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短編
11月11日はなんの日***
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「おい!クロ聞いたか?」
「なんですかエド。貴方はよく主語がなくなりますね」
「わりいな。アキトがさ。元の世界で明日はぐふふ……ぺろぺろ記念日らしいぞ」
「は?余計に何を言ってるかわかりませんね」
「えっと、ほら、お前も見たことあると思うが、小麦粉で出来た細長いステック菓子でさ、チョコをコーティングしたやつとかしてねえやつがあったじぇねえか」
「ああ。そういえばありましたね。たまにおやつにアキトが食べていたような」
「それをこう縦でもつとさ。11と11で日付と重なるみてえになるだろ?」
「ええまあ。見ようと思えば見れますねえ」
「へっへへへへ」
「貴方は本当に。ときどき王子であり騎士団長に思えないような下品な笑いをみせますね」
「なんだよお前さっきから!せっかく良いこと思いついたのに!混ぜてやらねえぞ!」
「……それはアキトに関する事ですね?」
「なんだよ。急に前のめりになって。ったく勘がいいな。ごにょごにょ……」
「……それって衛生的に良くないのではないですか?」
「なんだよ。嫌なら俺だけ……」
「やらないとは言ってないでしょ!」
「ふん。むっつりめ!」
「うるさいですよ。調理場に行って材料の確認に行きますよ」
◇◆◇
「今日は言われた通り食後のデザートは食べなかったけどなんかあるの?」
「おう!とっておきのものを用意したぞ!」
「へえ。なんだろう。美味しいの?」
「ええ。まあ。アキトはチョコは好きですよね?」
「うん。好きだよ。チョコレート菓子?」
「おお、アキトが喜ぶチョコ菓子だぞ!」
いそいそと二人が寝室へと入っていく。なんだろう。パジャマパーティとか?
「一応飲み物も用意してあるからな」
「ええ。甘いものばかりだと喉が渇くかもしれないので」
ベットの傍には飲み物と一緒に大きなボールに液状のチョコがたっぷりと入ってる。
「……ありがと?なんか変だよ。二人とも」
「へへへ。じゃじゃ~ん」
エドガーが着ていたローブをぱっと脱ぎ捨てると真っ裸だった。相変わらずの筋肉美……じゃなくて。
「馬鹿エド。まだ早い!説明しないと……」
クロードが言うよりも早くエドガーはチョコを股間に塗りたくって見せてきた。
「な、な、な、なんだこれ!僕に何をさせる気さ!!!」
「いや、えっと……旨いぞ。コレは極上のデザートでさ。舐めれば中からミルクも出てくる」
「ば……バカぁあああ!!」
「まっまてまて!そろそろほら魔力供給する時期だろ?だったら楽しんでしても。たまにはその……」
「そ…………うだけど……」
ううう。どうしよう。つまりはマンネリ化を避けるためのアイディアって言いたいのか?
「正直に言いましょう。私はアキトの舌使いが好きです。もちろん後ろの極上の締め付け具合も大好きですが」
「うわあああ。クロやめて~。わかった。わかったから。恥ずかしいってば」
「アキト。好きな人の前では私たちは馬鹿でおろかになってしまうのです」
クロードったらずるい。でもクロードに優しく服を脱がされるのが好きだ。綺麗な指先で僕の服をするりと脱がすと口づけをしてきた。ああ。チョコなんてなくても充分甘いのに……。舌を吸われ絡められると僕もその気になってしまう。
「クロ!てめえ!自分だけ」
「うるさいですよ!少し待ってなさい」
「さあアキトベットの上で腰をこちらに向けてエドのチョコ菓子を食べてあげてください」
「……うん」
ベットの前に立っているエドガーに顔を寄せる。クロードは僕の後ろに回ったようだ。
「ほら。あ~んってしてくれ」
「ふふ。馬鹿エド。チョコなんてなくてもいいのに」
ぺろりと舐めるとチョコの味がした。くくくとおかしくて笑いが出る。舐めるたびにちゅぱちゅぱっと音がする。
「やばいなこれ。音だけでもイキそうだ」
「エドは早いですからね」
「うるせー!あとで交代だからな!」
「んふ……んん。ふふふ」
舐めてる時に笑わせないで欲しい。歯を立ててしまいそうになるから。いや、クロの事だからわざとかな?
