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記憶喪失……?
2-20 オレの記憶では処女喪失(※)
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ウィシェールさんからベイセルの身代わりでも仮初めのでもいいから恋人になって欲しいと言われ、喜んで応じたオレ。
だってもう、好きなんだもん!!
早速、ソファの席を移動してウィシェールさんの隣にきたものの……。
緊張して動けなくなりました。
何だコレ何だこれナンダこれ!!
ウィシェールさんの高めの体温と男らしい香りに胸が苦しくてクラクラして息も苦しい。最初は遠慮して距離を取ってたのに抱き寄せられてぴったりと寄り添う形に!!
オレの目、ぜったいグルグルになってる!
「図々しかったか……?」
「そそそそ! そんなことないです!!」
あああああ……!
肩を抱き寄せていた手が離れてしまう。
ヤダヤダヤダ!!
「もっとして、欲しい……」
「ぐぅっ……!」
ウィシェールさんから変な声が出た。
あ……、これ……。
「すまんがそこを撫でるのは……」
「はっ! つい!!」
ウィシェールさんのズボンはガチガチに立ち上がった巨大なブツで漫画のようにもっこりと盛り上がっていた。触らずにはいられないよね!!
「いや、その……、溜まっているから抑えが効かなくなりそうなんだ」
「そ、それってもしかして、な、舐めていいってこと?」
「ぶほぉっ!」
あぁもう! オレのバカ!
ストレート過ぎるだろうがぁ!
引かれたらどうするんだよぅ……。
でも少し緊張が解れた。
「それは願ってもないが、いいのか?」
「この部屋、オレ1人で使わせてもらってるから邪魔は入らないし、その、オレも溜まってる、から……」
引かれてないようだな。
これは、キ、キスをねだってもいいのでしょうか? あ、顔……、近い………………。
3人掛けのソファにくっついて座っていたところ、押し倒された。そして見つめ合ってから初めは触れるだけのキス。すぐに離れたけど改めて濃厚なキスをしてくれる。ふわぁぁぁ……、気持ちいいぃ……。
肉厚な舌が優しく力強く口内を蹂躙する。歯列をなぞり、上顎をくすぐり、舌を吸って甘噛みする。口が離れるたびに銀色の橋がかかる。嬉しくて気持ちよくて夢中になって応じていると。
いつの間にか服がはだけられていた。
マジック!?
「ふあっ、ん……、やぁ……」
キスをしながら身体を弄られ、あられもない声がでる。息が上がり、力が抜け、なすがままにただ快楽を受け入れる。まだ上半身しか触れられてないのに完勃ちになってしまった。
するとそれに気づいたウィシェールさんが身を起こし、離れようとする。
「やっ!」
「大丈夫だ、場所をベッドに変えるだけだ」
ギラついた瞳に安心し、首に手を回すとお姫様抱っこでベッドに軽々と運ばれる。胸板がしゅごいぃ……!
大きなベッドの上に寝かされ、降り注ぐキスの雨に蕩ける。与えられる優しい快楽をひたすら受け取っていると更なる刺激が欲しくなり、我慢ができなくなった。
「ふく、脱がせてぇ」
「ふぅん?」
にやりと口元を歪ませるウィシェールさんを見たら、お尻の奥がきゅうんとした。我慢汁だけじゃなくて後ろも濡れてることだろう。
あっ! 誤解されたらどうしよう!?
「あっ、あの、オレ……」
「……やっぱり嫌になったか?」
「まさか!! その、そうじゃなくてオレちょっと変な体質で……。病気じゃないんだけどね! 臭くないし、汚くないから!! ……たぶん」
「いったい何のことだ?」
「実は……、お尻が……、濡れるの」
「……………………………………………………」
「ふにゃあんっ!!」
む、無言でパンツの中に手を入れてお尻を確認された! あっ、やっ、それ、もっとぉ……!
ぬるぬるになった指を浅く出し入れするの、すごく焦らされて気持ちいいから、もっとしてぇ……。
「ふむ」
舐めたっ!?
匂い嗅いでから舐めたよ、この人!
