18 / 84
1章 僕は魔女?
15.*ハロウィンナイト*1*
しおりを挟む
あれから僕らはユリウスさんやラドゥさんと別れてエドガーの自室に来ている。とにかく広い。この部屋にはテーブルとソファが置いてあり大きな窓とべランダがある。ベランダからバルコニーに出れるようになっている。奥の扉は寝室につながってるらしい。何やら高そうな壺や絵画も飾ってあるしさすが王族って感じ。
今はテーブルに並べられたシチューやパンやサラダで夕食をとっている。皆で食事をと言われたが堅苦しいのはいやだとエドガーが断ってくれた。
それにしてもラドゥさんが言ってたが今夜はハロウィンだって? この世界にもハロウィンがあるんだ?!
「この世界にも祝日やイベントの日ってあるの? 」
「ありますよ。意味合いも似てるものがあります」
クロードが優しくほほ笑む。僕は彼の笑顔が好きだ。こんなにも僕が落ち着いていられるのは彼がいてくれてるからだと思う。異世界移転してまだ4~5日しかたってないのにクロードがいると安心できる。知らないことがあっても彼が丁寧に教えてくれるからだ。
「こちらの世界もハロウィンは精霊や魔物や死者の魂を呼び寄せるって言われてます。つまり一年の内一番魔力が集まりやすい日なのです」
「魔力が……」
そういえばなんだかさっきからドキドキする。身体中が熱い。クロードが素敵すぎるんだと思っていたがそれだけじゃない。目の前に座ってるエドガーにも目がいってしまう。ただ肉を食べてるだけなのにその食べっぷりがカッコよくて見惚れてしまう……ってなんだ僕?! 興奮してる?!
クロードも息が荒くなってきる? そういえばこの部屋は観葉植物が多い。まさか?!!
クロードが立ち上がろうとして膝からガクリとよろめいた。
「クロ!! しっかりして!! 」
「どうした?! 」
エドガーが驚いてクロードを抱きかかえた。奥のベットに連れて行った。
「あれだ! エドガーその観葉植物! それとその香木っ! ベランダの風下に出そう!! 」
何故早くに気づかなかったのだろう。マタタビに似た植物と幻想効果をもつ香木が部屋に置かれていた。クロードは猫科の獣人だ。それも少し前までは完全に黒猫として生きていたんだ。マタタビに酩酊してるに違いない! 王宮にはツッツファーレからエドガー周辺についての詳細は細かく報告が届いていたはずだ。僕の事やクロードについても! やはりココには裏切り者、または反乱分子が潜んでいる。許せないっ。
「よしっ。クロード、大丈夫か? 動くなよ。寝てろ! じっとしてるんだぞ。アキト、他に変な植物はないか調べてくれ! 」
ひとつひとつ植物に手を当て効能を訪ねてみる。なんとほとんどが香木だと答えてきた。それも媚薬に幻想・エクスタシーを高める効能だという。なんだこれ!!
「エドガー寝室もだ!! さっきの植物と同じのがあるはずだ全部外に出せ!!! 」
「はあ。はあ。どうやら罠のようですね……。」クロードが苦しそうだ。
「ああ! おそらくこの後寝込んだ僕らを犯すか酩酊してるところを狙う予定だったんだ! 」
「エドガー! 入り口に鍵をかける…… 施錠の呪文と結界を施すんだ!! 」
「わかった!誰も朝まで入れなくする!! 」
「はあ。はあ。アキト……全部……外に出したぞ。なんだか身体が……熱い」
ヤバい。エドガーの息も荒い。香木の影響だろう。あれだけじかに触って動かしたんだ。近くで香りを吸ってしまったに違いない。しまった。完全に意識が食べ物にいっていた。口にする者には先に浄化の呪文を唱えていた。毒の話をしていたからだ。だからついつい目先がそちらに行ってしまっていた。
「はあ。……僕も身体が熱い。……熱くてなんだかぞわぞわするんだ。クロ……」
クロードに助けてほしい。そうだ。僕は抱いてほしいんだ。こんな状況でどうしよう。
「エドガー。お前魔力量は高いほうだと前に言っていたな? 」
「ああ。ある程度の術は使える……何に使うんだ? 」
「……アキトに使ってやってくれないか? わたしは今下半身がマヒしている」
「へ? なんだ? どういう意味だ? 」
クロード何を言って? まさか? まさかクロード??!!
