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ディアヴォロスの話
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けど食事が進むと、シェイルはローランデと楽しそうに食事を取るのに。
他の大貴族らと目が合うと。
恥ずかしそうに頬を染め、顔を下げる。
「…………ディングレー相手には…強気で…」
「うん。
我々には…あれ?」
みな、納得しかねて、首を振る中。
フィンスがそっと囁く。
「シェイルって、人見知りだから。
ディングレーとは、入学前に剣を教えて貰ってたそうだ」
全員が、ぎょっ!としてフィンスを見た。
「…合格、する筈だ」
「ディングレーに剣?
俺も教えて貰いたいよ」
その呟きを聞いて、皆一斉に、同意のため息を吐き出した。
食事が終わると、シェイルはヤッケルの姿を探す。
フィンスが気づいて、ヤッケルを見つけ、手を振ると。
ヤッケルが、シェイルの横に駆け込んで来る。
「…どうした?」
フィンスが笑顔で。
シェイルはとっても紳士的で良く気がつく、フィンスに頬染めて、頷いて感謝を示した。
シェイルは横のヤッケルに、顔を寄せて囁く。
「みんな、ローランデには剣士として敬意を払うのに。
僕を見ると、お花畑の薔薇か、女の子を見るみたいな目になる」
ヤッケルは目を見開く。
が、言った。
「…だってムサい男ばっかだから。
お前、やたら目立つし」
シェイルは頬を膨らませ、異論を唱える。
「僕だって、剣士として敬意を払われたい」
ヤッケルは、ため息吐いた。
「お前な。
雲の上にいるくらい強い、ディアヴォロスと。
あんだけ戦えなきゃ、無理だ」
シェイルは、しゅん。とした。
「…うん…。
ローランデ、凄かった」
「だろ?
それはお前だけで無く。
『教練』中の男が、思ってるから。
皆一斉に、ローランデに敬意を払うんだ」
「…そうか」
ヤッケルは励ますように、シェイルの肩を、ぽん。と叩いて言った。
「俺も頑張るが、お前も精進しろ!」
シェイルはその言葉に、思いっきり、頷いた。
ローフィスが昼食を、凄い速さで掻き込むのを見て、オーガスタスが目を見開き、尋ねる。
「食い物、喉に詰まらせて自殺とか、する気か?」
横のリーラスが、それ聞いて振り向く。
「俺、そんな死に方絶対嫌だ」
ローフィスはムキになって、二人に怒鳴った。
「俺だってだ!」
けれどディアヴォロスが食事の席を立つのを目にした途端、ローフィスが立ち上がるので。
リーラスはフォークで、ディアヴォロスに続き扉を出て行くローフィスの背を指し、ぼやく。
「ディアヴォロスと、もしかして待ち合わせ?」
オーガスタスは、笑って頷いた。
「めちゃめちゃ、色っぽいだろ?」
しかしリーラス始め、テーブルにいた悪友達は、一斉に顔下げた。
リーラスが代表して、ぼそり。
と言う。
「お前の冗談、寒すぎ」
別の悪友も、愚痴こぼす。
「無いとは思うが、絶対とは言い切れん。
万が一、ディアヴォロスに迫られたら。
俺でも、ホられそうで怖いぜ…」
リーラスは、顔下げて言った。
「それ、寒いの域、超え過ぎ」
今度は他の悪友に習って、オーガスタスまでもが、頷いた。
ローフィスは扉から出ると、長身のディアヴォロスが振り向くのを目にする。
が、ディアヴォロスはどんどん先を歩く。
その先にあるのは、校長とか講師。
身分の高い者が客を迎える、迎賓館。
ディアヴォロスは中に入ると、扉の横に立つ召使いに、一つ頷く。
召使いは先に立って歩き、長い豪華な廊下の、数ある扉の一つを開け、二人を中へ通した。
ローフィスは初めて入るその豪華な客室の、ソファに座る。
ディアヴォロスが向かいに座ると、また扉が開き、召使いがハーブティーをワゴンに乗せ、入って来る。
目前のテーブルに置かれたカップを、ローフィスは口に運んだ。
ディアヴォロスはローフィスを見つめ、囁く。
「まず、謝っておく。
昨日、シェイルを自室に連れて行き、抱いたから」
ぶっっっ!
