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行ってみたいな!あちこちへ
117 上級冒険者指南
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ティスにじゃれ付くように背中を甘噛みしたまま、ストゥに足とお尻の境目をやわやわと揉まれ、尻尾の付け根を食まれる。ぞくぞくして自然にしっぽが上がり、秘所を晒してしまう。
振り返るとニヤリと笑うストゥ。
捕食者のようにギラついた瞳なのにクマ耳が可愛い。
ストゥに気を取られていたらティスのしっぽに前をすりすりされて力が抜ける。くたりともたれ掛かって背中にぴったり密着すると、触れ合う肌が心地良い。
「ティスの背中、きもちいい…」
うっとりしてたら蕾に潤滑油が塗られゆっくりと解し始められていた。
「タケル、顔を見せて。」
「うん…はぅんっ…」
ティスの背中から降りて横向きに寝転ぶと、ストゥの太い指がずいっと根本まで入って来た。
気持良い…もっと…
ティスがバードキスをしながらネコ耳を触るので、お返しにキツネ耳を触る。ストゥに後孔を解され、快感を期待して大胆に脚を開くと誘われるように鼠蹊部に口付けるストゥのクマ耳が内腿を掠めてぞくぞくする。ストゥの頬をねこしっぽが撫でる。しっぽの付け根をくりくりされる。
堪らず片手をクマ耳に伸ばし、肉厚なけもみみを揉みしだいていたら痛くないからな、と呟いた。
何の事かと思ったけど熱い塊が後孔にあてがわれちくちくして嫌だと言った事を思い出す。解決策を見つけたのだろうか?
ティスに意識を引き戻され横向きの俺にストゥが覆い被さって割り入ってくると、少しひんやりとしたものの痛くはなかった。
「痛くない…」
そう言うとティスがストゥを見てそれは何ですか?と呆れた声を出す。柔らかな皮製の穴開き下着…?
「剃ったらずっと生えないまんまだし、生えるまで禁欲も辛いからな。今すぐ作れ!って注文したけど恥ずかしかったわ。」
「だから心配ないと言ったでしょう。」
確かに、めげないストゥだった。
「ストゥ…嬉しい…もっとして?」
「当然だ!」
けもみみとしっぽを堪能しながら朝までいちゃいちゃしてたら夜明けとともにそれらは消えた。
《 ありがとう。 ぼく にんげんに うまれかわる 》
取り憑いていたであろう黒猫はそう言ってどこかに帰って行った。
「生まれ変わる前に体験できるのは良いけど、こんな体験で良かったのかな?」
「良かったから人間に生まれ変わる事を決めたのでしょう。」
「生き物の本能だからな。」
心地良い身体の重さにうとうとしたら、そのまま夕方まで眠ってしまって西の町へ行くのが遅くなった…まだ間に合うから大丈夫。今夜はマグさんの家に泊めてもらえば良いって言われたけどいきなりで平気かな?
キッチンに行くと何かを食べた跡がある。
「あぁ、チビが何か食べたそうだったから食べられそうな物を出した。」
トマトとベーコンとパンとチーズ。
「ありがとう。じゃあ俺達のもそれにしよう。」
トマトとベーコンとチーズと、レタスもちぎって卵フィリングも作って好きなように具を挟むサンドイッチ。スープはコーンスープ。
ストゥがティスを起こしに行ったらタケルが良いってごねてるって。叩き起こすか?無視するか?ってその2択なの?
ちゃんと起こしに行きました。
「ティス、ご飯食べよー。」
「タケルを食べたいです。」
「たくさん食べたでしょ。」
「タケルならいくらでも食べられます。」
「俺が減る。」
「それは困りますね。ではまずタケルを増やしましょう。」
「太らせるみたい(笑)」
「もう少し太っても良いと思いますけど…」
抱き上げられて笑いながら階下に降りて席に着く。
スープはお代わりしやすいようにテーブルに鍋のまま置いているので各自でよそる。
いただきまーす!
