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行ってみたいな異世界へ
7 第三王子
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馬なら1日で次の村に着くけど途中から歩きな上、体中が怠くて思うように足が進まない。
またしても途中で野宿する事になった。
申し訳ない‥‥
落ち込んでいたら、馬車を手配したのに今回は何故か馬しか届いていなかったからむしろ申し訳ない、と謝られた。
少し気が楽になった。
夕飯の用意はしてなかったので手持ちの大兎の肉の炙り焼き、ナッツとドライフルーツ入りのショートブレッド、インスタントスープで済ませた。2人はこれじゃ足りないだろうに、冒険者なんだから数日食べなくたって大丈夫だと言って笑う。
まだ早春で獲物もあまり姿を見せないからなんとか明日中には次の村に着きたいって。
おまけにテントもなくて、マントに包まって座って寝るそうだ。森では場所がなくてテントが出せないのかと思っていたが、もう春だからマントと焚き火があれば寒くないらしい。
鍛え方が違う。
心苦しいけど、今は甘えるしかない俺は疲労回復の煎じ薬を飲んで寝る。
乗馬もできるようになろうと心に決めた。
**********************
「おはようございます!」
疲労回復の薬が効いたのか筋肉痛はあるものの、元気になった。
「おう。」
「おはようございます。」
2人と挨拶を交わしていると、行き先の方から慌ただしい音が聞こえてくる。馬の蹄と馬車の車輪の音だ。
道の脇で休んでいた俺たちを見つけてスピードを落とし、2頭立ての豪華な馬車は俺たちを少し通り過ぎて停まった。
馭者が開けた扉から飛び出して来たのは、胸の辺りまである緩いウェーブの金髪をうなじでまとめた翡翠の瞳の王子様。
落ち着いた深い緑色の長い上衣は膝下まで届き、V字に襟が開いていて白いスタンドカラーのシャツが爽やかさを見せつける。袖は手の甲を覆い、上腕部はふんわりと膨らんでいる。あちこちを金糸で縁取り、豪華で品がある。
王子様なのかお貴族様なのか分からないが、とにかく眩しい。煌めくエフェクトは朝日を浴びて輝く金髪のせいだけではないと思う。内側から光が溢れるかのようだ。
輝く美貌に瞬きも忘れて見惚れていると、まっすぐ俺に駆け寄って来た。
「ご無事でしたか。」
俺の手を取り、心配そうに眉を寄せたその人はとても心配してくれたらしい。
「私はこの国の第三王子、ウェヌスタ・ステルラ・ウェルテクスと申します。どうか私に馬車で王都までお送りする栄誉をお許し下さい。」
見たまんま王子だった。栄誉て。
大仰なセリフに驚いて固まってしまう。
「ウェヌスタ殿下、何故ここへ?王族は王都で待っていらっしゃるものでは?」
すっと俺の後ろに立って質問しているティスさんの声が何となく冷たい。
「とても可愛らしい客人が現れたと聞いて居ても立っても居られず、昨日ニノ村まで迎えに来たんだ。だが夜になっても現れず、心配でここまで来てしまった。」
「仕事を放棄して客人を迎えにくるなど、税金泥棒の誹りを受けたいんですか?」
「仕事はきちんと済ませて来たし、第三王子なんて元々重要な存在ではないんだ。それに私は慎ましやかな暮らしをしている方だと思うが?」
俺の前と後で、俺の頭の上でされる会話。王子は俺の手をずっと握ったままだ。
よく解らないけど挨拶した方が良いよな。
「あの、初めまして!芦原 尊です。乗馬をした事が無くて具合が悪くなってしまった俺‥‥私のせいでご心配をおかけしました。迎えに来て下さってありがとうございます。」
注意を引き戻された王子が安心したように蕩ける笑顔で俺を見る。
「体調はもう大丈夫なのかな?第三王子なんて兄達の予備だよ。畏まった言葉遣いは不要だ。食事も持って来たから一緒にどう?」
すごい!きれいでかっこ良くて気が利く王子様なんて‥‥
「喜んでいただきます!」
すでに携帯食料しか持っていないティスさんはしぶしぶお礼を言う。ストゥさんも不満げながらお礼を言っている。馭者の人がてきぱきと食事の支度をしてくれた。
