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夢の中の調教
263 キリアン、今だ歩哨のまま
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「…鍵…かかってないか?」
アリオンが、扉のノブをがちゃがちゃ言わせる。
「……………………」
シェナンとロレンツが、顔を見合わせる。
「あいつ…割と利口?」
シェナンが言うと、ロレンツも頷く。
「俺だって、面倒な奴らだったら鍵かけて閉じ込める」
アリオンが二人の呑気具合に呆れる。
「閉じ込められてんのに、それか?!」
とうとうアリオンはがっ!がっ!と扉を蹴り始める。
少し離れた石牢で…キリアンが目を覚ます。
がっ。がっ。と言う音の方に歩き…そして、デュランがあくびして立っているのを見つける。
「…あれ…囚人?
俺、見張る?」
デュランは扉が凄い勢いで、がっ!がっ!と蹴られてるのを見る。
そして今だ歩哨してるキリアンを見ると
「これ…鍵。
お客いるから、開けてもいいけど…勝手にさせて。
俺の方には、寄越さないで」
とキリアンの手の平の上に鍵を落とす。
「客?
囚人じゃ無い?」
デュランは頷き、歩哨の待機部屋へ、戻って行く。
キリアンは鍵を手渡され、暫し無言。
がんっ!
かちゃかちゃ…。
パタン…。
扉が開くなり、アリオンは帰って来ないレドナンドが気になって、キリアンの横をすり抜け、廊下に飛び出して行く。
そして、石の廊下に出た時、ヨロめくリチャードと出会う。
「ファオンは?!」
怒鳴ると、リチャードはくらくらする頭を振りながら、ぼそりと言う。
「上」
言うなり、アリオンは階段を駆け上がって行く。
「あ、シーリーンは…?!」
リチャードの問いはアリオンには届かず、リチャードは返事を貰えなくて、まだぼーっとする頭を、もう一度、振った。
「…キリアン」
シェナンが扉を開けたキリアンに声をかけ、ロレンツはもう背を向けて、逃げ腰。
シェナンがロレンツの襟首掴む。
ロレンツは掴まれて、手足をバタつかせて逃げようとする。
「キリアン。
このコに、コマされていいから」
にこにこ笑って、ロレンツの襟首掴みながらそう言うシェナンに、ロレンツが怒鳴る。
「俺凄く嫌(や)なんだけど…!」
キリアンはロレンツを見る。
「…コマされる…?
じゃ俺、このコ、咥えれば良い…?」
シェナンが嬉しそうに笑う。
「ああ!
それなら多分、怖気てるこのコも勃つから。
多分無事コマせる」
「…解った」
キリアンは言うと、シェナンの横を通り過ぎ、襟首掴まれて手足バタつかせるロレンツの前に屈む。
腰布を避け、手で握って取り出し、ぱくっ!と咥える。
「……………間違いなく、かかってる…催眠術」
シェナンがそれを目を見開いて見て、呟く。
けどロレンツは、咥えられて舌で舐め上げられて愛撫されまくり、仰け反って呻く。
「そんな…呑気な…あ…あっ!
キリアンダメそこ!
そこされたら直ぐ俺、逝っちゃう…!」
するとキリアンは顔を上げて、自分の腰布はだけ、ロレンツの正面に立ち、腰に腕を回し、ぐい。と抱き寄せ、ロレンツの男根を自分の蕾に導く。
「なんかロレンツの方が…襲われてるカンジだな…」
シェナンは言って、こそっと部屋を出て行く。
「こら!
俺、置き去り?!
酷いシェナン!
俺崖登って扉開けてやったのに!」
けどシェナンは
「ゴメンねロレンツ。
俺でも流石に許容範囲超えてるから…これ以上見ると、精神衛生上悪い。
じゃね。
キリアン正気に戻ったら、部屋出て良いから」
「酷いシェナンーーーーー!
