行ってみたいな異世界へ

香月ミツほ

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行ってみたいな異世界へ

番外編 甘い誘惑 1

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こっ、この香りは!!

この日、ギルドに行くとかつて俺にとって欠かせない嗜好品だった甘くて濃厚な香りに再開した。

チョコレートだ!

こっちでは一度も見かけた事がなくて諦めていたチョコレート。毎・日・食べ・たい・チョコレート!…いや、香りはそっくりでも別物の可能性もある。それでも…大好きな香りに吸い寄せられて受け付けの人に聞かずにはいられない。

「この香り、なんですか!?」

俺は興奮気味で声は震えていたかも知れない。怪しいやつに見えたかも知れない。まぁ、顔見知りだから少し驚かれるくらいだろう。

「西の国の珍しいお菓子を販売したい、と職人の方がやって来たのですが珍し過ぎて売れないので販売の手伝いの依頼だそうです。」

と言う事はお菓子!

ますますチョコの可能性が高くなった。味見がしたい!
依頼の契約のため2階の個室で話し中らしい。

「ずいぶん嬉しそうだな。」
「確かに良い香りですね。」

「同じ物か分からないけど、毎日食べてた大好きなお菓子の香りなんです!こっちには無いと諦めてたんですけど…」

自分がチョコにここまで飢えていたなんて気づかなかったけど、気づいてしまったらもう駄目だ。これで違う食べ物だったらこの場で泣き出してしまうかも知れない。

2階から下りて来た人は淡い褐色の肌、ラズベリーブロンドに金茶の瞳、たれ目に泣きぼくろのチョコが似合い過ぎる甘~い顔立ちの人だった。でも作ってる人の容姿はどうでもいい。本当にチョコが食べられるかどうかにしか興味は無い。

「あの!この香りのお菓子を食べてみたいんですけどっ!!」

駆け寄って挨拶も忘れて両手を合わせてお願いポーズでそう言うと、その人は驚いて息を飲み、その後にっこりと笑顔で言った。

「このお菓子をご存知なのですか?試食して頂けると嬉しいです。」

手に持った小さな木箱を開け、俺に見せてくれた。木箱の中には紛う事なきトリュフ!
日本なら1粒¥250~¥400のひとつひとつ手作りのトリュフが6粒!!

「試食して良いんですか!?」

どうぞ、と差し出された木箱に手を伸ばし、1つ摘んで口に入れる。
甘さとほろ苦さと濃厚な香りが口いっぱいに広がり、快楽中枢を直接撫で上げられたような多幸感。

「チョコだ~…」

久しぶりに食べたせいか体の芯がジンとする程の快楽を覚える。恍惚の表情のまま振り返りストゥとティスにも薦める。2人とも赤くなってるけどどうしたんだろう?

「こっちの2人にも試食させてもらって良いですか?」

見上げてそう聞くと何故か一瞬、戸惑ったような…?
でもすぐに「もちろん、どうぞ」と言った。
不思議に思ったけどストゥとティスにぜひ食べて欲しかったのでトリュフを2つ摘んでそれぞれの口へ運ぶ。

ストゥは普通に食べてくれたけどティスが俺の指まで舐めてちょっと恥ずかしくなった。

「ん、美味い。」
「なんて濃厚な…でも甘くてほろ苦くて味わい深いお菓子ですね。」

自分の好きな物を認められてすごく嬉しくなってしまった。

「買いに行きます!お店はどこですか?」

意気込んでそう言ったら

「それなら、たった今依頼したばかりなんだけど明日から5日間、店を手伝ってくれないかな?」

理由は2つ。この国でここまでチョコの美味しさを語ってくれる人は他にいないだろう事と用意して来た民族衣装に合う小柄な子が良かった事。大人も子供も同じ形の服なんだけど、職人さんが若い頃に来ていた服を持って来たのでサイズが小さいそうだ。

チョコのお店が上手く行けばいつでも購入できる事になる。

「喜んでやらせて頂きます!!」

俺は条件も聞かずに即答した。
職人さんの名前はシュクラメールさん。シュクルさんと呼ぶ事になった。商品名はショコラだ。ショコラってフランス語だっけ?