驚きに固まるオレをよそに、また指が侵入してきた。いやらしい水音がやけにひびく。
「花のような香りがするぞ。理屈は解らんが良いことだな。それよりここは狭いな」
「……最近、貼り型も使えてなくって」
「そうか」
嬉しそうに返事をしながら下衣を剥ぎ取るウィシェールさんの眼前に晒されるオレの下半身。流石に恥ずかしくなってもじもじしてしまった。
「隠さないでくれ」
「でっ、でも、恥ずかしいから……」
「恋人なら恥ずかしくないだろう?」
「1人じゃ恥ずかしいの! ウィシェールさん……、ウィシェールも脱いで」
自分が服を着たままだと気づいて素早く裸体を晒す美丈夫。そこには完璧な肉体美が存在していた。
大柄で実践的な筋肉がバランス良くついた身体に赤く輝く短髪。きれいに整った髪と同じ色の眉、通った鼻筋、高い鼻。唇は厚め、がっしりとした顎。
そしてそそり立つ巨根。
でかいよ!
オレのコレクションで1番大きいのと同じかそれよりさらに大きいか。
……え? コレ今日は無理かな?
アナニーの後ならいけそうなのにぃっ!!
「怖くなったか?」
「ううん。でもいきなりは無理かな、って」
「ふ、ふふ……、焦らずにいこう」
「うん! あ、その……、舐めてみていい?」
「ふっ、もちろんだ」
初フェラだー♡
ベッドに足を投げ出して座ってもらい、足の間に膝をついてにじり寄る。膝上から鼠蹊部へ手のひらを滑らせ、筋肉の凹凸を堪能する。そしていよいよ!!
バキバキに血管が浮かんだ陰茎は髪より濃い色の体毛によって縁取られ、赤黒くて使い込まれた感じ。オレなんかのフェラで気持ちよくなってくれるかなぁ?
後孔の疼きを無視してそそり立つアレの根元に手を添える。下から上にれろ~っと舐めるも唾液が足りず、ぺろ~、ぺろ~って感じになってしまう。これじゃあ気持ちよくない気がする。
ならば先っぽだけでも、と亀頭部分を口に含み、レロレロと舐め回す。唇を窄めて強く扱くと押し殺したようなくぐもった声が少しだけ聞こえた。続いて口内を真空にするようにしながら上顎に亀頭を擦り付けて動くとペニスがびくりと動く。
嬉しい。
喜ばせたい。
気持ちいい。
感情の赴くまま夢中で口淫を続けていると、顎が疲れてきたころにウィシェールの手が額を押した。
「そろそろ出そうだから、離してくれ」
「ひゃら」
「だが……」
「ひゃら、くひにひょうだい。んん……」
「くっ!!」
咥えたまま強請り、強く吸引しながら喉の奥まで受け入れると熱い飛沫が口内を満たした。美味しくはないのにすごく興奮して…………、生まれて初めて触らずに絶頂した。
「あぁ、ほら、吐き出せ」
「んー? あー……、んっ」
「飲んだのか?」
「だって、もったいないもん」
こんな媚薬みたいなもの、飲まずにいられないよ? それに初フェラごっくんだよ!! 一生の想い出だよ~!!
「気持ちよかったぁ……」
「それは俺の台詞だ。は? 俺のをしゃぶってイったのか?」
「えへへ……、気持ちよくなっちゃった……」
シーツにはべったりとオレの白濁がついている。ふわふわした心地でウィシェールさんに乗り上げると、肌と肌の触れ合いが途轍もなく幸せに感じた。
「さて、次は俺の番だな」
「あっ……」
ころりと上下を入れ替えられ、見下ろされる。今、オレの目はハートになっているだろう。だらしない顔を見られたくないと思うのにどうにもならない。
「まだ何もしていないのにこんなに蕩けているのか」
してるじゃん!
目の前でイケオジがガン勃ちしてオレの拙いフェラで達してくれたじゃん!!
「好きな人の、顔……、見てたら……、だらしなくなる、でしょ?」
「なら俺もだらしなくなってるんだな」
「なってない! ずっとかっこいいよ。はっ! もしかしてオレのことまだそれほど好きじゃない……?」
急に不安になってくる。
いや、恋人になったばかりでそんなの期待するのは間違っているかも知れないけど!!
「一目惚れだ。アイツに邪魔されなけりゃすぐにどこかに連れ込みたかった」
「アイツ……、って奥さん?」
「世話になっていた家の娘だ。夫と死に分かれて戻ってきたそうだが俺は助けられてからずっと勃たなくてな。なのにタカラに会った日、勃ったもんで期待されたんだがすぐに萎えて……。追い出された」
あちゃあ!