「今夜はこの世界にきて初めてのハロウィンだ。アキトの身体の中で魔力が活発化し暴れまくるだろう。だがまだアキトは覚醒してない。だから身体に馴染ませるには魔力の相性がいい相手の体液を取り込まないといけないんだ」
「た……体液を?! それって……それ」
エドガーが顔を赤くして口をパクパクしている。
「クロっ! そんな! 僕クロが……」
「アキト!! それ以上は今は言わないで下さい。いいですか。これは治療です。それにエドガーの体液は貴方に馴染むはずです。貴方がエドガーに惹かれるのは魔力の相性がいいからなのです」
「そんな……クロは気づいてたの? 僕がエドガーが気になっているって」
「ええ。私はずっと貴方の事を見守っていますので」
「クロ。愛してる」
「私もです。アキトを愛してます」
エドガーが目を見開いてこちらを見ている。
「お前ら……」
「どうしますか? エドガー」
「くそ! 言われなくてもわかってるよ」
「エドガー。今も言ったようにアキトは貴方にも惹かれているんです」
「……それは嬉しい。でもお前らの様子を見る限りでは苦しいよ」
「エドガー。戸惑っているのはアキトのほうです。私は最初から貴方と共に彼の伴侶になろうと考えてましたよ。どうか私も込みで受け入れてやってはもらえないだろうか? 」
あくまでもクロードは低姿勢で話しかけている。
「僕は……僕は……はあっ……くぅぅっ!! 」
「アキト!!! 」
「とにかく先に……ち……治療をしてやらねえと……」エドガーがクロードと目を合わせた。
黙ってクロードは目をつぶって頷いた。
~~~~~~~
***
エドガーがためらいがちにアキトに口づけをする。
最初は軽くバードタッチで、アキトが息苦しく軽く口を開けたのを合図に舌を絡めてきた。
「甘い……」
「あぁ。甘い。」
「甘く感じるのは互いが魔力の相性がいい証拠だ」
クロードが静かに言う。彼は大きなベットの端にいる。下半身がわずかに震えている。未だに痙攣してるのであろう。普段なら治癒魔法がかけれただろうに。今僕は自分で自分の力の制御ができない。
クロードごめん。こんな自分が情けない。もっと強くなりたい。
エドガーが顔をあげてクロードを見た。
「お前はアキトの事だけを考えろ。私の麻痺が消えるまでまだ時間がかかりそうだ。頼む」
「わかった。クロード。俺はこのチャンスを逃すわけにはいかないんだと悟ったよ」
「ああ。お前はそういう奴だ」
「バレてたか……」
「ああ。とっくの昔にな」
何? 何を二人で話してるんだ? 頭の中にモヤがかる。苦しくて体が熱くてどうにかして欲しい。
「アキト。俺が好きか? 」
「……エドガ……苦しい……胸も……身体も」
「そうか。悪い。そうだな……ごめんよ。楽にしてやるからな」
目じりに一つキスをしてゆっくりと上着を脱がされていく。身体中の熱が高まっていくのがわかる。
服が肌にあたる衣擦れにも身体が反応して声があがる。
「あんっ……っ」
そのたびにエドガーの息をのむ音が聞こえる。興奮してくれてるのだろう。
耳たぶを甘噛みされ、舌がうなじを這う。そのままわき腹におり、へその周りをぐるりと舐めまわされた。
「ひやぁっ……っ!! 」
もう何をされても声が出てしまう。
今の現時点でエドガーが好きかと聞かれると返事に戸惑う。でもどうしても惹かれる。それは魔力のせいなのだろうか?魔力の相性がいいからだけなのだろうか? 違う気がする。そう、もっと別のところで惹かれているんだ。
エドガーがふいに僕の足を持ち上げ折りたたむ様に腹に近づけた。この格好だと後蕾が彼に丸見えになってしまう。羞恥心で身体をねじる。
