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連れて行きたい日本へ
ティス1
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「…あ!魔力無限なら日本にも行ける?自由に行き来できるのかな?」
「あぁ、行けるんじゃないか?」
「ちゃんと帰って来てくれますか?」
「当たり前でしょ!俺の居場所はここだよ!」
「んんっ!次の方がお待ちですので、どうぞお引き取り下さい。」
あ、まだギルドの受け付けだった…。ごめんなさい。
日本へ転移できるか調べようと家に帰って居住まいを正し、日本の様子を探る。
瞑想、みたいな…?
イメージしやすいのは樹かな?
…………
あっ!分かる。樹の存在が感じ取れる!!
でも、連絡もなしに行ってデート中だと困ると思い至ってやめた。まずはメッセージ送信!
《もしかしてそっちに戻れるかも知れない》
《都合のいい時間教えて》
返事を待ちつつ昼食。
「タケル…ちゃんと帰って来られますか?」
「え?」
「向こうでは魔術が使えないんだろ?大丈夫か?」
うーん…さすがに無限の魔力があれば向こうでも大丈夫…じゃないかなぁ?
そう言えば役行者も行き来してたんだから大丈夫じゃないかな?伝説の人を自分と同列に扱うのはどうかと思うけど。
万が一を考えて春分の日まで待つ?
「チビに頼んでみないか?」
その手があったか!!
うん、きっとそれは有効だ。さっそくチビにメッセージ送信!
《俺が日本に行ってもすぐに戻って来られる?》
『んーっと… ママならだいじょぶ。ストゥとティスと繋がってるから』
《良かった!ありがとう》
『おいしいおみやげ ちょうだいね』
OKです!
繋がってるって魔力糸の事かな?だとしたら3人で一緒に向こうに行くのは無理?1人ずつとデートって事にしよう。
「ストゥとティスのどっちかがこっちの世界にいれば大丈夫だって。」
「どっちかが?」
「うん。2人と繋がりがあるから戻って来られるみたい。」
「それなら一緒に連れて行って下さい!!」
「オレもタケルが育った世界が見たいな。」
うん!
一緒に行こう!!
ストゥの服が調達するのに時間がかかりそうなのでまずはティスと行く事にした。
向こうでストゥの服を買って用意して、ティスと交代で向こうでデート。楽しそう!!
…あ、お金どうしよう?
〈戻って来られるって?〉
樹からメッセージが帰って来た。
《うん!色々あって そっちとこっち 自由に行き来できるようになったの!》
〈マジか!?〉
《うん!それで、そっちで着る服を買いたいんだけど…お金が…》
〈あるぞ!タケルが送ってくれた風景写真をダウンロード販売したらけっこう売れて、タケルの取り分が10万越えた〉
《いいの?それ、樹の分なんじゃ…?》
〈俺と半分ずつだ。あと魔獣の写真も撮れたら送ってくれw 〉
《大丈夫なの?》
〈大丈夫だろ〉
うん!高い服は買えないけど、シャツとズボンは今着てるので問題ないし、2人ともスタイルいいから何着ても似合うよね。
あ、ストゥのサイズ測っておこう。
身長:205cm、上腕:55cm、ウエスト:90cm、胸囲:150cm、ヒップ:100cm、大腿:75cm、股下:98cm…
ティスも測ってみた。
身長183cm、上腕:30cm、ウエスト:75cm、胸囲:95cm、ヒップ:83cm、大腿:59cm、股下:90cm。
俺は股下70cm… 普通だ!日本人のサイズとしては普通なんだ!!って言うか俺の身長で股下90とかあったら気持悪いから!!きっと80でも無理だから!!
まぁ、良いや。
とにかくこのサイズメモを忘れずに持って明後日の朝!土曜日に行きます!!
「ティスもストゥも、あっちに行ったら目立つからね。」
「何故ですか?」
「だってティスもストゥも背が高いし!カッコいいし!」
「ストゥはともかく、私も背が高いんですか?」
「日本人男性の平均身長はだいたい170cmです。」
あっ!ティスが嬉しそう。
こっちでは少し低いくらいだもんね。平均身長は190cmくらい?
念のため樹に2人のサイズを伝えておくと、予想通り、マジで?って返事が返ってきた。
ちなみに日帰りの予定です。
そして土曜日!
