283 / 286
短編集
僕だってレグウルナス その後のその後 (ショート)
しおりを挟む
アリオンがファオンと、湯に出向こうとテントを出た時、アリオンはシーリーンに立ち塞がれた。
「…どうして抱いた!」
アリオンはシーリーンに睨まれ、ファオンに振り向く。
「…ナウルースを抱いたら…ナウルースがファオンを抱くから…。
感じてるファオンを見ていたら、我慢出来なかった」
そして、シーリーンを見る。
「お前だってそうなる」
シーリーンはファオンを見、次にそう言うアリオンを見た。
ファオンはシーリーンに訴える。
「アリオンと一緒なら…僕だって、アグナータを抱けると思ったんだ!」
「……………アリオンはナウルースに挿入して…ナウルースにお前…挿入…された…のか?」
ファオンは涙目で頷く。
アリオンはシーリーンを見て、ファオンの気持ちを補足する。
「ファオンはナウルースがアグナータだから、挿入したいらしい」
シーリーンはそれをアリオンが自分に押しつけてるのを感じ、アリオンを睨む。
「…どうして…そんな事に成った?」
アリオンはシーリーンに言い放つ。
「俺がナウルースに挿入した頃…俺の視界にファオンが入った。
最初から居ると知っていたら…何とか出来たかも」
シーリーンはそれを自分に押しつけようと、言外でぐいぐい来るアリオンを、もっと睨み付ける。
けれどファオンにまで、涙目で見つめられ。沈黙。
「…………………………………………」
やっと言葉が思い浮かび、言い訳のように呟く。
「俺はナウルースよりファオンが居れば、ファオンが抱きたいし」
ファオンは一瞬でがっかりして、顔を下げる。
シーリーンが呟く。
「…つまり俺とアリオンがナウルースを掴んで、その間にお前が挿入すれば…」
ファオンは一辺に瞳を輝かせて、シーリーンを見上げ、アリオンも見る。
アリオンはシーリーンが、自分も巻き込むので思い切り、俯く。
「俺は出したばかりだ」
ファオンも顔を下げる。
「…僕も…勃たなかったら…不名誉?」
シーリーンはほっとして、言った。
「多分。
次に元気な時で、俺とアリオンが揃った時、試して見よう」
ファオンはしぶしぶ頷く。
…けれどその後、アリオンとシーリーンは揃わず、シーリーンはナウルースの元にファオンが現れると、ナウルースを他の男に譲ってファオンをテントに連れ込み、抱く。
ファオンはシーリーンに毛皮の上に座らされて男根を口に含まれると、もう気持ちよく成ってしまう。
シーリーンはファオンが感じ始めると顔を上げて、お腹を伝い乳首を可愛がり、そしてファオンが感じてどうにかなりそうになった時、腿を抱え上げて挿入する。
ファオンはもうシーリーンに抱き付き、美麗なシーリーンを体ごと抱き止めて、挿入され、突かれて仰け反る。
「シーリーン…ああっ…ん…っ!
シーリーン…」
シーリーンはその時腕の中にファオンを抱き止められた喜びで、自身の男根でファオンの良い場所を幾度も、挿入角度を変えて擦り上げるものだから…。
ファオンはめろめろ。
抱いて来るシーリーンの体を抱き返し、感じた麗しい表情をシーリーンに晒し、シーリーンを更に歓喜へと追い立てる。
シーリーンに激しく…けど愛情込めて突き上げられ、ファオンは甘い官能の渦に囚われて…思う。
“…シーリーンと上り詰めると、やっぱり…甘い…甘い感覚の中で欲望が解放され、終わった後シーリーンに美麗な顔を傾けられて覗き込まれると、思わず首に抱きついてキスを返してしまう………”
けれど事が終わってまどろむ中、毎度シーリーンはファオンに尋ねられた。
「僕…いつになったらアグナータに挿入出来るの?」
シーリーンはそれを聞く度、俯いて言葉を濁した。
「…どうして抱いた!」
アリオンはシーリーンに睨まれ、ファオンに振り向く。
「…ナウルースを抱いたら…ナウルースがファオンを抱くから…。
感じてるファオンを見ていたら、我慢出来なかった」
そして、シーリーンを見る。
「お前だってそうなる」
シーリーンはファオンを見、次にそう言うアリオンを見た。
ファオンはシーリーンに訴える。
「アリオンと一緒なら…僕だって、アグナータを抱けると思ったんだ!」
「……………アリオンはナウルースに挿入して…ナウルースにお前…挿入…された…のか?」
ファオンは涙目で頷く。
アリオンはシーリーンを見て、ファオンの気持ちを補足する。
「ファオンはナウルースがアグナータだから、挿入したいらしい」
シーリーンはそれをアリオンが自分に押しつけてるのを感じ、アリオンを睨む。
「…どうして…そんな事に成った?」
アリオンはシーリーンに言い放つ。
「俺がナウルースに挿入した頃…俺の視界にファオンが入った。
最初から居ると知っていたら…何とか出来たかも」
シーリーンはそれを自分に押しつけようと、言外でぐいぐい来るアリオンを、もっと睨み付ける。
けれどファオンにまで、涙目で見つめられ。沈黙。
「…………………………………………」
やっと言葉が思い浮かび、言い訳のように呟く。
「俺はナウルースよりファオンが居れば、ファオンが抱きたいし」
ファオンは一瞬でがっかりして、顔を下げる。
シーリーンが呟く。
「…つまり俺とアリオンがナウルースを掴んで、その間にお前が挿入すれば…」
ファオンは一辺に瞳を輝かせて、シーリーンを見上げ、アリオンも見る。
アリオンはシーリーンが、自分も巻き込むので思い切り、俯く。
「俺は出したばかりだ」
ファオンも顔を下げる。
「…僕も…勃たなかったら…不名誉?」
シーリーンはほっとして、言った。
「多分。
次に元気な時で、俺とアリオンが揃った時、試して見よう」
ファオンはしぶしぶ頷く。
…けれどその後、アリオンとシーリーンは揃わず、シーリーンはナウルースの元にファオンが現れると、ナウルースを他の男に譲ってファオンをテントに連れ込み、抱く。
ファオンはシーリーンに毛皮の上に座らされて男根を口に含まれると、もう気持ちよく成ってしまう。
シーリーンはファオンが感じ始めると顔を上げて、お腹を伝い乳首を可愛がり、そしてファオンが感じてどうにかなりそうになった時、腿を抱え上げて挿入する。
ファオンはもうシーリーンに抱き付き、美麗なシーリーンを体ごと抱き止めて、挿入され、突かれて仰け反る。
「シーリーン…ああっ…ん…っ!
シーリーン…」
シーリーンはその時腕の中にファオンを抱き止められた喜びで、自身の男根でファオンの良い場所を幾度も、挿入角度を変えて擦り上げるものだから…。
ファオンはめろめろ。
抱いて来るシーリーンの体を抱き返し、感じた麗しい表情をシーリーンに晒し、シーリーンを更に歓喜へと追い立てる。
シーリーンに激しく…けど愛情込めて突き上げられ、ファオンは甘い官能の渦に囚われて…思う。
“…シーリーンと上り詰めると、やっぱり…甘い…甘い感覚の中で欲望が解放され、終わった後シーリーンに美麗な顔を傾けられて覗き込まれると、思わず首に抱きついてキスを返してしまう………”
けれど事が終わってまどろむ中、毎度シーリーンはファオンに尋ねられた。
「僕…いつになったらアグナータに挿入出来るの?」
シーリーンはそれを聞く度、俯いて言葉を濁した。
0
お気に入りに追加
230
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる