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後日談 前編
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幸いにもほとんど悪阻がなく、順調に育ったお腹。
それでも陣痛は痛かった。
生まれたのは女の子でサーシャと名付けた。
体を丸めた状態で両手にすっぽり収まるサイズの、半透明な羊膜に包まれた状態で産まれる赤ちゃんは足を伸ばしてもぼくの手を縦に2つ分しかない。ちっちゃくて可愛い。なのにおっぱいに吸い付く力は強くて寝ちゃってもなかなか離してくれない。
乳首にポーション塗ってケアしてるけど、なんだか全体的にぷっくりしてきちゃって恥ずかしい。でもそれって普通のことらしい。胸も少し膨らんでちょっと女の子みたい。
それがエロくていい、って2人とも触りたがるんだけど赤ちゃんでもない2人にいやらしく触られるとイラッとしてキーってなっちゃうからお触り禁止中。赤ちゃんのためのものだからかな???
しかも、ぼくの体力が落ちているからお医者さんの判断で4ヶ月はえっち(挿入)禁止になっている。
一般的にも2~3ヶ月えっち禁止なのでこの期間内に浮気しちゃう人もいるらしい。でも2人はそんな事しないから!
……一緒に扱かれる毎日。あれ、すごく気持ち良いんだけど、後ろが切なくて物足りなくてなかなか満足できなくて焦らされてるみたい。
ポーションを外用薬としてしっかりねっとり塗ってもらったから、お尻は完全に回復してるのに! おっぱいに出るからって、ポーションも疲労回復薬も飲んじゃダメ、って! うぅぅ……、回復呪文も影響あるなんて!!
赤ちゃんてデリケートなんだね。
「ほぇぁ、ほぇぁ……」
「あぁ、はいはいおっぱいね?」
「あぅっ! んっく、んっく、んっく……」
「よう」
「あ、ファーガスさん。お帰りなさい」
「チビは元気そうだな。マンドラゴラもミツアリツメクサも元気だし、蜜が採れるのが楽しみだな」
とか言いながら物欲しそうにぼくの胸をじっと見つめている。
「飲みたいの……?」
「………………」
「んっ……」
ファーガスさんが無言でふにふにと胸を揉む。手のひらにすっぽり納まるサイズだけど、過敏な乳首には触れないよう気をつけてくれている。マッサージ気持ち良い。
「っあ!」
ぷっくりとした乳首から細い糸のような母乳が溢れ出す。それを見たファーガスさんははむっと乳首を咥えた。
「やめてよ!!」
「んんっ!」
んくんくんくんく……
片方に吸い付いたままのサーシャがファーガスさんの頭を足蹴にする。でも2人とも乳首を離さない。
ねぇ、何やってんの?
吸っていた方が空になったのか、自主的に口を離したサーシャが、ファーガスさんの生え際の髪をぐっと掴んで引っ張った。
「いでっ!」
意外と力が強いサーシャは数本の髪をまとめて引き抜いた。痛そう……
髪をぽいっと捨ててそちらのおっぱいに手を伸ばす。はいはい、お代わりねー。
「チビのくせに……」
「おっぱいはサーシャのご飯なんだから、ファーガスさんが飲んじゃダメでしょ!」
「まぁ、美味くはないな。不味くもないけどな」
「まったくもう!」
しばらくして満足したサーシャは機嫌良く手足を振り回し、あーあー、うーうー可愛らしい声を出している。そんなサーシャを肩に乗せて背中をさすると大きなゲップをした。
「金髪碧眼はブリアン譲りで、顔立ちはスイ譲りの娘か。年頃になった頃のブリアンが楽しみだな!」
「せっかく綺麗な髪と瞳なのに、ぼくに似ちゃって目は小さいし、色合いに負けてるよね」
「派手さはないかも知れんがバランスが良いから心配ないんじゃないか?」
「そりゃぁ、ぼくから見れば可愛いけどさ」
「ま、可愛がってやれ。娘なんて愛されてる自信があれば輝くもんだ」
「そういうもの?」
「……受け売りだがな」
まぁ、ぼくでさえこんなイケメン2人に愛されてるんだから、きっとこの子も幸せになれるよね。
「おっ! こいつ、なかなかやるぞ。」
「って!! 何してるんですか!?」
「いや、芸は身を助くって言うからな」
両足を片手でつかんで手の上に立たせてバランスを取る芸とか、まだ寝返りも打てない赤ちゃんの今しか芸にならないよ!
ファーガスさんは子供と遊んでやると言いながら子供で遊ぶタイプだったようだ。サーシャも楽しそう、かな???