ストゥとイチャイチャした次の朝!
これから行くとメッセージを送って転移!!
ティスと抱き合って転移した先は、凪の家の稽古場だった。
「「尊~~~~~~!!」」
「凪!樹!」
「「「久しぶり!!」」」
ガシッと3人で抱き合って再開を喜ぶ。
あぁ、もう!涙が止まらないよ!
「あっ!紹介するね。…あの、俺の、こ…恋人、の…ティス…ミーティスです。」
「はじめまして。」
「「ど…どうも…」」
2人がティスの微笑みに魅了されている!?
凪はともかく、いつも冷静な樹が戸惑うのって新鮮!(笑)
「初めて写真で見た時は女の人かと思ったけど、直接会うと男の人にしか見えないな。」
とは凪の感想。
「私がこちらでは背が高い方だと聞いていましたが、同じくらいですか?」
「樹が大きいの!凪が平均!」
なるほど、と納得するティスがさりげなく俺の頭を撫でる。この流れでそれは…
「ストゥが来たら面白いでしょうね。」
「ストゥさんはもっと背が高いの?」
「2m以上あるゴリマッチョ…ていうかボディビルダー?」
「「マジで!?」」
だから服を用意するのが大変だと思うんだよね~。
ティスに上着を買おうと思ってるけど、セーターは樹が貸してくれた。…袖が短い。
日本人サイズは合わないね…。
樹と凪が大きいサイズの服の専門店に案内してくれたんだけど、スタイルが良過ぎて合う服が少ないとは!!
結局、お店の人のお勧めで1式購入。でも¥33,000。
赤いセーターに黒スキニーパンツに黒のチェスターコート?ってのに黒のキャンパスシューズ。
モデルにしか見えない!!
でもストゥのサイズがあるかなぁ?
ストゥのボディサイズのメモを見せたらズボンは無理らしい。
コートも無理そうなのでざっくりとしたセーターだけ買ってシャツとズボンはいつも通り。あ、足のサイズ測ってなかった。
もう1人は明日連れてきます、と言って店を出た。
「じゃ、俺達はこれで帰るから。」
「え!?そうなの?」
「いや、デートだろ?」
…そうだった!!
そして別れ際、凪がお勧めデートコース3種を小冊子にして渡してくれた。
マメだなぁ(笑)
どれどれ…
1、オープンカフェでランチ→ウインドウショッピング→原宿から渋谷まで散歩→ウィンドウショッピング→ラブホ
2、人気パンケーキ屋でランチ→クレープ食べながら散歩→ドネルケバブ食べながら散歩→ウィンドウショッピング→ラブホ
3、人気ラーメン店→散歩→甘味処→都庁展望室→池袋乙女ロード→ラブホ
なぜ1番最初の案が1番手抜きなのか。
いや、全部同レベルか。
なぜ乙女ロードが入っているのかはともかく、ラーメン食べたい!
ティスに食べさせたい!!
マシマシで有名なラーメン屋に行って少し行列に並んで食べる。
俺は小ラーメンそのまま、ティスには大ラーメンにしてヤサイマシ。味薄め、脂少なめ。食べきれなかった分はティスに食べてもらった。
「熱いけど美味しいですね。」
「でしょ?これは作れないからずっと食べたかったんだよね~!」
誰か異世界でラーメン屋開いてくれないかな?
「それにしてもすごい人出ですね。」
うん、土曜の午後で人混みもすごいけどティスへの注目度がすごい。盗撮されてる気もする。
ふふっ。
気分良いなぁ。
「お願いです!助けて下さい!!」
日本に似つかわしくないセリフにちょっと驚く。いや、日本でも困っている人や助けが欲しい人はたくさんいるよね。でもめっちゃ必死。何があったんだろう?