ローフィスが思い切りお茶を吹くのを、ディアヴォロスは予想したように身を後ろに引き、避けていた。
ローフィスは台拭きをワゴンから掴み、拭きながらぼやく。
「…なんでそんな事、わざわざ言うかな!」
ディアヴォロスは平静な表情を崩さない。
「…シェイルが、私との情事を思い返し、自分を慰めていたから」
ローフィスは上目使いで睨む。
「親切で?!」
が、ディアヴォロスは表情を崩さず、頷く。
「だがそれで、分かったこともある」
「どんな!」
やっと拭き終わったローフィスに、喧嘩腰で言われ、ディアヴォロスはそこでようやく、ティーカップを持ち上げた。
「シェイルを抱くと、君だけで無く私も自制心が飛ぶ」
ローフィスの、台拭きをワゴンに戻そうとした手が、ピタ。と止まる。
そして顔を上げ、ディアヴォロスの男らしく整いきった顔を見つめた。
「あなたでも、そうか?!」
ディアヴォロスは頷く。
「原因が、夕べ分かった。
シェイルの強烈な幼児体験のせいだ。
彼は伯父が父親を犯す場面を、強制的に見せられていた。
父はけれど、自分が辱められながらも快感にさらわれて行くその時。
『闇の第二』が幼いシェイルの心を乗っ取ろうと、闇の触手を伸ばす気配を感じ取り。
自分の快感より息子を守るため、神聖呪文を唱え続けた。
シェイルは…自分の感覚を置き去りにする父の苦悩を毎回、感じ取っていたようだ」
ローフィスは激しく、顔を揺らした。
酷い体験をしてる。
とは聞いていたけど、具体的な事はディラフィスでさえ
“分からない”
と言っていたから。
「幼いシェイルは無意識に、自分を庇い苦悩する父を、解放したいと願ってた。
強烈な体験は、繰り返し心に訪れる。
シェイルはいつの日か、自分が父のように伯父に犯されると…ずっと怯えてた」
「…心の中でずっとその場面が…無意識に、繰り返されてたって…事か?
だから…その狂った伯父の、閉じ込めて自分だけの物にしたい…。
そんな教唆的な発想が、俺の頭からも、離れなくなるのか?」
ディアヴォロスは囁く。
「父を自分に。
伯父を…けれど別の、安心出来る相手ににすりかえて、その時の恐怖の浄化を願ってる。
だが…」
ローフィスは、頷く。
「相手がグーデンとかなら…浄化より、悪化だな」
ディアヴォロスは頷く。
「つまり、君や私が自制出来なくなるのはそんな理由で…。
その衝動は、シェイルの心の中から、幼児体験の恐怖がすっかり消えないと、治まらない。
君はシェイルの憎むべき伯父に成り代わる事を激しく拒絶し、自身の欲望と戦っていた。
だが私も…シェイルを腕に抱くと同様。
自身の衝動と、戦う羽目になる」
「それ、いつになったらシェイルの心の中の恐怖って…治まるんだ?」
ディアヴォロスは顔を上げて、ローフィスを見る。
「自身をバルコニーから落とし、命を亡くしても解放されたいと願うほどの…凄まじいトラウマだぞ?」
ローフィスはとても大きな、ため息を吐き出した。
「…つまり、分からない?」
ディアヴォロスは、おもむろに頷いた。
が、口を開く。
「相手が『影』なら、払う方法もある。
が、シェイルの心が発してる情念だから、彼を愛してる君も。
私ですら。
抗うことが、大変難しい」
ローフィスは、大きなため息と共に、顔を下げた。
「正直“ディアヴォロスのくせに、だらしない”
と思った。
あんたは俺と違うと。
けど…そうじゃなく…あんたもそこまで、シェイルに惚れてるんだな?」
ローフィスの言葉は抑揚が無く…けれど静かで、優しげですら、あった。
ディアヴォロスは囁く。
「私が、思ってるより。
そうだ。
シェイルに惚れてるようだ。
が、私は放り出す気は無い。
シェイルが望む時。
私は彼を腕に抱き…そして衝動と、戦うつもりでいる」
まるで“君は?”
そう尋ねられてる気がして、ローフィスは顔を上げる。
ローフィスは言いたかった。
“あんただって、やっとなんだろう?”
