50 / 67
追憶
しおりを挟む
目覚めた時、瞼や頬に引きつるような感じがあった。
指で触れると、涙が渇いてざらついているのがわかった。
ティランはしばらくぼんやりと座り込んでいたが、不意にろう石を取り出すと、床に描いた魔法陣の一部を書き換え始めた。それから円のところどころに置いた台座の上に素材を追加していく。
その地に刻まれた記憶を呼び起こす術。
それを、星の記憶を呼び起こすものへと書き換える。
ティランの知りたいことはいくつかあって、それはそれぞれ別の地域で起こった出来事なので、本来ならば各地を巡ることが望ましい。その方が術者への負荷が少ないからだ。
星の記憶を取り込むとなると、それがたとえ僅かな時間のことであっても情報量としては膨大だ。
ヒトの身でどこまで耐えうることができるか。
はっきり言って自信はない。
それでも時間が惜しい。できればここで、必要な情報すべて手に入れたい。
杖を握り、円の外に立つ。
ティランが言葉を紡ぐのに合わせ、魔法陣が輝き始める。
「我は魔術の徒にして、白銀の賢者の名を戴く者。とこしえの夢に沈みし大地、海よりも深きその知識を我に記したまえ。生命の根源、命なきものの記憶、風の導き、降り注ぎし雨露の想起。さあ応えよ、命の源」
光の奔流が押し寄せティランを飲み込む。
その中でティランは、自分が自分でなくなるのを感じていた。
肉体が崩れ、溶けて、星と一体となる。偉大なる世界の前に己という存在は無と化す。そんな感覚。
そこに恐れや苦しみは一切なく、あるのはただ喜びだけだ。
だがそんな感覚は、突然ぴたりと途絶えた。
気づけばティランは、実体を失っていた。流れる光の中でニヤリと笑うのは、自分の顔だ。
水鏡であることを瞬時に悟る。
なんで。
音にならない声で呟けば、応えるように水鏡が言う。
「このオレでもかーなりキツイってのに、おまえ本ッ当に大馬鹿者だな。卑小な人間の分際でこの圧に耐えきれるわけねえだろうが。ヤケ起こしてんじゃねぇぞクソが」
光は去り、ティランの姿も元に戻った。
床の魔法陣は焼けて黒ずみ、小さく煙がのぼっていた。
よろめき、倒れかける体を握っていた杖で支える。それでも足に力が入らず、ずるずると滑り落ちるように座り込んだ。
「お前が欲しい情報をくれてやるよ」
声が頭上から降ってきた。
顔を上げると、美しい少年が宙に浮いて腕組みをしていた。顎を反らしながら見下ろしてきて、なんだか偉そうだった。体は、半分透けている。
覚えがあるのは声と、その不遜な態度だけだ。
「ついでにオレも本来の姿を思い出すことができた。その礼だ」
ティランがメルクーアの森にある一軒家に戻ったのは、その翌日のことだった。
眠ることで多少は体力も回復したものの、ティランの顔には疲労が浮かんでいた。
ルフスの眠るベッドの傍らで、椅子に座っていた山吹が振り返る。
「悪い、遅くなってもた。ルフスは、まだ目を覚まさんのか」
山吹は黙って頷く。
「強めに術をかけたからな。放っておいてもそのうち目覚めるだろうが、そういうわけにもいかんだろう。解くぞ」
水鏡が姿も現さずに言い、室内に力が流れる気配があった。
見守る山吹とティランの前で、ルフスの顔が歪んだ。小さく呻く声があって、ゆっくりと目を開ける。瞼の裏から現れたふたつの眸は焦点を結ばずぼうとしていた。
「ルフス」
ティランが山吹の横から覗き込むと、ルフスは半分開いた目でそちらを見やった。
そうしておもむろに唇を開くと、
「……ティーエ?」
と掠れた声で言った。
ティランは息を呑む。
山吹が同じように身を乗り出し、ルフスの胸元に掌をのせた。
「ルフス殿、しっかりなさってください。私が誰かわかりますか?」
ルフスは困惑した様子で、山吹を見上げる。それから、ややあって言う。
「やま、ぶき」
「そうです、そのとおりです。まだ疲れているならもう少し眠りますか? それとも起きて、何か口にしますか?」
ルフスはまだ頼りなげな表情で、山吹を見上げるばかりだった。