荷物をまとめて転移先を探る。マグさんちまでは馬で2時間だから転移1回で行ける。
マグさんちの玄関先に…って思って調べたら何かがあって狭いので裏庭へ転移した。
「アラケルー!マグさーん!こんにちはー!」
「ストゥさんティスさんタケルさん!こんにちは。」
家から出て来たマグさんが笑顔で迎えてくれる。
「アラケルは?」
「表でキウイを伐採しています。」
巨大キウイは成長促進剤で育てると3日で実が生るんだけど、10個ほど実ると後は枯れるだけなので切り倒すらしい。後は乾燥させて薪にする。火は魔道具で済むと思ってたけど、家の暖房にはそれなりに魔力を使うし、具合の悪い時には魔力不要の火が欠かせないそうだ。
ストゥが切って、俺達が束ねる。
束ねるツルも蔓植物の「テッセン」だ。これはかなり使い勝手が良くてナイフで簡単に切れるのにストゥが引っ張っても千切れないし、しなやかで軽い。これもこの成長促進剤のおかげで特徴がより顕著になり、栽培も簡単な事で荒れ地での農作物として期待されている。
マグさんすごい!!
「ただ、回春薬はダメなんです。このツタの実は同じ土に2度植えると媚薬効果もなくなるし、ここの土では始めからそこまでの効果はない。西の町の土限定らしくて…もっと実験用に西の町の土が欲しいです。」
「これから西の町に行くんだけど、実験用に土を持って来ようか?町のあちこちから少しずつ持ってくれば原因が分かるかも。」
「それは良いですね!ぜひ実験したいです。場所に寄って効果に違いが出れば理由も推測できるかも知れません!」
「タケル、ありがとな。」
「どういたしまして。あとこれお土産の水辺の王の尾とアイベックス翔の肉ー。」
ぶぅっ!って吹かなくても。
「お前、聖獣の欠片をそんなに軽く扱うんじゃない!肉も超レアじゃないか!!」
「でもこれもいっぱいもらったし、玄武って海の側でいちゃいちゃすると会ってくれるからまた貰えそうなんだよ。あと肉は偶然目の前に出て来たのをストゥとティスがさくっと狩った。」
玄武の尾はぐるぐる渦巻き型にしてガラスのケース作って入れてみました。
お土産らしいでしょ?
「タケルさんらしいじゃないですか。」
マグさんがティスとお茶を淹れて持って来てくれた。
「タケルは玄武の愛し子ですから。それに私もストゥも加護を貰ったんですよ。」
「ほらな。」
ティスとストゥが左手を見せると、アラケルが呆れてた。マグさんは楽しそうに拍手してる。
マグさん達からは巨大キウイとキウイの種とキウイ用成長促進剤をお土産に貰った。西の町で育ててみて、って。キウイ用と言っても薬をちょうどいい濃さにしただけ。濃すぎると苦くなる上に実が弾けてどろどろになるからだって。
1泊させてもらった。西の町までは4回転移して着く距離だけど長距離を飛ぶので2回で1泊しないと魔力が足りない。ここに泊めてもらって良かった。今日、なるべく距離を稼いで明日の早めに着くように頑張ろう。
朝食後、挨拶をして1回目の転移。大量の魔力を一気に使うと不安定になるので魔力が安定するまで歩く。ビンの中の液体がたぷたぷ揺れるイメージかな。ストゥとティスの希望で時々抱っこされる。抱っこすると歩きにくくなって疲れちゃうと思うんだけど、2人とも何ともないらしい。旅の荷物とお土産も持ってるのに…
2回目の転移先は限界ギリギリより少し手前に町があったのでそこでお昼を食べて、ギルドは無いけどギルドの貸し馬出張所があったので、今夜泊る予定の町で返せば良いから馬を借りた。
午後は速歩で気持良く進む。
例によって風の加護で追い風だ。夜には泊る予定の町を過ぎて次の町まで行ってしまった。ここにも貸し馬出張所があるから問題無し!
「タケルを食べたい…」
食後にティスが情けない声でそう言った。
「どうかしたの?」
「ネコ耳のタケルは可愛かったけど、あの時は身体が少し動きづらくてキツネに自由を奪われてる感じだったんです。だから物足りなくて…」
「そう言えばオレもそうだったかも…」
俺は完全に受け身になっちゃってたから違和感無かったけど、そう言うものなのかな?
「じゃぁ、その…する?」
喜色満面な2人に可愛がられて、ついでにティスに魔力を補充してもらった。
魔力は回復したけど、体力と喉が…
治癒しなきゃいけないほど強請らせないで!!
…我慢できない俺が悪い…のか?
そしてまた転移して休憩して歩いてお昼を食べて転移して歩いて西の町に着いた。西の町に着く直前にチビが合流したんだけど、また獲物を持っていた。梳刃猪だ。喉笛を切って逆さにぶら下げて飛んで来たようで来た道がスプラッタ…魔獣を呼び込みそうなのでちょっと行って浄化した。仕留めたのがそれほど遠くではなかったのが幸いだ。
野営地を利用して解体する。毛皮と牙と肉と小さな魔石が取れた。
そう言えば前は血を嫌がってたような気がしたけど、勘違いだったか…獲物は平気で獲って来るもんね。
ギルドで依頼の面接の申し込みついでに素材を売る。肉はどうしようかな?
「上級冒険者の育成ができる人材は見つかったでしょうか?」
肉以外の素材の買い取りをしてもらっていると、例の依頼を出したらしい人がカウンターに来た。受け付けの人が少し話をして俺達を指し示す。ぺこりと会釈をするとつかつかと近づいて来た。
「よろしければ今から当家にお出でいただきたいのですが、いかがでしょうか?」
慌ただしいけど急いでるのかな?頷き合って了承して馬車に乗り込んだ。
10分ほどで大きな屋敷に着いた。
そこで出迎えたのは見覚えのある冒険者、ファケレさんだった。
「ストゥ!ティス!タケル!指導に来てくれたのか?」
「…タケル様と言えばお話に聞く客人ですか?」
「まろうど!本物!?」
きっと教育対象であろう市松人形のような黒髪の美少女とダークブラウンの髪の可愛い男の子。
女の子…もしかして…
「久しぶりだな。そっちの女の子はもしかしてファケレの…?」
振り返るとニヤリと笑うストゥ。
捕食者のようにギラついた瞳なのにクマ耳が可愛い。
ストゥに気を取られていたらティスのしっぽに前をすりすりされて力が抜ける。くたりともたれ掛かって背中にぴったり密着すると、触れ合う肌が心地良い。
「ティスの背中、きもちいい…」
うっとりしてたら蕾に潤滑油が塗られゆっくりと解し始められていた。
「タケル、顔を見せて。」
「うん…はぅんっ…」
ティスの背中から降りて横向きに寝転ぶと、ストゥの太い指がずいっと根本まで入って来た。
気持良い…もっと…
ティスがバードキスをしながらネコ耳を触るので、お返しにキツネ耳を触る。ストゥに後孔を解され、快感を期待して大胆に脚を開くと誘われるように鼠蹊部に口付けるストゥのクマ耳が内腿を掠めてぞくぞくする。ストゥの頬をねこしっぽが撫でる。しっぽの付け根をくりくりされる。
堪らず片手をクマ耳に伸ばし、肉厚なけもみみを揉みしだいていたら痛くないからな、と呟いた。
何の事かと思ったけど熱い塊が後孔にあてがわれちくちくして嫌だと言った事を思い出す。解決策を見つけたのだろうか?
ティスに意識を引き戻され横向きの俺にストゥが覆い被さって割り入ってくると、少しひんやりとしたものの痛くはなかった。
「痛くない…」
そう言うとティスがストゥを見てそれは何ですか?と呆れた声を出す。柔らかな皮製の穴開き下着…?