「暴れないで。傷けたくないんだ。たっぷりとぬらさないと」
そういって自分の舌を後蕾にさしこんできた。
「やっ……そんなとこ……舐めないで……あぁあっ」
すでに興奮して勃ちあがってる僕の雄を握り込み摺り上げていく。
ただでさえ熱を持った身体はあっけなく高みに登って行った。
「あぁぁっ! はぁ‥…はっ」
「アキトまだだ。まだこれからだ」
エドガーが余裕なさそうに言うと自分の雄をあて少しずつ侵入してくる。
「ぁっ……っ……くぅ」
圧迫感に襲われながら動きに合わせて息を吐く。
「あぁ。アキトの中が……こんなに熱いなんて……あぁ」
エドガーの上ずった声が聞こえる。
「ごめん。このあと俺とまらないかも……お前良すぎるっ」
ズズッという音と共に抽挿がはじまり段々はげしくなっていった。
「あっ! ああああっ……」
快感と同時に身体中の熱が一か所に集まっていく。大きな渦が体内をめぐってるみたいだ。
僕はただ喘ぐしかなくなっていた。エドガーもひたすらに腰を振り続けていた。
「あ……もぉっ……も……エド……」
「あぁ。俺ももぅ。アキト。アキト……」
二人同時に弾けるとともに体内に何かが吸収されていった。
今はテーブルに並べられたシチューやパンやサラダで夕食をとっている。皆で食事をと言われたが堅苦しいのはいやだとエドガーが断ってくれた。
それにしてもラドゥさんが言ってたが今夜はハロウィンだって? この世界にもハロウィンがあるんだ?!
「この世界にも祝日やイベントの日ってあるの? 」
「ありますよ。意味合いも似てるものがあります」
クロードが優しくほほ笑む。僕は彼の笑顔が好きだ。こんなにも僕が落ち着いていられるのは彼がいてくれてるからだと思う。異世界移転してまだ4~5日しかたってないのにクロードがいると安心できる。知らないことがあっても彼が丁寧に教えてくれるからだ。
「こちらの世界もハロウィンは精霊や魔物や死者の魂を呼び寄せるって言われてます。つまり一年の内一番魔力が集まりやすい日なのです」
「魔力が……」
そういえばなんだかさっきからドキドキする。身体中が熱い。クロードが素敵すぎるんだと思っていたがそれだけじゃない。目の前に座ってるエドガーにも目がいってしまう。ただ肉を食べてるだけなのにその食べっぷりがカッコよくて見惚れてしまう……ってなんだ僕?! 興奮してる?!
クロードも息が荒くなってきる? そういえばこの部屋は観葉植物が多い。まさか?!!
クロードが立ち上がろうとして膝からガクリとよろめいた。
「クロ!! しっかりして!! 」
「どうした?! 」
エドガーが驚いてクロードを抱きかかえた。奥のベットに連れて行った。
「あれだ! エドガーその観葉植物! それとその香木っ! ベランダの風下に出そう!! 」
何故早くに気づかなかったのだろう。マタタビに似た植物と幻想効果をもつ香木が部屋に置かれていた。クロードは猫科の獣人だ。それも少し前までは完全に黒猫として生きていたんだ。マタタビに酩酊してるに違いない! 王宮にはツッツファーレからエドガー周辺についての詳細は細かく報告が届いていたはずだ。僕の事やクロードについても! やはりココには裏切り者、または反乱分子が潜んでいる。許せないっ。
「よしっ。クロード、大丈夫か? 動くなよ。寝てろ! じっとしてるんだぞ。アキト、他に変な植物はないか調べてくれ! 」
ひとつひとつ植物に手を当て効能を訪ねてみる。なんとほとんどが香木だと答えてきた。それも媚薬に幻想・エクスタシーを高める効能だという。なんだこれ!!