「ファーガス! 何をしてるんですか!!」
「おぉ、ブリアン、休憩か?」
「あぁ、もう! サーシャはオモチャじゃないんですから、もっと丁寧に接して下さい!」
「お前のとーちゃん過保護だな」
「う?」
「ファーガス、早くサーシャを渡しなさい!!」
「へいへい」
「かっ! 片手で!!」
ブリアンは青い顔で慌てて受け取ると、宝物のように恭しく抱き寄せて言った。
「あんな乱暴者に笑顔を見せてはいけませんよ?」
言いたい事は分かるけどムリでしょ。
ブリアンはそれはもうメロメロで、執務室になっている別棟からちょくちょく戻ってきてしまうので、昼間は執務室の隣の部屋にぼく達はいる。サーシャがもっと大きくなったら執務室から見える庭で遊ばせる予定だ。
……そうなったら仕事が手につかなくなるんじゃないかと心配しているのはぼくだけじゃない。
*********************
サーシャは好奇心が旺盛で、はいはいができるようになると思いがけない場所に入り込んでは心配させるのでお目付役として侍従をつけた。この侍従は子供好きで、遊ばせ方が雑なファーガスさんを敵対視していてサーシャを可愛がってくれる。
うん、良い人が見つかってよかった!
*********************
「ファーガス、子供を作れ」
「いきなり何言ってんだ? 勘当したのはそっちだろ」
「だが兄達に子が産まれないのだ。お前の子を養子にするから産んでくれ」
「オレが産むみたいな言い方やめろ」
初めましてのファーガスさんのお父様。
「あの、初めまして。スイです。ファーガスさんにはお世話になっております」
「うむ。して、愚息の相手はこちらにおられるのかな?」
「くそおやじ、オレの相手のスイだ。無礼な態度を改めろ」
「ファーガスさん、ぼくは構いませんから」
「構いますよ。スイは領主夫人なのですから、軽んじられては困ります」
「ブリアン!」
「領主夫人??? この…… 方が?」
「そうです。そしてファーガス殿はスイの愛人ですから、子を成すなら正式な伴侶である私の許可を取っていただかないと」
「だいたい、子供を産んでも養子に出す気はありません」
「成人するまで待つ! 成人してからなら嫁に出すようなものだろう!!」
「それまでに他の方々が子宝に恵まれるかも知れませんよ?」
「その時はファーガスの子を一番に優先すると約束する! それに本人が嫌がったら無理強いもしない!」
「……そうですね。無理強いをしないと言うのであれば良いでしょう。では契約書を作成し、ご署名いただけましたら次の子はファーガス殿の子になるよう努力いたします」
ファーガスさんのお父様はブリアンと契約して帰って行った。
なんか、変なの。
それでも陣痛は痛かった。
生まれたのは女の子でサーシャと名付けた。
体を丸めた状態で両手にすっぽり収まるサイズの、半透明な羊膜に包まれた状態で産まれる赤ちゃんは足を伸ばしてもぼくの手を縦に2つ分しかない。ちっちゃくて可愛い。なのにおっぱいに吸い付く力は強くて寝ちゃってもなかなか離してくれない。
乳首にポーション塗ってケアしてるけど、なんだか全体的にぷっくりしてきちゃって恥ずかしい。でもそれって普通のことらしい。胸も少し膨らんでちょっと女の子みたい。
それがエロくていい、って2人とも触りたがるんだけど赤ちゃんでもない2人にいやらしく触られるとイラッとしてキーってなっちゃうからお触り禁止中。赤ちゃんのためのものだからかな???
しかも、ぼくの体力が落ちているからお医者さんの判断で4ヶ月はえっち(挿入)禁止になっている。
一般的にも2~3ヶ月えっち禁止なのでこの期間内に浮気しちゃう人もいるらしい。でも2人はそんな事しないから!
……一緒に扱かれる毎日。あれ、すごく気持ち良いんだけど、後ろが切なくて物足りなくてなかなか満足できなくて焦らされてるみたい。
ポーションを外用薬としてしっかりねっとり塗ってもらったから、お尻は完全に回復してるのに! おっぱいに出るからって、ポーションも疲労回復薬も飲んじゃダメ、って! うぅぅ……、回復呪文も影響あるなんて!!
赤ちゃんてデリケートなんだね。
「ほぇぁ、ほぇぁ……」
「あぁ、はいはいおっぱいね?」
「あぅっ! んっく、んっく、んっく……」
「よう」
「あ、ファーガスさん。お帰りなさい」
「チビは元気そうだな。マンドラゴラもミツアリツメクサも元気だし、蜜が採れるのが楽しみだな」
とか言いながら物欲しそうにぼくの胸をじっと見つめている。
「飲みたいの……?」
「………………」
「んっ……」
ファーガスさんが無言でふにふにと胸を揉む。手のひらにすっぽり納まるサイズだけど、過敏な乳首には触れないよう気をつけてくれている。マッサージ気持ち良い。
「っあ!」
ぷっくりとした乳首から細い糸のような母乳が溢れ出す。それを見たファーガスさんははむっと乳首を咥えた。
「やめてよ!!」
「んんっ!」
んくんくんくんく……
片方に吸い付いたままのサーシャがファーガスさんの頭を足蹴にする。でも2人とも乳首を離さない。
ねぇ、何やってんの?
