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昨夜のアスランを思い返すシェイル
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講堂内は皆、吐息を漏らす。
全校生徒が注目するローランデは、その実力を伺う間すら無く、相手をたった二太刀で沈める。
相手は喉元に突き付けられた剣先に、ごくり…!と喉を鳴らし、剣を下げていた。
周囲は今だ、決着の着かない者達が激しく剣を交えている。
カン…!
カンカン…!
見物人達はさっさと対戦を終えた実力者から視線を外し、学校一と呼ばれる、銀髪美貌のシェイルに視線を移す。
カン…!
カン!
華奢な身がしなやかに揺れる。
が一瞬で間合いを詰め、突っ込んで行く。
その鋭さに、見ている誰もがごくり…!と喉を鳴らした。
「…彼…結構使えるんだ。剣…」
「あんなに、なよかかに見えるのにな…」
一年達は初めて見る年上の麗人の剣捌きが。
たいそう手慣れ、巧みなのに驚き、囁く。
切っ先を突き付けられた相手は、両手を横に広げて降参を示し、シェイルは表情を変えず、剣を引いた。
はぁ…。
吐息を吐いて顔を上げると、とっくに先に勝って眺めているローランデが。
微笑を送っているのに気づき、頷き返す。
同時に視線を横に振る先に、もう一人の友、ヤッケルの戦う姿があった。
身軽に突きを交わし様、鋭い太刀を相手に振り入れ、からん…!と剣が床に転がる音がする。
相手が慌てて剣を拾いに走る姿に、ヤッケルも切れた息を弾ませながら、眺めてるローランデとシェイルに振り向く。
二人の背後のフィンスもとっくに勝ちを決め、ヤッケルは自分が一番最後か。と横を見た。
対戦が全て終了すると、勝ち上がり組が二列に並ぶ。
シェイルもヤッケルもフィンスも、ローランデの列に並び、彼との対戦を避けた。
向かい合って「初め!」の声が飛ぶと、皆の視線は再びローランデに吸い寄せられる。
が、今度も向かい来る太刀を簡単に避け、身を翻し剣を下から持ち上げ、咄嗟軌道を変えて横から突き出し、相手の剣を弾く。
カラン…!
四年から…そして三年からも、その隙の無さにため息が漏れる。
一年達はその上級生の様子に、目を丸くした。
「…噂ほど…凄くないよな?」
「馬鹿…!
強いから、たった一太刀で勝つんだ!」
「相手が、弱すぎるんじゃなくて?」
シェイルは対戦相手の振って来る剣を、剣で弾き止めた。
このところ、急激に背を伸ばし体格の増したウィッツ。
いったん打ち合うと、その重い剣を受け止めた衝撃で、腕にびりり…!と痺れが走った。
だが足を使い翻弄するように避け続け…そして…。
体勢を崩す隙を見つけ、一瞬で斬り込む。
カラン…!
ウィッツの手から、剣が滑り落ちた。
動かぬ相手に、自分が勝ったと悟り、シェイルは剣を引く。
つい視線を感じ、背後を振り向くと…。
そこには講師の横に座る、一年のアスランが。
じっと自分を、見つめていた…。
夕べ、ディングレーの私室までアスランを迎えに行くと…彼は、ぼーっとしていた。
薬を使われたんだろう。とディングレーに耳打ちされ、更にギュンターが抱いて慰めた。
とまで聞いて、目を見開いた。
ディングレーはわざわざ、二年宿舎まで付き添ってくれた。
グーデンが特に執着してる。と聞き、フィンスが
「それなら大貴族用宿舎の方が、奴らも迂闊に踏み込めない」
そう言って、自室に引き取ると名乗り出てくれ、アスランと一緒にフィンスの部屋に泊まった。
湯を用意してくれたから、アスランを浸からせたけど…。
彼は徐々に自分の身に起こった事を思い出し、口に手を当て震え出して…。
そして静かに、泣き出した。
だから…浴槽に寄り添って、そっと尋ねる。
「…ギュンターの時は…その、泣かなかったの?」
アスランは顎を震わせ唇を噛んで…だが言葉を紡ぎ出した。
「…そん…な状態…じゃなくて…………」
けど、ギュンターの事を思い出したのか。
徐々にアスランの身の、震えが止まり始める。
そして恥じらうように俯き、頬を染めた。
ついびっくりしてその変わり様を眺めた。
が、誰が見たってギュンターの名で引き出されたアスランの反応の方が、好ましかったから。
そっと囁く。
「ギュンターは…彼は用事があるの?
明日の試合には、出ない気なのかな?」
聞いてやると、顔を上げるアスランの瞳には、素晴らしい美貌の金髪の男の顔が浮かぶようで。
少し瞳を潤ませ、恥じらうように頬を染めたまま囁く。
「…何も…聞いてないんです…。
けど……大丈夫だっ…て……。
それでここに………」
それだけやっと言うと、また俯く。
その恥じらう様子が初々しく、本当に純粋で可愛らしい美少年だな。
とシェイルは感心した。
アスランはまた、ぽつり…ぽつりと話し出す。
「けど…その通りで…。
…だい…丈夫……。
あの時も同じ。
彼はそう言わなかったけど…あの紫の瞳がそう、言ってた」
アスランがすっ、と顔を上げる。
「…あの…ひどい場所で縄から解放された時」
シェイルは自分の顔が、揺れてる。と感じた。
自分も一年の頃、幾度もグーデン一味に捕まり…。
大勢に取り押さえられ、幾度も犯されかけたから、その恐怖は解った。
一度は凶暴な猛者らが取り巻く中、たった一人でローフィスが駆け込んで来てくれて…。
けど多勢に無勢。
たった一人のローフィスは、大勢に殴られ…血まみれでズタ袋同然の有様。
それでも、戦うのを止めなくて…。
もう涙が溢れて、殴られて血まみれなローフィスの姿を見る位なら、奴らに好きされた方がマシだ…!
そう思うほどで………。
ローフィスが目前で殴られ続けるのに胸が張り裂けてる時。
ヤッケルがオーガスタスを呼んでくれて…。
それでよう やく………ローフィスが一方的に殴られてるのは止んだ。
ローフィスはいつも、危険など顧みないで、殴られる事すら厭わず、駆けつけてくれた…。
そう、いつも…。
真っ先に飛び込んで来てくれたのは、決まってローフィス………。
身分の低い彼が、王族の私室に許可も取らず乱入した。
と…全校生徒が集う夕食の場で、ローフィスはグーデンに糾弾され…退学に…成りかけ……。
けれどローフィスを退学から庇ったのは、グーデンですら恐れる、同じ「左の王家」のカリスマ、最上級生のディアヴォロス。
ローフィスとディアヴォロスがいてくれなかったら、今頃自分は…。
グーデンの愛玩に無理矢理させられ、あいつらに、したい放題されて…。
そこまで考えると、シェイルはぞっ…と身を、震わせた。
そしてグーデンらに拉致され、好きなように体を嬲られたアスランを、心から同情の眼差しで見つめた。
けど、ふと疑問が湧き上がる。
今回、王族の私室へ飛び込んで行ったのは、平貴族のギュンター。
グーデンが『ギュンターを退学にしろ!』
と糾弾したという噂は、聞こえてこない。
つい、不思議で。
シェイルは尋ねた。
「…ディングレーはともかく…。
それで、ギュンターは奴らに、何も…言われなかった?」
アスランは不思議そうにシェイルを見つめる。
まだ…呆けた、焦点がはっきりしない目つきで。
が、しっかりした声で返答した。
「…アイリスが…この場の事は無かった事に…って…。
ギュンターだけで無く、ディングレーもアイリスも…。
僕も、いなかった事に…してくれるよう、グーデン…にそう言って……」
シェイルはびっくりした。
「それでグーデンは了承したの?!」
アスランはこっくり頷き、けど声を落としてつぶやいた。
「ギュンターは、でも不満そうだった…。
とても…グーデンに怒っていて……。
けどディングレーが、納めとけって説得してた……。
僕…も、あの人がこれ以上危険な目にあうのは…嫌だ」
そう言ったアスランが。
心からギュンターの身を心配しているように見え、内心シェイルは思った。
“あの優美な美貌が効いてるのか。
それとも…助け出して…彼に抱かれたりしたから、それで…。
ギュンターの事をとても…親身に思ってるのか。
自分の時の、ローフィス同様、アスランはギュンターと面識があるのかな?”
「…その…ギュンターとは、ここに来る前からの、知り合い?」
その問いに。
アスランは無垢であどけない、茶の瞳を向けた。
「…?いえ。ほとんど、初対面です」
殴られた様に、思い切り顔が揺れて、シェイルは激しく動揺した。
それで、どうして…?
シェイルは聞きたかったけど…アスランは疲れたように、俯いてた。
…だからその後の部屋に運ばせた食事を、三人で囲んだ時も。
フィンスに出来るだけ、ギュンターの話題を振るようにって耳打ちし…。
フィンスはロクに知らないギュンターの話題を持ち出すのに、それは苦労してた。
…けどギュンターの話をする時、アスランの食が進むのを目に。
フィンスも必死で、ギュンターの話題を口にした。
シェイルは昨夜の出来事から、はっと我に返り、対戦相手に視線を戻す。
全校生徒は、ローランデが余裕で。
瞬速で勝ち進むのに、やっぱり…と項垂れきってた。
勝ち残りは9人となり、一人多くて。
講師にローランデは呼ばれ、列から外れ、シード扱いとなり。
残りの八人で、勝ち上がりを決める戦いが、始まろうとしていた。
全校生徒が注目するローランデは、その実力を伺う間すら無く、相手をたった二太刀で沈める。
相手は喉元に突き付けられた剣先に、ごくり…!と喉を鳴らし、剣を下げていた。
周囲は今だ、決着の着かない者達が激しく剣を交えている。
カン…!