「エドガー寝室もだ!! さっきの植物と同じのがあるはずだ全部外に出せ!!! 」
「はあ。はあ。どうやら罠のようですね……。」クロードが苦しそうだ。
「ああ! おそらくこの後寝込んだ僕らを犯すか酩酊してるところを狙う予定だったんだ! 」
「エドガー! 入り口に鍵をかける…… 施錠の呪文と結界を施すんだ!! 」
「わかった!誰も朝まで入れなくする!! 」
「はあ。はあ。アキト……全部……外に出したぞ。なんだか身体が……熱い」
ヤバい。エドガーの息も荒い。香木の影響だろう。あれだけじかに触って動かしたんだ。近くで香りを吸ってしまったに違いない。しまった。完全に意識が食べ物にいっていた。口にする者には先に浄化の呪文を唱えていた。毒の話をしていたからだ。だからついつい目先がそちらに行ってしまっていた。
「はあ。……僕も身体が熱い。……熱くてなんだかぞわぞわするんだ。クロ……」
クロードに助けてほしい。そうだ。僕は抱いてほしいんだ。こんな状況でどうしよう。
「エドガー。お前魔力量は高いほうだと前に言っていたな? 」
「ああ。ある程度の術は使える……何に使うんだ? 」
「……アキトに使ってやってくれないか? わたしは今下半身がマヒしている」
「へ? なんだ? どういう意味だ? 」
クロード何を言って? まさか? まさかクロード??!!
「今夜はこの世界にきて初めてのハロウィンだ。アキトの身体の中で魔力が活発化し暴れまくるだろう。だがまだアキトは覚醒してない。だから身体に馴染ませるには魔力の相性がいい相手の体液を取り込まないといけないんだ」
「た……体液を?! それって……それ」
エドガーが顔を赤くして口をパクパクしている。
「クロっ! そんな! 僕クロが……」
「アキト!! それ以上は今は言わないで下さい。いいですか。これは治療です。それにエドガーの体液は貴方に馴染むはずです。貴方がエドガーに惹かれるのは魔力の相性がいいからなのです」
「そんな……クロは気づいてたの? 僕がエドガーが気になっているって」
「ええ。私はずっと貴方の事を見守っていますので」
「クロ。愛してる」
「私もです。アキトを愛してます」
エドガーが目を見開いてこちらを見ている。
「お前ら……」
「どうしますか? エドガー」
「くそ! 言われなくてもわかってるよ」
「エドガー。今も言ったようにアキトは貴方にも惹かれているんです」
「……それは嬉しい。でもお前らの様子を見る限りでは苦しいよ」
「エドガー。戸惑っているのはアキトのほうです。私は最初から貴方と共に彼の伴侶になろうと考えてましたよ。どうか私も込みで受け入れてやってはもらえないだろうか? 」
あくまでもクロードは低姿勢で話しかけている。
「僕は……僕は……はあっ……くぅぅっ!! 」
「アキト!!! 」
「とにかく先に……ち……治療をしてやらねえと……」エドガーがクロードと目を合わせた。
黙ってクロードは目をつぶって頷いた。
~~~~~~~
***
エドガーがためらいがちにアキトに口づけをする。
最初は軽くバードタッチで、アキトが息苦しく軽く口を開けたのを合図に舌を絡めてきた。
「甘い……」
「あぁ。甘い。」
「甘く感じるのは互いが魔力の相性がいい証拠だ」
クロードが静かに言う。彼は大きなベットの端にいる。下半身がわずかに震えている。未だに痙攣してるのであろう。普段なら治癒魔法がかけれただろうに。今僕は自分で自分の力の制御ができない。
クロードごめん。こんな自分が情けない。もっと強くなりたい。
エドガーが顔をあげてクロードを見た。
「お前はアキトの事だけを考えろ。私の麻痺が消えるまでまだ時間がかかりそうだ。頼む」
「わかった。クロード。俺はこのチャンスを逃すわけにはいかないんだと悟ったよ」
「ああ。お前はそういう奴だ」
「バレてたか……」
「ああ。とっくの昔にな」
