「何でも屋ジャック~宇宙海賊王の秘宝~」

 銀河帝国歴GC1032年。
 銀河系オリオン腕の外縁部近くの辺境で、“何でも屋”のジャック・トレードは仲間のジョニー、ヘネシー、シェリーとともに、輸送や護衛、調査などあらゆる仕事を受けていた。

 今回の依頼はいわゆる“高跳び”。
 マフィアに追われる美女と美少女を、帝国軍基地まで無事に運ぶという仕事で、彼にとってはそれほど難しい仕事ではないはずだった。
 しかし、辺境のマフィアとは思えぬ執拗さに、ジャックたちは徐々に追い詰められていく。

 150メートル級の偵察(スループ)艦を改造した愛艦「ドランカード(酔っ払い)号」を駆り、銀河の辺境を縦横無尽に駆け巡る。

 そして、数百年前の伝説の海賊王、バルバンクール。その隠された秘宝が彼らの運命を変える。

 昭和の時代の宇宙冒険活劇(スペースオペラ)を目指しています。
 古き良き時代?の“スペオペ”の香りを感じてもらえたら幸いです。

 本作品はクリフエッジシリーズと世界観を共有しています。
 時代的にはクリフォードのいる時代、宇宙暦4500年頃、帝国歴に直すと3700年頃から2700年ほど前に当たり、人類の文明が最高潮に達した時代という設定です。

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