両横のチョコを舐めとると先端へと場所を移す。鈴口に舌を差し入れ揺するようにするとエドガーがくぐもった声を漏らした。
「ぁあ……いいぜ。たまんねえな」
後ろで慣らしてくれていたクロードが身動きする。
「さあアキト。チョコ菓子ばかりは飽きるでしょう?こちらからも食べてくださいね」
ズンっと勢いよくクロードの雄が入ってきた。
「んググッ……あぁぁっ……クロぉ」
「たくさん食べてっ……くださいねっ……もっと……もっと」
「んぁあっ……イイ……ぁんあっ……」
「こらクロ。激しくするなよ。アキト。好きだぜ」
ちゅっちゅと顔中にエドガーがキスをくれる。
「え……エド。食べさせて」
「いいのか? 俺我慢できなくなるぞ」
「良い。無茶苦茶にしてもいいから」
「やべえ……。無茶しそうだ。後で叱ってくれ」
ぱんっとクロードが腰を進めると同時にエドガーの雄を咥える。二人が妬いてくれるのが嬉しい。
「はっアキト!アキト!ぁあ」
「アキトっ愛してます。アキト」
興奮と快楽と共に体中に魔力が循環する。クロードが浅いところで腰を揺らす。僕が堪らないと感じるところだ。エドガーが喉の奥までついてきた。息が苦しいけど愛おしい。出来るだけ喉で絞めるように口を動かすとエドの喘ぎ声が聞こえた。
「ぐぅっ……ぁあっイク……ぁ」
「こちらはもう少し付き合ってください」
「んぁ……ああ。イイ。クロ……もっと突いて」
「もっとですね!これは?これも!ぁあアキト!ナカがうねってます!ぁあ凄い堪らないっ」
息が整うのを待ってエドガーが水を飲ませてくれた。
「大丈夫か?」
「うん。ありがとう」
「顎は痛くありませんか?」
「うん。今度はクロのをちょうだい。あ~ん」
僕が口を大きく開けてみせるとクロードが嬉しそうに笑う。
「エド交代ですよ」
「ああ。わかってるって」
「チョコはどうします?」
「いらない。生の方がおいしいから」
「ふふふ。アキトにはかないませんね」
くふと笑って僕はぺろりと唇を舐めた。宴はまだまだ続く。
「なんですかエド。貴方はよく主語がなくなりますね」
「わりいな。アキトがさ。元の世界で明日はぐふふ……ぺろぺろ記念日らしいぞ」
「は?余計に何を言ってるかわかりませんね」
「えっと、ほら、お前も見たことあると思うが、小麦粉で出来た細長いステック菓子でさ、チョコをコーティングしたやつとかしてねえやつがあったじぇねえか」
「ああ。そういえばありましたね。たまにおやつにアキトが食べていたような」
「それをこう縦でもつとさ。11と11で日付と重なるみてえになるだろ?」
「ええまあ。見ようと思えば見れますねえ」
「へっへへへへ」
「貴方は本当に。ときどき王子であり騎士団長に思えないような下品な笑いをみせますね」
「なんだよお前さっきから!せっかく良いこと思いついたのに!混ぜてやらねえぞ!」
「……それはアキトに関する事ですね?」
「なんだよ。急に前のめりになって。ったく勘がいいな。ごにょごにょ……」
「……それって衛生的に良くないのではないですか?」
「なんだよ。嫌なら俺だけ……」
「やらないとは言ってないでしょ!」
「ふん。むっつりめ!」
「うるさいですよ。調理場に行って材料の確認に行きますよ」
◇◆◇
「今日は言われた通り食後のデザートは食べなかったけどなんかあるの?」
「おう!とっておきのものを用意したぞ!」
「へえ。なんだろう。美味しいの?」
「ええ。まあ。アキトはチョコは好きですよね?」
「うん。好きだよ。チョコレート菓子?」
「おお、アキトが喜ぶチョコ菓子だぞ!」
いそいそと二人が寝室へと入っていく。なんだろう。パジャマパーティとか?