危うい所で止まり、シェイルを傷つけまいと…衝動を抑え込む。
ローフィスは顔を揺らした後、顔を上げて真っ直ぐ、ディアヴォロスを見た。
意志の強い…折れぬ矢のような…青の眼差し。
ディアヴォロスは悲しげに…けれど同時に、誇らしげに笑った。
「君は素晴らしい、恋敵だ」
他の大貴族らと目が合うと。
恥ずかしそうに頬を染め、顔を下げる。
「…………ディングレー相手には…強気で…」
「うん。
我々には…あれ?」
みな、納得しかねて、首を振る中。
フィンスがそっと囁く。
「シェイルって、人見知りだから。
ディングレーとは、入学前に剣を教えて貰ってたそうだ」
全員が、ぎょっ!としてフィンスを見た。
「…合格、する筈だ」
「ディングレーに剣?
俺も教えて貰いたいよ」
その呟きを聞いて、皆一斉に、同意のため息を吐き出した。
食事が終わると、シェイルはヤッケルの姿を探す。
フィンスが気づいて、ヤッケルを見つけ、手を振ると。
ヤッケルが、シェイルの横に駆け込んで来る。
「…どうした?」
フィンスが笑顔で。
シェイルはとっても紳士的で良く気がつく、フィンスに頬染めて、頷いて感謝を示した。
シェイルは横のヤッケルに、顔を寄せて囁く。
「みんな、ローランデには剣士として敬意を払うのに。
僕を見ると、お花畑の薔薇か、女の子を見るみたいな目になる」
ヤッケルは目を見開く。
が、言った。
「…だってムサい男ばっかだから。
お前、やたら目立つし」
シェイルは頬を膨らませ、異論を唱える。
「僕だって、剣士として敬意を払われたい」
ヤッケルは、ため息吐いた。
「お前な。
雲の上にいるくらい強い、ディアヴォロスと。
あんだけ戦えなきゃ、無理だ」
シェイルは、しゅん。とした。
「…うん…。
ローランデ、凄かった」
「だろ?
それはお前だけで無く。
『教練』中の男が、思ってるから。
皆一斉に、ローランデに敬意を払うんだ」
「…そうか」
ヤッケルは励ますように、シェイルの肩を、ぽん。と叩いて言った。
「俺も頑張るが、お前も精進しろ!」
シェイルはその言葉に、思いっきり、頷いた。
ローフィスが昼食を、凄い速さで掻き込むのを見て、オーガスタスが目を見開き、尋ねる。
「食い物、喉に詰まらせて自殺とか、する気か?」
横のリーラスが、それ聞いて振り向く。
「俺、そんな死に方絶対嫌だ」
ローフィスはムキになって、二人に怒鳴った。
「俺だってだ!」
けれどディアヴォロスが食事の席を立つのを目にした途端、ローフィスが立ち上がるので。
リーラスはフォークで、ディアヴォロスに続き扉を出て行くローフィスの背を指し、ぼやく。
「ディアヴォロスと、もしかして待ち合わせ?」
オーガスタスは、笑って頷いた。
「めちゃめちゃ、色っぽいだろ?」
しかしリーラス始め、テーブルにいた悪友達は、一斉に顔下げた。
リーラスが代表して、ぼそり。
と言う。
「お前の冗談、寒すぎ」
別の悪友も、愚痴こぼす。
「無いとは思うが、絶対とは言い切れん。
万が一、ディアヴォロスに迫られたら。
俺でも、ホられそうで怖いぜ…」
リーラスは、顔下げて言った。
「それ、寒いの域、超え過ぎ」
今度は他の悪友に習って、オーガスタスまでもが、頷いた。
ローフィスは扉から出ると、長身のディアヴォロスが振り向くのを目にする。
が、ディアヴォロスはどんどん先を歩く。
その先にあるのは、校長とか講師。
身分の高い者が客を迎える、迎賓館。
ディアヴォロスは中に入ると、扉の横に立つ召使いに、一つ頷く。
召使いは先に立って歩き、長い豪華な廊下の、数ある扉の一つを開け、二人を中へ通した。
ローフィスは初めて入るその豪華な客室の、ソファに座る。
ディアヴォロスが向かいに座ると、また扉が開き、召使いがハーブティーをワゴンに乗せ、入って来る。
目前のテーブルに置かれたカップを、ローフィスは口に運んだ。
ディアヴォロスはローフィスを見つめ、囁く。
「まず、謝っておく。
昨日、シェイルを自室に連れて行き、抱いたから」
ぶっっっ!