「剃ったらずっと生えないまんまだし、生えるまで禁欲も辛いからな。今すぐ作れ!って注文したけど恥ずかしかったわ。」
「だから心配ないと言ったでしょう。」
確かに、めげないストゥだった。
「ストゥ…嬉しい…もっとして?」
「当然だ!」
けもみみとしっぽを堪能しながら朝までいちゃいちゃしてたら夜明けとともにそれらは消えた。
《 ありがとう。 ぼく にんげんに うまれかわる 》
取り憑いていたであろう黒猫はそう言ってどこかに帰って行った。
「生まれ変わる前に体験できるのは良いけど、こんな体験で良かったのかな?」
「良かったから人間に生まれ変わる事を決めたのでしょう。」
「生き物の本能だからな。」
心地良い身体の重さにうとうとしたら、そのまま夕方まで眠ってしまって西の町へ行くのが遅くなった…まだ間に合うから大丈夫。今夜はマグさんの家に泊めてもらえば良いって言われたけどいきなりで平気かな?
キッチンに行くと何かを食べた跡がある。
「あぁ、チビが何か食べたそうだったから食べられそうな物を出した。」
トマトとベーコンとパンとチーズ。
「ありがとう。じゃあ俺達のもそれにしよう。」
トマトとベーコンとチーズと、レタスもちぎって卵フィリングも作って好きなように具を挟むサンドイッチ。スープはコーンスープ。
ストゥがティスを起こしに行ったらタケルが良いってごねてるって。叩き起こすか?無視するか?ってその2択なの?
ちゃんと起こしに行きました。
「ティス、ご飯食べよー。」
「タケルを食べたいです。」
「たくさん食べたでしょ。」
「タケルならいくらでも食べられます。」
「俺が減る。」
「それは困りますね。ではまずタケルを増やしましょう。」
「太らせるみたい(笑)」
「もう少し太っても良いと思いますけど…」
抱き上げられて笑いながら階下に降りて席に着く。
スープはお代わりしやすいようにテーブルに鍋のまま置いているので各自でよそる。
いただきまーす!
荷物をまとめて転移先を探る。マグさんちまでは馬で2時間だから転移1回で行ける。
マグさんちの玄関先に…って思って調べたら何かがあって狭いので裏庭へ転移した。
「アラケルー!マグさーん!こんにちはー!」
「ストゥさんティスさんタケルさん!こんにちは。」
家から出て来たマグさんが笑顔で迎えてくれる。
「アラケルは?」
「表でキウイを伐採しています。」
巨大キウイは成長促進剤で育てると3日で実が生るんだけど、10個ほど実ると後は枯れるだけなので切り倒すらしい。後は乾燥させて薪にする。火は魔道具で済むと思ってたけど、家の暖房にはそれなりに魔力を使うし、具合の悪い時には魔力不要の火が欠かせないそうだ。
ストゥが切って、俺達が束ねる。
束ねるツルも蔓植物の「テッセン」だ。これはかなり使い勝手が良くてナイフで簡単に切れるのにストゥが引っ張っても千切れないし、しなやかで軽い。これもこの成長促進剤のおかげで特徴がより顕著になり、栽培も簡単な事で荒れ地での農作物として期待されている。
マグさんすごい!!
「ただ、回春薬はダメなんです。このツタの実は同じ土に2度植えると媚薬効果もなくなるし、ここの土では始めからそこまでの効果はない。西の町の土限定らしくて…もっと実験用に西の町の土が欲しいです。」
「これから西の町に行くんだけど、実験用に土を持って来ようか?町のあちこちから少しずつ持ってくれば原因が分かるかも。」
「それは良いですね!ぜひ実験したいです。場所に寄って効果に違いが出れば理由も推測できるかも知れません!」
「タケル、ありがとな。」
「どういたしまして。あとこれお土産の水辺の王の尾とアイベックス翔の肉ー。」
ぶぅっ!って吹かなくても。
「お前、聖獣の欠片をそんなに軽く扱うんじゃない!肉も超レアじゃないか!!」
「でもこれもいっぱいもらったし、玄武って海の側でいちゃいちゃすると会ってくれるからまた貰えそうなんだよ。あと肉は偶然目の前に出て来たのをストゥとティスがさくっと狩った。」
玄武の尾はぐるぐる渦巻き型にしてガラスのケース作って入れてみました。
お土産らしいでしょ?
