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第七章『過去の幻影の大戦』
敵の打つ手
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アイリスが泣き出しそうで、ディンダーデンは無言を貫いた。
「(さっきの…あれはあれでヤバいが、こっちの方がもっとヤバくないか?
俺は泣いてる相手をもっと泣かせるのは得意だが、涙を止めてやる方法は一つしか知らない。
第一それをしても…奴が俺の胸に飛び込んで泣く。
なんて状況は、チラとも頭に浮かばない)」
ディンダーデンが困った事態に沈黙を続ける内にアイリスはみるみる涙ぐむ。
ワーキュラスが、必死で彼をなだめてるようだった。
がアイリスが口に出す。
「…だが…!
それでも………私にはテテュスしかいない。
彼にもしもの事があったら…!
ワーキュラス。君何とか、あっちの一人と私を入れ替えられないか?
ギュンターはどうだ?」
その時ディンダーデンの脳裏に、ギュンターとノルンディルの濡れ場が広がり、ぞっとした。
が、取り乱しきったアイリスは小声で言葉を続ける。
それこそ、必死で。
「シェイルは絶対ダメだ。
ローフィスに知れたら、私が彼に殺される。
…ディングレーなんか、いいんじゃないか?
ああ!アシュアークが居たな?
彼なら最高だ!
ノルンディルも悦ぶし……………」
ディンダーデンはディングレーとノルンディルの濡れ場が頭に浮かぶ前にアシュアークにすり替わって、心底ほっとした。
「(幾ら俺でもディングレーとノルンディルを想像しちまったら、立ち直れない。
気持ち悪すぎて)」
が、アイリスの瞳から大粒の涙が頬に流れ出すのを見て、ディンダーデンは心臓を掴まれたようにぎょっ!とする。
心拍が、上がってる。
ディンダーデンはワーキュラスに
『何を言った?』
と意識だけ飛ばすと、ワーキュラスの言葉が頭に浮かび上がる。
“入れ替えなんて出来たらとっくに君達をここから救い出してる。
入った人物から引き剥がせないからこんなに苦労してるから、まずそれは不可能だ”
『…そうだよな』
ディンダーデンもその理屈に納得した。
がアイリスの瞳は滝のように涙が次々零れ行く。
『私はどうなってもいいが、テテュスを巻き込む事だけは絶対に嫌だ!
近くに居ず護って、やれないのに………!』
“だが大人の彼は君を助けるために力を貸してくれと言った時、きっぱりと言い切った。
『返事が、必要だろうか?』と。
素晴らしい心構えだ。
君を今度は彼が、助けたいんだ。
気持ちを汲み取ってやってくれないか?”
「だってテテュスは無茶を平気でする!
怖い者知らずで!
それがどれだけ危険か………」
もうアイリスの頬は濡れきっていて、涙は瞳から次々と溢れ、ディンダーデンは指先を額に当て、指の間から、そんなアイリスの壮絶に可愛い泣き顔を盗み見る。
「(やっぱり、もっとヤバい…。
毒草が可愛く見えるんだ。
最悪危険地域に入ってる)」
一つ、吐息を吐く。
「だがオーガスタスらが一緒なんだろう?」
アイリスはきっ!と振り向く。
「もっとヤバいじゃないか!
気が大きく成って一緒にとんでもなく危険なマネまで平気でしたら!!!
無くすのは命なんだぞ!!!」
ディンダーデンは涙で濡れた濃紺の瞳が股間を直撃するのを感じた。
が理性が勝った。
「(今迫ったら、間違いなく殺し合いだ。
情事を望むなら、ここは我慢だ。
待てよ。どうして俺が大嫌いな、我慢なんてしてるんだ?)」
…と、アイリスを盗み見る。
が相手は怪物。
人の心を読んだように、憤怒の表情をその顔の上に露わにした。
アイリスが、冷たく嗤った。
「泣き顔に欲情した。とかって、言わないよな?」
流石のディンダーデンもあまりの怖さに解答できず、曖昧に首を横に、振った。
ローランデは城門が開いて次々、兵が逃げ帰る様にしばし、安堵した。
スフォルツァとラフォーレンは笑って肩を、叩き合ってる。
が、一人の『影の民』が黒いマントを纏い、死に神のような姿を見せ、高台のその場所から城門の様子を見下ろし、嗤った途端、ぞっ…と背筋が凍った。
だがその『影の民』の後ろから一人…そしてまた一人。
三つ子のようにそっくりな、三人の男は不気味な横に細長い鼻髭を流し、目は凍り付くような白味がかった青。
肌の色は青黒く、それが三人並んで嗤ってる姿は、それは禍々しく目に映る。
ローランデは自分の隠れている城壁から三人を盗み見て、内心叫んだ。
「(メーダフォーテが新たな手を打つぞ!)」
「夢の傀儡靴王」と相対しているワーキュラスは、散らばった分身からの伺う声を、聞いた。
「夢の傀儡靴王」はくっくっくっ…と嗤った。
