若き騎士達の危険な日常

あーす。

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シェイル拉致奪還後の愛玩少年

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 ラナーンは唇を噛む。
自分がいつも…グーデンにさいなまれた寝台で。
今夜はシェイルが…!!!

白い肌に華奢な…なよやかな体付き。
胸に垂れて身を振るたび散る、銀の長く柔らかな髪…。
伏せたエメラルド色の瞳の…真っ赤な小さな唇の、とても美しい…。

例え少年の体でも…あれだけほっそりして可憐なら…。
それに、シャンクやアルシャノンに攻められ、辱められて…縛られてのたうつ体の、初々しい色香に溢れて艶っぽかった事…。

けれどシェイルが奪還され、その後またグーデンに…鬱憤晴らしにシェイルの代わりに。
ラナーンは縛られて、虐められた。
正直、逃がしたシェイルの代わりだなんて、惨めこの上無かった………。

しかも最近は…両腕が揃えて吊り上げられたまま、お尻を突き出す格好をさせられ…背後から抱かれて胸を揉まれる。
女の、ように。

シャンクはそれが大好きで、ぺたんこの胸を女のように揉み上げるから…ラナーンの胸は今や、少し盛り上がって、やたら…いやらしい…。

グーデンはそれを見ると激しく興奮し
「もっと揉み上げろ」
と嬉しそうに命ずる。

ラナーンは…女のように扱われ、僅かに残った男としての誇りが奪い去られて、首を振ってあがく。

それが…グーデンのお気に入り…。

「あ…あっ…や…あ…んっ!!!」

ずっと揉まれていると、腫れ上がって女のように…柔らかに盛り上がる胸…。
ただ揉まれてるだけなら、まだ我慢できた。

けれど必ず、感度を上げられた乳首を、揉まれる間にきつく潰される。

「ああっ…!!!」

けれどまた揉み始め…油断してると突然。

「ん…やぁっ!!!」

ラナーンは涙を滴らせて、首を振りもがく。

グーデンは…シェイルを手に入れられたら、ラナーンを与えると四年の男らに告げていた。

けど…シェイルを捕らえておけないから、他の愛玩らのように酷く後腔を、犯される事をラナーンは免れていた。

シェイルを奪還された今。
グーデンの嗜虐心を煽りまくるのは、ラナーンだけ…。

だから…肝心な部分はなかなか触れて貰えず、いつもよがり狂って悶え、懇願する。
「…突いてっ!!!
お…願いっもっと奥…を…っ!!!」

けれど叫び始めるとグーデンは、自身の性器で口を塞ぐ。

「もっと…舌を使え。
もっとだ!!!」

ラナーンは後腔を指でかき回され…最初は感じる奥をやたら擦り上げられていたのに、そこに刺激が欲しくなった今はもう、なかなか触れて貰えず…。
入り口付近を行き来する指を必死に、お尻を振って追いかける。

焦らされまくって辛くって、めちゃくちゃに腰を胸を振りまくり同時に、舌も動かすから…。
それが、グーデンのお気に入り…。

「もっと!!!
喘がせろ!!!」

グーデンの命令で、グーデンの性器を咥えさせられたまま、二人の男は乳首に噛みつく。
「うぐっ!!!
うんんんっぐっ!!!」

歯で挟まれてこねくり回されると、痛み混じりに激しく感じ、ラナーンは激しく首を振る。
けれど頭をがっちり掴まれ、口の中のグーデンから、逃れることは出来ず…。

苦しげに口を、舌を…動かし続ける。

「ん゛…っ!!!
んんんっ…」

グーデンはその舌使いに、ますます激しく、興奮を高める。

乳首を激しく刺激される度、リングで絞められた性器の先端に、激しい刺激が駆け抜け、射精感が湧き上がるのに…。
リングがきつく食い込み、刺激は射精する程には、与えられず…。
また、感じる場所を外し刺激され…休んでいると突然、激しく刺激を与えられる…。

