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本当は喧嘩がしたかったギュンターに、下されたローランデ、ディングレー、シェイルの判定
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けれどギュンターとローランデが、宿舎から少し離れた鍛錬場へ向かう道を歩いていると。
道の脇の茂みからガサッ!と音がし、振り向いた二人は、そのまま立木の奥へ姿を消して行く、何者かの背を見た。
ローランデが途端、横のギュンターを急かすように見つめ、ギュンターは一瞬躊躇った後、駆け始めるローランデの背に続く。
鍛錬場の建物の、入り口階段前に辿り着いた頃。
背後から四年グーデン配下らが、どたどたとデカイ体で宿舎方向から駆けて来る。
ローランデは艶やかな髪を振り、一瞬振り向くが、直ぐ建物へと駆け込んだ。
ギュンターは先頭にダランドステの、竜のようにゴツい姿を見、肩を竦めてローランデに続こうとし…。
が、階段途中で足を止め、背後に振り向いて怒鳴った。
「アスランは怪我してるんだぞ?!!!!
なのに拉致って、グーデンの下らないお遊びに、付き合わせる気だったのか!!!」
ダランドステは歩を止め、金髪美貌のギュンターの怒る顔を見た。
が、にやりと笑って言い放つ。
「…怪我をしてるからこそ。
捕まえやすい!」
ギュンターはそのにやけた顔を、激しく睨み付ける。
が、ローランデの腕が伸び、ギュンターの腕を掴み建物内へと引っ張り込んだ。
ギュンターは思いっきり引っ張られてローランデに振り向く。
が、ローランデは早口で言い切った。
「…言葉の通じない相手に、何言っても無駄と。
貴方も思いませんか?!」
ギュンターはその説得の仕方に、目を見開いた。
「…つまりあいつらに、言葉は通じないってのか?」
ローランデは頷く。
「…奴らの頭にあるのは、グーデンから貰う数々の恩柄だけ。
その為にはどんな非情な命令にも、喜んで従います」
それ聞いた途端、ギュンターは拳握り、金の髪振って入り口階段を駆け下りそうになるから。
ローランデは慌てて掴んでるギュンターの腕に、力込めて引き留める。
ギュンターは止められ、振り向いて怒鳴った。
「殴って性根、叩き直してやる!」
ローランデは即座に言葉を返す。
「あっちは全て四年で、多勢に無勢なのに?!
中に入れば、講師がいるから奴らも追って来られない!
講師と悶着起こせば、グーデン一味だろうが退学になるから!
奴らが恐れるのは、それだけなんです!
退学に成れば、もうグーデンの恩柄を受けられない!!!」
ギュンターはいつも落ち着ききったローランデが、珍しく叫ばんばかりの剣幕でまくし立てるのに目を見開くと、ぼそりと言った。
「…詳しいな」
ローランデは少しキツイ青の瞳を向け、言い放つ。
「貴方より一年長く、ここに居ますからね!」
そして掴んだままのギュンターの腕を引き、鍛錬場の扉を開ける。
ギュンターは引っ張られながら、くっきりと意思を通す青い瞳が脳裏に残り、なのにふわっ…と香る、爽やかで上品なコロンの香りが鼻をくすぐり…。
つい、場内へ引っ張り込むローランデを見た。
艶やかな髪はブラシが入ってる。
優しげな…。
目鼻立ちの整いきった、美しい顔立ちをしていて…。
そして上品で高貴なたたずまいながら、いざと言う時は気迫を見せる。
しかもこの場合、自分を護るため。
場内に入り、ローランデが腕を放し、再び澄みきった青の瞳を向け、軽く頷いて背を向けた時も。
そしてローランデがかなり先に立つ、振り向くディングレーの元へ。
足を運ぶ姿を見た時も。
ギュンターはなぜか暫く彼に見惚れて、視線を外せなかった。
シェイルが横に来て、尋ねる。
「…大丈夫でした?!」
「あ?ああ…」
シェイルは素早くギュンターの視線を追うと、その先に立つローランデに視線を向ける。
ディングレーに報告してるらしいローランデは、シェイルの視線に気づいて振り向き、そしてシェイルに、にっこり微笑んだ。
シェイルは素早く頷き返し、ギュンターに早口で囁く。
「ディングレーが、一年ドラーケンが場外の仲間達に合図送って、抜け出そうとしたところを止めて。
その後一見剣の練習に見せて、激しく嬲ったから。
他の一味も抜け出せなくなって、拉致に加わる人数が減り、大事には至らなかったと思うけど…」
「…ああ…彼の機転で怪我も無い」
けどシェイルはギュンターの、少し残念そうな声に、目を見開く。
「…喧嘩、したかったの?」
ギュンターはその呆れた声に気づき、ローランデから視線を外して小柄なシェイルを見下ろす。
「…最近拳振ってないから。
暴れられなくて確かにちょっと、残念かな?」
シェイルが、ぷんぷん怒ってつぶやく。
「ローランデは気遣ってわざわざ、駆けつけたのに!」
「…お陰でアスランは無事だ」
シェイルはギュンターから背を向け歩を踏み出そうとし、けれど思い直して振り向き、告げる。
「貴方をも!