「お願い!モデルが1人食中毒で倒れちゃって…代わりを呼ぶ時間がないの!!」
がしっとティスの手を握って離すもんかと青筋立ててにじり寄る美人さん。
「素人ですよ?」
「大丈夫!衣装を着て立ったり座ったりするだけで良いから!ギャラも払うから!」
「えぇと…」
ティスが困ったように俺を見る。
こっちの世界で身バレするはずないし、やっても良いんじゃないかな?上手く行かなくても責任取れないけど。
「ティス、俺、撮影現場見てみたい!」
「…タケルが良いなら良いですよ。」
と言う事で臨時バイト決定~♪
近くの有名(らしい)スタジオで衣装を着てメイクされてへアセットされるティス。
髪はストゥが切ったままだったのでヘアメイクさんが揃えてくれた。
ブローでさらっさらになってちょっとジャマそう、って思ったけど
かきあげる仕草が色っぽいのなんの。
無表情で髪をかきあげるだけで何回シャッター音が聞こえたか。
服の撮影なんだけどやっぱり袖やパンツの丈が短くてカジュアル服はロールアップで、シックなスーツは袖を花束やもう1人のモデルで隠して撮影。手足が長いのは民族的特徴かな?
もうもうもう、かっこよすぎる~~~~~!!
俺と目が合うとふわりと笑うので使える!とばかりに視線誘導のマーカーにされた。
でもそれだと相手のモデルに視線が合わないのでなんと俺までモデルに!
ジュニアサイズの服もあって良かった、って言われた。
開き直ってノリノリでティスとポーズ取ってたらなんだか恋人みたいね、って。
ティスがそうです、って。
照れる…!
スカウトに来た美人さん、鼻息荒くなってますよ?
ちょっと怖い。
もう1人のモデルさんはちょうど俺とティスの間くらいの見た目だったのでティスを取り合うライバルみたいな事もさせられたり、俺を取り合うイトコのお兄ちゃん達、って設定の写真も撮った。でも同じ歳だったんだよね…
ティスばかり目立って申し訳なく思うけど、さすがプロ!臨時バイトの素人を上手に誘導してくれた。
俺は5着、ティスは12着。
たくさん着替えてたくさん写真撮って思いの外疲れてしまった。
ギャラは2人合わせて5万円!!
こんなに貰っちゃって良いのかな?
連絡先を教えてくれとせがまれて断りきれずに教えた。
あと写真を掲載するのに未成年だと親の許可がいるらしいんだけど両親はいないと言ったら大丈夫かな?って頭を悩ませていた。
結局ちゃんとファッション誌に掲載されて友達から大量のメッセージが届いたのは言うまでもない。
みんな心配してくれてありがとう!!
「あぁ、行けるんじゃないか?」
「ちゃんと帰って来てくれますか?」
「当たり前でしょ!俺の居場所はここだよ!」
「んんっ!次の方がお待ちですので、どうぞお引き取り下さい。」
あ、まだギルドの受け付けだった…。ごめんなさい。
日本へ転移できるか調べようと家に帰って居住まいを正し、日本の様子を探る。
瞑想、みたいな…?
イメージしやすいのは樹かな?
…………
あっ!分かる。樹の存在が感じ取れる!!
でも、連絡もなしに行ってデート中だと困ると思い至ってやめた。まずはメッセージ送信!
《もしかしてそっちに戻れるかも知れない》
《都合のいい時間教えて》
返事を待ちつつ昼食。
「タケル…ちゃんと帰って来られますか?」
「え?」
「向こうでは魔術が使えないんだろ?大丈夫か?」
うーん…さすがに無限の魔力があれば向こうでも大丈夫…じゃないかなぁ?
そう言えば役行者も行き来してたんだから大丈夫じゃないかな?伝説の人を自分と同列に扱うのはどうかと思うけど。
万が一を考えて春分の日まで待つ?
「チビに頼んでみないか?」
その手があったか!!
うん、きっとそれは有効だ。さっそくチビにメッセージ送信!
《俺が日本に行ってもすぐに戻って来られる?》
『んーっと… ママならだいじょぶ。ストゥとティスと繋がってるから』
《良かった!ありがとう》
『おいしいおみやげ ちょうだいね』
OKです!
繋がってるって魔力糸の事かな?だとしたら3人で一緒に向こうに行くのは無理?1人ずつとデートって事にしよう。
「ストゥとティスのどっちかがこっちの世界にいれば大丈夫だって。」
「どっちかが?」
「うん。2人と繋がりがあるから戻って来られるみたい。」
「それなら一緒に連れて行って下さい!!」
「オレもタケルが育った世界が見たいな。」
うん!
一緒に行こう!!
ストゥの服が調達するのに時間がかかりそうなのでまずはティスと行く事にした。
向こうでストゥの服を買って用意して、ティスと交代で向こうでデート。楽しそう!!
