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幸福の後の落胆
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宿舎に戻る途中。
途端に、始まる。
シェイルと過ごすと決まってその後、暫くシェイルのあの甘い喘ぎと、真っ白なしなやかな肌の感触。
くねる姿が脳裏に繰り返し現れて離れない。
ローフィスはどれだけ歩き、夜風が冷たくても頭に浮かび続けるシェイルの肢体に心震え、自分を叱咤した。
どれだけ自分がシェイルに惚れ、囚われてるか。
この時間が一番、思い知らされた。
宿舎の扉を開け、自室に駆け込む。
扉を閉め、はあはあ…と顔を下げて肩で息を吐く。
シェイルが、生きて幸せになってくれたらそれだけでいい。
義兄としてのそんな思いを嘲笑うように、甘やかな裸のシェイルを、ずっと自分のものにしたい。
そんな激しい思いは凶暴な獣に変わり、喉の渇いていた者が少し水を含んだ途端、喉の渇きを思い出し…。
強烈な飢えに暴れ狂って、水を欲してる…。
そんな風に、自分の事を感じる。
「…シェイルを、抱いたのか?」
落ち着き払ったその声に顔を上げると、机の前にオーガスタスが。
椅子に掛けて、こちらを覗っていた。
不機嫌に顔を背け、つぶやく。
「いたのか…」
真っ直ぐ暖炉上の水差しに向かうローフィスに、オーガスタスは思い切り両手を広げる。
「こんなデカい俺の図体が、目に入らないんじゃ。
想像は付く」
ローフィスは一気に水を飲み干し、頭の中の…情事の時の艶やかなシェイルの…甘やかな美貌を振り払おうと試みて、結果失敗した。
オーガスタスは顔を歪める親友の表情に、吐息を吐く。
「で?ローランデに逢ったのか?」
ローフィスは気づいて、顔を上げて親友を見。
…その時ようやく、自分の馬鹿さ加減に気づく。
「先にシェイルに逢いに行ったのが、敗因だ」
オーガスタスは、そんな当然の事を今更。と語気強く促す。
「ローランデには?」
ローフィスは一つ、吐息を吐くとつぶやく。
「同室のヤッケルが伝えた」
オーガスタスが、頷く。
「お前は会って、無いんだな?」
ローフィスはようやく親友を、真顔で見つめる。
途端、オーガスタスは苦笑する。
ローフィスは、言わんとする事が解って顔を、背けた。
ローフィスの、情けない吐息を耳に、オーガスタスは笑って椅子を立ち上がり、滅多に見せない厳しい表情の親友の、肩を抱く。
「そんなに余裕無い程、惚れてんのか?
今でも?」
顔を背け、出す言葉すら無い親友の様子に、それでも笑顔を浮かべ、オーガスタスは陽気に誘いかける。
「至上の幸福は袖にして、現実のくだらなさを思い出しに行こうぜ!」
ローフィスは肩を抱いて強引に部屋の外へと連れ出す、大柄な赤毛の親友を、見上げ睨む。
「女を、抱けって?」
「最高にくだらなくて、足も地に着くぞ?」
そう笑う、オーガスタスの朗らかな笑顔を見つめ。
ローフィスは不本意ながら、親友の良く知る対処法に、頷いた。
「巨乳が抱きたい」
言うとオーガスタスがバン!とその背を叩く。
力自慢の奴の喝。
…は、流石に痛かったが、それがエールだと、知っていた。
“しっかりしろ!
自分に流されず、いつかシェイルの結婚式に、胸張って兄として出席するんだろ?”
そう言った奴に、いつか聞いた。
“…そんな日が来ると、お前は思うか?”
が、オーガスタスは肩を竦めた。
“俺に解るか?
お前次第だ。
お前が自分の欲望と独占欲を制御し、シェイルが一人前に、なると信じ続ければ。
いずれそうなる”
ローフィスはただ、頷いた。
吐息が漏れる。
この、自分の中で暴れ狂う、シェイルを自分に繋ぎ止め、機会あらば何時でも腕に抱き止め、愛でたい。
と切望する獣を、飼い慣らす事を考えると。
オーガスタスはそれを知ってるから、決まって煮詰まってると連れ出し、俺好みの金髪巨乳に逢わせ、つぶやく。
「シェイルの代わりは誰にも出来ない。
と思い知る、良い機会だが。
勃たなきゃ、相手に失礼だろう?」
それで俺は、自分を取り戻す。
まるで妖精のように綺麗な…すんなりとした白い平らな、胸を忘れる為に。
それを独り占めしようなんて、馬鹿げた考えだ。
そう自分を諫める為に。
一時の慰めに、付き合ってくれる。
優しい女の、胸の谷間に顔を埋める。
シェイルの泣き顔が浮かぶ。
“俺を、忘れるのか?”
