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夢の中の調教
267 犯されたのに濡れ衣を着せられる哀れなロレンツ
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皆が他に気をチラしてる間に…。
ロレンツはまた、キリアンに食われて昇天していた。
「あ…………………」
ロレンツはキリアンに首に腕を巻き付けられ、抱きつかれながら果てた。
ぐったり…と顔を下げるロレンツ。
「…………………………なんか、俺の中にお前ってもしかして…挿入(はい)ってる?」
ロレンツが、顔上げる。
ナンかキリアンが表情も変えず怒ってるっぽくて…ロレンツは目を見開いて、キリアンを見る。
キリアンは突然怒鳴り出す。
「どうして可愛い弟助けた罪で投獄までされた、俺にこんなマネ出来るかな?!」
怒って立ち上がり、その時ずぼっ!とロレンツの…が抜ける。
ロレンツはもう、泣きそう。
「襲われて…しかも三度も無理矢理逝かされて…。
なんで俺が、加害者?
あんまり酷いと思うんだけど…」
「誰が無理矢理?
お前が!だろう?!」
「待ってキリアン。
頼むから聞いて。
俺、日頃からお前襲いたいと、思ってるように見える?!」
キリアンは、濡れた蕾を見ていたが、ロレンツに振り向く。
「…見えない」
「だろ?!
俺…お前としたい。
って、ひとっ欠片も考えた事無い」
「じゃ、どうしてこうなってる?!」
「…俺がしないなら…したのは…誰?」
ロレンツに問われ、キリアンが人差し指で自分指す。
「俺?!
ナイナイ!
絶対、ナイ!」
ロレンツはひっくり返った声で叫ぶ。
「ある!
お前、催眠術かかってたから!」
「……………………ロレンツ。
いっくらお前でも、そこ迄馬鹿ないい訳には、付き合えないぞ?
大人しく
『本心は、キリアンと凄くしたかった』
と認めろよ」
ロレンツは涙目で、クビをぶんぶん横に振る。
「…頼むから、俺の貞操、返して…」
キリアンが、ぶんむくれる。
「それじゃ俺が!
犯したみたいじゃないか!
俺の蕾濡れてるんだぞ?
どう見ても、犯したのお前の方だろう?」
ロレンツはもう、果てそうになって囁く。
「…頼まれても、ゴメン」
「謝ってるの?
断ってるの?」
「断ってる」
ごん!
キリアンの拳で頭叩かれ、ロレンツは頭抑えて喚く。
「犯した上に、殴るなんて酷い!」
とうとうロレンツが、両手目に当てて、可愛らしく子供泣きする。
「…泣き真似だって、一発で解る」
キリアンに言われ、ロレンツはとうとう叫ぶ。
「半分は、本気で泣いてる!」
夢見てるキースが呟く。
「キリアン、絶対責任取らないな」
セルティスも頷く。
「『知らない』で、ばっくれ倒す」
アリオンとシーリーンは
『何を今更、解りきった事を…』
と、俯いて溜息。
レオだけが、本気でぼそり。と囁いた。
「…俺じゃ無くて本当に良かった。
…キリアンにはどれだけ安全そうでも、絶対近寄らない」
セルティスとキースがレオを見る。
キースが、ぼそり…と言った。
「レオ…って案外、予想外の事故って起きるもんな」
セルティスも頷く。
「…レイデンとか?」
アリオンとシーリーンは、がっくり。と肩落とし、皆から背を向けるレオを見た。
ロレンツはまた、キリアンに食われて昇天していた。
「あ…………………」
ロレンツはキリアンに首に腕を巻き付けられ、抱きつかれながら果てた。
ぐったり…と顔を下げるロレンツ。
「…………………………なんか、俺の中にお前ってもしかして…挿入(はい)ってる?」
ロレンツが、顔上げる。
ナンかキリアンが表情も変えず怒ってるっぽくて…ロレンツは目を見開いて、キリアンを見る。
キリアンは突然怒鳴り出す。
「どうして可愛い弟助けた罪で投獄までされた、俺にこんなマネ出来るかな?!」
怒って立ち上がり、その時ずぼっ!とロレンツの…が抜ける。
ロレンツはもう、泣きそう。
「襲われて…しかも三度も無理矢理逝かされて…。
なんで俺が、加害者?
あんまり酷いと思うんだけど…」
「誰が無理矢理?
お前が!だろう?!」
「待ってキリアン。
頼むから聞いて。
俺、日頃からお前襲いたいと、思ってるように見える?!」
キリアンは、濡れた蕾を見ていたが、ロレンツに振り向く。
「…見えない」
「だろ?!
俺…お前としたい。
って、ひとっ欠片も考えた事無い」
「じゃ、どうしてこうなってる?!」
「…俺がしないなら…したのは…誰?」
ロレンツに問われ、キリアンが人差し指で自分指す。
「俺?!
ナイナイ!
絶対、ナイ!」
ロレンツはひっくり返った声で叫ぶ。
「ある!
お前、催眠術かかってたから!」
「……………………ロレンツ。
いっくらお前でも、そこ迄馬鹿ないい訳には、付き合えないぞ?
大人しく
『本心は、キリアンと凄くしたかった』
と認めろよ」
ロレンツは涙目で、クビをぶんぶん横に振る。
「…頼むから、俺の貞操、返して…」
キリアンが、ぶんむくれる。
「それじゃ俺が!
犯したみたいじゃないか!
俺の蕾濡れてるんだぞ?
どう見ても、犯したのお前の方だろう?」
ロレンツはもう、果てそうになって囁く。
「…頼まれても、ゴメン」
「謝ってるの?
断ってるの?」
「断ってる」
ごん!
キリアンの拳で頭叩かれ、ロレンツは頭抑えて喚く。
「犯した上に、殴るなんて酷い!」
とうとうロレンツが、両手目に当てて、可愛らしく子供泣きする。
「…泣き真似だって、一発で解る」
キリアンに言われ、ロレンツはとうとう叫ぶ。
「半分は、本気で泣いてる!」
夢見てるキースが呟く。
「キリアン、絶対責任取らないな」
セルティスも頷く。
「『知らない』で、ばっくれ倒す」
アリオンとシーリーンは
『何を今更、解りきった事を…』
と、俯いて溜息。
レオだけが、本気でぼそり。と囁いた。
「…俺じゃ無くて本当に良かった。
…キリアンにはどれだけ安全そうでも、絶対近寄らない」
セルティスとキースがレオを見る。
キースが、ぼそり…と言った。
「レオ…って案外、予想外の事故って起きるもんな」
セルティスも頷く。
「…レイデンとか?」
アリオンとシーリーンは、がっくり。と肩落とし、皆から背を向けるレオを見た。
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