カンカン…!
見物人達はさっさと対戦を終えた実力者から視線を外し、学校一と呼ばれる、銀髪美貌のシェイルに視線を移す。
カン…!
カン!
華奢な身がしなやかに揺れる。
が一瞬で間合いを詰め、突っ込んで行く。
その鋭さに、見ている誰もがごくり…!と喉を鳴らした。
「…彼…結構使えるんだ。剣…」
「あんなに、なよかかに見えるのにな…」
一年達は初めて見る年上の麗人の剣捌きが。
たいそう手慣れ、巧みなのに驚き、囁く。
切っ先を突き付けられた相手は、両手を横に広げて降参を示し、シェイルは表情を変えず、剣を引いた。
はぁ…。
吐息を吐いて顔を上げると、とっくに先に勝って眺めているローランデが。
微笑を送っているのに気づき、頷き返す。
同時に視線を横に振る先に、もう一人の友、ヤッケルの戦う姿があった。
身軽に突きを交わし様、鋭い太刀を相手に振り入れ、からん…!と剣が床に転がる音がする。
相手が慌てて剣を拾いに走る姿に、ヤッケルも切れた息を弾ませながら、眺めてるローランデとシェイルに振り向く。
二人の背後のフィンスもとっくに勝ちを決め、ヤッケルは自分が一番最後か。と横を見た。
対戦が全て終了すると、勝ち上がり組が二列に並ぶ。
シェイルもヤッケルもフィンスも、ローランデの列に並び、彼との対戦を避けた。
向かい合って「初め!」の声が飛ぶと、皆の視線は再びローランデに吸い寄せられる。
が、今度も向かい来る太刀を簡単に避け、身を翻し剣を下から持ち上げ、咄嗟軌道を変えて横から突き出し、相手の剣を弾く。
カラン…!
四年から…そして三年からも、その隙の無さにため息が漏れる。
一年達はその上級生の様子に、目を丸くした。
「…噂ほど…凄くないよな?」
「馬鹿…!
強いから、たった一太刀で勝つんだ!」
「相手が、弱すぎるんじゃなくて?」
シェイルは対戦相手の振って来る剣を、剣で弾き止めた。
このところ、急激に背を伸ばし体格の増したウィッツ。
いったん打ち合うと、その重い剣を受け止めた衝撃で、腕にびりり…!と痺れが走った。
だが足を使い翻弄するように避け続け…そして…。
体勢を崩す隙を見つけ、一瞬で斬り込む。
カラン…!
ウィッツの手から、剣が滑り落ちた。
動かぬ相手に、自分が勝ったと悟り、シェイルは剣を引く。
つい視線を感じ、背後を振り向くと…。
そこには講師の横に座る、一年のアスランが。
じっと自分を、見つめていた…。
夕べ、ディングレーの私室までアスランを迎えに行くと…彼は、ぼーっとしていた。
薬を使われたんだろう。とディングレーに耳打ちされ、更にギュンターが抱いて慰めた。
とまで聞いて、目を見開いた。
ディングレーはわざわざ、二年宿舎まで付き添ってくれた。
グーデンが特に執着してる。と聞き、フィンスが
「それなら大貴族用宿舎の方が、奴らも迂闊に踏み込めない」
そう言って、自室に引き取ると名乗り出てくれ、アスランと一緒にフィンスの部屋に泊まった。
湯を用意してくれたから、アスランを浸からせたけど…。
彼は徐々に自分の身に起こった事を思い出し、口に手を当て震え出して…。
そして静かに、泣き出した。
だから…浴槽に寄り添って、そっと尋ねる。
「…ギュンターの時は…その、泣かなかったの?」
アスランは顎を震わせ唇を噛んで…だが言葉を紡ぎ出した。
「…そん…な状態…じゃなくて…………」
けど、ギュンターの事を思い出したのか。
徐々にアスランの身の、震えが止まり始める。
そして恥じらうように俯き、頬を染めた。
ついびっくりしてその変わり様を眺めた。
が、誰が見たってギュンターの名で引き出されたアスランの反応の方が、好ましかったから。
そっと囁く。
「ギュンターは…彼は用事があるの?
明日の試合には、出ない気なのかな?」
聞いてやると、顔を上げるアスランの瞳には、素晴らしい美貌の金髪の男の顔が浮かぶようで。
少し瞳を潤ませ、恥じらうように頬を染めたまま囁く。
「…何も…聞いてないんです…。
けど……大丈夫だっ…て……。
それでここに………」
それだけやっと言うと、また俯く。
その恥じらう様子が初々しく、本当に純粋で可愛らしい美少年だな。
とシェイルは感心した。
アスランはまた、ぽつり…ぽつりと話し出す。
「けど…その通りで…。
…だい…丈夫……。
あの時も同じ。
彼はそう言わなかったけど…あの紫の瞳がそう、言ってた」
アスランがすっ、と顔を上げる。
「…あの…ひどい場所で縄から解放された時」
シェイルは自分の顔が、揺れてる。と感じた。
自分も一年の頃、幾度もグーデン一味に捕まり…。
大勢に取り押さえられ、幾度も犯されかけたから、その恐怖は解った。
一度は凶暴な猛者らが取り巻く中、たった一人でローフィスが駆け込んで来てくれて…。
けど多勢に無勢。
たった一人のローフィスは、大勢に殴られ…血まみれでズタ袋同然の有様。
それでも、戦うのを止めなくて…。
もう涙が溢れて、殴られて血まみれなローフィスの姿を見る位なら、奴らに好きされた方がマシだ…!
そう思うほどで………。
ローフィスが目前で殴られ続けるのに胸が張り裂けてる時。
ヤッケルがオーガスタスを呼んでくれて…。
それでよう やく………ローフィスが一方的に殴られてるのは止んだ。
ローフィスはいつも、危険など顧みないで、殴られる事すら厭わず、駆けつけてくれた…。
そう、いつも…。
真っ先に飛び込んで来てくれたのは、決まってローフィス………。
身分の低い彼が、王族の私室に許可も取らず乱入した。
と…全校生徒が集う夕食の場で、ローフィスはグーデンに糾弾され…退学に…成りかけ……。
けれどローフィスを退学から庇ったのは、グーデンですら恐れる、同じ「左の王家」のカリスマ、最上級生のディアヴォロス。
ローフィスとディアヴォロスがいてくれなかったら、今頃自分は…。
グーデンの愛玩に無理矢理させられ、あいつらに、したい放題されて…。
そこまで考えると、シェイルはぞっ…と身を、震わせた。
そしてグーデンらに拉致され、好きなように体を嬲られたアスランを、心から同情の眼差しで見つめた。
けど、ふと疑問が湧き上がる。
今回、王族の私室へ飛び込んで行ったのは、平貴族のギュンター。
グーデンが『ギュンターを退学にしろ!』
と糾弾したという噂は、聞こえてこない。
つい、不思議で。
シェイルは尋ねた。
「…ディングレーはともかく…。
それで、ギュンターは奴らに、何も…言われなかった?」
アスランは不思議そうにシェイルを見つめる。
まだ…呆けた、焦点がはっきりしない目つきで。
が、しっかりした声で返答した。
「…アイリスが…この場の事は無かった事に…って…。
ギュンターだけで無く、ディングレーもアイリスも…。
僕も、いなかった事に…してくれるよう、グーデン…にそう言って……」
シェイルはびっくりした。
「それでグーデンは了承したの?!」
アスランはこっくり頷き、けど声を落としてつぶやいた。
「ギュンターは、でも不満そうだった…。
とても…グーデンに怒っていて……。
けどディングレーが、納めとけって説得してた……。
僕…も、あの人がこれ以上危険な目にあうのは…嫌だ」
そう言ったアスランが。
心からギュンターの身を心配しているように見え、内心シェイルは思った。
“あの優美な美貌が効いてるのか。
それとも…助け出して…彼に抱かれたりしたから、それで…。
ギュンターの事をとても…親身に思ってるのか。
自分の時の、ローフィス同様、アスランはギュンターと面識があるのかな?”
「…その…ギュンターとは、ここに来る前からの、知り合い?」
その問いに。
アスランは無垢であどけない、茶の瞳を向けた。
「…?いえ。ほとんど、初対面です」
殴られた様に、思い切り顔が揺れて、シェイルは激しく動揺した。
それで、どうして…?
シェイルは聞きたかったけど…アスランは疲れたように、俯いてた。
…だからその後の部屋に運ばせた食事を、三人で囲んだ時も。
フィンスに出来るだけ、ギュンターの話題を振るようにって耳打ちし…。
フィンスはロクに知らないギュンターの話題を持ち出すのに、それは苦労してた。
…けどギュンターの話をする時、アスランの食が進むのを目に。
フィンスも必死で、ギュンターの話題を口にした。
シェイルは昨夜の出来事から、はっと我に返り、対戦相手に視線を戻す。
全校生徒は、ローランデが余裕で。
瞬速で勝ち進むのに、やっぱり…と項垂れきってた。
勝ち残りは9人となり、一人多くて。
講師にローランデは呼ばれ、列から外れ、シード扱いとなり。
残りの八人で、勝ち上がりを決める戦いが、始まろうとしていた。
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