だってお前を、本当に愛してる。
俺の独占欲で縛り付け、窒息させたくない程に。
シェイルには解らない。
“だって俺にとって、それは幸福だ”
シェイルは自分が男だと、忘れたい。
けど…俺は誇らせたい…。
そのままの…ありのままのお前の姿を、恥じることなく。
もしお前がいつか。
自分が男だと…胸を張ってられる日が来て…。
それでも俺が欲しければ、いつだって応えてやる。
でもシェイル。
俺は本当は、最高に幸福で辛い。
女になり代わり、俺に抱かれながら幾度も…。
自分が男だったと思い出す度、自分を惨めな出来損ないだと、泣きそうに顔を歪め自覚するお前を抱く事が………。
それしか選択が無く…自分がまっとうな男として生きる道は閉ざされてる。
そんな風に、諦めてるお前を見る事が…。
頼むから…そんな泣き顔はよしてくれ…。
お前にそんな顔されると俺は…たまらなく辛くなる。
人並みの幸福に見放され、後ろばかり向いていた。
それでもう、十分なのにまだ…自分を恥じている。
いいから胸を張れ。
綺麗な男で居ろ。
恥じる事なんか、一つも無い。
ディアヴォロスのような、最高な男を跪かせた男として、堂々と胸を張れ。
そして頼むから…。
女に生まれたかった。そう嘆くのは止めてくれ。
頼むからそのままの自分を受け入れ、愛してやってくれ…。
俺が愛したお前を…決して疎んじたり、しないでやってくれ……。
シェイル、お前は健気で愛おしい…。
俺は死ぬまでお前を愛し続ける。
だから…愛してやれ。
本当の自分を。
そのまま…ありのままの…お前自身を……………。
そして…諦めるな!
死ぬ事が生きる恐怖から逃れるたった一つの幸福だと、そう思い込む、死んだ心を蘇らせた今。
例え男に女の様に抱かれようが、自分が男だと言う事を決して恥じるな!
誰よりも可愛く、何よりも愛しいシェイル。
俺の全部をお前にやる。
だから…胸を張って生きろ!
月が照らす、夜風の冷たい荒野を横を並んで歩くローフィスの心の叫びを。
オーガスタスは、知っていた。
辛いな。
奴だって餓鬼だ。
なのにシェイルの為にいつも必死で…大人でいようとする。
若く青い凶暴な獣を抑えつけ、年に似合わぬ分別を纏い…。
必死でシェイルに
『大丈夫だ』
そう、言ってみせる。
けどそれをする奴はいつも誇らしげで…オーガスタスはそんな無理するローフィスが、好きだった。
シェイルの前では、いつでも。
何でも軽やかにこなす、青年の顔を造る。
爽やかな…笑みを零して。
裏の顔をおくびにも出さず、精一杯の、はったりカマす奴の事が気に入ってる。
…だからオーガスタスは。
ローフィスの手助けをしようと、心に決めていた。
そんな自分の事をローフィスは知っていて…無言で頼ってくれる。
それは…良い気分だった。
奴の必要とされ…友達でいる事は。
酒場の灯りが、草地の直ぐ先に見えてくると、オーガスタスはローフィスに促した。
「悪友共は多分、みんな揃い踏みだぜ。
金髪美貌の三年編入生に、目当ての女を取られまいと。
こぞってプレゼントや愛想、振りまきまくってるからな!」
オーガスタスはローフィスの目が、まん丸になって見上げてくるのを見て、笑う。
ローフィスは、呆れて呟いた。
「…あの三年の編入生、あの美貌で女たらしか?」
オーガスタスは、頷く。
「あの顔じゃ、まずオンナがほっとかないからな!」
ローフィスが首を横に振りまくるのを、オーガスタスはくすくす笑って見、長い腕を伸ばし、酒場の扉を開けた。
途端に、始まる。
シェイルと過ごすと決まってその後、暫くシェイルのあの甘い喘ぎと、真っ白なしなやかな肌の感触。
くねる姿が脳裏に繰り返し現れて離れない。
ローフィスはどれだけ歩き、夜風が冷たくても頭に浮かび続けるシェイルの肢体に心震え、自分を叱咤した。