その手が動いてない事を、ワーキュラスは知っていた。
「…我を呼び出した操り人形は、優秀だ。
操作の必要もない」
ローランデの側に漂っていたワーキュラスの分身が直ちに城壁を駆け上り、素早く飛んでメーダフォーテの居るガスパスの居室へと、滑り込む。
そこには窓辺で戦況を伺う、二人の姿を見つけた。
入り込んだ人物に透けて見える。
一人は青く…それでも人間に、見えた。
が横に居た男の魂は真っ黒。
『影の民』と殆ど変わらぬ。
人の苦しみを自分の力に変えて来た男だった。
“最早人とは呼べぬ…。
これ程変形していては…。
『影』を自分の身に自ら取り込み…逆に『影』を、僕(しもべ)とする男………”
メーダフォーテは横のディスバロッサを見つめる。
「どうする?」
「城門を閉めろ。
我が同胞はまだ、足りないと言っている」
メーダフォーテは一つ、吐息を吐いてディスバロッサの流麗な横顔を見つめる。
「君だ。兵力が惜しいなら直ちに引けと警告したのは。
今度は、閉め出して見殺しにしろ。と?」
「今の奴らでは何の助けにもならぬ。
…が、屍に成れば最強の、兵士となろう」
メーダフォーテはまた一つ、吐息を吐く。
「まあいい。勝てれば。
どうせ幻影だ。
仲間に裏切られ、殺される心の痛みも、死して尚傀儡として使役される魂の悼みも…何の醍醐味も無い、偽物。
君には退屈だろうが…」
「だが敵に与える恐怖は、本物だ」
メーダフォーテはディスバロッサが、その美しい顔を歪め嗤う顔を、見た。
これ程端正で美しい若者の、醜悪な笑顔。
それこそが醍醐味。
メーダフォーテはそう嘯いて、心の中で思わず笑みを零した。
「!」
ワーキュラスは企みを知って周囲を見回す。
巨大な城門は力自慢の男達の手で閉められ行き、中に滑り込もうとする仲間を、城門内に居る男達が、蹴って城門向こうに突き倒す。
縋る声。
必死で閉まり行く城門に、縋り付く手。
幻影と言えど、何と惨(むご)い………。
がワーキュラスは城門を見下ろす高台の内門の上に立つ、三人の『影の民』を見つける。
嗤って、いた。
不気味な容姿が更に、気味悪く見える。
まるで…息をしてない、木偶人形が動いてるかのように。
三人の男が見えない“気”を触手のように伸ばし、戦場に倒れる死体に這い、伝い覆い…それを自分の物にしようとする様が伺えて、ワーキュラスは咄嗟に飛ぶ。
警告を、与える為に。
「(さっきの…あれはあれでヤバいが、こっちの方がもっとヤバくないか?
俺は泣いてる相手をもっと泣かせるのは得意だが、涙を止めてやる方法は一つしか知らない。
第一それをしても…奴が俺の胸に飛び込んで泣く。
なんて状況は、チラとも頭に浮かばない)」
ディンダーデンが困った事態に沈黙を続ける内にアイリスはみるみる涙ぐむ。
ワーキュラスが、必死で彼をなだめてるようだった。
がアイリスが口に出す。
「…だが…!
それでも………私にはテテュスしかいない。
彼にもしもの事があったら…!
ワーキュラス。君何とか、あっちの一人と私を入れ替えられないか?
ギュンターはどうだ?」
その時ディンダーデンの脳裏に、ギュンターとノルンディルの濡れ場が広がり、ぞっとした。
が、取り乱しきったアイリスは小声で言葉を続ける。
それこそ、必死で。
「シェイルは絶対ダメだ。
ローフィスに知れたら、私が彼に殺される。
…ディングレーなんか、いいんじゃないか?
ああ!アシュアークが居たな?
彼なら最高だ!
ノルンディルも悦ぶし……………」
ディンダーデンはディングレーとノルンディルの濡れ場が頭に浮かぶ前にアシュアークにすり替わって、心底ほっとした。
「(幾ら俺でもディングレーとノルンディルを想像しちまったら、立ち直れない。
気持ち悪すぎて)」
が、アイリスの瞳から大粒の涙が頬に流れ出すのを見て、ディンダーデンは心臓を掴まれたようにぎょっ!とする。
心拍が、上がってる。
ディンダーデンはワーキュラスに
『何を言った?』
と意識だけ飛ばすと、ワーキュラスの言葉が頭に浮かび上がる。
“入れ替えなんて出来たらとっくに君達をここから救い出してる。
入った人物から引き剥がせないからこんなに苦労してるから、まずそれは不可能だ”
『…そうだよな』
ディンダーデンもその理屈に納得した。
がアイリスの瞳は滝のように涙が次々零れ行く。
『私はどうなってもいいが、テテュスを巻き込む事だけは絶対に嫌だ!
近くに居ず護って、やれないのに………!』
“だが大人の彼は君を助けるために力を貸してくれと言った時、きっぱりと言い切った。
『返事が、必要だろうか?』と。
素晴らしい心構えだ。
君を今度は彼が、助けたいんだ。
気持ちを汲み取ってやってくれないか?”