言葉を理解しているのかどうかも怪しい。
「体を起こすのが辛いのであれば、しばらくこうして横になっているのもよいかもしれません」
「うん……」
ティランと山吹は頷き合うと、ルフスを残して部屋を出る。
扉を閉める寸前、ルフスが首だけを動かし窓の外を眺めているのが見えた。
「腹が減ったな。悪いけど何か食えそうなもん探させてもらおう。それでちょっと食べながらでも話したいことがある」
「私は動きながらでも構いませんが」
山吹は火を起こし、湯を沸かす隣でティランは麻袋や棚を漁る。
「そうか。実はさっきまでおれは故郷、エストレラに行っとった。山吹、おまえさんどこまで知っとる?」
「一般的な知識は詰め込まれています。エストレラ、ここより北の、大昔に滅びた国でしたね。故郷、そうするとティラン殿は」
「ああ、おれは五百年前の人間や」
加工された肉や魚とチーズ、それからビスケット。日持ちのしそうな食料をいくつか見つけて、テーブルに運ぶ。
茶葉を探す山吹に、棚の中で見つけたそれを渡してやる。
「エストレラでおれは記憶を辿る魔法を使って、ぜんぶ見てきた」
「記憶を?」
「星の記憶を辿る魔法や。あの日何があったのか知りたかった。それでわかったんや」
ぎりっと奥歯をかみしめてティランは言う。
「エストレラもアルナイルもぜんぶ、全部あいつのせいで……そう、すべての元凶はあいつやったんや」
指で触れると、涙が渇いてざらついているのがわかった。
ティランはしばらくぼんやりと座り込んでいたが、不意にろう石を取り出すと、床に描いた魔法陣の一部を書き換え始めた。それから円のところどころに置いた台座の上に素材を追加していく。
その地に刻まれた記憶を呼び起こす術。
それを、星の記憶を呼び起こすものへと書き換える。
ティランの知りたいことはいくつかあって、それはそれぞれ別の地域で起こった出来事なので、本来ならば各地を巡ることが望ましい。その方が術者への負荷が少ないからだ。
星の記憶を取り込むとなると、それがたとえ僅かな時間のことであっても情報量としては膨大だ。
ヒトの身でどこまで耐えうることができるか。
はっきり言って自信はない。
それでも時間が惜しい。できればここで、必要な情報すべて手に入れたい。
杖を握り、円の外に立つ。
ティランが言葉を紡ぐのに合わせ、魔法陣が輝き始める。
「我は魔術の徒にして、白銀の賢者の名を戴く者。とこしえの夢に沈みし大地、海よりも深きその知識を我に記したまえ。生命の根源、命なきものの記憶、風の導き、降り注ぎし雨露の想起。さあ応えよ、命の源」
光の奔流が押し寄せティランを飲み込む。
その中でティランは、自分が自分でなくなるのを感じていた。
肉体が崩れ、溶けて、星と一体となる。偉大なる世界の前に己という存在は無と化す。そんな感覚。
そこに恐れや苦しみは一切なく、あるのはただ喜びだけだ。
だがそんな感覚は、突然ぴたりと途絶えた。
気づけばティランは、実体を失っていた。流れる光の中でニヤリと笑うのは、自分の顔だ。
水鏡であることを瞬時に悟る。
なんで。
音にならない声で呟けば、応えるように水鏡が言う。
「このオレでもかーなりキツイってのに、おまえ本ッ当に大馬鹿者だな。卑小な人間の分際でこの圧に耐えきれるわけねえだろうが。ヤケ起こしてんじゃねぇぞクソが」
光は去り、ティランの姿も元に戻った。
床の魔法陣は焼けて黒ずみ、小さく煙がのぼっていた。
よろめき、倒れかける体を握っていた杖で支える。それでも足に力が入らず、ずるずると滑り落ちるように座り込んだ。
「お前が欲しい情報をくれてやるよ」
声が頭上から降ってきた。
顔を上げると、美しい少年が宙に浮いて腕組みをしていた。顎を反らしながら見下ろしてきて、なんだか偉そうだった。体は、半分透けている。
覚えがあるのは声と、その不遜な態度だけだ。
「ついでにオレも本来の姿を思い出すことができた。その礼だ」
