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夢の中の調教
228 調教されちゃった?ファオン
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ファオンはキースが引き抜いた後、両腕横に広げ、手首を鉄の棒に縛られ、顔を下げて吐息吐く。
けれど…挿入されたソーセージに、塗られた薬混じりのオイルのせいなのか…。
直ぐ、奥が疼いて、腰を捩る。
ぽろぽろっと頬に涙を滴らせ…目前で男根をしまい込む、セルティスを切なげに見る。
キースが背後で、股の間の布を直して呟く。
「俺は、逝ったばかりだしな」
セルティスが歯を剥く。
「俺だってだ!」
そして、キースが扉に向かう前に、セルティスはさっさと立ち上がって、扉を開けて出て行った。
「…レオ。
出番だ」
レオは椅子に座っていたが、振り向いて頷く。
セルティスとすれ違い様、レオは囁く。
「ファーレーンも罪人として、捕らえられてる。
だがキースには、決して言うな」
セルティスは横のレオを呆けて見る。
赤い髪は肩の上で輝き、男らしい鷲鼻と頑健な顎の、迫力ある美丈夫。
「…どうせいつかは聞きつけると思う」
「遅い程、いい」
セルティスは頷く。
レオが別室に消えて行く。
セルティスは入れ替わりにレオの座っていた椅子に腰掛け、テーブルの上の、酒瓶取り上げラッパ飲みし、吐息を吐いた。
レオが室内に入って来ると、キースは顔を上げる。
レオはキースが慌てて、使用したソーセージの束を横に隠すようにして片付けるのを目にすると、ぼそりと言った。
「…それ、捨てろよ」
キースは苦笑う。
「そうする」
が、レオは疑うように、キースの笑顔をじっ。と見る。
キースは慌てて縛られて衣服が半剥きのファオンに、レオの視線を促す。
「…挿入(い)れてもいいぜ」
レオは吐息吐く。
「まずは、口だ。
逃げないようなら、手の使い方も覚えさせないと」
キースはうきうきして言った。
「…縛りを、変えるんだな?」
レオは呆れる。
「お前、本当に楽しそうだよな」
夢見てるレオは呟く。
「あのソーセージ、あいつ絶対捨てないな」
セルティスも頷く。
キースが憤慨する。
「セルティス。お前が言い出しっぺなんだぞ?
悪いのは全部俺か?!」
セルティスが言い返す。
「リチャードも別人格だし。
俺もそうだ」
途端、キースもアリオンもシーリーンもが、セルティスを見る。
「…あるよな。意外とああいう部分」
キースがこそっ。と言うと、シーリーンも頷く。
「…珍しく怒ってたりすると」
アリオンもぼそっ。と言う。
「普段温厚な分、キレると怖い」
セルティスが三人を、じろり。
と見た。
レオが横で一人、大きな溜息を吐く。
「…何にしても、俺の顔したヤツが…。
まんまとソーセージ食わされる場面だけは、例え夢でも見たくないぜ」
四人は一斉に、そう言ったレオに振り向いた。
レオがファオンに屈み、腰布を取り退けて晒す。
ファオンはもう、そっ…と口を開けて含む。
レオはファオンの口腔内に包まれて、眉間を寄せ、感じて囁く。
「…早いな」
キースは明るく言いかけた。
「ソーセージのお陰…」
レオに視線を向けられ、慌てて造り笑う。
「当然、使用したソーセージは、“ソーセージ造りの名人、アンダの作ったものだから、一本足りとも勿体無くて捨てられない"
…なぁんて言わずに…ちゃんと捨てる」
最後の“ちゃんと捨てる”の声だけがあんまり小さくて…レオはファオンに舐め上げられて舌を使われ、感じながらも不信の眼差しを、キースに向けた。
レオはファオンの口から引き抜いて言う。
「次はお前だ」
キースは場所をレオと入れ替える。
そして、ファオンに屈み込むと囁く。
「…口に挿入(い)れるの、好きみたいだな…」
ファオンは濡れた湖水の青い瞳をキースに向ける。
「…うずうずして…思い切り突いて欲しいけど…。
舐めないと、挿入(い)れてくれないんでしょう…?!
僕…体が変…。
凄く変…」
そう言って、またぽろぽろと涙を頬に滴らせる。
キースは優しく言う。
「泣かなくていい。
されるとたまらなくなるんだろう?
もっといやらしくなって、平気だから」
レオは呆れ、ファオンが必死に口で育てた逞しい男根を、背後からファオンの膝を腿で広げて、腰に両手を添えて引き寄せ、ファオンの蕾に押し当てた。
ファオンの真っ赤な唇が戦慄く。
また、ぽろぽろぽろっ。と涙を滴らせる。
「あんな…所に挿入(い)れられるなんて…凄く…嫌なのに!」
キースはまた、笑う。
「…でもされたいんだろう?」
ファオンは悔しげにキースを睨み…けれど一気にレオに貫かれて、背を反らす。
「ああっ…!
あんっ!
あっ!」
レオは激しく腰を突き入れながら、掠れた声で囁く。
「まだ…ちょっと狭いな」
キースが言葉を返す。
「俺が挿入(い)れただけだから」
「セルティスは?」
「口で」
ファオンは身が、手首と足先までびりびりと痺れて首を振る。
「ああっ!」
ずんっ!と突かれると、脳天にまで痺れが走る。
「あぅっ!」
キースはその様子を呆けて見る。
「…やっぱり、レオのは強烈みたいだな」
終いにファオンは、口の端からセルティスの以前放った液と、よだれとを滴らす。
キースはそれを見てまた、囁く。
「…どうしてヨダレ垂らしてても、可憐でそそるかな…。
凄く、色っぽいぜ…」
キースにそう言われて、ファオンはかっ!と頬を染め上げる。
半分剥かれた衣服に晒された、白い背が…レオが突き上げる度に、ピンクに染まる。
キースは笑う。
「良かったな…。
これから違う男に違う持ち物で、違った突き方をされると…。
もっともっと、欲しくてたまらなくなるぞ?」
ファオンはまた、ぽろぽろと涙を零して泣く。
「そんなの、嫌っ!
っあ!
ああっ!」
けれどたいそう色っぽく身をくねらすファオンを見つめ、キースはくすくすと笑う。
「まだもっと、色々出来そう…」
ファオンが全身痺れたように背を反り返す。
レオは身を痙攣させ、吐息吐いて動きを止める。
キースがファオンの剥き出しの男根を見ると…石の床に解き放ってた。
「流石だな。
ファオン、挿入されただけで、逝ったぜ」
レオは腰布を直してキースを見る。
「お前の時は?」
「手で触ってやってた」
レオは肩を竦める。
「少し休めるか?
それとも続けるか?」
「水を飲ませて続けよう」
キースの言葉に、レオは頷いた。
「…ファオン…熟睡してて良かったぜ…」
夢見てるアリオンの言葉に、シーリーンも頷く。
「怒ってたろうな。見てたら」
セルティスが囁く。
「…自分も欲しくなるんじゃ無いのか?
あれでファオンってレオに挿入(い)れられるの、かなり好きだよな」
セルティスは自分の独り言のような、ぼそりと言った言葉に…。
アリオンとシーリーンが凄く、睨み付けてるのに気づく。
「キースにされるのも、かなり好きだと思うぜ?」
急いでそう付け足すと、キースが言った。
「お前に抱きしめられて突き上げられるのも、相当好きに見えるけど」
他の全員が頷くので、セルティスは慌てて顔を背け、言い訳の言葉を言い淀んだ。
けれど…挿入されたソーセージに、塗られた薬混じりのオイルのせいなのか…。
直ぐ、奥が疼いて、腰を捩る。
ぽろぽろっと頬に涙を滴らせ…目前で男根をしまい込む、セルティスを切なげに見る。
キースが背後で、股の間の布を直して呟く。
「俺は、逝ったばかりだしな」
セルティスが歯を剥く。
「俺だってだ!」
そして、キースが扉に向かう前に、セルティスはさっさと立ち上がって、扉を開けて出て行った。
「…レオ。
出番だ」
レオは椅子に座っていたが、振り向いて頷く。
セルティスとすれ違い様、レオは囁く。
「ファーレーンも罪人として、捕らえられてる。
だがキースには、決して言うな」
セルティスは横のレオを呆けて見る。
赤い髪は肩の上で輝き、男らしい鷲鼻と頑健な顎の、迫力ある美丈夫。
「…どうせいつかは聞きつけると思う」
「遅い程、いい」
セルティスは頷く。
レオが別室に消えて行く。
セルティスは入れ替わりにレオの座っていた椅子に腰掛け、テーブルの上の、酒瓶取り上げラッパ飲みし、吐息を吐いた。
レオが室内に入って来ると、キースは顔を上げる。
レオはキースが慌てて、使用したソーセージの束を横に隠すようにして片付けるのを目にすると、ぼそりと言った。
「…それ、捨てろよ」
キースは苦笑う。
「そうする」
が、レオは疑うように、キースの笑顔をじっ。と見る。
キースは慌てて縛られて衣服が半剥きのファオンに、レオの視線を促す。
「…挿入(い)れてもいいぜ」
レオは吐息吐く。
「まずは、口だ。
逃げないようなら、手の使い方も覚えさせないと」
キースはうきうきして言った。
「…縛りを、変えるんだな?」
レオは呆れる。
「お前、本当に楽しそうだよな」
夢見てるレオは呟く。
「あのソーセージ、あいつ絶対捨てないな」
セルティスも頷く。
キースが憤慨する。
「セルティス。お前が言い出しっぺなんだぞ?