「だってテテュスは無茶を平気でする!
怖い者知らずで!
それがどれだけ危険か………」
もうアイリスの頬は濡れきっていて、涙は瞳から次々と溢れ、ディンダーデンは指先を額に当て、指の間から、そんなアイリスの壮絶に可愛い泣き顔を盗み見る。
「(やっぱり、もっとヤバい…。
毒草が可愛く見えるんだ。
最悪危険地域に入ってる)」
一つ、吐息を吐く。
「だがオーガスタスらが一緒なんだろう?」
アイリスはきっ!と振り向く。
「もっとヤバいじゃないか!
気が大きく成って一緒にとんでもなく危険なマネまで平気でしたら!!!
無くすのは命なんだぞ!!!」
ディンダーデンは涙で濡れた濃紺の瞳が股間を直撃するのを感じた。
が理性が勝った。
「(今迫ったら、間違いなく殺し合いだ。
情事を望むなら、ここは我慢だ。
待てよ。どうして俺が大嫌いな、我慢なんてしてるんだ?)」
…と、アイリスを盗み見る。
が相手は怪物。
人の心を読んだように、憤怒の表情をその顔の上に露わにした。
アイリスが、冷たく嗤った。
「泣き顔に欲情した。とかって、言わないよな?」
流石のディンダーデンもあまりの怖さに解答できず、曖昧に首を横に、振った。
ローランデは城門が開いて次々、兵が逃げ帰る様にしばし、安堵した。
スフォルツァとラフォーレンは笑って肩を、叩き合ってる。
が、一人の『影の民』が黒いマントを纏い、死に神のような姿を見せ、高台のその場所から城門の様子を見下ろし、嗤った途端、ぞっ…と背筋が凍った。
だがその『影の民』の後ろから一人…そしてまた一人。
三つ子のようにそっくりな、三人の男は不気味な横に細長い鼻髭を流し、目は凍り付くような白味がかった青。
肌の色は青黒く、それが三人並んで嗤ってる姿は、それは禍々しく目に映る。
ローランデは自分の隠れている城壁から三人を盗み見て、内心叫んだ。
「(メーダフォーテが新たな手を打つぞ!)」
「夢の傀儡靴王」と相対しているワーキュラスは、散らばった分身からの伺う声を、聞いた。
「夢の傀儡靴王」はくっくっくっ…と嗤った。
その手が動いてない事を、ワーキュラスは知っていた。
「…我を呼び出した操り人形は、優秀だ。
操作の必要もない」
ローランデの側に漂っていたワーキュラスの分身が直ちに城壁を駆け上り、素早く飛んでメーダフォーテの居るガスパスの居室へと、滑り込む。
そこには窓辺で戦況を伺う、二人の姿を見つけた。
入り込んだ人物に透けて見える。
一人は青く…それでも人間に、見えた。
が横に居た男の魂は真っ黒。
『影の民』と殆ど変わらぬ。
人の苦しみを自分の力に変えて来た男だった。
“最早人とは呼べぬ…。
これ程変形していては…。
『影』を自分の身に自ら取り込み…逆に『影』を、僕(しもべ)とする男………”
メーダフォーテは横のディスバロッサを見つめる。
「どうする?」
「城門を閉めろ。
我が同胞はまだ、足りないと言っている」
メーダフォーテは一つ、吐息を吐いてディスバロッサの流麗な横顔を見つめる。
「君だ。兵力が惜しいなら直ちに引けと警告したのは。
今度は、閉め出して見殺しにしろ。と?」
「今の奴らでは何の助けにもならぬ。
…が、屍に成れば最強の、兵士となろう」
メーダフォーテはまた一つ、吐息を吐く。
「まあいい。勝てれば。
どうせ幻影だ。
仲間に裏切られ、殺される心の痛みも、死して尚傀儡として使役される魂の悼みも…何の醍醐味も無い、偽物。
君には退屈だろうが…」
「だが敵に与える恐怖は、本物だ」
メーダフォーテはディスバロッサが、その美しい顔を歪め嗤う顔を、見た。
これ程端正で美しい若者の、醜悪な笑顔。
それこそが醍醐味。
メーダフォーテはそう嘯いて、心の中で思わず笑みを零した。
「!」
ワーキュラスは企みを知って周囲を見回す。
巨大な城門は力自慢の男達の手で閉められ行き、中に滑り込もうとする仲間を、城門内に居る男達が、蹴って城門向こうに突き倒す。
縋る声。
必死で閉まり行く城門に、縋り付く手。
幻影と言えど、何と惨(むご)い………。
がワーキュラスは城門を見下ろす高台の内門の上に立つ、三人の『影の民』を見つける。
嗤って、いた。
不気味な容姿が更に、気味悪く見える。
まるで…息をしてない、木偶人形が動いてるかのように。
三人の男が見えない“気”を触手のように伸ばし、戦場に倒れる死体に這い、伝い覆い…それを自分の物にしようとする様が伺えて、ワーキュラスは咄嗟に飛ぶ。
警告を、与える為に。
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