ティランがメルクーアの森にある一軒家に戻ったのは、その翌日のことだった。
眠ることで多少は体力も回復したものの、ティランの顔には疲労が浮かんでいた。
ルフスの眠るベッドの傍らで、椅子に座っていた山吹が振り返る。
「悪い、遅くなってもた。ルフスは、まだ目を覚まさんのか」
山吹は黙って頷く。
「強めに術をかけたからな。放っておいてもそのうち目覚めるだろうが、そういうわけにもいかんだろう。解くぞ」
水鏡が姿も現さずに言い、室内に力が流れる気配があった。
見守る山吹とティランの前で、ルフスの顔が歪んだ。小さく呻く声があって、ゆっくりと目を開ける。瞼の裏から現れたふたつの眸は焦点を結ばずぼうとしていた。
「ルフス」
ティランが山吹の横から覗き込むと、ルフスは半分開いた目でそちらを見やった。
そうしておもむろに唇を開くと、
「……ティーエ?」
と掠れた声で言った。
ティランは息を呑む。
山吹が同じように身を乗り出し、ルフスの胸元に掌をのせた。
「ルフス殿、しっかりなさってください。私が誰かわかりますか?」
ルフスは困惑した様子で、山吹を見上げる。それから、ややあって言う。
「やま、ぶき」
「そうです、そのとおりです。まだ疲れているならもう少し眠りますか? それとも起きて、何か口にしますか?」
ルフスはまだ頼りなげな表情で、山吹を見上げるばかりだった。
言葉を理解しているのかどうかも怪しい。
「体を起こすのが辛いのであれば、しばらくこうして横になっているのもよいかもしれません」
「うん……」
ティランと山吹は頷き合うと、ルフスを残して部屋を出る。
扉を閉める寸前、ルフスが首だけを動かし窓の外を眺めているのが見えた。
「腹が減ったな。悪いけど何か食えそうなもん探させてもらおう。それでちょっと食べながらでも話したいことがある」
「私は動きながらでも構いませんが」
山吹は火を起こし、湯を沸かす隣でティランは麻袋や棚を漁る。
「そうか。実はさっきまでおれは故郷、エストレラに行っとった。山吹、おまえさんどこまで知っとる?」
「一般的な知識は詰め込まれています。エストレラ、ここより北の、大昔に滅びた国でしたね。故郷、そうするとティラン殿は」
「ああ、おれは五百年前の人間や」
加工された肉や魚とチーズ、それからビスケット。日持ちのしそうな食料をいくつか見つけて、テーブルに運ぶ。
茶葉を探す山吹に、棚の中で見つけたそれを渡してやる。
「エストレラでおれは記憶を辿る魔法を使って、ぜんぶ見てきた」
「記憶を?」
「星の記憶を辿る魔法や。あの日何があったのか知りたかった。それでわかったんや」
ぎりっと奥歯をかみしめてティランは言う。
「エストレラもアルナイルもぜんぶ、全部あいつのせいで……そう、すべての元凶はあいつやったんや」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
【完結】転生したら侯爵令嬢だった~メイベル・ラッシュはかたじけない~
おてんば松尾
恋愛
侯爵令嬢のメイベル・ラッシュは、跡継ぎとして幼少期から厳しい教育を受けて育てられた。
婚約者のレイン・ウィスパーは伯爵家の次男騎士科にいる同級生だ。見目麗しく、学業の成績も良いことから、メイベルの婚約者となる。
しかし、妹のサーシャとレインは互いに愛し合っているようだった。
二人が会っているところを何度もメイベルは見かけていた。
彼は婚約者として自分を大切にしてくれているが、それ以上に妹との仲が良い。
恋人同士のように振舞う彼らとの関係にメイベルは悩まされていた。
ある日、メイベルは窓から落ちる事故に遭い、自分の中の過去の記憶がよみがえった。
それは、この世界ではない別の世界に生きていた時の記憶だった。
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎
って、何故こんなにハイテンションかと言うとただ今絶賛大パニック中だからです!
