若き騎士達の危険な日常

あーす。

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愛玩少年の絶望

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 ラナーンはシェイル拉致から帰った後、グーデンの寝台でまた両腕揃えて上で縛られ、グーデンのものを咥えさせられ、アルシャノンに後腔を指で虐められてもがいてた…。

昼間の出来事をぼんやりと思い返しながら。

シェイルを拉致すると彼らが出かける時、ラナーンはローズベルタに同行を頼んだ。
グーデンは許可し、その小屋でローズベルタとグーデンと共に待ち…四年二人はシェイルを拉致して戻って来た。

気絶したシェイルはやっぱり美しくて…。
ラナーンは小屋の隅で、必死に見ないようにしていたけれど、意識を取り戻したシェイルを見つめるグーデンが、あまりの美しさ、可憐な色香に夢中になってる姿に、不安になってシェイルを見つめてしまった…。

銀のゆるやかにくねる長い髪。
真っ白な肌…。
ピンクの乳首…。
大きなエメラルド色の泣き濡れた瞳、そして…赤く染まる小さな愛らしい唇…。

ラナーンは今直ぐ、鏡を見たかった。
自分がシェイルに、どれだけ劣るのか。
それがどうしても、知りたかった。

アルシャノンの後腔を攻める指は相変わらず乱暴で…けれど激しく擦られると、股間が勃ち上がって…射精感に襲われる。
けれど根元に金のリングを嵌め込まれていたから…イきたくってもイけない…。
それに口の中のグーデンは、今日はなかなか放ってくれない…。

ラナーンはつい、アルシャノンの引かれる指を追いかけてお尻を押しつけ…解放されたくってもっと、刺激を欲した。

辛いのに…口の中のグーデンはまだ…犯す事を楽しむように、咥えさせたまま離れない。

…昼間のシェイルは…本当にあんまり綺麗で…可愛くって…。
グーデンは彼を、想像の限りもてあそんで陵辱したいという欲望を、たぎらせてると分かったから…ラナーンは絶望で、顔が下がった。

ローフィスの名を叫ぶシェイルを、その場にいた男らは一斉に笑ったけど…。
ラナーンは期待した。
シェイルがその男に奪還され、グーデンの元に自分一人が残ることを。

ローフィスが飛び込んで来た時。
ラナーンは目を輝かせた。

けれど助け手のローフィスは、強い男に殴られるだけ。
シェイルの奪還は、無理。

殴られて…それでもローフィスは立ち向かい、また殴られてそれでもまだ…叫んでる。

もう…ボロボロだったのに。
それでもまだ、立ち向かう気概きがいを見せた。

ラナーンは目を見張った。
“助けようと…本当に、本当に必死なんだ”

それが分かった時。
ラナーンは顔を下げた。

“もし自分にも、あんな風に守ってくれる人がいたなら…”

でも現実は、傷つける者しか、いない。
だからこんな最低の行為を強要する、グーデンに自ら、身を差し出さなきゃならない………。
誰も守る者のいない自分を、自身で守る力を得るために。

それを思った時、グーデンはやっと口の中で放ち…。
思わず口を開きかけたけど、手で無理矢理閉じさせられ
「全部飲め」
と命じられる…。

このうえ無く不味まずいそれを…ラナーンはごくん。
と喉を鳴らして飲み干す。

グーデンは満足し、そして今度は二年の愛玩美少年、シャクナッセルを呼ばせる…。

自分よりは背の高い…けれど華奢な金髪の美しい年上の少年…。

シャクナッセルに、グーデンは手で勃たせるよう命じ、シャクナッセルはグーデンの股間に手を添え、両手でたくみにこすり上げる…。

シャクナッセルのテクであっという間に勃ったグーデンは、両腕揃えて上に釣り上げられ、うつ伏せでお尻を突き出す格好の、ラナーンの背後につき、そして…今度はラナーンの後腔を犯し始めた。

「ふ…ふっ…。
恥ずかしいか?
もっと嫌がれ」

ラナーンは股間に嵌め込まれた金のリングが辛くって…首を振って泣く。

「ああ…っ!!!」

「いいぞ…色っぽい………。
初々しくって、たまらないな…」

けれどラナーンの内心は別。

アルシャノンは乱暴だけど、イかせてくれる。
例えリングが嵌められても、激しい刺激で。

けれど小さいグーデンのモノでは悪戯いたずらに感じさせられるだけで、決してイけない…。

「んっ…ぅ…んっ!
あ…あ…っ」

ラナーンは緩慢かんまんに刺激だけ受けて、イけない苦しさに、首を振ってのたうった。
アルシャノンの突きを思い出して、何とかイこうとし…。

けれど脳裏に浮かぶのは…名を叫ばれてあんな…乱暴なデカい男らのいる場所に、たった一人で飛び込んで来たローフィス………。

シェイルの為に、殴られて殴られて…最後には
『犯すのは、俺を殺してからにしろ!』

………命すら、捨て去る覚悟で………。

自分を生かすために、死んでしまった愛しい母親が浮かび上がる。

ラナーンはけれど必死に自分に、言い聞かせなければならなかった。
だとしても、今はもういない!
誰も、守ってくれない!

冷酷な実父じっぷと、残酷なその妻と娘。
彼らに勝つためには、例えグーデンにどれ程酷いはずかしめを受けようが…。

耐えて取り入り、王家の威光で、実家の悪魔達を足元にひれ伏させなければ!!!
それしか、生き残る道は無い…。

ラナーンは思い直すと、自分の欲望を置き去りにし、グーデンに突かれて出来るだけ可愛く…。
色っぽく、くねってみせた。

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