気遣ったんです!
ローランデはそういう人だから!」
「…そういう?」
ギュンターが尋ねる声を聞き、シェイルは思いっきりギュンターを怒鳴りつけた。
「シェンダー・ラーデンの次期大公。
つまりそれは、シェンダー・ラーデンの守護神を意味するから!
ローランデは幼少期から、民を護る事を使命と父、大公に叩き込まれ!
それに疑問も抱かず精進出来る、高潔な人なんです!」
ギュンターはシェイルの剣幕にも、目を見開き、ついぼそっ…と小声で尋ねた。
「…つまりお前とは。
寝てないのか?」
突然の下ネタに、シェイルは頬を赤らめること無くきついグリンの瞳を向け、きっぱり言い返す。
「ローランデは貴方と違って、簡単に寝たりしません!」
ギュンターは一瞬呆けた。
「…だってここは地元じゃ無いから。
かなり自由なんだろう?
ディングレーなら、息抜きに遊びまくるんじゃないのか?」
シェイルはきつい目を向け、きっぱり言った。
「ローランデをディングレーと、一緒にしないで!」
「…そうだ。
俺とは人種が違うから。
ローランデにとって色事は、息抜きにならない」
背後からの声に、ギュンターはぎょっとして振り向く。
ディングレーが項垂れて立っていて、ギュンターは思わず聞いた。
「…違うのか?」
ディングレーは項垂れたまま頷く。
「俗人じゃない。
だから皆、ローランデは苦手で…同時に敬愛してる」
ギュンターは項垂れてるディングレーに囁く。
「あんた…でもか?」
ディングレーは頷く。
が、言った。
「で、聞いたか?
お前が奴らに、最近喧嘩売られなかった理由。
それが解禁になった理由も…?」
ギュンターは頷く。
「オーガスタスの庇護があったと思われてたんだな。
だがオーガスタスが俺に牙剥いて、剣振ったから。
俺に遠慮は要らないと。
…奴ら、そんなにオーガスタスが怖いのか?」
ディングレーは内心
「(庇護の内容、こいつどこまで知ってんだ?)」
と首捻ったが、言葉を返す。
「オーガスタスの喧嘩相手、ずっと上級生だったからな。
一年の頃から、ガタイのデカい喧嘩自慢と血しぶき飛ばせながらも、一歩も引かず相打ちとかしてたら。
…そりゃ、皆敬遠して当たり前。
去年の一級上のワルなんて、四対一でずっと小競り合ってたんだぜ?」
「相手が四人か?
…それでも、オーガスタスが勝った?」
ギュンターに聞かれ、ディングレーはちょっと俯く。
「右腕骨折しても戦い抜いて、デカい相手を二人、二週間立てないぐらいに沈めてたな。
俺も見たが。
あの戦いっぷりを見てたら。
誰もがあいつに“喧嘩売るまい"と、心に決める」
ギュンターはようやく頷き、言った。
「…なるほど」
「…お前、それでも怖がってないだろう?」
「あいつ、デカいから。
沈められなくても逃げ切って、怪我しない自信はある」
ディングレーは呆れた。
「…あの長い足で。
どんだけ速く走っても、あっという間に追いつかれるぞ?
…ついでに言っとくと、腕も長い。
つまり背後から、背中掴まれ、捕まる」
「…された事、あるのか?」
ギュンターの問いに、ディングレーは即答した。
「逃げ足自慢の男が、されてるのを見た」
ギュンターは顔を少し下げ、ぼそっ…と零す。
「オーガスタス本気で怒らせて。
鬼ごっこしてみないと、実感出来ない」
ディングレーはそれを聞いてつい
「絶対本気で、オーガスタスは怒らせるな」
と忠告し、くるりと背を向け、歩き去った。
ギュンターが、まだ横に立ち、一緒にディングレーの背を見送るシェイルに視線向けると。
シェイルはギュンターに視線を戻し、感想を述べた。
「喧嘩好きなディングレーでさえ、匙投げてるなんて、相当だ」
「…何が相当だ?」
尋ねたギュンターに、シェイルは振り向く。
「あんたの、馬鹿さ加減」
「………………………………」
ギュンターはずばっ!ときつい言葉を、凄く綺麗な顔した美少年に言われ。
暫く言葉が返せず、固まった。
ようやく顔を上げた時。
シェイルはもうその場には、居なかった。
道の脇の茂みからガサッ!と音がし、振り向いた二人は、そのまま立木の奥へ姿を消して行く、何者かの背を見た。
ローランデが途端、横のギュンターを急かすように見つめ、ギュンターは一瞬躊躇った後、駆け始めるローランデの背に続く。
鍛錬場の建物の、入り口階段前に辿り着いた頃。
背後から四年グーデン配下らが、どたどたとデカイ体で宿舎方向から駆けて来る。
ローランデは艶やかな髪を振り、一瞬振り向くが、直ぐ建物へと駆け込んだ。
ギュンターは先頭にダランドステの、竜のようにゴツい姿を見、肩を竦めてローランデに続こうとし…。
が、階段途中で足を止め、背後に振り向いて怒鳴った。
「アスランは怪我してるんだぞ?!!!!
