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第三章「聖都攻略編」
第十八話「アストレイの戦い:その六」
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勇者ユーリの狙撃を受けたラントは背中に強い衝撃を受け、思わず片膝を突いた。
「陛下!」というアギーの声が聞こえるが、背中に受けた衝撃により、声が出せない。
アギーは怒りに顔を歪めながら、敬愛する主に膝を突かせた者を探す。
すぐに背後の岩の上に弓を構えた男がいることに気づく。
「これ以上やらせないわ!」と叫ぶと、魔法の形をとることなく、純粋な魔力をぶつけた。
更にオードも同時に気づき、同じように魔力を叩きつける。
世界最高の魔術師二人による攻撃を受け、狙撃者は爆散する。
その間にいつの間にか龍形態を解き人化していたローズが、膝を突くラントに駆け寄っていた。
「ラント!」と叫びながら、治癒魔法を掛ける。
ラントはショックから立ち直り、「助かった。もう大丈夫だ……」と言った。
ローズは「ラント……」と嗚咽を漏らしながら彼を強く抱き、涙を流す。
ラントはその状況に困惑するが、傍らに立つオードに声を掛ける。
「君の防御魔法とモールの鎧のおかげで生き残れたようだ」
ラントが勇者の攻撃を防ぐことができたのは、冒険者たちの襲撃の直前に依頼した防御結界の効果だった。
勇者による狙撃を予想したわけではなかったが、冒険者たちが無策で突入してくることはなく、何らかの策を擁した上で襲撃してくると考えていた。
その場合、最も可能性が高い策は自分を狙うことであり、そのため、継続時間は短くてもよいので、オードが掛けられる最強の防御結界を自分に掛けるよう頼んでいたのだ。
本来であれば、オードほどの魔術師が全力で展開した防御結界であれば、防げない攻撃はないはずだが、神の力を使う勇者の攻撃は別格で、威力のほとんどを削ったものの、完全に防ぐことはできなかった。
しかし、エルダードワーフの名工、モールが作った鎧が彼を救った。もし、装備していなければ、脆弱なラントの身体は防御結界を抜けてきた矢に貫かれただろう。
その鎧も八神王の攻撃ですら一度なら耐えられる性能を持っていたが、単体では神の力を使う勇者の攻撃は防ぎ得ない。
オードの結界とモールの鎧という二重の防壁によって、何とか凌いだのだ。
「いや、完全に防げなかったことは我が不覚。謝罪させていただく」
この時、オードは勇者が放った攻撃とは知らず、強力なスキルか、魔道具による攻撃だと思っていた。そのため、自分の能力が及ばなかったことに驚き、不甲斐なさを強く感じていた。
ラントは更に言葉を掛けようとしたが、未だに冒険者との戦いは続いており、そちらに集中すべきと頭を切り替える。
「とりあえず、目の前の敵を倒してくれ」
「御意。だが、すぐに終わりそうですな」
ラントが狙撃された直後、ラディら護衛とデーモンたちが怒りに任せて激しい攻撃を加えていた。その勢いに冒険者たちは押され、逃げ出そうとした。
しかし、後衛であるリッチら魔術師隊がそれを許さなかった。
逃げようとする冒険者に向けて、過剰ともいえる魔力をつぎ込んだ魔法を撃ち込んでいく。
そのため、本来ならあり得ない爆発が多数発生し、地面にクレーターができるほどで、脱出しようとした冒険者たちは死体すら残さず消滅していった。
その様子を見て、ラントは「そうか」とオードに答えると、泣いているローズに優しく声を掛ける。
「もう大丈夫だ。私を支えながら立たせてくれないか」
「わ、分かったわ……」
ローズも落ち着きを取り戻し、ラントを抱えながら立ち上がる。
「丘の方はどうなった?」
いつの間にかローズの反対側で彼を支えているアギーに聞く。