それはちょっとかわいそうかも。
「まぁ、あれだけいい女だ。すぐに相手は見つかるさ。っと、他の女の話なんぞ不要だな」
「そう……、だね。その、お願いします……?」
さぁ次はその太い指で、気持ちよくしてください!!
だってもう、好きなんだもん!!
早速、ソファの席を移動してウィシェールさんの隣にきたものの……。
緊張して動けなくなりました。
何だコレ何だこれナンダこれ!!
ウィシェールさんの高めの体温と男らしい香りに胸が苦しくてクラクラして息も苦しい。最初は遠慮して距離を取ってたのに抱き寄せられてぴったりと寄り添う形に!!
オレの目、ぜったいグルグルになってる!
「図々しかったか……?」
「そそそそ! そんなことないです!!」
あああああ……!
肩を抱き寄せていた手が離れてしまう。
ヤダヤダヤダ!!
「もっとして、欲しい……」
「ぐぅっ……!」
ウィシェールさんから変な声が出た。
あ……、これ……。
「すまんがそこを撫でるのは……」
「はっ! つい!!」
ウィシェールさんのズボンはガチガチに立ち上がった巨大なブツで漫画のようにもっこりと盛り上がっていた。触らずにはいられないよね!!
「いや、その……、溜まっているから抑えが効かなくなりそうなんだ」
「そ、それってもしかして、な、舐めていいってこと?」
「ぶほぉっ!」
あぁもう! オレのバカ!
ストレート過ぎるだろうがぁ!
引かれたらどうするんだよぅ……。
でも少し緊張が解れた。
「それは願ってもないが、いいのか?」
「この部屋、オレ1人で使わせてもらってるから邪魔は入らないし、その、オレも溜まってる、から……」
引かれてないようだな。
これは、キ、キスをねだってもいいのでしょうか? あ、顔……、近い………………。
3人掛けのソファにくっついて座っていたところ、押し倒された。そして見つめ合ってから初めは触れるだけのキス。すぐに離れたけど改めて濃厚なキスをしてくれる。ふわぁぁぁ……、気持ちいいぃ……。
肉厚な舌が優しく力強く口内を蹂躙する。歯列をなぞり、上顎をくすぐり、舌を吸って甘噛みする。口が離れるたびに銀色の橋がかかる。嬉しくて気持ちよくて夢中になって応じていると。
いつの間にか服がはだけられていた。
マジック!?
「ふあっ、ん……、やぁ……」
キスをしながら身体を弄られ、あられもない声がでる。息が上がり、力が抜け、なすがままにただ快楽を受け入れる。まだ上半身しか触れられてないのに完勃ちになってしまった。
するとそれに気づいたウィシェールさんが身を起こし、離れようとする。
「やっ!」
「大丈夫だ、場所をベッドに変えるだけだ」
ギラついた瞳に安心し、首に手を回すとお姫様抱っこでベッドに軽々と運ばれる。胸板がしゅごいぃ……!
大きなベッドの上に寝かされ、降り注ぐキスの雨に蕩ける。与えられる優しい快楽をひたすら受け取っていると更なる刺激が欲しくなり、我慢ができなくなった。
「ふく、脱がせてぇ」
「ふぅん?」
にやりと口元を歪ませるウィシェールさんを見たら、お尻の奥がきゅうんとした。我慢汁だけじゃなくて後ろも濡れてることだろう。
あっ! 誤解されたらどうしよう!?
「あっ、あの、オレ……」
「……やっぱり嫌になったか?」
「まさか!! その、そうじゃなくてオレちょっと変な体質で……。病気じゃないんだけどね! 臭くないし、汚くないから!! ……たぶん」
「いったい何のことだ?」
「実は……、お尻が……、濡れるの」
「……………………………………………………」
「ふにゃあんっ!!」
む、無言でパンツの中に手を入れてお尻を確認された! あっ、やっ、それ、もっとぉ……!
ぬるぬるになった指を浅く出し入れするの、すごく焦らされて気持ちいいから、もっとしてぇ……。
「ふむ」
舐めたっ!?
匂い嗅いでから舐めたよ、この人!