街中での5日間の仕事が決まった。
ストゥは腕試しの助っ人に行ったときの商人さんの帰りの護衛を指名されていたが渋っていた。往復5日もかかるから寂しい、って。俺が移動魔術をほいほい使えるなら会いに行くんだけど、魔方陣が複雑で護符が上手く行かない。
ティスは珍しい植物の採集を日帰りで連続4日、という依頼があったのでこれを受けた。ストゥも護衛の仕事を渋りながらも受けた。

それぞれ契約して、ストゥとティスは明日の出発。依頼をバラバラに受けるの、初めてだし、明日のお弁当は多めに作ろう。

みんな一緒にシュクルさんのお店に案内してもらった。お店はレンガ作りで、持ち帰りがメインだけど店の前にカフェスペースがあり、2つのテーブルに4席ずつの8席。チョコを食べながらお茶やコーヒーが飲める。チョコを食べずにショコラ・オ・レだけ飲んでも良い。俺の仕事はカフェスペースの給仕と試食を薦めること。トリュフは3種類でガナッシュ入りとナッツ入りとココアパウダーをまぶした物。これの単品販売と3個セット、6個セット、9個セットの販売がある。どれも1粒¥200なので倍数だ。箱代は+¥100。

6個セットを3個買った。

今日は蕗とさつま揚げの炊き合わせ、さやえんどうの味噌汁にサワラの塩焼き、おからと漬け物。

で、良いかな?
常備菜の作り置きももっと増やさないとね。





食事を終えると、ティスが少し辛そうに言った。

「明日から4日間は私がタケルを独り占めになりますから、今日はストゥに譲ります。」

いつも3人でするから俺の負担を考えて2~3日おきにしてたんだけど、この流れからすると今週は毎日?いや、さすがにそれはムリだと思うけど… でもいちゃいちゃするだけも含まれているのかな?

「じゃ、ありがたく今夜は風呂から独り占めさせてもらうかな。」

先に入らせてもらいますね、とティスはにっこり笑ってリビングを出て行った。

「気になるか?」

「お風呂くらい一緒でもいいのに…」

「その分、明日は甘えてやれ。」

お風呂が空いたと声をかけられ、ふわっと姫抱きされて運ばれる。頷いて首に腕を回し耳たぶを食むイタズラを脱衣所で下ろされるまで続けた。
脱衣所でゆっくりと俺の服を脱がせながら優しいキスをする。ボタンを外されはだけたシャツの中に滑り込む指がやさしく胸をなぞる。柔らかさの違う所を見つけやわやわと摘まれると、そこはあるべき姿を取り戻す。

「…あんっ……」

硬くなったそこをくりくりと弄られ、ぞくぞくした快感に背をしならせるとするりとシャツが床に落とされる。するとストゥの唇は首筋から鎖骨を通って胸の中心に辿り着く。膝立ちで背中を支え片方の胸に吸い付いた唇の中でいやらしく舌が蠢く。空いている右手の指で俺の唇を撫でる。口を緩めてその指を受け入れると口内を愛撫し始めた。指の動きに合わせて舌を絡め、たっぷりと唾液をまとわせると指はまだ触ってもらえていない側の胸の中心をぬるりと刺激した。

「…はぁっ…」

与えられる快感に身を任せ、体の力が抜けてストゥの頭を抱え込むように凭れかかると下衣を下着ごと脱がされた。既に立ち上がっているそこは、はしたなく濡れている。力の入らない指を何とか動かし、ストゥの服を脱がせる。ストゥも俺と同じ状態なのが嬉しくて先をくるりと撫でると「うっ…」とくぐもった声が聞こえ、やんわりと手を止められた。

体を洗う間も惜しんで向かい合って座り互いの屹立を扱きあう。くちゅくちゅといやらしい音が浴室内に響きどんどん追い上げられて行く。

「ストゥ、ストゥ、俺…、もうっ!」
「オレ、も…」

「はぁぁあん!っん、んん!!」
「くっ!」

俺の嬌声とストゥの短い鼻声が混じりあい、互いの白濁が互いを汚す。乱れた息を整えながら優しいキスを繰り返す。

少ししてようやく落ち着いたところで髪と体を洗い、ストゥの膝の上で湯船につかり、温まって出る。

寝室で少し水分を摂ってくつろぎながら、チョコを取り出した。

「これ、ストゥの分だからね。食べさせてあげる…」

一箱ずつ3人分。その中の1粒を咥えソファに座るストゥの膝に乗り上げて腕を絡めて口移しで食べさせる。嬉しそうに蕩ける微笑みで美味いな、と呟くストゥに唇を合わせ、まだ口に残るチョコの味を舌を入れて楽しむ。舌を絡めて擦りあわせ、深く口付ける。

そしてキスをしながら下履きを脱がされてシャツ1枚で双丘を撫でられると蕾が期待でぴくりと反応する。すでに布を押し上げて存在を主張するストゥの中心に体が揺れる度に俺の物も擦られて直ぐに硬くなった。