「あちらも終わりのようですわ。本陣が襲われたことで、鬼神王殿と巨神王殿もお怒りになったようです」
そう言われて丘の方を見ると、頂上部にある防御施設に巨人たちが取り付き、激しく攻撃を加えていた。
パーン・パーンと長いラッパの音が二度響き、兵士たちが武器を捨て始める。更に頂上部でも白旗を持った兵士が現れ、王国軍は降伏した。
ラントはすぐにメイドであるエンシェントエルフのエレンに拡声の魔法を命じ、前線に命令を出す。
「攻撃中止! これ以上の戦闘は不要だ! 敵味方問わず、負傷者の手当てを行え!」
その命令はすぐに実行された。
ラントはそれを確認すると、前線に向かって歩き始めた。
■■■
聖堂騎士団の騎士団長代理、ウイリアム・アデルフィは距離があるためはっきりとは見えなかったものの、勇者ユーリによる魔帝ラントの暗殺が失敗に終わったと直感した。
(本陣付近は多少混乱したが、すぐに落ち着いた。いや、より激しい攻撃になっている。恐らく勇者ユーリが失敗し、魔族たちが怒り狂っているのだろう……)
それからすぐに本陣付近での戦闘が終わった。
そして、遠めに見ていても混乱は完全に落ち着き、リッチやデーモンたちが防御を固めている様子が見えた。
(やはり失敗だったな。だとすれば、これ以上の抵抗は無駄だ……)
その頃には丘での戦いも激しさを増し、彼がいるトーチカに巨人が攻撃を加え始めていた。激しく拳が打ち付けられ、天井にひびが入り、パラパラと砂が落ちてくる。
司令部にいる兵士たちは音が響くたびに身を竦め、完全に戦意を失っていた。
その様子を見てアデルフィは決断した。
真っ青な顔をしている伝令たちに静かに命令を伝える。
「戦闘中止と降伏の合図をしてくれ。それから白旗の用意も頼む」
それだけ命じると、アデルフィは深々と椅子に座った。
(やはり私程度では魔帝ラントには及ばんか……生き残った兵士だけでも助けてやりたい。あの魔帝なら我が身を差し出せば、捕虜になった兵士たちに配慮してくれるだろう……)
そう考えた後、彼は用意してあった聖堂騎士団の正装に着替えていく。
その間に降伏を命じるラッパの音が響く。物悲しいような音を聞き、アデルフィは僅か手を止めた。
戦闘の音が止んだことを確認し、兵士に命令する。
「白旗を出してくれ」
アデルフィは純白の騎士服に飾帯、磨き上げられたブーツに中隊長の記章を着け、左手に式典用の派手な装飾の剣を持ってトーチカを出た。
外に出ると、数十体の巨人とその数倍の数のオーガや魔獣が静かに彼を見ていた。更にその先では王国軍兵士が呆然とした様子で座り込んでいる。
アデルフィはトーチカの前に立つと、落ち着いた声で名乗り、降伏を申し出る。
「神聖ロセス王国聖堂騎士団の指揮官、ウイリアム・アデルフィだ。我が軍は魔帝ラント陛下に降伏する」
言い終えたところで、左手に持つ剣を地面に投げ捨てた。
その声が聞こえた王国軍兵士たちは下を向き、嗚咽を漏らす。
帝国軍の戦士たちはアデルフィの言葉は分からなかったものの、降伏の意図があることを感じたが、ラントが直接承諾したわけではないため、勝利の雄叫びは上げず、静かに見つめている。
アデルフィがその場で立っていると、帝国軍の治癒師が王国軍兵士の治療している姿が目に入った。
(さすがは魔帝ラントだな。これでこの場で戦った我が国の兵士たちの心は完全に折れる。成すすべもなく敗れた上に、勝者の余裕まで見せつけられたのだから……だが、そのお陰で助かる命がある。それがたとえ僅かであったとしても……)
アデルフィは帝国軍から声が掛かるまで静かに待っていた。
帝国軍でも既にラントに連絡を入れており、その場には鬼神王ゴインもいたが、人族の言葉、ロセス語を話せる者が近くにおらず、手持ち無沙汰という感じで立っている。
アデルフィが待っていると、帝国軍の戦士たちが歓声を上げているのに気付いた。その声は徐々に近づいてくる。