「一応飲み物も用意してあるからな」
「ええ。甘いものばかりだと喉が渇くかもしれないので」
ベットの傍には飲み物と一緒に大きなボールに液状のチョコがたっぷりと入ってる。
「……ありがと?なんか変だよ。二人とも」
「へへへ。じゃじゃ~ん」
エドガーが着ていたローブをぱっと脱ぎ捨てると真っ裸だった。相変わらずの筋肉美……じゃなくて。
「馬鹿エド。まだ早い!説明しないと……」
クロードが言うよりも早くエドガーはチョコを股間に塗りたくって見せてきた。
「な、な、な、なんだこれ!僕に何をさせる気さ!!!」
「いや、えっと……旨いぞ。コレは極上のデザートでさ。舐めれば中からミルクも出てくる」
「ば……バカぁあああ!!」
「まっまてまて!そろそろほら魔力供給する時期だろ?だったら楽しんでしても。たまにはその……」
「そ…………うだけど……」
ううう。どうしよう。つまりはマンネリ化を避けるためのアイディアって言いたいのか?
「正直に言いましょう。私はアキトの舌使いが好きです。もちろん後ろの極上の締め付け具合も大好きですが」
「うわあああ。クロやめて~。わかった。わかったから。恥ずかしいってば」
「アキト。好きな人の前では私たちは馬鹿でおろかになってしまうのです」
クロードったらずるい。でもクロードに優しく服を脱がされるのが好きだ。綺麗な指先で僕の服をするりと脱がすと口づけをしてきた。ああ。チョコなんてなくても充分甘いのに……。舌を吸われ絡められると僕もその気になってしまう。
「クロ!てめえ!自分だけ」
「うるさいですよ!少し待ってなさい」
「さあアキトベットの上で腰をこちらに向けてエドのチョコ菓子を食べてあげてください」
「……うん」
ベットの前に立っているエドガーに顔を寄せる。クロードは僕の後ろに回ったようだ。
「ほら。あ~んってしてくれ」
「ふふ。馬鹿エド。チョコなんてなくてもいいのに」
ぺろりと舐めるとチョコの味がした。くくくとおかしくて笑いが出る。舐めるたびにちゅぱちゅぱっと音がする。
「やばいなこれ。音だけでもイキそうだ」
「エドは早いですからね」
「うるせー!あとで交代だからな!」
「んふ……んん。ふふふ」
舐めてる時に笑わせないで欲しい。歯を立ててしまいそうになるから。いや、クロの事だからわざとかな?
両横のチョコを舐めとると先端へと場所を移す。鈴口に舌を差し入れ揺するようにするとエドガーがくぐもった声を漏らした。
「ぁあ……いいぜ。たまんねえな」
後ろで慣らしてくれていたクロードが身動きする。
「さあアキト。チョコ菓子ばかりは飽きるでしょう?こちらからも食べてくださいね」
ズンっと勢いよくクロードの雄が入ってきた。
「んググッ……あぁぁっ……クロぉ」
「たくさん食べてっ……くださいねっ……もっと……もっと」
「んぁあっ……イイ……ぁんあっ……」
「こらクロ。激しくするなよ。アキト。好きだぜ」
ちゅっちゅと顔中にエドガーがキスをくれる。
「え……エド。食べさせて」
「いいのか? 俺我慢できなくなるぞ」
「良い。無茶苦茶にしてもいいから」
「やべえ……。無茶しそうだ。後で叱ってくれ」
ぱんっとクロードが腰を進めると同時にエドガーの雄を咥える。二人が妬いてくれるのが嬉しい。
「はっアキト!アキト!ぁあ」
「アキトっ愛してます。アキト」
興奮と快楽と共に体中に魔力が循環する。クロードが浅いところで腰を揺らす。僕が堪らないと感じるところだ。エドガーが喉の奥までついてきた。息が苦しいけど愛おしい。出来るだけ喉で絞めるように口を動かすとエドの喘ぎ声が聞こえた。
「ぐぅっ……ぁあっイク……ぁ」
「こちらはもう少し付き合ってください」
「んぁ……ああ。イイ。クロ……もっと突いて」
「もっとですね!これは?これも!ぁあアキト!ナカがうねってます!ぁあ凄い堪らないっ」
息が整うのを待ってエドガーが水を飲ませてくれた。
「大丈夫か?」
「うん。ありがとう」
「顎は痛くありませんか?」
「うん。今度はクロのをちょうだい。あ~ん」
僕が口を大きく開けてみせるとクロードが嬉しそうに笑う。
「エド交代ですよ」
「ああ。わかってるって」
「チョコはどうします?」
「いらない。生の方がおいしいから」
「ふふふ。アキトにはかないませんね」
くふと笑って僕はぺろりと唇を舐めた。宴はまだまだ続く。
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クロはアキト一筋なのです。更新頑張ります。