なのに拉致って、グーデンの下らないお遊びに、付き合わせる気だったのか!!!」
ダランドステは歩を止め、金髪美貌のギュンターの怒る顔を見た。
が、にやりと笑って言い放つ。
「…怪我をしてるからこそ。
捕まえやすい!」
ギュンターはそのにやけた顔を、激しく睨み付ける。
が、ローランデの腕が伸び、ギュンターの腕を掴み建物内へと引っ張り込んだ。
ギュンターは思いっきり引っ張られてローランデに振り向く。
が、ローランデは早口で言い切った。
「…言葉の通じない相手に、何言っても無駄と。
貴方も思いませんか?!」
ギュンターはその説得の仕方に、目を見開いた。
「…つまりあいつらに、言葉は通じないってのか?」
ローランデは頷く。
「…奴らの頭にあるのは、グーデンから貰う数々の恩柄だけ。
その為にはどんな非情な命令にも、喜んで従います」
それ聞いた途端、ギュンターは拳握り、金の髪振って入り口階段を駆け下りそうになるから。
ローランデは慌てて掴んでるギュンターの腕に、力込めて引き留める。
ギュンターは止められ、振り向いて怒鳴った。
「殴って性根、叩き直してやる!」
ローランデは即座に言葉を返す。
「あっちは全て四年で、多勢に無勢なのに?!
中に入れば、講師がいるから奴らも追って来られない!
講師と悶着起こせば、グーデン一味だろうが退学になるから!
奴らが恐れるのは、それだけなんです!
退学に成れば、もうグーデンの恩柄を受けられない!!!」
ギュンターはいつも落ち着ききったローランデが、珍しく叫ばんばかりの剣幕でまくし立てるのに目を見開くと、ぼそりと言った。
「…詳しいな」
ローランデは少しキツイ青の瞳を向け、言い放つ。
「貴方より一年長く、ここに居ますからね!」
そして掴んだままのギュンターの腕を引き、鍛錬場の扉を開ける。
ギュンターは引っ張られながら、くっきりと意思を通す青い瞳が脳裏に残り、なのにふわっ…と香る、爽やかで上品なコロンの香りが鼻をくすぐり…。
つい、場内へ引っ張り込むローランデを見た。
艶やかな髪はブラシが入ってる。
優しげな…。
目鼻立ちの整いきった、美しい顔立ちをしていて…。
そして上品で高貴なたたずまいながら、いざと言う時は気迫を見せる。
しかもこの場合、自分を護るため。
場内に入り、ローランデが腕を放し、再び澄みきった青の瞳を向け、軽く頷いて背を向けた時も。
そしてローランデがかなり先に立つ、振り向くディングレーの元へ。
足を運ぶ姿を見た時も。
ギュンターはなぜか暫く彼に見惚れて、視線を外せなかった。
シェイルが横に来て、尋ねる。
「…大丈夫でした?!」
「あ?ああ…」
シェイルは素早くギュンターの視線を追うと、その先に立つローランデに視線を向ける。
ディングレーに報告してるらしいローランデは、シェイルの視線に気づいて振り向き、そしてシェイルに、にっこり微笑んだ。
シェイルは素早く頷き返し、ギュンターに早口で囁く。
「ディングレーが、一年ドラーケンが場外の仲間達に合図送って、抜け出そうとしたところを止めて。
その後一見剣の練習に見せて、激しく嬲ったから。
他の一味も抜け出せなくなって、拉致に加わる人数が減り、大事には至らなかったと思うけど…」
「…ああ…彼の機転で怪我も無い」
けどシェイルはギュンターの、少し残念そうな声に、目を見開く。
「…喧嘩、したかったの?」
ギュンターはその呆れた声に気づき、ローランデから視線を外して小柄なシェイルを見下ろす。
「…最近拳振ってないから。
暴れられなくて確かにちょっと、残念かな?」
シェイルが、ぷんぷん怒ってつぶやく。
「ローランデは気遣ってわざわざ、駆けつけたのに!」
「…お陰でアスランは無事だ」
シェイルはギュンターから背を向け歩を踏み出そうとし、けれど思い直して振り向き、告げる。
「貴方をも!
気遣ったんです!
ローランデはそういう人だから!」
「…そういう?」
ギュンターが尋ねる声を聞き、シェイルは思いっきりギュンターを怒鳴りつけた。
「シェンダー・ラーデンの次期大公。
つまりそれは、シェンダー・ラーデンの守護神を意味するから!
ローランデは幼少期から、民を護る事を使命と父、大公に叩き込まれ!
それに疑問も抱かず精進出来る、高潔な人なんです!」
ギュンターはシェイルの剣幕にも、目を見開き、ついぼそっ…と小声で尋ねた。
「…つまりお前とは。
寝てないのか?」
突然の下ネタに、シェイルは頬を赤らめること無くきついグリンの瞳を向け、きっぱり言い返す。
「ローランデは貴方と違って、簡単に寝たりしません!」
ギュンターは一瞬呆けた。
「…だってここは地元じゃ無いから。
かなり自由なんだろう?
ディングレーなら、息抜きに遊びまくるんじゃないのか?」
シェイルはきつい目を向け、きっぱり言った。
「ローランデをディングレーと、一緒にしないで!」
「…そうだ。
俺とは人種が違うから。
ローランデにとって色事は、息抜きにならない」
背後からの声に、ギュンターはぎょっとして振り向く。
ディングレーが項垂れて立っていて、ギュンターは思わず聞いた。
「…違うのか?」
ディングレーは項垂れたまま頷く。
「俗人じゃない。
だから皆、ローランデは苦手で…同時に敬愛してる」
ギュンターは項垂れてるディングレーに囁く。
「あんた…でもか?」
ディングレーは頷く。
が、言った。
「で、聞いたか?
お前が奴らに、最近喧嘩売られなかった理由。
それが解禁になった理由も…?」
ギュンターは頷く。
「オーガスタスの庇護があったと思われてたんだな。
だがオーガスタスが俺に牙剥いて、剣振ったから。
俺に遠慮は要らないと。
…奴ら、そんなにオーガスタスが怖いのか?」
ディングレーは内心
「(庇護の内容、こいつどこまで知ってんだ?)」
と首捻ったが、言葉を返す。
「オーガスタスの喧嘩相手、ずっと上級生だったからな。
一年の頃から、ガタイのデカい喧嘩自慢と血しぶき飛ばせながらも、一歩も引かず相打ちとかしてたら。
…そりゃ、皆敬遠して当たり前。
去年の一級上のワルなんて、四対一でずっと小競り合ってたんだぜ?」
「相手が四人か?
…それでも、オーガスタスが勝った?」
ギュンターに聞かれ、ディングレーはちょっと俯く。
「右腕骨折しても戦い抜いて、デカい相手を二人、二週間立てないぐらいに沈めてたな。
俺も見たが。
あの戦いっぷりを見てたら。
誰もがあいつに“喧嘩売るまい"と、心に決める」
ギュンターはようやく頷き、言った。
「…なるほど」
「…お前、それでも怖がってないだろう?」
「あいつ、デカいから。
沈められなくても逃げ切って、怪我しない自信はある」
ディングレーは呆れた。
「…あの長い足で。
どんだけ速く走っても、あっという間に追いつかれるぞ?
…ついでに言っとくと、腕も長い。
つまり背後から、背中掴まれ、捕まる」
「…された事、あるのか?」
ギュンターの問いに、ディングレーは即答した。
「逃げ足自慢の男が、されてるのを見た」
ギュンターは顔を少し下げ、ぼそっ…と零す。
「オーガスタス本気で怒らせて。
鬼ごっこしてみないと、実感出来ない」
ディングレーはそれを聞いてつい
「絶対本気で、オーガスタスは怒らせるな」
と忠告し、くるりと背を向け、歩き去った。
ギュンターが、まだ横に立ち、一緒にディングレーの背を見送るシェイルに視線向けると。
シェイルはギュンターに視線を戻し、感想を述べた。
「喧嘩好きなディングレーでさえ、匙投げてるなんて、相当だ」
「…何が相当だ?」
尋ねたギュンターに、シェイルは振り向く。
「あんたの、馬鹿さ加減」
「………………………………」
ギュンターはずばっ!ときつい言葉を、凄く綺麗な顔した美少年に言われ。
暫く言葉が返せず、固まった。
ようやく顔を上げた時。
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