巨人族を含め、戦士たちが左右に割れるように移動する。
その間を漆黒の鎧に同じ色のマントを靡かせた若い男が悠然と歩いてきた。
アデルフィはその場で片膝を突いて頭を下げ、勝者を出迎える。
「陛下!」というアギーの声が聞こえるが、背中に受けた衝撃により、声が出せない。
アギーは怒りに顔を歪めながら、敬愛する主に膝を突かせた者を探す。
すぐに背後の岩の上に弓を構えた男がいることに気づく。
「これ以上やらせないわ!」と叫ぶと、魔法の形をとることなく、純粋な魔力をぶつけた。
更にオードも同時に気づき、同じように魔力を叩きつける。
世界最高の魔術師二人による攻撃を受け、狙撃者は爆散する。
その間にいつの間にか龍形態を解き人化していたローズが、膝を突くラントに駆け寄っていた。
「ラント!」と叫びながら、治癒魔法を掛ける。
ラントはショックから立ち直り、「助かった。もう大丈夫だ……」と言った。
ローズは「ラント……」と嗚咽を漏らしながら彼を強く抱き、涙を流す。
ラントはその状況に困惑するが、傍らに立つオードに声を掛ける。
「君の防御魔法とモールの鎧のおかげで生き残れたようだ」
ラントが勇者の攻撃を防ぐことができたのは、冒険者たちの襲撃の直前に依頼した防御結界の効果だった。
勇者による狙撃を予想したわけではなかったが、冒険者たちが無策で突入してくることはなく、何らかの策を擁した上で襲撃してくると考えていた。
その場合、最も可能性が高い策は自分を狙うことであり、そのため、継続時間は短くてもよいので、オードが掛けられる最強の防御結界を自分に掛けるよう頼んでいたのだ。
本来であれば、オードほどの魔術師が全力で展開した防御結界であれば、防げない攻撃はないはずだが、神の力を使う勇者の攻撃は別格で、威力のほとんどを削ったものの、完全に防ぐことはできなかった。
しかし、エルダードワーフの名工、モールが作った鎧が彼を救った。もし、装備していなければ、脆弱なラントの身体は防御結界を抜けてきた矢に貫かれただろう。
その鎧も八神王の攻撃ですら一度なら耐えられる性能を持っていたが、単体では神の力を使う勇者の攻撃は防ぎ得ない。
オードの結界とモールの鎧という二重の防壁によって、何とか凌いだのだ。
「いや、完全に防げなかったことは我が不覚。謝罪させていただく」
この時、オードは勇者が放った攻撃とは知らず、強力なスキルか、魔道具による攻撃だと思っていた。そのため、自分の能力が及ばなかったことに驚き、不甲斐なさを強く感じていた。
ラントは更に言葉を掛けようとしたが、未だに冒険者との戦いは続いており、そちらに集中すべきと頭を切り替える。
「とりあえず、目の前の敵を倒してくれ」
「御意。だが、すぐに終わりそうですな」
ラントが狙撃された直後、ラディら護衛とデーモンたちが怒りに任せて激しい攻撃を加えていた。その勢いに冒険者たちは押され、逃げ出そうとした。
しかし、後衛であるリッチら魔術師隊がそれを許さなかった。
逃げようとする冒険者に向けて、過剰ともいえる魔力をつぎ込んだ魔法を撃ち込んでいく。
そのため、本来ならあり得ない爆発が多数発生し、地面にクレーターができるほどで、脱出しようとした冒険者たちは死体すら残さず消滅していった。
その様子を見て、ラントは「そうか」とオードに答えると、泣いているローズに優しく声を掛ける。
「もう大丈夫だ。私を支えながら立たせてくれないか」
「わ、分かったわ……」
ローズも落ち着きを取り戻し、ラントを抱えながら立ち上がる。
「丘の方はどうなった?」
いつの間にかローズの反対側で彼を支えているアギーに聞く。
「あちらも終わりのようですわ。本陣が襲われたことで、鬼神王殿と巨神王殿もお怒りになったようです」
そう言われて丘の方を見ると、頂上部にある防御施設に巨人たちが取り付き、激しく攻撃を加えていた。
パーン・パーンと長いラッパの音が二度響き、兵士たちが武器を捨て始める。更に頂上部でも白旗を持った兵士が現れ、王国軍は降伏した。
ラントはすぐにメイドであるエンシェントエルフのエレンに拡声の魔法を命じ、前線に命令を出す。
「攻撃中止! これ以上の戦闘は不要だ! 敵味方問わず、負傷者の手当てを行え!」
その命令はすぐに実行された。
ラントはそれを確認すると、前線に向かって歩き始めた。
■■■
聖堂騎士団の騎士団長代理、ウイリアム・アデルフィは距離があるためはっきりとは見えなかったものの、勇者ユーリによる魔帝ラントの暗殺が失敗に終わったと直感した。
(本陣付近は多少混乱したが、すぐに落ち着いた。いや、より激しい攻撃になっている。恐らく勇者ユーリが失敗し、魔族たちが怒り狂っているのだろう……)
それからすぐに本陣付近での戦闘が終わった。
そして、遠めに見ていても混乱は完全に落ち着き、リッチやデーモンたちが防御を固めている様子が見えた。
(やはり失敗だったな。だとすれば、これ以上の抵抗は無駄だ……)
その頃には丘での戦いも激しさを増し、彼がいるトーチカに巨人が攻撃を加え始めていた。激しく拳が打ち付けられ、天井にひびが入り、パラパラと砂が落ちてくる。
司令部にいる兵士たちは音が響くたびに身を竦め、完全に戦意を失っていた。
その様子を見てアデルフィは決断した。
真っ青な顔をしている伝令たちに静かに命令を伝える。
「戦闘中止と降伏の合図をしてくれ。それから白旗の用意も頼む」
それだけ命じると、アデルフィは深々と椅子に座った。
(やはり私程度では魔帝ラントには及ばんか……生き残った兵士だけでも助けてやりたい。あの魔帝なら我が身を差し出せば、捕虜になった兵士たちに配慮してくれるだろう……)
そう考えた後、彼は用意してあった聖堂騎士団の正装に着替えていく。
その間に降伏を命じるラッパの音が響く。物悲しいような音を聞き、アデルフィは僅か手を止めた。
戦闘の音が止んだことを確認し、兵士に命令する。
「白旗を出してくれ」
アデルフィは純白の騎士服に飾帯、磨き上げられたブーツに中隊長の記章を着け、左手に式典用の派手な装飾の剣を持ってトーチカを出た。
外に出ると、数十体の巨人とその数倍の数のオーガや魔獣が静かに彼を見ていた。更にその先では王国軍兵士が呆然とした様子で座り込んでいる。
アデルフィはトーチカの前に立つと、落ち着いた声で名乗り、降伏を申し出る。
「神聖ロセス王国聖堂騎士団の指揮官、ウイリアム・アデルフィだ。我が軍は魔帝ラント陛下に降伏する」
言い終えたところで、左手に持つ剣を地面に投げ捨てた。
その声が聞こえた王国軍兵士たちは下を向き、嗚咽を漏らす。
帝国軍の戦士たちはアデルフィの言葉は分からなかったものの、降伏の意図があることを感じたが、ラントが直接承諾したわけではないため、勝利の雄叫びは上げず、静かに見つめている。
アデルフィがその場で立っていると、帝国軍の治癒師が王国軍兵士の治療している姿が目に入った。
(さすがは魔帝ラントだな。これでこの場で戦った我が国の兵士たちの心は完全に折れる。成すすべもなく敗れた上に、勝者の余裕まで見せつけられたのだから……だが、そのお陰で助かる命がある。それがたとえ僅かであったとしても……)
アデルフィは帝国軍から声が掛かるまで静かに待っていた。
帝国軍でも既にラントに連絡を入れており、その場には鬼神王ゴインもいたが、人族の言葉、ロセス語を話せる者が近くにおらず、手持ち無沙汰という感じで立っている。
アデルフィが待っていると、帝国軍の戦士たちが歓声を上げているのに気付いた。その声は徐々に近づいてくる。
巨人族を含め、戦士たちが左右に割れるように移動する。
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