抱き上げられてベッドに運ばれるときは足を大きく開いて硬い腹筋に象徴が擦られて感じてしまう。

「やぁっ…俺だけ気持いいの、いや…」

ストゥは笑って運んだだけだぞ?って言いながら揺すって俺を刺激する。

「あんっ!また、すぐ…いっちゃうから…ダメ…」

ベッドに寝かされ、シャツのボタンを外されて身体中の感じる所をひとつひとつ丁寧に愛撫される。

「ストゥばっかり、ずるい。」

俺はティスといるから良いけど、1人で出かけるストゥを誰かが誘うかも知れない。ストゥを疑いはしないけど、誰かに言いよられると想像しただけで胸が苦しくなる。俺ってこんなに嫉妬深かったのかな?

「何をしてくれるんだ?」

服を脱いで面白そうに寝転ぶストゥに跨がって軽いキスをする。額、鼻筋、頬、口角、そして唇。何度か角度を変えて深いキスに変えて行く。
互いの舌を貪りながらストゥの筋肉を確認するように肩、腕、胸、脇腹、腹、と撫でて行く。盛り上がった胸の先に見つけた敏感な粒を優しく撫でると「うっ」と声を漏らして身を硬くする。
唇を離し、体をストゥの横に移動させて象徴の反応を見ながら胸の飾りを舌先でつつく。舌をぬるぬると擦り付けるとストゥの象徴がぴくりと動く。脇腹の少し上の方を甘噛みすると

「は…っぁ!」

と喘いでくれる。嬉しい。
もう我慢できなくなって透明な粘液をこぼす象徴をぱくりと咥えた。鬼頭を擦るように舐め、唾液を絡ませながら少しずつ深く咥えて行く。じゅぶじゅぶと音が聞こえて来た頃、ストゥが俺にもやらせろと言うので逆さになって跨がる。身長差で全く届かないそこはただ見せつけるだけ。

「こっ、のっ!」
「ひゃん!」

ぐいっと腰を引かれ、濡れそぼった前は放置で後ろに舌を入れられる。まだ解していないそこは口を閉ざして舌先しか入らない。なによりそんな所に舌を入れられるのはいくら浄化魔法があった所で羞恥心が無くならない。けれど、気持ち良い。恥ずかしくてやめて欲しいけど気持良いからやめないで欲しい。

「ストゥ……きも、ち…良い…」

素直に伝えると動きが優しくなってゆるゆると舐められる。仰向けにされクッションを腰の下に置いていつの間にか取り出したポーション入りの香油をまぶした指をつぷっと入れられた。ゆっくりと入って来る指はまだ1本で、すんなり入って中に香油を塗り広げて行く。そして2本、3本と指が増え、良い所を掠めては煽られる。早く、1つになりたい。


「ストゥ…もう良いから、入れてぇ…」

両手で尻たぶを左右に広げ、蕾がほころんでいる事を見せつけ、誘う。

ごくりと喉を鳴らしたストゥが身体を起こし、仰向けに寝かされて腰を高く上げさせられ、熱い塊を押し付け、ゆっくりと飲み込ませて行く。じゅうぶん柔らかくなったと言っても大きくて太いそれが馴染むまで動かずに待ってくれる。俺を持ち上げて気に入りの対面座位になり、胸をくっつけてキスをしながらうっとりと馴染ませる。

「…ん、もう動いてもだいじょうぶ…」

俺がそう言うのを待ってくれていたストゥがゆっくりと動き出す。抜けそうな程引き抜いてからゆっくり押し進める抽送。ゆっくりと進むから期待が高まって奥に押し付けるように動きを合わせて止めどなく喘ぎながら腰を揺らしてしまう。さんざん焦らされたのにまた焦らされて涙がこぼれる。

「…ふっ…、お願…い、もう、イかせて!」

ストゥがにやっと笑って激しく突き上げる。その度に前立腺を擦って奥を突き上げ、腹筋に前が擦られる。

「あっ!あっ!ぁあっ! っふやぁぁ…んん!!」

背をしならせて白濁をまき散らすと内部が蠢いて解放を強請る。強請られるがまま吐き出される熱が更なる快楽を呼ぶ。

「ストゥ…気持良過ぎておかしくなっちゃうよ…」
「それはオレのセリフだ。」

つながったまま荒い呼吸で寄り添いあい、鼓動を確かめ合う。
キスをねだるとついつい官能的なキスになってしまい、汗ばんだ肌が冷えて来る前に硬さを取り戻したストゥが律動を再開した。

3回目が終わる頃には意識が飛んでいたと思う。
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ストゥとタケルがラブホに行った時のいちゃいちゃが読めます。
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