「んぐっ!ぅ…んっ!!!」

両方の乳首をしつっこく舌でなめ回され、ラナーンはのたうつ。

「ん゛…っ!!!ん゛ん゛ん゛ん゛…っ!」

グーデンは…その夜なかなかイかなかった。
が、ラナーンが激しい攻めに気絶寸前でようやく、放つ。

「ご…ほっ!!!」
「零すな!!!
一滴たりとも零さず飲み干せ!!!」

「ご…ぼっ!!!」

けれどその時だった。
扉をノックする音。

深夜の筈だった。
けれど召使いの声。

「急使でございます!!!
お母君から!!!」

グーデンはようやく…ラナーンを放す。

ラナーンは…まだ咳き込みながら、男達の唾液と汗にまみれた体を、ぐったりと寝台の上に投げた。

遠くで、グーデンの命じる声がする。
「…私は葬儀に出かける。
他の愛玩は好きに嬲っていい。
その愛らしい一年は…感度だけは上げておけ。
が、シェイルが手に入らない以上は…迂闊に汚すな」

ラナーンは気絶寸前で…けれど喰い込む金のリングに意識を繋ぎ止められ、泣く。

「ん…ぅん…っ…」

始めの頃からもっと…キツく絞められてる…。
これでは、イこうとしてもイけない…。

そして今では滅多な事では、外して貰えない…。

用を足す時、お情けで外して貰える程度…。
後腔の感じる場所には、いつも…布に浸した媚薬が押し込まれ…少し動く度に、声を上げそうに感じる…。

けれどその後、ラナーンは解放された…。
四年の男らはラナーンの戒めを解くと放置し…娼館上がりの二年、シャクナッセルを引き入れる…。

シャクナッセルは…娼婦のように男達を満足させる術を知っていたから、アルシャノンを除く女好きのシャンクとドナルドの、大のお気に入り…。

当然、シャクナッセルは咥えることも、尻の穴も…男を昇天させる極上のテク持ちだったから。
グーデンはシャクナッセルを第一愛玩と決めていて…情事の他の待遇は、とても良かった…。

ラナーンは、シャクナッセルをぼんやり見つめた。
シャンクを口に咥え、ドナルドに後腔を使わせ、手でアルシャノンを、同時に慰めてる。
野獣たちは快感に震え、飼い慣らされた猛獣のよう…。

その男達の欲望を全て受け入れるシャクナッセルの、肢体はなよやかでたおやか。
大人しげなすらりと華奢な美少年。

面長の優しげな顔立ち。
金の長い髪と、深いブルーの瞳。

色香に溢れているが理知的な面もあって…滅多に感情を高ぶらせず、いつも静かに微笑んですら、いる…。

ラナーンは放って置かれる自分が、いらない汚れた人形のように感じて…惨めだった。

どうしてだかその時、思い浮かんだ。

シェイルを助けにやって来た、ローフィスの青い…青い、意思を突き通す強い目。

例え王族だろうが、デカい四年の野獣らだろうが…敵に回そうが、折れない瞳でシェイルを奪還した。

ローフィスのあの…どこまでも晴れ渡る大空のような…自由な解放された、青い瞳…。

“あれが…欲しい”

ラナーンはそう思いながら…シェイルと自分をすり替えた。
ローフィスが助けにやって来る…。
どれだけ殴られようが…ローフィスは怯んだりしない。

血反吐吐いても…青の瞳は決して折れたりしない。
誰も…どれだけ殴ろうが苛もうが、ローフィスの意思は決して傷つかない。

ブルー・ダイヤのように決して砕けない、強い…強い瞳…。

“あれがぼくに…あったら……”

ラナーンはローフィスの、愛しい青い目を思い返し、両腕で抱きしめる…。

“ぼくの…ものだ…”

それは幻だったけど。
ラナーンは唯一安心出来るもののように、幻のローフィスの青い瞳を、胸にいだき続けた。



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