折り畳みのテーブルに並べられる料理。椅子の上にはクッションが置かれて快適だ。冷めても美味しいピクニックメニューだけどシチューは焚き火を大きくして温める。
サンドウィッチはボリュームがあって2つで足りそうだったけど美味しくて3つ食べた。お腹いっぱい。
食後のお茶を飲み、片付けをして火の始末をして馬車に乗せてもらう。
6人乗りの馬車だけどティスさんとストゥさんは馬で護衛をしてくれるから馬車には俺と王子だけ。
ちょっとだけ緊張する。
「そうだ、これを噛んでおくと良いよ。」
王子は酔い止めのハーブをくれた。やっぱり気が利く。
**********************
話し上手な王子のおかげで緊張はすぐに解れ、昼過ぎにニノ村に着く頃にはウェーヌ様と呼ばせてもらう事に違和感が無くなっていた。様付けも要らないって言われたけど、それはおいおいと言う事で了承してもらった。
温泉で前の村みたいにならないよう、貸し切りをお願いしたらもちろんそのつもりです、って。ここの村長さんはまともで良かった。
昼食後、ティスさんとストゥさんを誘って温泉に向かう途中、ウェーヌ様が2人を睨んでいる様に見えたけど気のせいだよね。一緒に行きたかったのかも知れないけど、さすがに王子様をお風呂に誘うのは気が引けるよ。
そう言えば、この国の王族は気さくなんだっけ。王様主催の腕相撲大会は王様自ら参加するし、近衛騎士団長と常に優勝争いをしているとか。そんな話を聞いて、ウェーヌ様と話をして、かなり気が楽になった。
でもストゥさんとティスさんがなんだか不機嫌なのは何故だろう?
「あれは誓約違反にならないのか?」
ティスさんがボソッと呟く。
「仕事をちゃんとやってるのなら、一応は違反にならないんじゃないか?」
ストゥさんが返す。
「何の話ですか?」
誓約内容に守秘義務はないから、と言いながらも言いづらそうに教えてくれた。
いつ、どんな客人が来るか分からないのに可愛い客人を王族が取り込みたがって直接迎えに行きたがる事。しかも王子達全員が行きたがる。だが政務が滞るのは困るので案内人を派遣して王都で待つ事になっている。
そして王都でおとなしく待つ代わりに、案内人は謁見が終わるまで客人に性的な接触をしてはならない、だそうだ。
確かに見知らぬ場所に来て不安になっていたら始めに優しくしてくれた人に懐くよね。
俺もティスさんとストゥさんの事、恋愛感情じゃないけどかなり好ましく思っているし。
温泉から上がって部屋でくつろいでいるとノックをしてウェーヌ様が馭者を連れて入って来た。馭者さんはウェーヌ様の専属侍従のペルと名乗った。
筋肉痛の俺のマッサージをしてくれると言う。少し迷ったけど、甘える事にした。
ペルさんの指示でシャツを脱いでノースリーブの肌着になって下はショートパンツに着替えてベッドにうつ伏せになる。マッサージオイルを使ってゆっくりと末端から解されてメチャクチャ気持ち良い。またしても足の裏を擽ったがって珍しがられた。
退屈したのかウェーヌ様までマッサージしたがるので恐縮してしまったが、将来、愛する人ができた時にマッサージしてあげたいから、と言われれば練習台になるのは吝かではない。ついでに足の裏を擽られたり、腕の内側や腿の内側を撫でられたりと悪戯されて感じちゃったりして恥ずかしかった。声は出さなかったからバレてない!‥‥と思いたい。
じっくりマッサージしてもらって、終わるともう夕食の時間だった。すごく体が軽い。
食堂でみんなが近くに座るとイケメン揃いで舞台の一場面みたいだ。
しかもみんな食べる量が多くて、なおさら現実味が薄い。
「食が細すぎるんじゃないか?」
そう言ってデザートに手が出ない俺に食べさせようとピンク色のブラマンジェをスプーンにのせて口元に差し出す。流れ的に口を開けるべき?と戸惑いながらもパクリと口に入れる。恥ずかしくて頬が熱い。
「美味しい?」
と言って笑顔でさらに食べさせようとするけど、本当にもう限界。
「美味しいけど本当にもう無理です!」
お腹苦しい。
「嫌な事ははっきり断れよ。」
「ひとくちくらいなら、と思ったんですけど‥‥」
「食べさせられるのは嫌じゃないのか?」
「? 友達と良くやってたし、普通ですよね?おかしいですか?」
キラキラ王子様のアップで照れちゃったけど。あれ?こっちではやったらダメなのかな?