…あ、お金どうしよう?
〈戻って来られるって?〉
樹からメッセージが帰って来た。
《うん!色々あって そっちとこっち 自由に行き来できるようになったの!》
〈マジか!?〉
《うん!それで、そっちで着る服を買いたいんだけど…お金が…》
〈あるぞ!タケルが送ってくれた風景写真をダウンロード販売したらけっこう売れて、タケルの取り分が10万越えた〉
《いいの?それ、樹の分なんじゃ…?》
〈俺と半分ずつだ。あと魔獣の写真も撮れたら送ってくれw 〉
《大丈夫なの?》
〈大丈夫だろ〉
うん!高い服は買えないけど、シャツとズボンは今着てるので問題ないし、2人ともスタイルいいから何着ても似合うよね。
あ、ストゥのサイズ測っておこう。
身長:205cm、上腕:55cm、ウエスト:90cm、胸囲:150cm、ヒップ:100cm、大腿:75cm、股下:98cm…
ティスも測ってみた。
身長183cm、上腕:30cm、ウエスト:75cm、胸囲:95cm、ヒップ:83cm、大腿:59cm、股下:90cm。
俺は股下70cm… 普通だ!日本人のサイズとしては普通なんだ!!って言うか俺の身長で股下90とかあったら気持悪いから!!きっと80でも無理だから!!
まぁ、良いや。
とにかくこのサイズメモを忘れずに持って明後日の朝!土曜日に行きます!!
「ティスもストゥも、あっちに行ったら目立つからね。」
「何故ですか?」
「だってティスもストゥも背が高いし!カッコいいし!」
「ストゥはともかく、私も背が高いんですか?」
「日本人男性の平均身長はだいたい170cmです。」
あっ!ティスが嬉しそう。
こっちでは少し低いくらいだもんね。平均身長は190cmくらい?
念のため樹に2人のサイズを伝えておくと、予想通り、マジで?って返事が返ってきた。
ちなみに日帰りの予定です。
そして土曜日!
ストゥとイチャイチャした次の朝!
これから行くとメッセージを送って転移!!
ティスと抱き合って転移した先は、凪の家の稽古場だった。
「「尊~~~~~~!!」」
「凪!樹!」
「「「久しぶり!!」」」
ガシッと3人で抱き合って再開を喜ぶ。
あぁ、もう!涙が止まらないよ!
「あっ!紹介するね。…あの、俺の、こ…恋人、の…ティス…ミーティスです。」
「はじめまして。」
「「ど…どうも…」」
2人がティスの微笑みに魅了されている!?
凪はともかく、いつも冷静な樹が戸惑うのって新鮮!(笑)
「初めて写真で見た時は女の人かと思ったけど、直接会うと男の人にしか見えないな。」
とは凪の感想。
「私がこちらでは背が高い方だと聞いていましたが、同じくらいですか?」
「樹が大きいの!凪が平均!」
なるほど、と納得するティスがさりげなく俺の頭を撫でる。この流れでそれは…
「ストゥが来たら面白いでしょうね。」
「ストゥさんはもっと背が高いの?」
「2m以上あるゴリマッチョ…ていうかボディビルダー?」
「「マジで!?」」
だから服を用意するのが大変だと思うんだよね~。
ティスに上着を買おうと思ってるけど、セーターは樹が貸してくれた。…袖が短い。
日本人サイズは合わないね…。
樹と凪が大きいサイズの服の専門店に案内してくれたんだけど、スタイルが良過ぎて合う服が少ないとは!!
結局、お店の人のお勧めで1式購入。でも¥33,000。
赤いセーターに黒スキニーパンツに黒のチェスターコート?ってのに黒のキャンパスシューズ。
モデルにしか見えない!!
でもストゥのサイズがあるかなぁ?
ストゥのボディサイズのメモを見せたらズボンは無理らしい。
コートも無理そうなのでざっくりとしたセーターだけ買ってシャツとズボンはいつも通り。あ、足のサイズ測ってなかった。
もう1人は明日連れてきます、と言って店を出た。
「じゃ、俺達はこれで帰るから。」
「え!?そうなの?」
「いや、デートだろ?」
…そうだった!!