「タケルさんらしいじゃないですか。」
マグさんがティスとお茶を淹れて持って来てくれた。
「タケルは玄武の愛し子ですから。それに私もストゥも加護を貰ったんですよ。」
「ほらな。」
ティスとストゥが左手を見せると、アラケルが呆れてた。マグさんは楽しそうに拍手してる。
マグさん達からは巨大キウイとキウイの種とキウイ用成長促進剤をお土産に貰った。西の町で育ててみて、って。キウイ用と言っても薬をちょうどいい濃さにしただけ。濃すぎると苦くなる上に実が弾けてどろどろになるからだって。
1泊させてもらった。西の町までは4回転移して着く距離だけど長距離を飛ぶので2回で1泊しないと魔力が足りない。ここに泊めてもらって良かった。今日、なるべく距離を稼いで明日の早めに着くように頑張ろう。
朝食後、挨拶をして1回目の転移。大量の魔力を一気に使うと不安定になるので魔力が安定するまで歩く。ビンの中の液体がたぷたぷ揺れるイメージかな。ストゥとティスの希望で時々抱っこされる。抱っこすると歩きにくくなって疲れちゃうと思うんだけど、2人とも何ともないらしい。旅の荷物とお土産も持ってるのに…
2回目の転移先は限界ギリギリより少し手前に町があったのでそこでお昼を食べて、ギルドは無いけどギルドの貸し馬出張所があったので、今夜泊る予定の町で返せば良いから馬を借りた。
午後は速歩で気持良く進む。
例によって風の加護で追い風だ。夜には泊る予定の町を過ぎて次の町まで行ってしまった。ここにも貸し馬出張所があるから問題無し!
「タケルを食べたい…」
食後にティスが情けない声でそう言った。
「どうかしたの?」
「ネコ耳のタケルは可愛かったけど、あの時は身体が少し動きづらくてキツネに自由を奪われてる感じだったんです。だから物足りなくて…」
「そう言えばオレもそうだったかも…」
俺は完全に受け身になっちゃってたから違和感無かったけど、そう言うものなのかな?
「じゃぁ、その…する?」
喜色満面な2人に可愛がられて、ついでにティスに魔力を補充してもらった。
魔力は回復したけど、体力と喉が…
治癒しなきゃいけないほど強請らせないで!!
…我慢できない俺が悪い…のか?
そしてまた転移して休憩して歩いてお昼を食べて転移して歩いて西の町に着いた。西の町に着く直前にチビが合流したんだけど、また獲物を持っていた。梳刃猪だ。喉笛を切って逆さにぶら下げて飛んで来たようで来た道がスプラッタ…魔獣を呼び込みそうなのでちょっと行って浄化した。仕留めたのがそれほど遠くではなかったのが幸いだ。
野営地を利用して解体する。毛皮と牙と肉と小さな魔石が取れた。
そう言えば前は血を嫌がってたような気がしたけど、勘違いだったか…獲物は平気で獲って来るもんね。
ギルドで依頼の面接の申し込みついでに素材を売る。肉はどうしようかな?
「上級冒険者の育成ができる人材は見つかったでしょうか?」
肉以外の素材の買い取りをしてもらっていると、例の依頼を出したらしい人がカウンターに来た。受け付けの人が少し話をして俺達を指し示す。ぺこりと会釈をするとつかつかと近づいて来た。
「よろしければ今から当家にお出でいただきたいのですが、いかがでしょうか?」
慌ただしいけど急いでるのかな?頷き合って了承して馬車に乗り込んだ。
10分ほどで大きな屋敷に着いた。
そこで出迎えたのは見覚えのある冒険者、ファケレさんだった。
「ストゥ!ティス!タケル!指導に来てくれたのか?」
「…タケル様と言えばお話に聞く客人ですか?」
「まろうど!本物!?」
きっと教育対象であろう市松人形のような黒髪の美少女とダークブラウンの髪の可愛い男の子。
女の子…もしかして…
「久しぶりだな。そっちの女の子はもしかしてファケレの…?」
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「連れて行きたい日本へ」で
ストゥとタケルがラブホに行った時のいちゃいちゃが読めます。
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