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行ってみたいな!あちこちへ
50 コスプレの行き着く先
しおりを挟む「そうだな、暑くなって来たな。ならこれ着てみるか?」
「? これ、暑い時の服じゃないよ!?」
ツッコミを入れながらもストゥが差し出す服を着てみた。
うん、涼しい。でも外には出られないなぁ。スケスケだもん。
「タケル…似合います。」
ティスがうっとりとそう言ってくれる。
ティスはタケルならなんでも似合うって言うんでしょ?
「透けて見えてるのに肌が見えてる所と布越しの所が見え方に差があるのも良いなな。」
ストゥが腰から足を撫でながら感想を口にする。
ズボンのサイドは腰と膝と足首だけが繋がっていて途中はスリットになっている、西の町で買ったアラビア衣装だ。今日は家だからちゃんと素肌にTバックを履いた。
「アクセサリーもついてたけど…」
小箱に入ったアクセサリーを指し示す。取り出してこれは頭?こっちは腰?と試しに付けてもらった。
つけただけでもしゃらしゃらと涼やかな音がする。
しゃん!
しゃん!
しゃん!しゃん!しゃん!
手を突き出し、引き寄せ、タンタンタンと足踏みすると動作の1つ1つに音がする。
「あはははは!」
何だか面白くなってねえさまに教えられた振り付けを思い出してやって見る。捻りながらくいっと腰を上げる。横方向にヒップアタックする感じ。細かく腰を振ればしゃららららん!くるっと回ったり反ったり膝をついて腕を上げたり覚えているポーズをやってみた。ポーズはグラビアみたいだ。
踊り子ー♡
ティスがふらふらと近づいて来て触ろうとするので
「踊り子に手を触れてはいけません。」
と言って見た。称号「踊り子見習い」だから踊り子を名乗ってみる。
お預けされた犬みたいで可愛い。
「えへへ、冗談だよー。あ…」
笑いながらティスの膝に乗ったら足が開いて無防備になる感じが恥ずかしかった。
「これ、やっぱり恥ずかしいね。」
腰を支えられながら見下ろすとささやかながら女性であれば存在しないふくらみが見える。
「かわいい…」
どうせはみ出さないよーだ!
むぅっと口を尖らせればちゅっとキスをされる。あやしてるようなイタズラしてるような。そのまま唇を食んでいちゃちゃしていたらいつの間にかストゥが着替えていた。
「タケルと揃いだ。」
短いベストが胸筋に持ち上げられ、腰骨に巻いたサッシュベルトまでの間に鍛え上げられた筋肉が惜しげもなく晒されていて、目が吸い寄せられる。
…嫉妬!
「ストゥずるい!筋肉自慢ずーるーいー!!」
意味不明の絡み方をする俺を見ながらどれくらい飲ませた?コップ3分の1です、と内緒話してる。聞こえてるよ!
「もっと飲んだよー!」
コップ3杯は飲んだもん。
でもお酒が減ってないらしい…あれ?2杯目からはジュースだった?
「じゃあ俺、酔ってるの?」
「うーん…?」
「もう少し飲んでみますか?」
と、またコップに5分の1の果実酒を渡された。
ちび…
やっぱり美味しい。
「もっと。」
お代わりを強請る俺にストゥがにやりと笑って口移しで飲ませた。美味しいから口内を舐めまわす。もちろんイタズラも兼ねている。いつのまにかストゥの膝の上にいた。あれぇ?
うっとりとキスしていたらお尻の下に熱くて硬い物があたる。キスで緩く立ち上がってた俺は、それそれを感じて煽られてしっかりと勃ち上がった。ティスが後ろからズボンのスリットに手を入れて象徴に押し上げられて空いた隙間から前を触る。さわさわ、さわさわ、もどかしい。
反対側のスリットからストゥが手を入れて蕾をそっとなぞる。
「ふぅぅ…2人していじわるして…」
もじもじしながらも足は閉じる事ができず、なすがまま胸の飾りをつつかれ、バードキスを繰り返されて我慢の限界!
「ちゃんと触って!!」
噛み付く様にキスをして腰を擦り付けるとようやくちゃんと触ってもらえた。
「残念ですが服を脱ぎましょうね?」
ベールを外しホルターネックのブラジャーみたいなのとズボンと下着を脱ぐ。裸でベッドに運ばれてアクセサリーだけはそのまま。
突き上げられる度に揺れて音を響かせるアクセサリーに恥ずかしさが擦り込まれてしまったのはどうしたものか。
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「連れて行きたい日本へ」で
ストゥとタケルがラブホに行った時のいちゃいちゃが読めます。
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