悪いのは全部俺か?!」
セルティスが言い返す。
「リチャードも別人格だし。
俺もそうだ」
途端、キースもアリオンもシーリーンもが、セルティスを見る。
「…あるよな。意外とああいう部分」
キースがこそっ。と言うと、シーリーンも頷く。
「…珍しく怒ってたりすると」
アリオンもぼそっ。と言う。
「普段温厚な分、キレると怖い」
セルティスが三人を、じろり。
と見た。
レオが横で一人、大きな溜息を吐く。
「…何にしても、俺の顔したヤツが…。
まんまとソーセージ食わされる場面だけは、例え夢でも見たくないぜ」
四人は一斉に、そう言ったレオに振り向いた。
レオがファオンに屈み、腰布を取り退けて晒す。
ファオンはもう、そっ…と口を開けて含む。
レオはファオンの口腔内に包まれて、眉間を寄せ、感じて囁く。
「…早いな」
キースは明るく言いかけた。
「ソーセージのお陰…」
レオに視線を向けられ、慌てて造り笑う。
「当然、使用したソーセージは、“ソーセージ造りの名人、アンダの作ったものだから、一本足りとも勿体無くて捨てられない"
…なぁんて言わずに…ちゃんと捨てる」
最後の“ちゃんと捨てる”の声だけがあんまり小さくて…レオはファオンに舐め上げられて舌を使われ、感じながらも不信の眼差しを、キースに向けた。
レオはファオンの口から引き抜いて言う。
「次はお前だ」
キースは場所をレオと入れ替える。
そして、ファオンに屈み込むと囁く。
「…口に挿入(い)れるの、好きみたいだな…」
ファオンは濡れた湖水の青い瞳をキースに向ける。
「…うずうずして…思い切り突いて欲しいけど…。
舐めないと、挿入(い)れてくれないんでしょう…?!
僕…体が変…。
凄く変…」
そう言って、またぽろぽろと涙を頬に滴らせる。
キースは優しく言う。
「泣かなくていい。
されるとたまらなくなるんだろう?
もっといやらしくなって、平気だから」
レオは呆れ、ファオンが必死に口で育てた逞しい男根を、背後からファオンの膝を腿で広げて、腰に両手を添えて引き寄せ、ファオンの蕾に押し当てた。
ファオンの真っ赤な唇が戦慄く。
また、ぽろぽろぽろっ。と涙を滴らせる。
「あんな…所に挿入(い)れられるなんて…凄く…嫌なのに!」
キースはまた、笑う。
「…でもされたいんだろう?」
ファオンは悔しげにキースを睨み…けれど一気にレオに貫かれて、背を反らす。
「ああっ…!
あんっ!
あっ!」
レオは激しく腰を突き入れながら、掠れた声で囁く。
「まだ…ちょっと狭いな」
キースが言葉を返す。
「俺が挿入(い)れただけだから」
「セルティスは?」
「口で」
ファオンは身が、手首と足先までびりびりと痺れて首を振る。
「ああっ!」
ずんっ!と突かれると、脳天にまで痺れが走る。
「あぅっ!」
キースはその様子を呆けて見る。
「…やっぱり、レオのは強烈みたいだな」
終いにファオンは、口の端からセルティスの以前放った液と、よだれとを滴らす。
キースはそれを見てまた、囁く。
「…どうしてヨダレ垂らしてても、可憐でそそるかな…。
凄く、色っぽいぜ…」
キースにそう言われて、ファオンはかっ!と頬を染め上げる。
半分剥かれた衣服に晒された、白い背が…レオが突き上げる度に、ピンクに染まる。
キースは笑う。
「良かったな…。
これから違う男に違う持ち物で、違った突き方をされると…。
もっともっと、欲しくてたまらなくなるぞ?」
ファオンはまた、ぽろぽろと涙を零して泣く。
「そんなの、嫌っ!
っあ!
ああっ!」
けれどたいそう色っぽく身をくねらすファオンを見つめ、キースはくすくすと笑う。
「まだもっと、色々出来そう…」
ファオンが全身痺れたように背を反り返す。
レオは身を痙攣させ、吐息吐いて動きを止める。
キースがファオンの剥き出しの男根を見ると…石の床に解き放ってた。
「流石だな。
ファオン、挿入されただけで、逝ったぜ」
レオは腰布を直してキースを見る。
「お前の時は?」
「手で触ってやってた」
レオは肩を竦める。
「少し休めるか?
それとも続けるか?」
「水を飲ませて続けよう」
キースの言葉に、レオは頷いた。
「…ファオン…熟睡してて良かったぜ…」
夢見てるアリオンの言葉に、シーリーンも頷く。
「怒ってたろうな。見てたら」
セルティスが囁く。
「…自分も欲しくなるんじゃ無いのか?
あれでファオンってレオに挿入(い)れられるの、かなり好きだよな」
セルティスは自分の独り言のような、ぼそりと言った言葉に…。
アリオンとシーリーンが凄く、睨み付けてるのに気づく。
「キースにされるのも、かなり好きだと思うぜ?」
急いでそう付け足すと、キースが言った。
「お前に抱きしめられて突き上げられるのも、相当好きに見えるけど」
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