何? 何を二人で話してるんだ? 頭の中にモヤがかる。苦しくて体が熱くてどうにかして欲しい。
「アキト。俺が好きか? 」
「……エドガ……苦しい……胸も……身体も」
「そうか。悪い。そうだな……ごめんよ。楽にしてやるからな」
目じりに一つキスをしてゆっくりと上着を脱がされていく。身体中の熱が高まっていくのがわかる。
服が肌にあたる衣擦れにも身体が反応して声があがる。
「あんっ……っ」
そのたびにエドガーの息をのむ音が聞こえる。興奮してくれてるのだろう。
耳たぶを甘噛みされ、舌がうなじを這う。そのままわき腹におり、へその周りをぐるりと舐めまわされた。
「ひやぁっ……っ!! 」
もう何をされても声が出てしまう。
今の現時点でエドガーが好きかと聞かれると返事に戸惑う。でもどうしても惹かれる。それは魔力のせいなのだろうか?魔力の相性がいいからだけなのだろうか? 違う気がする。そう、もっと別のところで惹かれているんだ。
エドガーがふいに僕の足を持ち上げ折りたたむ様に腹に近づけた。この格好だと後蕾が彼に丸見えになってしまう。羞恥心で身体をねじる。
「暴れないで。傷けたくないんだ。たっぷりとぬらさないと」
そういって自分の舌を後蕾にさしこんできた。
「やっ……そんなとこ……舐めないで……あぁあっ」
すでに興奮して勃ちあがってる僕の雄を握り込み摺り上げていく。
ただでさえ熱を持った身体はあっけなく高みに登って行った。
「あぁぁっ! はぁ‥…はっ」
「アキトまだだ。まだこれからだ」
エドガーが余裕なさそうに言うと自分の雄をあて少しずつ侵入してくる。
「ぁっ……っ……くぅ」
圧迫感に襲われながら動きに合わせて息を吐く。
「あぁ。アキトの中が……こんなに熱いなんて……あぁ」
エドガーの上ずった声が聞こえる。
「ごめん。このあと俺とまらないかも……お前良すぎるっ」
ズズッという音と共に抽挿がはじまり段々はげしくなっていった。
「あっ! ああああっ……」
快感と同時に身体中の熱が一か所に集まっていく。大きな渦が体内をめぐってるみたいだ。
僕はただ喘ぐしかなくなっていた。エドガーもひたすらに腰を振り続けていた。
「あ……もぉっ……も……エド……」
「あぁ。俺ももぅ。アキト。アキト……」
二人同時に弾けるとともに体内に何かが吸収されていった。
10
お気に入りに追加
230
あなたにおすすめの小説

完結·助けた犬は騎士団長でした
禅
BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。
ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。
しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。
強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ……
※完結まで毎日投稿します
【短編】乙女ゲームの攻略対象者に転生した俺の、意外な結末。
桜月夜
BL
前世で妹がハマってた乙女ゲームに転生したイリウスは、自分が前世の記憶を思い出したことを幼馴染みで専属騎士のディールに打ち明けた。そこから、なぜか婚約者に対する恋愛感情の有無を聞かれ……。
思い付いた話を一気に書いたので、不自然な箇所があるかもしれませんが、広い心でお読みください。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞

女神の間違いで落とされた、乙女ゲームの世界でオレは愛を手に入れる。
にのまえ
BL
バイト帰り、事故現場の近くを通ったオレは見知らぬ場所と女神に出会った。その女神は間違いだと気付かずオレを異世界へと落とす。
オレが落ちた異世界は、改変された獣人の世界が主体の乙女ゲーム。
獣人?
ウサギ族?
性別がオメガ?
