行ってみたいな異世界へ

香月ミツほ

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行ってみたいな!あちこちへ

57 結婚について ※

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一応※回ですがそんなに激しくないかな?*******ラインで区切ってあります。

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思い出してアラケルとマグさんの写真を撮って見せて、驚かせて楽しむ。画像では2人はちょっとキョトンとしてる。

2人をもっと寄り添わせて、結婚おめでとう!と言ったら顔を見合わせた後で良い顔で微笑んだのですかさずシャッターを切る。

「ほら!良いの撮れたよ。」

これをペンダントの裏に描けたら良いのにね、って言ったらマグさんが乗り気になった。小さな肖像画を描く画家がいるらしいので何とかなるかも知れない。

あー!でもやっぱりプリンターが欲しい!

日本でプリントして転移で取り寄せられないかなぁ…
試しにプリントしてもらおう。

メッセージアプリに画像をUPしてプリントして欲しい事を書き込む。今はチビが家にいるので送信は明日になるかな?

お風呂を準備して2人にゆっくりしてもらう。婚前旅行感覚でいちゃいちゃしまくって良いからね?
俺達はリビングを片付けて部屋でくつろいだ。

「ねぇ、結婚も多重婚も認められてるって聞いたけど、結婚するとどうなるの?」

式を挙げないなら何が変わるんだろう?

「身分証に伴侶として記載されるくらいです。」
「タケルは結婚したいと思うか?」

「うーん…いまいちピンと来なくて。ストゥもティスも一緒に暮らしてて気分的にはとっくに家族だし、伴侶、って言われると嬉しいけど結婚…結婚かぁ。うーん…」
「私は結婚したいです!タケル、結婚して下さい!!」

ティス、ついでプロポーズになっちゃってるよ?
これと言って断る理由は無いんだけど、承諾する理由も決め手に欠けて…

「ティスはどうして結婚したいの?」
「タケルとの繋がりは1つでも多い方が良いからです!」

断る理由はないんだけど…受け入れる理由はティスを喜ばせるため…?

「ストゥはどう?」
「オレはもう伴侶だと思ってるしいつかは結婚したいと思う。ただ、タケルの気持が最優先だな。」

「正直、まだ良く分からないや。…知恵熱が出そう。」

恋人から先なんて考えた事もなかったから、しばらく保留にさせてもらおう。
ティスがあからさまにがっかりして慰めてくれと言う。

「俺、まだ心が大人に成りきれてないのかも知れない。もう少し待っててくれる?」

「…待ちます。でも早く大人になる様にたくさんイヤラシイ事しますから。」

恥ずかしい事言われたけど、待たせるお詫びに頑張ってみよう。

「じゃぁ、大人のキスからお願いね?」



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ティスの首に腕を絡めて鼻の頭を擦り付け、唇をぺろりと舐めて誘う。ティスが妖艶に微笑んでねっとりと官能をもたらす口づけをくれた。

魔力を流し込んでる訳でもないのに、やわやわと下唇を食まれ歯列をなぞられ舌を差し込まれると、熱いため息がもれる。身体が刺激を待ちわびてじわじわと熱を帯びてくる。

服の上から身体をなぞり、ゆっくりと辿り着いた胸の飾りを爪で擦るともどかしい快感に堪らなくなる。舌を強く吸たり擦り合わせたりしながら服を脱ごうとボタンを外すと、途中で止められた。ベッドに運ばれ、両手をまとめて頭の上で押さえつけられ、シャツの上から舐められた。

「唾液で濡れて透けるシャツ越しのここも素敵です…」

恥ずかしい事言われてるのに、ティスの恍惚とした表情に煽られて興奮してしまう。

「直接…舐めて、欲しい…おねがい…」

第3ボタンまでを外し、服をずらして露になった胸の小粒を目指し、少し離れた所から舌が這って進む。そして敏感な頂に届かないまま止まり、また離れた所から舐める。

焦らされ集まった血液が胸の飾りを立体的に押し上げる。早く直接刺激して欲しくて身を捩るのに避けられてしまう。

「ティス、胸、痛いぃ…ひぁっ!!」

硬く張り詰めた小さな粒をなだめるように舌が触れ、ぬるぬると往復した。焦らされた後の刺激は強く、下腹部に一気に血液が流れ込む。下衣がきつい。

腕を頭の上で縫い止められたまま、目に生理的な涙を浮かべて服を脱ぎたいと訴えると、涙を舐め取りながらボタンを外してシャツを脱がせてくれた。

下も脱がせてもらわないときつい…

足をもぞもぞしていると、ようやく手を離してベルトに手をかけ、ズボンを寛げてくれた。少し楽になった。

ティスのズボンを一気に脱がせ、シャツのボタンをもどかしい思いで外して脱がせるとティスも俺の下着を剥ぎ取った。

「可愛い…」

そう呟いておもむろに屹立を咥えると激しい口淫に翻弄された。じゅぶじゅぶと卑猥な水音に脳内を占拠される。

「あぅん…あっ…んん!だめ、出ちゃうからぁっ!」

簡単に絶頂へと導かれ何とか堪えようとしているのにティスが止めてくれない。

「ふぁぁぁぁっ!」

じゅっと強く吸われて呆気なく精を放ちティスの頭をぎゅっと押さえた。

「最近、体力がついたみたいですから我慢せずに飲ませてもらいました。」

そんなの我慢してたの?

お返しにティスのを咥えようとしたら今日は何もしないで欲しいと言われ、おねだりするまでしっかり解されて入れただけでまた達して、まだ敏感なうちに止まれなくなったティスにガツガツ突かれてティスと同時にイった。

この時、ストゥは気を利かせてチビをお風呂に入れてから砂糖菓子ボンボンを食べさせて寝かしつけてくれてた。

ありがとう…

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