「相手を選ばないと、いやらしい薬盛られるかも知れないよ?」
ウェーヌ様が面白そうに言う。
「!? そんな薬、簡単に手に入っちゃうものなんですか?」
「冒険者なら素材が手に入るし、平民には少し高いけどそう言う店に行けば買えるよ。」
ウェーヌ様の言葉にティスさんもストゥさんも真面目な顔で頷く。この世界が少し怖くなった。‥‥気をつけなくちゃ。
「ごちそうさまでした。」
食事を終えて部屋に戻る。ウェーヌ様に部屋で一緒に飲まないかと誘われたけど丁重にお断りした。ペルさんが胃薬をくれた。
さすがに警戒心が足りないと言われてすぐにホイホイ部屋に行く訳にはいかない。でも馬車の中ではウェーヌ様と2人きり‥‥。
ちょっと嫌だなー‥‥2人に相談してみよう。
人を疑うのって嫌だけど必要な事なのか。
平和ボケサイコー!だったのになぁ‥‥
またしても途中で野宿する事になった。
申し訳ない‥‥
落ち込んでいたら、馬車を手配したのに今回は何故か馬しか届いていなかったからむしろ申し訳ない、と謝られた。
少し気が楽になった。
夕飯の用意はしてなかったので手持ちの大兎の肉の炙り焼き、ナッツとドライフルーツ入りのショートブレッド、インスタントスープで済ませた。2人はこれじゃ足りないだろうに、冒険者なんだから数日食べなくたって大丈夫だと言って笑う。
まだ早春で獲物もあまり姿を見せないからなんとか明日中には次の村に着きたいって。
おまけにテントもなくて、マントに包まって座って寝るそうだ。森では場所がなくてテントが出せないのかと思っていたが、もう春だからマントと焚き火があれば寒くないらしい。
鍛え方が違う。
心苦しいけど、今は甘えるしかない俺は疲労回復の煎じ薬を飲んで寝る。
乗馬もできるようになろうと心に決めた。
**********************
「おはようございます!」
疲労回復の薬が効いたのか筋肉痛はあるものの、元気になった。
「おう。」
「おはようございます。」
2人と挨拶を交わしていると、行き先の方から慌ただしい音が聞こえてくる。馬の蹄と馬車の車輪の音だ。
道の脇で休んでいた俺たちを見つけてスピードを落とし、2頭立ての豪華な馬車は俺たちを少し通り過ぎて停まった。
馭者が開けた扉から飛び出して来たのは、胸の辺りまである緩いウェーブの金髪をうなじでまとめた翡翠の瞳の王子様。
落ち着いた深い緑色の長い上衣は膝下まで届き、V字に襟が開いていて白いスタンドカラーのシャツが爽やかさを見せつける。袖は手の甲を覆い、上腕部はふんわりと膨らんでいる。あちこちを金糸で縁取り、豪華で品がある。
王子様なのかお貴族様なのか分からないが、とにかく眩しい。煌めくエフェクトは朝日を浴びて輝く金髪のせいだけではないと思う。内側から光が溢れるかのようだ。
輝く美貌に瞬きも忘れて見惚れていると、まっすぐ俺に駆け寄って来た。
「ご無事でしたか。」
俺の手を取り、心配そうに眉を寄せたその人はとても心配してくれたらしい。
「私はこの国の第三王子、ウェヌスタ・ステルラ・ウェルテクスと申します。どうか私に馬車で王都までお送りする栄誉をお許し下さい。」
