に属するヴィージンガー子爵家の嫡男。記憶力が抜群で座学でトップ。実技も戦術の教本を記憶し、卒なくこなしたため、首席となった。
マティアスの流した噂により、ミヒャエルの側近となる。
カスパル・フォン・ノルトハウゼン(1157年9月7日生まれ)
ノルトハウゼン伯爵家当主。ノルトハウゼン騎士団団長。
騎士団が旧来のやり方に固執することに苦慮する。第二騎士団との模擬戦ではノルトハウゼン騎士団の指揮を執り敗北。その後、改革に着手する。
ベルトホルト・フォン・シャイデマン(1161年2月11日生まれ)
第二騎士団参謀長。ノルトハウゼン伯爵家に属する男爵。
沈着冷静で思慮深いが、独創的な作戦を立てることは苦手。指揮官としての能力は高い。
第二騎士団の大隊を率いてノルトハウゼン騎士団と模擬戦を行い、勝利する。これにより、ノルトハウゼン騎士団の意識を変えた。
ニコラス・フォン・バウマン(1160年12月1日生まれ)←New
ノルトハウゼン伯爵家に属する男爵。髭に覆われた強面で全身鎧を身に着けている。騎士団の部隊長として150名の兵士を指揮する。見た目通り猛将タイプで、騎兵による突進力には定評がある。
ハンス・フォン・ダイスラー(1165年1月31日生まれ)←New
ノルトハウゼン伯爵家に属する男爵。大型の盾と長剣を使う。騎士団の部隊長として150名の兵士を指揮する。攻防のバランスがよいが、視野は広くない。
マンフレート・フォン・ホイジンガー(1165年11月2日生まれ)
王国騎士団第三騎士団長。ホイジンガー伯爵。オレンジ色に近い赤毛で中肉中背。
マルクトホーフェン侯爵に対して距離を取っていたが、騎士団改革に口を挟むことが多くなったため、反対派になった。
帝国の情報を聞き、危機感を持つ。
コンラート・フォン・アウデンリート(1167年10月15日生まれ)←New
アウデンリート子爵。身長185cmでやせ型、豊かな金髪の美男子。先代のレベンスブルク侯爵の次男でマルグリットの兄。
マルクトホーフェン侯爵家に罰を与えなかった王家を見限り、実戦部隊への異動を希望し、1204年の軍制改革で王国第四騎士団長に就任した。
帝国の情報を聞き、危機感を持つ。
ゲルティ・ベーア(1160年2月10日生まれ)
熊獣人族の長。身長二メートルを超える体格を持ち、膂力も強い。
ラウシェンバッハ領の獣人入植地に到着後、デニス・ヴォルフと出会う。マティアスに対しては強い恩義を感じており、デニスの策に乗る。
デニス・ヴォルフ(1160年3月1日生まれ)
狼人族の族長。獣人入植地の責任者。
マティアスに絶対の忠誠を誓っており、ゲルティ・ベーアを使って、影からの指導を受けられるように画策する。
ロマーヌス・マインホフ(1162年9月13日生まれ)
シュヴェーレンベルク王立学院研究科教授で戦史の研究家。マティアスの上司として、結婚式に出席。
エーギンハルト・フォン・ユルゲンス(1150年5月20日)
シュヴェーレンブルク王立学院学院長。ユルゲンス伯爵家当主。マティアスとイリスの結婚式に出席。
【叡智の守護者関係者】
マグダ(2000歳くらい)
叡智の守護者の事実上のトップ。神の側近である助言者。
マティアスから帝国への経済戦を提案された。
【商人組合関係】
ライナルト・モーリス(1172年12月12日生まれ)
商人組合に属するヴィントムントの大商人。モーリス商会を率い、マティアスや叡智の守護者の情報分析室の指示を受けて、情報収集や情報分析に当たる。マティアスの指示を受け、リヒトプレリエ大平原の遊牧民やゴットフリート皇子に情報を流した。
【ゾルダート帝国関係者】
コルネリウス二世(1157年2月3日生まれ)
ゾルダート帝国第十一代皇帝。1192年に若干35歳で即位。リヒトロット皇国との戦いで功績を上げた軍事の天才。
マティアスの情報を聞き、諜報局に調査を命じる。
ヴァルデマール・シュテヒェルト(1159年4月10日生まれ)
内務尚書。金色の長髪を後ろで括った派手な見た目。年齢より若く見られることが多く、舞踏会が良く似合う印象。