訳のわからない異世界。
いきなり森に落とされ、さまよった。
はじめは、こんな世界に落としやがって! と女神を恨んでいたが。
この異世界でオレは。
熊クマ食堂のシンギとマヤ。
調合屋のサロンナばあさん。
公爵令嬢で、この世界に転生したロッサお嬢。
運命の番、フォルテに出会えた。
お読みいただきありがとうございます。
タイトル変更いたしまして。
改稿した物語に変更いたしました。
ふしだらな母親の娘は、私なのでしょうか?【第5回ツギクル小説大賞 AIタイトル賞】
イチモンジ・ルル
恋愛
奪われ続けた少女に届いた未知の熱が、すべてを変える――
「ふしだら」と汚名を着せられた母。
その罪を背負わされ、虐げられてきた少女ノンナ。幼い頃から政略結婚に縛られ、美貌も才能も奪われ、父の愛すら失った彼女。だが、ある日奪われた魔法の力を取り戻し、信じられる仲間と共に立ち上がる。
歪められた世界で、隠された真実を暴き、奪われた人生を新たな未来に変えていく。
――これは、過去の呪縛に立ち向かい、愛と希望を掴み、自らの手で未来を切り開く少女の戦いと成長の物語――
旧タイトル ふしだらと言われた母親の娘は、実は私ではありません
他サイトにも投稿。
2025/2/28 第5回ツギクル小説大賞 AIタイトル賞をいただきました
虐げられている魔術師少年、悪魔召喚に成功したところ国家転覆にも成功する
あかのゆりこ
BL
主人公のグレン・クランストンは天才魔術師だ。ある日、失われた魔術の復活に成功し、悪魔を召喚する。その悪魔は愛と性の悪魔「ドーヴィ」と名乗り、グレンに契約の代償としてまさかの「口づけ」を提示してきた。
領民を守るため、王家に囚われた姉を救うため、グレンは致し方なく自分の唇(もちろん未使用)を差し出すことになる。
***
王家に虐げられて不遇な立場のトラウマ持ち不幸属性主人公がスパダリ系悪魔に溺愛されて幸せになるコメディの皮を被ったそこそこシリアスなお話です。
・ハピエン
・CP左右固定(リバありません)
・三角関係及び当て馬キャラなし(相手違いありません)
です。
べろちゅーすらないキスだけの健全ピュアピュアなお付き合いをお楽しみください。
***
2024.10.18 第二章開幕にあたり、第一章の2話~3話の間に加筆を行いました。小数点付きの話が追加分ですが、別に読まなくても問題はありません。
遅咲きの番は孤独な獅子の心を甘く溶かす
葉月めいこ
BL
辺境の片田舎にある育った村を離れ、王都へやって来たリトは、これまで知らなかった獣人という存在に魅せられる。
自分の住む国が獣人の国であることも知らなかったほど世情に疎いリト。
獣人には本能で惹き合う番(つがい)という伴侶がいると知る。
番を深く愛する獣人は人族よりもずっと愛情深く優しい存在だ。
国王陛下の生誕祭か近づいた頃、リトは王族獣人は生まれながらにして番が決まっているのだと初めて知った。
しかし二十年前に当時、王太子であった陛下に番が存在する証し〝番紋(つがいもん)〟が現れたと国中にお触れが出されるものの、いまもまだ名乗り出る者がいない。
陛下の番は獣人否定派の血縁ではないかと想像する国民は多い。
そんな中、友好国の王女との婚姻話が持ち上がっており、獣人の番への愛情深さを知る民は誰しも心を曇らせている。
国や国王の存在を身近に感じ始めていたリトはある日、王宮の騎士に追われているとおぼしき人物と出会う。
黄金色の瞳が美しい青年で、ローブで身を隠し姿形ははっきりとわからないものの、優しい黄金色にすっかり魅了されてしまった。
またいつか会えたらと約束してからそわそわとするほどに。
二度の邂逅をしてリトはますます彼に心惹かれるが、自身が国王陛下の番である事実を知ってしまう。
青年への未練、まったく知らない場所に身を置く不安を抱え、リトは王宮を訊ねることとなった。
自分という存在、国が抱える負の部分、国王陛下の孤独を知り、リトは自分の未来を選び取っていく。
スパダリ獅子獣人×雑草根性な純真青年
僕はもう貴方を独りぼっちにはしない。貴方を世界で一番幸せな王様にしてみせる
本編全30話
番外編4話
個人サイトそのほかにも掲載されています。

神様の手違いで死んだ俺、チート能力を授かり異世界転生してスローライフを送りたかったのに想像の斜め上をいく展開になりました。
篠崎笙
BL
保育園の調理師だった凛太郎は、ある日事故死する。しかしそれは神界のアクシデントだった。神様がお詫びに好きな加護を与えた上で異世界に転生させてくれるというので、定年後にやってみたいと憧れていたスローライフを送ることを願ったが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる