AT LONG LAST

伊崎夢玖

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第二章

side一縷 ㉟

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「くっ…!」
上目遣いをしながらしゃぶりついてくる。
とんでもなくエロい。
どこでそんなことを学んでくるのか…。
裏筋を舐めていたかと思うと、急に強く吸いながらカリを攻めてくる。
強烈な快感が襲ってくる。
竿を片手で扱きながら、もう一方の手で玉を優しく揉んでくる。
先程まで激しく自己主張をしていたモノは、自己主張再開し始めた。
パクリと銜えていたモノを口から外し、尿道を根本から先端にかけて舌でツゥーと辿ったり、チロチロと舌を左右に動かしながら刺激してきた。
視覚的にも犯され、興奮が治まらなかった。
(そろそろ出る…っ!)
限界はあっという間にやってきた。
「あお、もうイク…」
「ほふ?(もう?)」
「銜えながらしゃべるな」
「ひひほ、ひっへ(いいよ、イって)」
「だ…から…しゃ…べる…な…」
じゅぽじゅぽと音を立てながら、蒼は俺のモノを銜え刺激する。
俺は堪らず、蒼の頭を両手で掴んで自ら腰を振った。
「イ…クぅ…っ!」
呆気なくイった。
昨日も大量に出したというのに、まだこんなに出るのか…。
射精が止まらない。
ドクドクと蒼の口の中に出ている。
落ち着いたところで、俺は慌ててティッシュを蒼に差し出した。
「ごめん、あお。出しすぎた。ペッてしろ」
蒼は俺が言う前に俺が出した白濁を飲み干していた。
「やっぱりおいしくはないね」
「何で飲んだ?…嬉しいけど」
「いちのだもん。もったいないでしょ?」
「もったいないって…」
「大好きないちのだから飲めるよ」
俺はそっと蒼を抱きしめた。
「いち?」
「あおが大好きだ」
「僕もだよ」
俺に変態みたいな性癖が生まれても、引くことなく受け入れてくれる蒼。
こんな出来た人間他にはいない。
さすが俺の運命の相手なだけある。
一生かけて守ってみせる。
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