あっ…あ…キリアンその動き…ヤバい…。
俺逝きそう…」
キリアンはロレンツを蕾に咥え込んで、腰を揺する。
「…ん…」
自身も腰を使って感じたように眉を寄せる。
ロレンツはその色っぽさに、思わず見惚れる。
けれどまた…ぐいん!とキリアンに腰を使われ、思わずロレンツは仰け反った。
アリオンが、扉のノブをがちゃがちゃ言わせる。
「……………………」
シェナンとロレンツが、顔を見合わせる。
「あいつ…割と利口?」
シェナンが言うと、ロレンツも頷く。
「俺だって、面倒な奴らだったら鍵かけて閉じ込める」
アリオンが二人の呑気具合に呆れる。
「閉じ込められてんのに、それか?!」
とうとうアリオンはがっ!がっ!と扉を蹴り始める。
少し離れた石牢で…キリアンが目を覚ます。
がっ。がっ。と言う音の方に歩き…そして、デュランがあくびして立っているのを見つける。
「…あれ…囚人?
俺、見張る?」
デュランは扉が凄い勢いで、がっ!がっ!と蹴られてるのを見る。
そして今だ歩哨してるキリアンを見ると
「これ…鍵。
お客いるから、開けてもいいけど…勝手にさせて。
俺の方には、寄越さないで」
とキリアンの手の平の上に鍵を落とす。
「客?
囚人じゃ無い?」
デュランは頷き、歩哨の待機部屋へ、戻って行く。
キリアンは鍵を手渡され、暫し無言。
がんっ!
かちゃかちゃ…。
パタン…。
扉が開くなり、アリオンは帰って来ないレドナンドが気になって、キリアンの横をすり抜け、廊下に飛び出して行く。
そして、石の廊下に出た時、ヨロめくリチャードと出会う。
「ファオンは?!」
怒鳴ると、リチャードはくらくらする頭を振りながら、ぼそりと言う。
「上」
言うなり、アリオンは階段を駆け上がって行く。
「あ、シーリーンは…?!」
リチャードの問いはアリオンには届かず、リチャードは返事を貰えなくて、まだぼーっとする頭を、もう一度、振った。
「…キリアン」
シェナンが扉を開けたキリアンに声をかけ、ロレンツはもう背を向けて、逃げ腰。
シェナンがロレンツの襟首掴む。
ロレンツは掴まれて、手足をバタつかせて逃げようとする。
「キリアン。
このコに、コマされていいから」
にこにこ笑って、ロレンツの襟首掴みながらそう言うシェナンに、ロレンツが怒鳴る。
「俺凄く嫌(や)なんだけど…!」
キリアンはロレンツを見る。
「…コマされる…?
じゃ俺、このコ、咥えれば良い…?」
シェナンが嬉しそうに笑う。
「ああ!
それなら多分、怖気てるこのコも勃つから。
多分無事コマせる」
「…解った」
キリアンは言うと、シェナンの横を通り過ぎ、襟首掴まれて手足バタつかせるロレンツの前に屈む。
腰布を避け、手で握って取り出し、ぱくっ!と咥える。
「……………間違いなく、かかってる…催眠術」
シェナンがそれを目を見開いて見て、呟く。
けどロレンツは、咥えられて舌で舐め上げられて愛撫されまくり、仰け反って呻く。
「そんな…呑気な…あ…あっ!
キリアンダメそこ!
そこされたら直ぐ俺、逝っちゃう…!」
するとキリアンは顔を上げて、自分の腰布はだけ、ロレンツの正面に立ち、腰に腕を回し、ぐい。と抱き寄せ、ロレンツの男根を自分の蕾に導く。
「なんかロレンツの方が…襲われてるカンジだな…」
シェナンは言って、こそっと部屋を出て行く。
「こら!
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酷いシェナン!
俺崖登って扉開けてやったのに!」
けどシェナンは
「ゴメンねロレンツ。
俺でも流石に許容範囲超えてるから…これ以上見ると、精神衛生上悪い。
じゃね。
キリアン正気に戻ったら、部屋出て良いから」
「酷いシェナンーーーーー!
あっ…あ…キリアンその動き…ヤバい…。
俺逝きそう…」
キリアンはロレンツを蕾に咥え込んで、腰を揺する。
「…ん…」
自身も腰を使って感じたように眉を寄せる。
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けれどまた…ぐいん!とキリアンに腰を使われ、思わずロレンツは仰け反った。
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