どれだけ自分がシェイルに惚れ、囚われてるか。
この時間が一番、思い知らされた。
宿舎の扉を開け、自室に駆け込む。
扉を閉め、はあはあ…と顔を下げて肩で息を吐く。
シェイルが、生きて幸せになってくれたらそれだけでいい。
義兄としてのそんな思いを嘲笑うように、甘やかな裸のシェイルを、ずっと自分のものにしたい。
そんな激しい思いは凶暴な獣に変わり、喉の渇いていた者が少し水を含んだ途端、喉の渇きを思い出し…。
強烈な飢えに暴れ狂って、水を欲してる…。
そんな風に、自分の事を感じる。
「…シェイルを、抱いたのか?」
落ち着き払ったその声に顔を上げると、机の前にオーガスタスが。
椅子に掛けて、こちらを覗っていた。
不機嫌に顔を背け、つぶやく。
「いたのか…」
真っ直ぐ暖炉上の水差しに向かうローフィスに、オーガスタスは思い切り両手を広げる。
「こんなデカい俺の図体が、目に入らないんじゃ。
想像は付く」
ローフィスは一気に水を飲み干し、頭の中の…情事の時の艶やかなシェイルの…甘やかな美貌を振り払おうと試みて、結果失敗した。
オーガスタスは顔を歪める親友の表情に、吐息を吐く。
「で?ローランデに逢ったのか?」
ローフィスは気づいて、顔を上げて親友を見。
…その時ようやく、自分の馬鹿さ加減に気づく。
「先にシェイルに逢いに行ったのが、敗因だ」
オーガスタスは、そんな当然の事を今更。と語気強く促す。
「ローランデには?」
ローフィスは一つ、吐息を吐くとつぶやく。
「同室のヤッケルが伝えた」
オーガスタスが、頷く。
「お前は会って、無いんだな?」
ローフィスはようやく親友を、真顔で見つめる。
途端、オーガスタスは苦笑する。
ローフィスは、言わんとする事が解って顔を、背けた。
ローフィスの、情けない吐息を耳に、オーガスタスは笑って椅子を立ち上がり、滅多に見せない厳しい表情の親友の、肩を抱く。
「そんなに余裕無い程、惚れてんのか?
今でも?」
顔を背け、出す言葉すら無い親友の様子に、それでも笑顔を浮かべ、オーガスタスは陽気に誘いかける。
「至上の幸福は袖にして、現実のくだらなさを思い出しに行こうぜ!」
ローフィスは肩を抱いて強引に部屋の外へと連れ出す、大柄な赤毛の親友を、見上げ睨む。
「女を、抱けって?」
「最高にくだらなくて、足も地に着くぞ?」
そう笑う、オーガスタスの朗らかな笑顔を見つめ。
ローフィスは不本意ながら、親友の良く知る対処法に、頷いた。
「巨乳が抱きたい」
言うとオーガスタスがバン!とその背を叩く。
力自慢の奴の喝。
…は、流石に痛かったが、それがエールだと、知っていた。
“しっかりしろ!
自分に流されず、いつかシェイルの結婚式に、胸張って兄として出席するんだろ?”
そう言った奴に、いつか聞いた。
“…そんな日が来ると、お前は思うか?”
が、オーガスタスは肩を竦めた。
“俺に解るか?
お前次第だ。
お前が自分の欲望と独占欲を制御し、シェイルが一人前に、なると信じ続ければ。
いずれそうなる”
ローフィスはただ、頷いた。
吐息が漏れる。
この、自分の中で暴れ狂う、シェイルを自分に繋ぎ止め、機会あらば何時でも腕に抱き止め、愛でたい。
と切望する獣を、飼い慣らす事を考えると。
オーガスタスはそれを知ってるから、決まって煮詰まってると連れ出し、俺好みの金髪巨乳に逢わせ、つぶやく。
「シェイルの代わりは誰にも出来ない。
と思い知る、良い機会だが。
勃たなきゃ、相手に失礼だろう?」
それで俺は、自分を取り戻す。
まるで妖精のように綺麗な…すんなりとした白い平らな、胸を忘れる為に。
それを独り占めしようなんて、馬鹿げた考えだ。
そう自分を諫める為に。
一時の慰めに、付き合ってくれる。
優しい女の、胸の谷間に顔を埋める。
シェイルの泣き顔が浮かぶ。
“俺を、忘れるのか?”