ローフィスが思い切りお茶を吹くのを、ディアヴォロスは予想したように身を後ろに引き、避けていた。
ローフィスは台拭きをワゴンから掴み、拭きながらぼやく。
「…なんでそんな事、わざわざ言うかな!」
ディアヴォロスは平静な表情を崩さない。
「…シェイルが、私との情事を思い返し、自分を慰めていたから」
ローフィスは上目使いで睨む。
「親切で?!」
が、ディアヴォロスは表情を崩さず、頷く。
「だがそれで、分かったこともある」
「どんな!」
やっと拭き終わったローフィスに、喧嘩腰で言われ、ディアヴォロスはそこでようやく、ティーカップを持ち上げた。
「シェイルを抱くと、君だけで無く私も自制心が飛ぶ」
ローフィスの、台拭きをワゴンに戻そうとした手が、ピタ。と止まる。
そして顔を上げ、ディアヴォロスの男らしく整いきった顔を見つめた。
「あなたでも、そうか?!」
ディアヴォロスは頷く。
「原因が、夕べ分かった。
シェイルの強烈な幼児体験のせいだ。
彼は伯父が父親を犯す場面を、強制的に見せられていた。
父はけれど、自分が辱められながらも快感にさらわれて行くその時。
『闇の第二』が幼いシェイルの心を乗っ取ろうと、闇の触手を伸ばす気配を感じ取り。
自分の快感より息子を守るため、神聖呪文を唱え続けた。
シェイルは…自分の感覚を置き去りにする父の苦悩を毎回、感じ取っていたようだ」
ローフィスは激しく、顔を揺らした。
酷い体験をしてる。
とは聞いていたけど、具体的な事はディラフィスでさえ
“分からない”
と言っていたから。
「幼いシェイルは無意識に、自分を庇い苦悩する父を、解放したいと願ってた。
強烈な体験は、繰り返し心に訪れる。
シェイルはいつの日か、自分が父のように伯父に犯されると…ずっと怯えてた」
「…心の中でずっとその場面が…無意識に、繰り返されてたって…事か?
だから…その狂った伯父の、閉じ込めて自分だけの物にしたい…。
そんな教唆的な発想が、俺の頭からも、離れなくなるのか?」
ディアヴォロスは囁く。
「父を自分に。
伯父を…けれど別の、安心出来る相手ににすりかえて、その時の恐怖の浄化を願ってる。
だが…」
ローフィスは、頷く。
「相手がグーデンとかなら…浄化より、悪化だな」
ディアヴォロスは頷く。
「つまり、君や私が自制出来なくなるのはそんな理由で…。
その衝動は、シェイルの心の中から、幼児体験の恐怖がすっかり消えないと、治まらない。
君はシェイルの憎むべき伯父に成り代わる事を激しく拒絶し、自身の欲望と戦っていた。
だが私も…シェイルを腕に抱くと同様。
自身の衝動と、戦う羽目になる」
「それ、いつになったらシェイルの心の中の恐怖って…治まるんだ?」
ディアヴォロスは顔を上げて、ローフィスを見る。
「自身をバルコニーから落とし、命を亡くしても解放されたいと願うほどの…凄まじいトラウマだぞ?」
ローフィスはとても大きな、ため息を吐き出した。
「…つまり、分からない?」
ディアヴォロスは、おもむろに頷いた。
が、口を開く。
「相手が『影』なら、払う方法もある。
が、シェイルの心が発してる情念だから、彼を愛してる君も。
私ですら。
抗うことが、大変難しい」
ローフィスは、大きなため息と共に、顔を下げた。
「正直“ディアヴォロスのくせに、だらしない”
と思った。
あんたは俺と違うと。
けど…そうじゃなく…あんたもそこまで、シェイルに惚れてるんだな?」
ローフィスの言葉は抑揚が無く…けれど静かで、優しげですら、あった。
ディアヴォロスは囁く。
「私が、思ってるより。
そうだ。
シェイルに惚れてるようだ。
が、私は放り出す気は無い。
シェイルが望む時。
私は彼を腕に抱き…そして衝動と、戦うつもりでいる」
まるで“君は?”
そう尋ねられてる気がして、ローフィスは顔を上げる。
ローフィスは言いたかった。
“あんただって、やっとなんだろう?”
危うい所で止まり、シェイルを傷つけまいと…衝動を抑え込む。
ローフィスは顔を揺らした後、顔を上げて真っ直ぐ、ディアヴォロスを見た。
意志の強い…折れぬ矢のような…青の眼差し。
ディアヴォロスは悲しげに…けれど同時に、誇らしげに笑った。
「君は素晴らしい、恋敵だ」
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