そして別れ際、凪がお勧めデートコース3種を小冊子にして渡してくれた。
マメだなぁ(笑)
どれどれ…
1、オープンカフェでランチ→ウインドウショッピング→原宿から渋谷まで散歩→ウィンドウショッピング→ラブホ
2、人気パンケーキ屋でランチ→クレープ食べながら散歩→ドネルケバブ食べながら散歩→ウィンドウショッピング→ラブホ
3、人気ラーメン店→散歩→甘味処→都庁展望室→池袋乙女ロード→ラブホ
なぜ1番最初の案が1番手抜きなのか。
いや、全部同レベルか。
なぜ乙女ロードが入っているのかはともかく、ラーメン食べたい!
ティスに食べさせたい!!
マシマシで有名なラーメン屋に行って少し行列に並んで食べる。
俺は小ラーメンそのまま、ティスには大ラーメンにしてヤサイマシ。味薄め、脂少なめ。食べきれなかった分はティスに食べてもらった。
「熱いけど美味しいですね。」
「でしょ?これは作れないからずっと食べたかったんだよね~!」
誰か異世界でラーメン屋開いてくれないかな?
「それにしてもすごい人出ですね。」
うん、土曜の午後で人混みもすごいけどティスへの注目度がすごい。盗撮されてる気もする。
ふふっ。
気分良いなぁ。
「お願いです!助けて下さい!!」
日本に似つかわしくないセリフにちょっと驚く。いや、日本でも困っている人や助けが欲しい人はたくさんいるよね。でもめっちゃ必死。何があったんだろう?
「お願い!モデルが1人食中毒で倒れちゃって…代わりを呼ぶ時間がないの!!」
がしっとティスの手を握って離すもんかと青筋立ててにじり寄る美人さん。
「素人ですよ?」
「大丈夫!衣装を着て立ったり座ったりするだけで良いから!ギャラも払うから!」
「えぇと…」
ティスが困ったように俺を見る。
こっちの世界で身バレするはずないし、やっても良いんじゃないかな?上手く行かなくても責任取れないけど。
「ティス、俺、撮影現場見てみたい!」
「…タケルが良いなら良いですよ。」
と言う事で臨時バイト決定~♪
近くの有名(らしい)スタジオで衣装を着てメイクされてへアセットされるティス。
髪はストゥが切ったままだったのでヘアメイクさんが揃えてくれた。
ブローでさらっさらになってちょっとジャマそう、って思ったけど
かきあげる仕草が色っぽいのなんの。
無表情で髪をかきあげるだけで何回シャッター音が聞こえたか。
服の撮影なんだけどやっぱり袖やパンツの丈が短くてカジュアル服はロールアップで、シックなスーツは袖を花束やもう1人のモデルで隠して撮影。手足が長いのは民族的特徴かな?
もうもうもう、かっこよすぎる~~~~~!!
俺と目が合うとふわりと笑うので使える!とばかりに視線誘導のマーカーにされた。
でもそれだと相手のモデルに視線が合わないのでなんと俺までモデルに!
ジュニアサイズの服もあって良かった、って言われた。
開き直ってノリノリでティスとポーズ取ってたらなんだか恋人みたいね、って。
ティスがそうです、って。
照れる…!
スカウトに来た美人さん、鼻息荒くなってますよ?
ちょっと怖い。
もう1人のモデルさんはちょうど俺とティスの間くらいの見た目だったのでティスを取り合うライバルみたいな事もさせられたり、俺を取り合うイトコのお兄ちゃん達、って設定の写真も撮った。でも同じ歳だったんだよね…
ティスばかり目立って申し訳なく思うけど、さすがプロ!臨時バイトの素人を上手に誘導してくれた。
俺は5着、ティスは12着。
たくさん着替えてたくさん写真撮って思いの外疲れてしまった。
ギャラは2人合わせて5万円!!
こんなに貰っちゃって良いのかな?
連絡先を教えてくれとせがまれて断りきれずに教えた。
あと写真を掲載するのに未成年だと親の許可がいるらしいんだけど両親はいないと言ったら大丈夫かな?って頭を悩ませていた。
結局ちゃんとファッション誌に掲載されて友達から大量のメッセージが届いたのは言うまでもない。
みんな心配してくれてありがとう!!
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「連れて行きたい日本へ」で
ストゥとタケルがラブホに行った時のいちゃいちゃが読めます。
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