見たまんま王子だった。栄誉て。
大仰なセリフに驚いて固まってしまう。
「ウェヌスタ殿下、何故ここへ?王族は王都で待っていらっしゃるものでは?」
すっと俺の後ろに立って質問しているティスさんの声が何となく冷たい。
「とても可愛らしい客人が現れたと聞いて居ても立っても居られず、昨日ニノ村まで迎えに来たんだ。だが夜になっても現れず、心配でここまで来てしまった。」
「仕事を放棄して客人を迎えにくるなど、税金泥棒の誹りを受けたいんですか?」
「仕事はきちんと済ませて来たし、第三王子なんて元々重要な存在ではないんだ。それに私は慎ましやかな暮らしをしている方だと思うが?」
俺の前と後で、俺の頭の上でされる会話。王子は俺の手をずっと握ったままだ。
よく解らないけど挨拶した方が良いよな。
「あの、初めまして!芦原 尊です。乗馬をした事が無くて具合が悪くなってしまった俺‥‥私のせいでご心配をおかけしました。迎えに来て下さってありがとうございます。」
注意を引き戻された王子が安心したように蕩ける笑顔で俺を見る。
「体調はもう大丈夫なのかな?第三王子なんて兄達の予備だよ。畏まった言葉遣いは不要だ。食事も持って来たから一緒にどう?」
すごい!きれいでかっこ良くて気が利く王子様なんて‥‥
「喜んでいただきます!」
すでに携帯食料しか持っていないティスさんはしぶしぶお礼を言う。ストゥさんも不満げながらお礼を言っている。馭者の人がてきぱきと食事の支度をしてくれた。
折り畳みのテーブルに並べられる料理。椅子の上にはクッションが置かれて快適だ。冷めても美味しいピクニックメニューだけどシチューは焚き火を大きくして温める。
サンドウィッチはボリュームがあって2つで足りそうだったけど美味しくて3つ食べた。お腹いっぱい。
食後のお茶を飲み、片付けをして火の始末をして馬車に乗せてもらう。
6人乗りの馬車だけどティスさんとストゥさんは馬で護衛をしてくれるから馬車には俺と王子だけ。
ちょっとだけ緊張する。
「そうだ、これを噛んでおくと良いよ。」
王子は酔い止めのハーブをくれた。やっぱり気が利く。
**********************
話し上手な王子のおかげで緊張はすぐに解れ、昼過ぎにニノ村に着く頃にはウェーヌ様と呼ばせてもらう事に違和感が無くなっていた。様付けも要らないって言われたけど、それはおいおいと言う事で了承してもらった。
温泉で前の村みたいにならないよう、貸し切りをお願いしたらもちろんそのつもりです、って。ここの村長さんはまともで良かった。
昼食後、ティスさんとストゥさんを誘って温泉に向かう途中、ウェーヌ様が2人を睨んでいる様に見えたけど気のせいだよね。一緒に行きたかったのかも知れないけど、さすがに王子様をお風呂に誘うのは気が引けるよ。
そう言えば、この国の王族は気さくなんだっけ。王様主催の腕相撲大会は王様自ら参加するし、近衛騎士団長と常に優勝争いをしているとか。そんな話を聞いて、ウェーヌ様と話をして、かなり気が楽になった。
でもストゥさんとティスさんがなんだか不機嫌なのは何故だろう?