吸っていた方が空になったのか、自主的に口を離したサーシャが、ファーガスさんの生え際の髪をぐっと掴んで引っ張った。
「いでっ!」
意外と力が強いサーシャは数本の髪をまとめて引き抜いた。痛そう……
髪をぽいっと捨ててそちらのおっぱいに手を伸ばす。はいはい、お代わりねー。
「チビのくせに……」
「おっぱいはサーシャのご飯なんだから、ファーガスさんが飲んじゃダメでしょ!」
「まぁ、美味くはないな。不味くもないけどな」
「まったくもう!」
しばらくして満足したサーシャは機嫌良く手足を振り回し、あーあー、うーうー可愛らしい声を出している。そんなサーシャを肩に乗せて背中をさすると大きなゲップをした。
「金髪碧眼はブリアン譲りで、顔立ちはスイ譲りの娘か。年頃になった頃のブリアンが楽しみだな!」
「せっかく綺麗な髪と瞳なのに、ぼくに似ちゃって目は小さいし、色合いに負けてるよね」
「派手さはないかも知れんがバランスが良いから心配ないんじゃないか?」
「そりゃぁ、ぼくから見れば可愛いけどさ」
「ま、可愛がってやれ。娘なんて愛されてる自信があれば輝くもんだ」
「そういうもの?」
「……受け売りだがな」
まぁ、ぼくでさえこんなイケメン2人に愛されてるんだから、きっとこの子も幸せになれるよね。
「おっ! こいつ、なかなかやるぞ。」
「って!! 何してるんですか!?」
「いや、芸は身を助くって言うからな」
両足を片手でつかんで手の上に立たせてバランスを取る芸とか、まだ寝返りも打てない赤ちゃんの今しか芸にならないよ!
ファーガスさんは子供と遊んでやると言いながら子供で遊ぶタイプだったようだ。サーシャも楽しそう、かな???
「ファーガス! 何をしてるんですか!!」
「おぉ、ブリアン、休憩か?」
「あぁ、もう! サーシャはオモチャじゃないんですから、もっと丁寧に接して下さい!」
「お前のとーちゃん過保護だな」
「う?」
「ファーガス、早くサーシャを渡しなさい!!」
「へいへい」
「かっ! 片手で!!」
ブリアンは青い顔で慌てて受け取ると、宝物のように恭しく抱き寄せて言った。
「あんな乱暴者に笑顔を見せてはいけませんよ?」
言いたい事は分かるけどムリでしょ。
ブリアンはそれはもうメロメロで、執務室になっている別棟からちょくちょく戻ってきてしまうので、昼間は執務室の隣の部屋にぼく達はいる。サーシャがもっと大きくなったら執務室から見える庭で遊ばせる予定だ。
……そうなったら仕事が手につかなくなるんじゃないかと心配しているのはぼくだけじゃない。
*********************
サーシャは好奇心が旺盛で、はいはいができるようになると思いがけない場所に入り込んでは心配させるのでお目付役として侍従をつけた。この侍従は子供好きで、遊ばせ方が雑なファーガスさんを敵対視していてサーシャを可愛がってくれる。
うん、良い人が見つかってよかった!
*********************
「ファーガス、子供を作れ」
「いきなり何言ってんだ? 勘当したのはそっちだろ」
「だが兄達に子が産まれないのだ。お前の子を養子にするから産んでくれ」
「オレが産むみたいな言い方やめろ」
初めましてのファーガスさんのお父様。
「あの、初めまして。スイです。ファーガスさんにはお世話になっております」
「うむ。して、愚息の相手はこちらにおられるのかな?」
「くそおやじ、オレの相手のスイだ。無礼な態度を改めろ」
「ファーガスさん、ぼくは構いませんから」
「構いますよ。スイは領主夫人なのですから、軽んじられては困ります」
「ブリアン!」
「領主夫人??? この…… 方が?」
「そうです。そしてファーガス殿はスイの愛人ですから、子を成すなら正式な伴侶である私の許可を取っていただかないと」
「だいたい、子供を産んでも養子に出す気はありません」
「成人するまで待つ! 成人してからなら嫁に出すようなものだろう!!」
「それまでに他の方々が子宝に恵まれるかも知れませんよ?」
「その時はファーガスの子を一番に優先すると約束する! それに本人が嫌がったら無理強いもしない!」
「……そうですね。無理強いをしないと言うのであれば良いでしょう。では契約書を作成し、ご署名いただけましたら次の子はファーガス殿の子になるよう努力いたします」
ファーガスさんのお父様はブリアンと契約して帰って行った。
なんか、変なの。
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