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行ってみたいな!あちこちへ
40 発情パニック※
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お読み下さりありがとうございます。
※回ですが性描写はスルーできるように ******** で区切ってあります。
そしてその部分は短いです。(安心設計)
-------------------------------------------------------------------------------
「アラケル!自力でテントに入って!ストゥ!ティス!テントで待ってて!!」
意識が朦朧としているときは命令が良いと聞いた事があったのでそうすると、アラケルは微かに頷いてマグさんを連れて自分のテントに入った。
ストゥは気力でティスを連れて行ってくれる。
何故だか俺にはツタの実の影響がほとんど出ていない。チビも元気だ。
とにかくこの瘴気のような催淫ガスをどうにかしなくちゃ!
「森の王、水辺の王、天空の王、人間達を強すぎる薬から解放して下さい!」
誰に祈れば良いのか分からなくて全員に心から叫んだ。ごぅっと強い風が吹き、甘ったるい香りが吹き払われて柔らかな光があちこちに浮かぶ。強烈な催淫効果が解毒されたんだろう。
でもまた次が実ったら危険だ。俺は転移してツタを根っこから焼く。根の回りも調べて浄化し、成長促進剤を無効化させる。3カ所のツタを焼き払い、急いでテントに戻った。
「そうだ!チビ、お願いできるかな?」
俺はツタを焼いただけで放置してきたので灰の山ができていた。岩山は良いけど高台と町中のは迷惑だろう。土木工事の要領で灰を吹き飛ばして来て欲しい。チビは意気揚々と返事をした。
テントに入るとティスが飛びついて来た。
激しいキスを求められ、それに応えながらティスをさらに解毒する。ティスは目に見えて落ち着いた。すぐにストゥも解毒して落ち着かせると話ができるくらいになった。
風で空気を浄化した事と加護で解毒した事、ツタを焼いた事を伝える。
それ以上出来る事はないのでじゅうぶんだと言われた。
…あとは辛そうな2人に…えっと…
ご…ご奉仕……
**************************************************
いつもしてもらってばかりだから、人の服を脱がせるのもすんなりとはいかない。
それでも何とかティスの服を脱がせてトロトロになった先端ををくるくると撫でると、透明な粘液がとぷりと溢れた。
鈴口をちろちろ舐めてからぱくりと咥える。自分が気持ち良かったところを重点的に舐めて強く吸うと、ティスは呆気なく達した。少しは楽になったかな?
「ス…」
ストゥ、と呼ぼうとしたらガバッと羽交い締めにされて口を塞がれた。ティスの飲んだばっかりだったので気にしないかもだけど口内を浄化した。
ストゥはもう裸で、キスをしながら脱がされた。熱い肌を合わせるのが気持ち良い。対面座位で2人の中心をひとまとめに扱かれたけど、媚薬のせいでストゥだけがすぐに精を放った。
ちょっと嬉しくなる。
「ひゃっ!」
後ろから腰を引かれて秘所に潤滑油を塗られ、指を入れられると半端に煽られた身体はにはそれでは足りない。
「ティス…きもちいい…」
腰を突き上げるようなポーズで顔だけ振り返ってそう言えば、性急に解して押し入ってくる。
「んあぁぁぁあ…!」
背をしならせてあえぎ、擦り付けるように動くと奥に当たって気持ち良くて夢中で腰を振る。
快楽に流されて疎かになっていたストゥへの奉仕を促され、必死に吸い付く。未だ拙い行為にも関わらず、それほどの時間をかけずに絶頂を迎える。
ティスもティスに最奥を突かれた俺も身を震わせて絶頂感に包まれた。
**************************************************
代わる代わる抱かれて何度か自分に治癒をしてようやく落ち着いた頃には夜になっていた。ふと見ると荷物が散らかり、食材が散乱している。そして寂しげなチビの後ろ姿。
「チビ?」
振り向きもせず、俯いてもそもそと何かを食べている。抱き上げると魚の干物を齧っていた。
頼まれたお手伝いをちゃんとして帰ってきたのに誰も相手にしてくれず、ご飯もない。
荷物から食べられる物を探して食べてたんだ。
「チビごめん!!お手伝いしてくれてありがとうね。すぐカップケーキ作るよ!」
不機嫌を全身で表現して知らんぷりするチビを抱きしめて撫でるとみるみる大粒の涙が浮かんで零れ落ちた。
大好きだよ、良い子だね、偉いね、と褒め続けながら急いでカップケーキを焼いた。小さくしてあーんで食べさせるとえぐえぐしながら口を開け、少しずつ食べる。飲み物はりんごジュース。
カップケーキを1個半食べてジュースを一杯飲んで抱っこで眠った。今日はカゴに入れずに添い寝しよう。
町の人たちはどうなったかな?