「あれは誓約違反にならないのか?」
ティスさんがボソッと呟く。
「仕事をちゃんとやってるのなら、一応は違反にならないんじゃないか?」
ストゥさんが返す。
「何の話ですか?」
誓約内容に守秘義務はないから、と言いながらも言いづらそうに教えてくれた。
いつ、どんな客人が来るか分からないのに可愛い客人を王族が取り込みたがって直接迎えに行きたがる事。しかも王子達全員が行きたがる。だが政務が滞るのは困るので案内人を派遣して王都で待つ事になっている。
そして王都でおとなしく待つ代わりに、案内人は謁見が終わるまで客人に性的な接触をしてはならない、だそうだ。
確かに見知らぬ場所に来て不安になっていたら始めに優しくしてくれた人に懐くよね。
俺もティスさんとストゥさんの事、恋愛感情じゃないけどかなり好ましく思っているし。
温泉から上がって部屋でくつろいでいるとノックをしてウェーヌ様が馭者を連れて入って来た。馭者さんはウェーヌ様の専属侍従のペルと名乗った。
筋肉痛の俺のマッサージをしてくれると言う。少し迷ったけど、甘える事にした。
ペルさんの指示でシャツを脱いでノースリーブの肌着になって下はショートパンツに着替えてベッドにうつ伏せになる。マッサージオイルを使ってゆっくりと末端から解されてメチャクチャ気持ち良い。またしても足の裏を擽ったがって珍しがられた。
退屈したのかウェーヌ様までマッサージしたがるので恐縮してしまったが、将来、愛する人ができた時にマッサージしてあげたいから、と言われれば練習台になるのは吝かではない。ついでに足の裏を擽られたり、腕の内側や腿の内側を撫でられたりと悪戯されて感じちゃったりして恥ずかしかった。声は出さなかったからバレてない!‥‥と思いたい。
じっくりマッサージしてもらって、終わるともう夕食の時間だった。すごく体が軽い。
食堂でみんなが近くに座るとイケメン揃いで舞台の一場面みたいだ。
しかもみんな食べる量が多くて、なおさら現実味が薄い。
「食が細すぎるんじゃないか?」
そう言ってデザートに手が出ない俺に食べさせようとピンク色のブラマンジェをスプーンにのせて口元に差し出す。流れ的に口を開けるべき?と戸惑いながらもパクリと口に入れる。恥ずかしくて頬が熱い。
「美味しい?」
と言って笑顔でさらに食べさせようとするけど、本当にもう限界。
「美味しいけど本当にもう無理です!」
お腹苦しい。
「嫌な事ははっきり断れよ。」
「ひとくちくらいなら、と思ったんですけど‥‥」
「食べさせられるのは嫌じゃないのか?」
「? 友達と良くやってたし、普通ですよね?おかしいですか?」
キラキラ王子様のアップで照れちゃったけど。あれ?こっちではやったらダメなのかな?
「相手を選ばないと、いやらしい薬盛られるかも知れないよ?」
ウェーヌ様が面白そうに言う。
「!? そんな薬、簡単に手に入っちゃうものなんですか?」
「冒険者なら素材が手に入るし、平民には少し高いけどそう言う店に行けば買えるよ。」
ウェーヌ様の言葉にティスさんもストゥさんも真面目な顔で頷く。この世界が少し怖くなった。‥‥気をつけなくちゃ。
「ごちそうさまでした。」
食事を終えて部屋に戻る。ウェーヌ様に部屋で一緒に飲まないかと誘われたけど丁重にお断りした。ペルさんが胃薬をくれた。
さすがに警戒心が足りないと言われてすぐにホイホイ部屋に行く訳にはいかない。でも馬車の中ではウェーヌ様と2人きり‥‥。
ちょっと嫌だなー‥‥2人に相談してみよう。
人を疑うのって嫌だけど必要な事なのか。
平和ボケサイコー!だったのになぁ‥‥
7
「連れて行きたい日本へ」で
ストゥとタケルがラブホに行った時のいちゃいちゃが読めます。
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