驚きに固まるオレをよそに、また指が侵入してきた。いやらしい水音がやけにひびく。
「花のような香りがするぞ。理屈は解らんが良いことだな。それよりここは狭いな」
「……最近、貼り型も使えてなくって」
「そうか」
嬉しそうに返事をしながら下衣を剥ぎ取るウィシェールさんの眼前に晒されるオレの下半身。流石に恥ずかしくなってもじもじしてしまった。
「隠さないでくれ」
「でっ、でも、恥ずかしいから……」
「恋人なら恥ずかしくないだろう?」
「1人じゃ恥ずかしいの! ウィシェールさん……、ウィシェールも脱いで」
自分が服を着たままだと気づいて素早く裸体を晒す美丈夫。そこには完璧な肉体美が存在していた。
大柄で実践的な筋肉がバランス良くついた身体に赤く輝く短髪。きれいに整った髪と同じ色の眉、通った鼻筋、高い鼻。唇は厚め、がっしりとした顎。
そしてそそり立つ巨根。
でかいよ!
オレのコレクションで1番大きいのと同じかそれよりさらに大きいか。
……え? コレ今日は無理かな?
アナニーの後ならいけそうなのにぃっ!!
「怖くなったか?」
「ううん。でもいきなりは無理かな、って」
「ふ、ふふ……、焦らずにいこう」
「うん! あ、その……、舐めてみていい?」
「ふっ、もちろんだ」
初フェラだー♡
ベッドに足を投げ出して座ってもらい、足の間に膝をついてにじり寄る。膝上から鼠蹊部へ手のひらを滑らせ、筋肉の凹凸を堪能する。そしていよいよ!!
バキバキに血管が浮かんだ陰茎は髪より濃い色の体毛によって縁取られ、赤黒くて使い込まれた感じ。オレなんかのフェラで気持ちよくなってくれるかなぁ?
後孔の疼きを無視してそそり立つアレの根元に手を添える。下から上にれろ~っと舐めるも唾液が足りず、ぺろ~、ぺろ~って感じになってしまう。これじゃあ気持ちよくない気がする。
ならば先っぽだけでも、と亀頭部分を口に含み、レロレロと舐め回す。唇を窄めて強く扱くと押し殺したようなくぐもった声が少しだけ聞こえた。続いて口内を真空にするようにしながら上顎に亀頭を擦り付けて動くとペニスがびくりと動く。
嬉しい。
喜ばせたい。
気持ちいい。
感情の赴くまま夢中で口淫を続けていると、顎が疲れてきたころにウィシェールの手が額を押した。
「そろそろ出そうだから、離してくれ」
「ひゃら」
「だが……」
「ひゃら、くひにひょうだい。んん……」
「くっ!!」
咥えたまま強請り、強く吸引しながら喉の奥まで受け入れると熱い飛沫が口内を満たした。美味しくはないのにすごく興奮して…………、生まれて初めて触らずに絶頂した。
「あぁ、ほら、吐き出せ」
「んー? あー……、んっ」
「飲んだのか?」
「だって、もったいないもん」
こんな媚薬みたいなもの、飲まずにいられないよ? それに初フェラごっくんだよ!! 一生の想い出だよ~!!
「気持ちよかったぁ……」
「それは俺の台詞だ。は? 俺のをしゃぶってイったのか?」
「えへへ……、気持ちよくなっちゃった……」
シーツにはべったりとオレの白濁がついている。ふわふわした心地でウィシェールさんに乗り上げると、肌と肌の触れ合いが途轍もなく幸せに感じた。
「さて、次は俺の番だな」
「あっ……」
ころりと上下を入れ替えられ、見下ろされる。今、オレの目はハートになっているだろう。だらしない顔を見られたくないと思うのにどうにもならない。
「まだ何もしていないのにこんなに蕩けているのか」
してるじゃん!
目の前でイケオジがガン勃ちしてオレの拙いフェラで達してくれたじゃん!!
「好きな人の、顔……、見てたら……、だらしなくなる、でしょ?」
「なら俺もだらしなくなってるんだな」
「なってない! ずっとかっこいいよ。はっ! もしかしてオレのことまだそれほど好きじゃない……?」
急に不安になってくる。
いや、恋人になったばかりでそんなの期待するのは間違っているかも知れないけど!!
「一目惚れだ。アイツに邪魔されなけりゃすぐにどこかに連れ込みたかった」
「アイツ……、って奥さん?」
「世話になっていた家の娘だ。夫と死に分かれて戻ってきたそうだが俺は助けられてからずっと勃たなくてな。なのにタカラに会った日、勃ったもんで期待されたんだがすぐに萎えて……。追い出された」
あちゃあ!
それはちょっとかわいそうかも。
「まぁ、あれだけいい女だ。すぐに相手は見つかるさ。っと、他の女の話なんぞ不要だな」
「そう……、だね。その、お願いします……?」
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