何故こうなった…
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
そして死亡する原因には不可解な点が…
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのかのんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
異世界でゆるゆる生活を満喫す
葉月ゆな
ファンタジー
辺境伯家の三男坊。数か月前の高熱で前世は日本人だったこと、社会人でブラック企業に勤めていたことを思い出す。どうして亡くなったのかは記憶にない。ただもう前世のように働いて働いて夢も希望もなかった日々は送らない。
もふもふと魔法の世界で楽しく生きる、この生活を絶対死守するのだと誓っている。
家族に助けられ、面倒ごとは優秀な他人に任せる主人公。でも頼られるといやとはいえない。
ざまぁや成り上がりはなく、思いつくままに好きに行動する日常生活ゆるゆるファンタジーライフのご都合主義です。
1番じゃない方が幸せですから
cyaru
ファンタジー
何時だって誰かの一番にはなれないルビーはしがない子爵令嬢。
家で両親が可愛がるのは妹のアジメスト。稀有な癒しの力を持つアジメストを両親は可愛がるが自覚は無い様で「姉妹を差別したことや差をつけた事はない」と言い張る。
しかし学問所に行きたいと言ったルビーは行かせてもらえなかったが、アジメストが行きたいと言えば両親は借金をして遠い学問所に寮生としてアジメストを通わせる。
婚約者だって遠い町まで行ってアジメストには伯爵子息との婚約を結んだが、ルビーには「平民なら数が多いから石でも投げて当たった人と結婚すればいい」という始末。
何かあれば「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」と言われ続けてきたルビーは決めた。
「私、王都に出て働く。家族を捨てるわ」
王都に行くために資金をコツコツと貯めるルビー。
ある日、領主であるコハマ侯爵がやってきた。
コハマ侯爵家の養女となって、ルワード公爵家のエクセに娘の代わりに嫁いでほしいというのだ。
断るも何もない。ルビーの両親は「小姑になるルビーがいたらアジメストが結婚をしても障害になる」と快諾してしまった。
王都に向かい、コハマ侯爵家の養女となったルビー。
ルワード家のエクセに嫁いだのだが、初夜に禁句が飛び出した。
「僕には愛する人がいる。君を愛する事はないが書面上の妻であることは認める。邪魔にならない範囲で息を潜めて自由にしてくれていい」
公爵夫人になりたかったわけじゃない。
ただ夫なら妻を1番に考えてくれるんじゃないかと思っただけ。
ルビーは邪魔にならない範囲で自由に過ごす事にした。
10月4日から3日間、続編投稿します
伴ってカテゴリーがファンタジー、短編が長編に変更になります。
★↑例の如く恐ろしく省略してますがコメディのようなものです。
★コメントの返信は遅いです。
★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません
異世界あるある早く言いたい。
野谷 海
ファンタジー
ベースは主人公成長型の異世界転生ファンタジー。
の筈なのに、異世界で出会うダークマター製造機の王女、訳ありメイド、ケモ耳妹、ツンデレ騎士、ポンコツエルフ等のあるあるだけど魅力的なキャラクターと繰り広げるドタバタコメディが物語の進行を全力で邪魔してくる!そんな作者泣かせのキャラクター達を愛でるも良し、主人公の成長を応援するも良し、たまに訪れるバトルアクションに手に汗握るも良しの『愛情、努力、勝利』の王道異世界ファンタジー!
⭐︎各話2枚以上の挿絵を取り入れており、モブ以外の登場キャラクターには一人ひとりAIイラストにてキャラクターデザインを施しています。
※表紙絵、挿絵はAI作成です。
AIイラストの為、登場人物の服装や見た目に差異有り。
※本作品はフィクションであり登場する人物、団体等は全て架空です。
転生幼児は夢いっぱい
meimei
ファンタジー
日本に生まれてかれこれ27年大学も出て希望の職業にもつき順風満帆なはずだった男は、
ある日親友だと思っていた男に手柄を横取りされ左遷されてしまう。左遷された所はとても忙しい部署で。ほぼ不眠不休…の生活の末、気がつくとどうやら亡くなったらしい??
らしいというのも……前世を思い出したのは
転生して5年経ってから。そう…5歳の誕生日の日にだった。
これは秘匿された出自を知らないまま、
チートしつつ異世界を楽しむ男の話である!
☆これは作者の妄想によるフィクションであり、登場するもの全てが架空の産物です。
誤字脱字には優しく軽く流していただけると嬉しいです。
☆ファンタジーカップありがとうございました!!(*^^*)
今後ともよろしくお願い致します🍀
気づいたら異世界でスライムに!? その上ノーチートって神様ヒドくない?【転生したらまさかのスライム《改題》】
西園寺卓也
ファンタジー
北千住のラノベ大魔王を自称する主人公、矢部裕樹《やべひろき》、28歳。
社畜のように会社で働き、はや四年。気が付いたら異世界でスライムに転生?してました!
大好きなラノベの世界ではスライムは大魔王になったりかわいこちゃんに抱かれてたりダンジョンのボスモンスターになったりとスーパーチートの代名詞!と喜んだのもつかの間、どうやら彼にはまったくチートスキルがなかったらしい。
果たして彼は異世界で生き残る事ができるのか? はたまたチートなスキルを手に入れて幸せなスラ生を手に入れられるのか? 読みまくった大人気ラノベの物語は知識として役に立つのか!?
気づいたら異世界でスライムという苦境の中、矢部裕樹のスラ生が今始まる!
※本作品は「小説家になろう」様にて「転生したらまさかのスライムだった!その上ノーチートって神様ヒドくない?」を改題した上で初期設定やキャラのセリフなどの見直しを行った作品となります。ストーリー内容はほぼ変更のないマルチ投稿の形となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる