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第七部:「謀略と怨讐の宇宙(そら)」
あとがき
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「アルビオン王国宙軍士官物語~クリフエッジと呼ばれた男~(クリフエッジシリーズ合本版)」第七部「謀略と怨讐の宇宙(そら)」をお読みいただきありがとうございました。
本作品もシリーズ第七部まで進み、主人公もようやく“将”と付く階級になりました。
ただ、准将という地位は非常に微妙で、艦隊旗艦の艦長であった第五部、第六部の方が“将”として活躍していたような気がします(笑)
また、第七部は大きな戦争が終わった後という時期で、作者的には難しい設定だったなと若干後悔しております。
ただ、個人的には今回のような謀略や政治の話は大好物なので、書いていて結構楽しむことができました。
その一方で小戦隊の戦闘は第二部、第四部もそうでしたが、結構手こずりました。
判断は秒単位であり、一回の戦闘時間も十分程度と短く、遠距離からの攻撃は当たらず、近づくとあっという間にすれ違ってしまいます。
双方に戦う意思がないと、そのまま終わってしまうため、どうやって戦わせようかと頭を悩ませました。
また、自分で作った設定ですが、待ち伏せ攻撃が結構難しいという点は盲点でした。
プロットや設定を考えている時の頭の中では、簡単に戦闘が発生すると思っていたのですが、軌道計算と武器の射程、加速力などをエクセルの計算シートを使って真面目に考えると、ほとんど戦闘が起きることなく、通商破壊艦部隊の指揮官はどうやって戦っていたのだろうと思ってしまったほどです(笑)。
第七部はシリーズ最長の五十五話、約二十万文字となってしまいました。
そのこともあり、連続更新を続けられませんでした。いいところで間が空き、読者の皆様にご迷惑をお掛けし、そのことは少し心残りです。
これだけ長くなった原因ですが、第六部の後始末で数話使ってしまったことと、第八部に向けていろいろと仕込んだためなので、私的には仕方がないなと思っています。
読者の皆様からしたら、もう少しスッキリさせてよ、と思われたのだろうなとは考えていますが。
話が出ましたので、第八部について少しだけ。
第八部はクリフォードたちが帰国したタイミングからスタートする予定です。もしかしたら、その前にゾンファ共和国の政治の話が数話入るかもしれません。
内容的には、アルビオン王国がスヴァローグ帝国とゾンファ共和国の謀略によって、政治的に混乱しているという状況ですが、軍人であるクリフォードたちは積極的に動くことができず、事態がドンドン悪化していき、いつも通り“崖っぷち”に立たされることになる、という感じになると思っています。
クリフォードは准将のままですが、艦隊上層部から特命を受けて活動することになります。
主人公以外は今回のサミュエル、ファビアン、バートラムは引き続き登場する予定ですが、以前関わりのあった別の人物が新たに絡んでくると思います。
ファビアンは外伝で登場してから成長を続けており、コリングウッド兄弟で活躍といった感じになるかもしれません。
タイトルは「〇〇の反乱を阻止せよ」という感じになると思いますが、まだ概略プロットしかなく、内容もフワフワしたものですので、確定するのはいつも通り投稿開始後になると思います。“〇〇”部分はネタバレになるのでご容赦を(笑)
相変わらず脈絡のない話ですみません。
第八部は来年の夏頃に公開できればいいなと思っています。もっとも毎回予定より遅れて公開し始めるので、あまり期待しないでお待ちください。
最後にもう一度感謝の言葉を。
最後までお読みいただきありがとうございました。本作は多くの方の温かい応援により続けられております。今後とも応援していただければ幸いです。
それでは第八部でお会いしましょう!
愛山雄町
本作品もシリーズ第七部まで進み、主人公もようやく“将”と付く階級になりました。
ただ、准将という地位は非常に微妙で、艦隊旗艦の艦長であった第五部、第六部の方が“将”として活躍していたような気がします(笑)
また、第七部は大きな戦争が終わった後という時期で、作者的には難しい設定だったなと若干後悔しております。
ただ、個人的には今回のような謀略や政治の話は大好物なので、書いていて結構楽しむことができました。
その一方で小戦隊の戦闘は第二部、第四部もそうでしたが、結構手こずりました。
判断は秒単位であり、一回の戦闘時間も十分程度と短く、遠距離からの攻撃は当たらず、近づくとあっという間にすれ違ってしまいます。
双方に戦う意思がないと、そのまま終わってしまうため、どうやって戦わせようかと頭を悩ませました。
また、自分で作った設定ですが、待ち伏せ攻撃が結構難しいという点は盲点でした。
プロットや設定を考えている時の頭の中では、簡単に戦闘が発生すると思っていたのですが、軌道計算と武器の射程、加速力などをエクセルの計算シートを使って真面目に考えると、ほとんど戦闘が起きることなく、通商破壊艦部隊の指揮官はどうやって戦っていたのだろうと思ってしまったほどです(笑)。
第七部はシリーズ最長の五十五話、約二十万文字となってしまいました。
そのこともあり、連続更新を続けられませんでした。いいところで間が空き、読者の皆様にご迷惑をお掛けし、そのことは少し心残りです。
これだけ長くなった原因ですが、第六部の後始末で数話使ってしまったことと、第八部に向けていろいろと仕込んだためなので、私的には仕方がないなと思っています。
読者の皆様からしたら、もう少しスッキリさせてよ、と思われたのだろうなとは考えていますが。
話が出ましたので、第八部について少しだけ。
第八部はクリフォードたちが帰国したタイミングからスタートする予定です。もしかしたら、その前にゾンファ共和国の政治の話が数話入るかもしれません。
内容的には、アルビオン王国がスヴァローグ帝国とゾンファ共和国の謀略によって、政治的に混乱しているという状況ですが、軍人であるクリフォードたちは積極的に動くことができず、事態がドンドン悪化していき、いつも通り“崖っぷち”に立たされることになる、という感じになると思っています。
クリフォードは准将のままですが、艦隊上層部から特命を受けて活動することになります。
主人公以外は今回のサミュエル、ファビアン、バートラムは引き続き登場する予定ですが、以前関わりのあった別の人物が新たに絡んでくると思います。
ファビアンは外伝で登場してから成長を続けており、コリングウッド兄弟で活躍といった感じになるかもしれません。
タイトルは「〇〇の反乱を阻止せよ」という感じになると思いますが、まだ概略プロットしかなく、内容もフワフワしたものですので、確定するのはいつも通り投稿開始後になると思います。“〇〇”部分はネタバレになるのでご容赦を(笑)
相変わらず脈絡のない話ですみません。
第八部は来年の夏頃に公開できればいいなと思っています。もっとも毎回予定より遅れて公開し始めるので、あまり期待しないでお待ちください。
最後にもう一度感謝の言葉を。
最後までお読みいただきありがとうございました。本作は多くの方の温かい応援により続けられております。今後とも応援していただければ幸いです。
それでは第八部でお会いしましょう!
愛山雄町
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