だってお前を、本当に愛してる。
俺の独占欲で縛り付け、窒息させたくない程に。
シェイルには解らない。
“だって俺にとって、それは幸福だ”
シェイルは自分が男だと、忘れたい。
けど…俺は誇らせたい…。
そのままの…ありのままのお前の姿を、恥じることなく。
もしお前がいつか。
自分が男だと…胸を張ってられる日が来て…。
それでも俺が欲しければ、いつだって応えてやる。
でもシェイル。
俺は本当は、最高に幸福で辛い。
女になり代わり、俺に抱かれながら幾度も…。
自分が男だったと思い出す度、自分を惨めな出来損ないだと、泣きそうに顔を歪め自覚するお前を抱く事が………。
それしか選択が無く…自分がまっとうな男として生きる道は閉ざされてる。
そんな風に、諦めてるお前を見る事が…。
頼むから…そんな泣き顔はよしてくれ…。
お前にそんな顔されると俺は…たまらなく辛くなる。
人並みの幸福に見放され、後ろばかり向いていた。
それでもう、十分なのにまだ…自分を恥じている。
いいから胸を張れ。
綺麗な男で居ろ。
恥じる事なんか、一つも無い。
ディアヴォロスのような、最高な男を跪かせた男として、堂々と胸を張れ。
そして頼むから…。
女に生まれたかった。そう嘆くのは止めてくれ。
頼むからそのままの自分を受け入れ、愛してやってくれ…。
俺が愛したお前を…決して疎んじたり、しないでやってくれ……。
シェイル、お前は健気で愛おしい…。
俺は死ぬまでお前を愛し続ける。
だから…愛してやれ。
本当の自分を。
そのまま…ありのままの…お前自身を……………。
そして…諦めるな!
死ぬ事が生きる恐怖から逃れるたった一つの幸福だと、そう思い込む、死んだ心を蘇らせた今。
例え男に女の様に抱かれようが、自分が男だと言う事を決して恥じるな!
誰よりも可愛く、何よりも愛しいシェイル。
俺の全部をお前にやる。
だから…胸を張って生きろ!
月が照らす、夜風の冷たい荒野を横を並んで歩くローフィスの心の叫びを。
オーガスタスは、知っていた。
辛いな。
奴だって餓鬼だ。
なのにシェイルの為にいつも必死で…大人でいようとする。
若く青い凶暴な獣を抑えつけ、年に似合わぬ分別を纏い…。
必死でシェイルに
『大丈夫だ』
そう、言ってみせる。
けどそれをする奴はいつも誇らしげで…オーガスタスはそんな無理するローフィスが、好きだった。
シェイルの前では、いつでも。
何でも軽やかにこなす、青年の顔を造る。
爽やかな…笑みを零して。
裏の顔をおくびにも出さず、精一杯の、はったりカマす奴の事が気に入ってる。
…だからオーガスタスは。
ローフィスの手助けをしようと、心に決めていた。
そんな自分の事をローフィスは知っていて…無言で頼ってくれる。
それは…良い気分だった。
奴の必要とされ…友達でいる事は。
酒場の灯りが、草地の直ぐ先に見えてくると、オーガスタスはローフィスに促した。
「悪友共は多分、みんな揃い踏みだぜ。
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こぞってプレゼントや愛想、振りまきまくってるからな!」
オーガスタスはローフィスの目が、まん丸になって見上げてくるのを見て、笑う。
ローフィスは、呆れて呟いた。
「…あの三年の編入生、あの美貌で女たらしか?」
オーガスタスは、頷く。
「あの顔じゃ、まずオンナがほっとかないからな!」
ローフィスが首を横に振りまくるのを、オーガスタスはくすくす笑って見、長い腕を伸ばし、酒場の扉を開けた。
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