グライフトゥルム王国がヴェストエッケで勝利した情報を受け、王国に対する疑問を持ち、調査を行った。その際にマティアスの情報に気づく。
マクシミリアン・クルーガー(1180年8月3日生まれ)
コルネリウス二世の次男。第一軍団第三師団長。
若いが冷徹な戦略家であり政治家。南部鉱山地帯でのゲリラ討伐を提案し実行。討伐にほぼ成功する。
ゴットフリート・クルーガー(1175年7月23日生まれ)
コルネリウス二世の長男。第一軍団第二師団長。
マクシミリアンに対抗するため、リヒトプレリエ大平原の遊牧民討伐を提案。マティアスの策を受けたモーリス商会の情報により、大勝利を収める。その功績により、第三軍団長に就任した。
ウーヴェ・ケプラー(1163年4月12日生まれ)←New
ゾルダート帝国軍の将。第一軍団第二師団第一連隊長。髭面でゴツイ体格、頑丈な鎧を身に纏い、騎槍を手にする、いかにも猛将という見た目。
大平原での戦いで活躍する。
セリム・ヒンメル(1178年2月10日生まれ)←New
リヒトプレリエ大平原の遊牧民ヒンメル族の戦士長。族長トルゲの長男。身長170cmほどと小柄だが、弓と槍の名手で、実力で戦士長の地位を手に入れた猛者。
1204年2月のゴットフリートの大平原侵攻作戦で最初に帝国軍と当たり、その実力を目の当たりにする。
トルゲ・ヒンメル(1159年11月10日生まれ)←New
リヒトプレリエ大平原の遊牧民ヒンメル族の族長。身長170cmほどと小柄だが、弓と槍の名手。戦略家、政治家としても優秀で、最も西に位置するヒンメル族の族長として、皇国や帝国の情報を集めていた。
モーリス商会の情報を基に戦略を立て、部族の被害を最小限にとどめる。
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リヒトプレリエ大平原の遊牧民ゾンネ族の族長。身長180cmと遊牧民にしては大柄。威風堂々としてたたずまいで、族長たちからも一目置かれている。
大敗北を受けて意気消沈する。
【レヒト法国関係者】
フィデリオ・リーツ(1159年11月2日生まれ)
黒鳳騎士団団長。身長180センチほどで頬に傷がある。黒い鎧とマントを纏うことが多い。
ヴェストエッケ攻防戦後、法国軍を率いて撤退する。領都に戻り、処刑されるつもりだったが、ロッシジャーニに諭され、鳳凰騎士団再建に取り組むことになった。
マルク・ニヒェルマン(1155年11月2日生まれ)
北方教会の総主教。
黒狼騎士団が大損害を受けたことで、リーツをなじる。
エックバルト・プラティンス(1152年3月28日生まれ)←New
白狼騎士団団長。白髪で灰色の瞳、細身で鋭い眼光。1190年代のヴェストエッケでの戦いで武勲を挙げ、白狼騎士団団長に上り詰めた。大局を見る目はないが、優秀な戦術家であり、リートミュラーに策を授けた。
ヘルミン・シェーラー(1146年7月6日生まれ)
南方教会総主教
ヴェストエッケ攻防戦での敗北を知り激怒。リーツを処分すると息巻いた。
ドミニク・ロッシジャーニ(1158年10月22日生まれ)←New
青鳳騎士団団長。やせ型で眼光が鋭く鷲鼻。
ヴェストエッケ攻略作戦失敗により、白鳳騎士団団長に昇格。槍の達人だが、指揮官としても優秀。大局を見る目を持ち、鳳凰騎士団のヴェストエッケ攻略作戦に反対する。
リーツの才能を惜しみ、怒り狂うシェーラーを説得し、処刑を取りやめさせた。
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その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
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世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
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