そう思ったら外から嬌声が聞こえる事に気付いた。テントをちゃんと閉めなかったから遮音結界が発動してない。
一瞬恥ずかしく感じたけど、みんな他人の事など気にする余裕はないだろう。
チビを抱っこしたまま外に出る。
ストゥ達は浄化した上で解毒を重ねがけしてもあれだけ時間がかかったのだから、他の人たちはもっと大変かも知れない。
でもまぁ、この国の人なら大丈夫だろう。
テントに戻って色々な汚れを浄化して眠った。
※回ですが性描写はスルーできるように ******** で区切ってあります。
そしてその部分は短いです。(安心設計)
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「アラケル!自力でテントに入って!ストゥ!ティス!テントで待ってて!!」
意識が朦朧としているときは命令が良いと聞いた事があったのでそうすると、アラケルは微かに頷いてマグさんを連れて自分のテントに入った。
ストゥは気力でティスを連れて行ってくれる。
何故だか俺にはツタの実の影響がほとんど出ていない。チビも元気だ。
とにかくこの瘴気のような催淫ガスをどうにかしなくちゃ!
「森の王、水辺の王、天空の王、人間達を強すぎる薬から解放して下さい!」
誰に祈れば良いのか分からなくて全員に心から叫んだ。ごぅっと強い風が吹き、甘ったるい香りが吹き払われて柔らかな光があちこちに浮かぶ。強烈な催淫効果が解毒されたんだろう。
でもまた次が実ったら危険だ。俺は転移してツタを根っこから焼く。根の回りも調べて浄化し、成長促進剤を無効化させる。3カ所のツタを焼き払い、急いでテントに戻った。
「そうだ!チビ、お願いできるかな?」
俺はツタを焼いただけで放置してきたので灰の山ができていた。岩山は良いけど高台と町中のは迷惑だろう。土木工事の要領で灰を吹き飛ばして来て欲しい。チビは意気揚々と返事をした。
テントに入るとティスが飛びついて来た。
激しいキスを求められ、それに応えながらティスをさらに解毒する。ティスは目に見えて落ち着いた。すぐにストゥも解毒して落ち着かせると話ができるくらいになった。
風で空気を浄化した事と加護で解毒した事、ツタを焼いた事を伝える。
それ以上出来る事はないのでじゅうぶんだと言われた。
…あとは辛そうな2人に…えっと…
ご…ご奉仕……
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いつもしてもらってばかりだから、人の服を脱がせるのもすんなりとはいかない。
それでも何とかティスの服を脱がせてトロトロになった先端ををくるくると撫でると、透明な粘液がとぷりと溢れた。
鈴口をちろちろ舐めてからぱくりと咥える。自分が気持ち良かったところを重点的に舐めて強く吸うと、ティスは呆気なく達した。少しは楽になったかな?
「ス…」
ストゥ、と呼ぼうとしたらガバッと羽交い締めにされて口を塞がれた。ティスの飲んだばっかりだったので気にしないかもだけど口内を浄化した。
ストゥはもう裸で、キスをしながら脱がされた。熱い肌を合わせるのが気持ち良い。対面座位で2人の中心をひとまとめに扱かれたけど、媚薬のせいでストゥだけがすぐに精を放った。
ちょっと嬉しくなる。
「ひゃっ!」
後ろから腰を引かれて秘所に潤滑油を塗られ、指を入れられると半端に煽られた身体はにはそれでは足りない。
「ティス…きもちいい…」
腰を突き上げるようなポーズで顔だけ振り返ってそう言えば、性急に解して押し入ってくる。
「んあぁぁぁあ…!」
背をしならせてあえぎ、擦り付けるように動くと奥に当たって気持ち良くて夢中で腰を振る。
快楽に流されて疎かになっていたストゥへの奉仕を促され、必死に吸い付く。未だ拙い行為にも関わらず、それほどの時間をかけずに絶頂を迎える。
ティスもティスに最奥を突かれた俺も身を震わせて絶頂感に包まれた。
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代わる代わる抱かれて何度か自分に治癒をしてようやく落ち着いた頃には夜になっていた。ふと見ると荷物が散らかり、食材が散乱している。そして寂しげなチビの後ろ姿。
「チビ?」
振り向きもせず、俯いてもそもそと何かを食べている。抱き上げると魚の干物を齧っていた。
頼まれたお手伝いをちゃんとして帰ってきたのに誰も相手にしてくれず、ご飯もない。
荷物から食べられる物を探して食べてたんだ。
「チビごめん!!お手伝いしてくれてありがとうね。すぐカップケーキ作るよ!」
不機嫌を全身で表現して知らんぷりするチビを抱きしめて撫でるとみるみる大粒の涙が浮かんで零れ落ちた。
大好きだよ、良い子だね、偉いね、と褒め続けながら急いでカップケーキを焼いた。小さくしてあーんで食べさせるとえぐえぐしながら口を開け、少しずつ食べる。飲み物はりんごジュース。
カップケーキを1個半食べてジュースを一杯飲んで抱っこで眠った。今日はカゴに入れずに添い寝しよう。
町の人たちはどうなったかな?
そう思ったら外から嬌声が聞こえる事に気付いた。テントをちゃんと閉めなかったから遮音結界が発動してない。
一瞬恥ずかしく感じたけど、みんな他人の事など気にする余裕はないだろう。
チビを抱っこしたまま外に出る。
ストゥ達は浄化した上で解毒を重ねがけしてもあれだけ時間がかかったのだから、他の人たちはもっと大変かも知れない。
でもまぁ、この国の人なら大丈夫だろう。
テントに戻って色々な汚れを浄化して眠った。
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「連れて行きたい日本へ」で
ストゥとタケルがラブホに行った時のいちゃいちゃが読めます。
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